とりま平常運転

今日はいつもの通り、授業にまみれる一日です。そんな合間を縫って、明日のことを少し考えたり、印刷作業をしてみたり。
なんか、結局5分で終わる仕事が10個あるなら、とにかくやり続けたら50分で終るし、空き時間を1時間使えばそれでOKということなんですよね。そんな仕事のしかたでいいなら、そうするというだけのことです。
そうこうしていたら、事務長がやってきて、とある出張に予算がつくことを伝えてくれました。仕事で行くんだからあたりまえのことなんだけど、でもホッとしました。支店長とケンカするのはめんどくさいですからね(笑)。
そんなこんなで、定時にあがって、今日も接骨院。家に帰ると新しい靴が来てました。

うれしいな(^^)

中高生だからといって容赦しないぞo(^^)o

朝、目が覚めると8時前。でも、昨日寝たのが3時まわってたはずなので、5時間寝てないということですね。明らかに睡眠不足です。そのまま9時くらいまでもそもそして、むこうで物音がしはじめたので、そろそろ起きるかと。K野さんはすでに出勤してるので、残った3人でコーヒー飲んで朝ごはんを食べて。他の人が食べないので、わたしは食べ過ぎてしまいました。
で、今日のお座敷の会場へ。今日は徳島県の「中・高生の人権交流事業」のお座敷です。
徳島県では、県を3ブロックにわけて、それぞれのブロックで中高生があつまって、自分たちでテーマを決めて1年間研究をします。そして12月に全県が集まって発表しあうというとりくみをされてます。想像するに、かつては「県奨」あるいは「中高生友の会」だったのが、こういう形でみんなが参加する形に変わっていったんだろうと思うのですが、それにしてもそれを残してるってのがすごいです。
で、今年の中部ブロックの子どもたちが研究テーマとして選んだのが「セクシュアルマイノリティ」だったと。で、いままでいろいろ研究してきたけど、もう一発深めるために、わたしにお声がかかったと。そういうことらしいです。
集まってこられたのは、中学生と世話人の教員がそれぞれ20人弱、高校生が10人弱。みなさん、すごく真剣な顔をされてます。となると、当然こちらもガチンコ勝負を挑まなきゃならんでしょう。
中学3年生のお座敷では、通常50分くらいの特別ミッションでいくのですが、今日は与えられてる時間は意見交換も含めて3時間半。中学1年生もいるらしいですけど、そんなの関係ありません。真剣に迎え撃ってくださる限り、こちらも容赦せずにガチンコで勝負をかけるのは、子どもたちへのリスペクトです。こんなの去年の全同教以来です。ミッション3のフルバージョンで勝負することにしました。
てことで冒頭
「ふだんは生徒さんに聞いてもらうときは50分くらいの話をしますが、今日は教職員研修なんかで話すフルバージョンをやります。なぜなら、わかりやすく伝えるためになにかを省略すると、それは結果的にウソを伝えることになるからです。みなさんがセクシュアルマイノリティについて研究したいと考えておられるのであれば、ウソを伝えるわけにはいきません。それは、みなさんへのリスペクトです。でも、話の中身は時としてややこしいかもしれませんが、決して難しいわけではありません」
と前置きをして、お座敷スタート。
心がけたのは、早口にならないこと。あとは、疲れてきたと思ったら休憩を入れること。それだけで、結局3時間話しました。でも、みなさん、寝ることもなく(笑)、真剣に、時に笑い声も出しながら、和やかな雰囲気で聞いてくださいました。
4時から4時半までは意見交換。子どもたち、たぶんメッチャお腹いっぱいで疲れてるだろうけど、一生懸命「返し」をくれます。すごいわ、この子ら。こんな子らを徳島では育ててるんだなぁと思うと、やはり一方ではそれを可能とする教員の態勢づくりの大切さを感じますね。

で、名残惜しいけど、5時くらいに会場をあとにして駅に移動。向かうは「安兵衛」です。ここ、去年クズの宴会やったところです。そういやあの時はお店に入ったら桂正孝さんがおられてびっくりしたんだよな。
でも、今日はもちろんそんなこともなく、K野さんとふたりでまたーりとした呑み。てか、K野さんはウーロン茶ですけどね。
でも、さすがに3時間半のお座敷で、自分の中がカラッポになった感じです。いつものようにしゃべるのではなく、ポツリポツリと話をしながら、チビチビと日本酒を呑んで、7時前に「総括呑み会」終了です。
再びバスに乗って、缶チューハイ呑んだら寝ちゃいました。気がつくと京都。やれやれ。さてと帰ろうか…。

後かたづけのあとは呑む

朝、何が悲しくて6時頃に目が覚めるんだろ。でも、一度目が覚めてしまったら、やはり寝られません。隣で寝てるパートナーがうらやましいかぎりです。
とにかくのそのそ起きだして、バーベキューコンロを洗いましょう。今年の感じでは、どうも小さそうなので、来年はもっと大きなのに買い換えようかなと、ふと思ったり。とにかく、洗い物を終えて、今年の東九条マダンもおしまいです。
で、昼前に移動開始。京都駅につくまでに、ヨドバシ行って、コンピニ行って、郵便局に行ってからバスに乗車。体調はイマイチだけど、とりま、昼ごはん。

ちなみに、向かうは徳島です。
バスの中で一本のメールが。
東九条マダンの売りあげ、おかしいと思ってもう一回数え直したら、数えてないお札があって、黒字でした」
とのこと。ホッとしましたo(^^)o
で、3時間後には徳島です。

