この「おべんきょ」、おもしろいのはおもしろいんですけどね。妙なアウェイ感を感じます。
この「おべんきょ」、たぶん基本は「知識を獲得する」あるいは「スキルを身につける」話なんですね。その中で深く考えたり、オリジナルの発想を見つけ出したりということがない。すごく簡単に言うと、技術者の養成をしている感じがするんです。
まぁ、この「おべんきょ」を含むコースそのものが、おそらくは専門家を育てることが目的になっているので、そういう意味では当たり前といえば当たり前なんですけどね。
もちろん、この行動分析ってやつも、より高度な世界になると話は変わるのかもしれません。でも、初心者レベルというか専門外のわたしにとっては、高校生の数学をやってる感じです。
で、それを楽しめる、あるいは「役に立つ」「身につけたい」という人と、「考える」「思索を深める」「自分の内側を漂う」みたいなことを求めるわたしとでは、当然そこにかける気持ちは違うわけです。
でも、まわりでニコニコしながらセンセの話を聞いている人たちの顔を見て、「あぁ、もうひとつのおべんきょ仲間とはぜんぜん違うなぁ」と思ってしまいます。ちなみにもうひとつの「おべんきょ」では、みんな「うーん…」て顔をしてますからねぇ(笑)。
でも、なんか、それだけではないような気がします。
そのきっかけになったのは、ダメダメ先輩から来たメール
「実践的である」ってことが行動学な気がします。いまでこそ批判的乗り越えがあると思いますが、学問の誕生した背景が人間の行動は観察可能で統制管理の対象であるという前提に立ってたんじゃないかなぁと思います。動物と同じ刺激−反応モデルにそった。
です。
うーん…。もう少し自分のアウェイ感を掘り下げてみますか…。