昨日のこれのメール本文を、とりあえず職場に持っていきました。で、4人ばっかの教員に見せたのですが、反応は…。
某管理職「…英語は読めん…」(説明後)「…わからん…」(さらに説明後)「ま、とにかくおめでとう」
某広報部長「なになに、ふんふん
これ、どういう意味?」(説明後)「で、どうしろと」
某英語教員「すっごーい!えー、すごーい!」
某家庭科教員「うわ、読めない」
なんかなぁ…。
例えば、国体レベルのスポーツ選手がいたとして、その人がそれなりの成績をあげたら、それなりの評価をされると思うんですよね。あるいは、そういう教員がいたら、広報でも使うと思うんですよね。「うちの学校にはこんな先生がいます!」みたいな。たとえその人が、その次の年には転勤するかもしれないとしてもね。でも、「おべんきょ」の世界の話は広報には使われない。「うちの学校には、人権の全国大会で何度もレポートしーの、仕事の傍ら「おべんきょ」しーの、本も出しーの、学会誌にも載りーの、世界レベルの賞もとりーの」みたいな話は広報には使わない。まぁ、使ってほしいわけではないし、どうでもいいっちゃどうでもいいんだけどね。でも、わたしとて、それなりの専門性は持っています。そういうわたしに対して、例えば昨日の研修も含めて、その専門性に対するリスペクトがあまりにもなさすぎると思うわけですよ。ま、リスペクトなんて自分から求めるものじゃないからいいんだけどね。
ちなみに、反応の続きです。
某生徒たち「(話を聞いて)え?え?世界レベル?すごーい!(パチパチパチ)」
たぶん、生徒たちはなーんもわかってないです。でも「どうやらすごいらしい」と思った時に「とりあえず拍手や!」って反応してくれる。たぶん、これなんですよね。
わからない時に「なにかよくわからないけど、自分にはわからない世界があって、どうやらそれってすごいことで、それをこの人はしてるんだから、きっとすごいことなんだろう」という気持ちのことを「リスペクト」っていうんだと思うのです。
少なくともわたしは、そういう気持ちを持ち続けていたいなと思います。