今日はかなり早くお家に帰れたので、テレビっ子になれそうです。
晩ごはんを食べ終えてテレビをつけると、おお!「子連れ狼」!いやぁ、懐かしい。てか、いま、こーゆーの、流行らないのかなぁ…。
と思ったけど、すぐに食器洗い(笑)。再び見たら「冥府魔道」とか言ってました。エンディングじゃん(;_;)。
気を取り直して、チャンネルをザッピング。なぜか「和風総本家」とか見てしまいました^^;;。
で、寝ようかどうしようかと思いながら、ふとNHK。
あかん。おもしろすぎる!
やっていたのは「世界で一番大きなお金 ヤップ島」でした。
ほとんど見終わったところでパートナーがお風呂から上がってきて、ひとこと。
パ「あの石貨って、なんなん?」
い「いやぁ…。それは…」
パ「だって、見てたんでしょ?」
い「うーん…。なんちゅうか…」
パ「だって、解説してる人、いたやん」
い「いや、あれ、現地の人で…」
とにかく、番組の結論は「わからん」なわけです。ま、それでいいんだと思います。
それにしても、平和をもたらす貨幣…。
ものを得るためではない貨幣。その価値は交渉しだい。
もしかしたら、石貨の交換の対象となるモノのうちのひとつは例えば「幸せ」みたいなものの象徴と考えることができるかもしれません。そして、その「幸せ」って、自分の幸せをあげるというより、相手に幸せをもたらすみたいな。つまり、自分の「幸せ」が減るわけではない。だから、石貨をなんからの代償の象徴として渡すことによって何かがなくなったり奪われたりするわけではないし、石貨を奪ったとしても、石貨そのものには「意味づけされた価値」がないので、その行為の意味がない。というより、「奪う」という行為こそがマイナスの価値を生むとしたら、そういう行為そのものは起こらない。とするなら、石貨は争いのタネにはなりようがない。
もちろん文献を読んだわけでもないし、さらに番組も途中からしか見てないし、しかもウィスキー呑んでたから、なーんにもわからないんですが、でも、石貨というか、ヤップ島の人々のものの考え方って、頭のスイッチを入れてくれる存在ではありました。
ちなみに、ヤップ島の中にも都会はあって、そこでは石貨ではなくドルが流通してるとか…。