今朝もいつも通り出勤です。
体育館に行くと、部員たちはのんびりしています。もう一個の体育館に行くと、こちらもまたーり。ならば安心です。と、とある部員から「雰囲気、悪いで。ギスギスしてる」とのご指摘(笑)。ま、いいでしょ。
そんなこんなで、ルーティンの間はわたしはのんびり自分の仕事です。部活発表からあとかたづけまでが鉄火場になります。
11時半。さてと、動くか。体育館に行って、そこからは細々とした作業の連続です。マイクは何本必要か。不要なマイクをどうするか。ミキサに接続する機器は何か。はたまた舞台の状態はどうするのがベストなのか。
1年生にこんな細かいこと、わかるはずがないです。2年生でもしんどい。3年生ならわかるだろうけど、バリエーションまでいくと、たぶん無理です。卒業生ならわかるかな(笑)。
てことで、放送ブースのあたりに寝転んで、部員に指示を出しまくりです。ま、任せられない時もあります。
で、片づけがすべて終わってミーティング。
んーと。みんな、「できなかったこと」をあげてるけど、できるはずがないんだよ。だから、できなくていいの。できることをいかに増やすかってことを考えてくれたらいい。
あとね。「雰囲気が悪い」って言ってたね。雰囲気なんていいはずがない。現場は急いでいるからね。鉄火場なんだ。そんな時に雰囲気よく話ができるはずがない。だから、それでいいんだよ。どうしたらよかったのかは、あとで振り返って考えればいい。
あとね。任すって難しいんだよ。
君たちは、今までの学校での経験で100%任されたことはあるかい?きっとほとんどないと思う。でも、わたしは任せるよ。任せるときはほんとうに任せてしまう。でも、結果には責任をとります。だって、学校に対して「ごめん」って言うだけのことだから。だから、安心して任されたらいい。
でも、任せるときに任せられる人と任せられない人は考える。「これなら大丈夫」「これはあいつしかアカンかな」「これは誰にも任せられないな」ってね。それは考える。そういうもんなんですよ。
それからね。できないことに対して個人を攻撃しちゃいけない。放送には「技術」と「動き」がある。例えば「動くけどできない人」と「できるけど動かない人」がいた時、どちらがいいと思う?それを考えたら「できないこと」への攻撃は違うことがわかると思う。個人の責任にするんじゃなくて、どうすればチームとしてうまく機能するかを考えるんだ。チームとして必要なことはたくさんある。それらがすべてできる人はいない。だから、ある瞬間に「できない人」と見られても、その人が「できる人」になることはある。そういうものを見つけいくことが大切なんた。
じゃ、みんな、もう一回文化祭を振り返って話してごらん。
さぁ、文化祭は終わった。次は体育祭。
でもその前に呑み会だ(笑)。
いつもの中華料理屋で、あーだこーだと大盛り上がりです。
でも、明日の朝、早いんだよね。さてと帰りましょう。