「うまくいったこと?」「うまくいかなかったこと?」

今日はうちの職場の人権研修です。講師は神野ちどりさん。ちなみに、「神野ちどり」で検索かけると…^^;;。
わたし、神野さんのお話をこれまでに少なくとも2回聞いています。2回とも同じ感想を持ちました。その感想があったからこそ、神野さんの話をみんなに聞いてほしいと思いました。おそらく万人ウケする話ではない気がします。でも、
「あ!」
って思う人は必ずいるはずです。
さて、どんな反応があるかな…。

ちなみに、少し早めに来られたのでいろいろ話をしていたら、前にうちの職場に来られたことがあるとか。なんでも研修資料がうちの職場にあったので、それを来られたとか。びっくりしました。

で、お話開始。
なんだろ…。
「うまくいかなかったこと」を話されるんですね。これ、すごいことだなと思います。
「うまくいったこと」は話しやすいんです。でも、聞きようによっては「自慢話」に聞こえてしまいます。あるいはそうは聞こえなくても、「うまくいったこと」から学べることは「一本の道」な気がします。そして「そのシチュエーションだから」と逃げることも可能になります。
に対して「うまくいかなかったこと」は話しにくい。それどころか、忘れてしまいたいことであることもありえます。でも、「うまくいかなかったこと」から学べることはたくさんある気がします。「もしも自分ならば」「もしもシチュエーションが違えば」。これって「たられば」ではないと思います。なんか「無数の道」がある気がします。

神野さんの話は、たくさんの生徒・保護者・先輩たちからの学びがベースにあります。それはわたし(たち)にもできることです。でもできないとすれば…。
それは、物事をとらえる時の「まなざし」なんだろうな…。ひとつひとつの言葉に勢いのある人なので、ついそこにとらわれてしまいがちなんですけど、そこに惑わされずに、「まなざし」に気づいてほしいな。
そんなことを考える一時間ちょいでした。