便利なもんだなぁ。で、K野さんと合流。途中買い物を済ませて、K野家へ。とりあえず、箸休めの一品くらいはつくりますか。

ほどなくK原さんとO元さんも到着。宴の開始です。O元さん、ライザップをやってるらしく、激やせです。すごいな。やっば、わたしも走ろうかな。そんなことを思いながら、あれやこれやのクズの宴は延々と続いて、途中爆睡をはさんで、結局3時に就寝です。
ヤバい…。

今年もやってきた東九条マダン

起床は平日と同じ5時45分です。眠い…。なにが悲しくて休みの日にこんな早起きをしなくちゃならないのかと思うのですが、東九条マダンだからしかたないです。昨日の夜は疲れ切っていて荷物の積み込みができなかったので、朝早くから荷物を積み込んで、もと山王小学校へと向かいます。
会場について、場所を確認して、荷物をおろして、途方に暮れるのは毎年のことです。なにせ、荷物が多い。でも、卒業生や仲間の人達が来てくれて、ようやく開店準備ができました。

今年のキムチはどんな味かな。

ふむ、漬かりが少し浅めかな。あと、少しチャバしてるかな。少し塩抜きが足りなかったかもしれません。でも、ごはんにもキムチにもあいそうです。
で、肉を焼きはじめます。いい煙具合です。

昼前まではほとんど動きがなかったのが、11時をまわったあたりからとつぜん大忙しです。ごはんとか、炊いても炊いても間にあいません。
ちなみに、わたしの仕事はというと、ごはんを発泡スチロールの器に入れる係です。なので、炊けるまで45分ぐらいはヒマです。みんなものすごい勢いで働いておられるのに、すみません。でも、その時間を使って、いろんな人とあいさつしたり交流したり。そうそう、来年度の全外教の会場の話もできたのは、とてもよかったです。
で、お昼の2時半頃からお客さんの動きがピタリととまりました。どうしよう、あと2?。えい、焼いてしまえ!ごはんはあと5合。えい、炊いてしまえ!と思ったのが失敗の素です。全然売れません。でもいいんです。祭です。たしかに儲けは大切だけど、それだけじゃないんです。ここに集まって年1回お店を出すのがいいんです。
てことで、定番の裏メニュー。

これはあっという間に売り切れました。来年はこれも売ったらいいのかな。

片づけの後は、厳しい反省会(笑)。なにやら炎が出ています。

ここでも来年へ向けて「丼をメインメニューにすべき」とか「値段を上げて肉の量を増やせばいい」とか、すでに来年のことを話し合っています。てことは、来年もやるんだ(笑)。
ちなみに、今年の東九条マダンは赤字でした。

今日も打つべし!

これからの日程を考えると、どうも今日中に昨日の人権学習の作文を読んで打ち終わらないとダメみたいです。なので、ひたすら作文を読んで打ち続けました。昨日のブログにも書いたけど、子どもたちは「知らなかったこと」への驚きや、映像を通して気づいたことをふんだんに書いてくれていました。なので、作文を選ぶのが難しい。
それにしても、かつては「勉強になった」とか「差別はいけないと思った」とか、さらには「差別のない世の中になってほしい」とか、なんかガックリくるような作文が多かったのですが、先週と今週はずいぶんと違う作文を読ませてもらった気がします。ここ数年で、子どもたちの感覚が変わったのか、はたまた入学してくる子どもたちの感覚が変わったのか、よくわかりません。でも、願わくば教材に力であってほしいなと、なんとなく思ったり…。

これが最後の上映か

今日は2年生の人権学習、沖縄人権学習です。2012年だったかな、いろんな人の強力の中で、長大なビデオ教材をつくって、2014年にその経験を踏まえて新たな35分のビデオ教材をつくりました。これ、愛着もあるし、けっこう好評だったりします。でも、この教材を使えるのも今年が最後です。来年から研修旅行の行き先が変わります。
てことで、担任さんの要望もあって、ファイナルの今年は体育館で上映→わたしのコメントということになりました。ま、コメントといっても、前後に5分ずつですけどね。でも、上映中の子どもたちが見られるのはメリットです。
てことで、朝から上映準備です。少しバタバタしたけど、あっという間に準備は完了です。
伝えたいことはひとつです。
「日本は沖縄をどう見ててるのか」。
それさえ感じてくれたらいい。なぜなら、ウチナーは常にその視線を感じているからです。そして、ヤマトンチュが自らの視線に鈍感だからです。見られる側と見る側の非対称性があるということに敏感になって、そして沖縄に行ってほしい。ウチナーはみんな歴史を知ってます。でも、ウチナーが知ってることをヤマトンチュが知らない。そして知らずに沖縄に行く時、そこでのヤマトンチュの無邪気さは、実はとても残酷なんだろなと思うのです。
逆に言うと、ほんの少しの知識でいい。「少し学習をした」ということを伝えれば、例えばタクシーの運転手さんとか民泊先の人とかと、ほんの少し深くつきあえるんじゃないかと思うのです。
で、ひと言コメントのあと、ビデオを流しました。みんな真剣に見てくれてる気がします。まぁあくまでも「気」ですが(笑)
放課後、感想を読ませてもらいました。みんな、自分が知らなかったことへの驚きを書いています。そしてそれは伝えられてこなかったことへの驚きやとまどいとともにあります。そんな中で、はじめて知ったからこそ染み渡るなにかが書かれています。
やってよかったという気持ちにさせてくれます。できれば来週みんなに感想文を返したいな…。

さてと。
来年へ向けて、新たな教材をつくらなきゃ…。