今日は京都・在日外国人生徒交流会。
なんだろう。わたしがやる交流会って、基本的にはぁゃιぃ感じがするみたいで、うん十人とかいう生徒が集まる他府県の交流会とはまったく違うんです。
というか、毎回
「誰か来てくれるかな。もしも誰も来なかったらどうしよう」
というプレッシャーと闘っています。実際、ほんとに誰も来なかったこともあるので、シャレにならんのです。こんなことを20年間、100回ほど繰り返してきました。正直交流会の前は
「もうやるものか」
と思います。
でも当日が来るわけです。
で、迎えた当日
「いま、駅に向かってます!遅れます、すみません!」
みたいなメールが入ってくる。心の底からホッとします。
やがて、
「こんにちわー」
「ひさしぶりー」
みたいな感じで人が集まってきます。
今回も交流会ができるうれしさと、「よっしゃ!」という気持ちがわきあがってきます。
そんないつもの感じで、今日の交流会もはじまりました。
「なにつくろー?」
「えーと、あれ。チヂミ!大好き!」
と言うのは、なぜかフィリピンの子。
「アドボは?」
「食べ飽きた」
そりゃそうですな^^;;。
てことで、メニューはチヂミとキムチチゲに決定。もっとも、参加メンバーはフィリピン・中国・日本です。なのに、なぜに韓国料理?まぁええか…。
「チゲに納豆入れたらおいしいよ」
と仲間が言うと、みんなから一斉に
「イヤー!」
という叫び声。まぁしゃーないわな。
今回はみんなすごい勢いで動いてくれたので、あっという間に準備が完了。
みんなでワイワイ食べるごはんはおいしいです。
「○○大学に受かりました」「おめーo(^^)o!」
「赤点なしで進級できました」「イェーイo(^^)o」
なんて話をしながら、やがて自己紹介タイム。ここからがメッチャ長いのが、わたしたちの交流会の特徴です。
「なんで?」「それから?」
質問がどんどん飛んでいきます。
今回のヒットは、フィリピンの子のひとこと。
「掛け算の筆算のやり方が違うからわからない」
「じゃぁやってみて?」
見ていると同じです。何が違うんだ?
「この小さい数字*1はここに書かない」
この発言をめぐっていきなりバトルです。
「いや、そこに書く」「違う!上に書く」「そんなん書かずに覚えておいて暗算!」
まぁ、結論は日本とフィリピンの違いじゃなくて、教える教員の違いってことですね(笑)。
てな感じで交流会も終了。
やる前はほんとにしんどいけど、終わったら元気になっている。それが交流会なんですね。
*1:繰り上がりの数字