不思議な光景

1時間目は、やっぱり「取り出し」です。どうしたものかと思いましたが、とにかく「取り出しが自分にとって役に立つ」と思ってもらわないと、inclusiveな教育にならないので、ここはふんばりどころです。幸い明日もあるから、今日は三角関数のグラフだけをやることにしました。これだけならば15分で終われるので、3人グループと4人グループの2セッションできます。で、残りの時間はぐるぐるまわって質問受け付け。さすがに今日は手応えあったな。まぁそりゃ試験の2日前ですからね。
とにかく、毎回のテストが足引っ張りにならないようにすれば、どこかで一発逆転も狙えるから、そこが目標ラインです。

で、夜は北摂共和国のある市の人権担当者の飲み会です。いちおう「打ち合わせ」という名目ですが、相談もありーのよもやま話もありーの。
それはそれでいいのですが、隣のテーブルの会話に、おそらく全員が耳ダンボでした。とにかくひたすらセクシュアリティにかかわる飲食店系の話が延々と続きます。飲んでる時の話題って、たいていくるくる変わっていくものなんじゃないかなと思うのですが、変わらない。どんだけその話が好きなんだというくらいに変わらない。ちなみに、話題を出すのは、当然そういう飲食店にいく人なので、男と思われる外見を持っておられる方で、そうなると女と思われる外見を持っておられる方は聞き役&相づち役&笑い役で、それがまたコントラストとしておもしろい。
隣のテーブルに興味を持つのは悪いなと思うのですが、あまりにも興味をひいてしまうので、これはしかたないかなと。
で、そろそろ帰ろうと思ったところで飛び込んできた単語が「トランスジェンダー」です。さっきまでの会話とどうつながるねんと思ったけど、たぶん一連の流れなんでしょうね。もちろん話を全部聞いてるわけじゃなくて、どうしようもなく飛び込んでくる単語が脳みそに蓄積していっただけなので、バイアスがかかってたんだと思うのですが、あまりにも唐突なので驚いたという。
お店を出てからみんなで「あれはなんだったんだ」と話してたので、みんな同じ感想を持ったんじゃないかな。
でもまぁ、考えてみると、例えばムラ中のお好みの話を暑く語るわたしも「あいつなんやねん」な存在だし、そこでの会話をとりあげるだけでその人がどんな人かなんてわかりません。かなりいろいろ知っている人が「ネタ」を話してたという可能性もかなりあるわけで、でもとにかく不思議な光景でした。
てか、今日にしても、隣のテーブルから見たら「あいつらなんだったんだ」ってことになるかもしれないし、もっと言うなら、今日はかなりマトモなメンバーで、IずみちゃんとかK野さんとかKうさんとかHがしさんとか、その他たくさんの変態友だちと飲んでる時の会話を隣で小耳に挟んでたら、確実に「あいつらなんだったんだ」ってなるわけで、これはもう、お互いさまってことでしょうね。

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