で、夜は来月のアクティブラーニング(笑)の打ち合わせです。
ビールを2杯とワインをボトル3分の2くらい。そして焼酎を呑んだらフラフラです。でも、歌も歌ったし、楽しくしゃべれたし、実験をやろうとも思えたし、たぶんいい打ち合わせでした。
にしても、カウンター形式。実現できるだろうか(笑)。
日: 2016年11月15日
どうすればいいんだろう
今日は、とある人権教育関係の研究会的連絡会の「管外視察」です。年度当初に「どこがいいだろう」という話が出たので、迷うことなく「柘植中学校」と言ったら、ほんとうにそうなりました。で、なぜ柘植中学校かというと、この日のレポートがすごくおもしろかったからです。とにかく、連続性と接続というキーワードにしたがってさまざまなとりくみを分厚くしておられるし、さらにいろんなことを取り入れていく柔軟さがあります。その現場に行ってみたいと思うのは、当然です。
で、バスに揺られて中学校に到着。
入った瞬間から、子どもたちの成長のために何が必要かを考え、それを提供していることが伝わってきます。顕著に出るのは、なんと言っても掲示物です。
その掲示物に込められた意味が伝わってきたのが、授業参観のあとのプレゼンです。
例えば「アドリブ力をつけたい」という話。なんか、スタティックな学力とダイナミックな学力があるなら、後者です。でも、後者の学力は前者がある程度できていないとできません。が、前者の延長線上にあるものでもない。パラダイムの変換が、たぶん必要です。
前者の力は、一日一枚の日記でつける。これも、小学校1年からやっているわけで、ハンパないです。そんなベースがあるからこそ、アドリブということが実現できる。
いま、「アクティブラーニング」とか言ってますが、そんなことはずっと前からいろんなところで試行錯誤しているわけで、それは形式ではなく、例えばこの「アドリブ力」みたいなところにあらわれていると、わたしなんかは思うのですが、まぁええか。
こんな柘植中学校も「次のステージにいきたい」と考えておられるんですよね。具体的には「ハードルをあげる」こと。全然具体的ではないんですけどね(笑)。でも、なんか伝わってくることがあります。
この「次のステージ」は、いままでの延長線上にありながら、その延長では到達しない。それをどうしようかと試行錯誤しておられるのですが、そんなことまで語っていただけました。
なんかもう、すごく刺激的だったのですが、振り返って、高校でそれをそのまま実践できるかというと、それは難しい。難しいけど、エッセンスをうまく抜きとれないかなぁ。そんかことをぼんやりと考えてました。