タネあかし→消せ!

で、懇親会。
職場の近くの居酒屋に行ったんですが、これが安い!で、味もそこそこ。これはラッキーです。
で、この居酒屋でようやく自己紹介。サポーターたちの、素性を明かすことにしたんですが…。考えれば考えるほど濃いぃメンバーです。よくぞこんなメンバーが集まったものだと思いながら、考えてみるとしょっちゅう集まっている気もするし、この濃さがデフォルトになっている自分に愕然としたり^^;;。

で、二次会はもちろん東九条
ここで先日某所で「わかれました!」宣言をしたYちゃんのdisり大会。しかし、Yちゃん、防御するために梅酒をラッパするのやめなさい^^;;。しかたないので、空になった梅酒のパックにジャスミンティー放り込んでおきました(笑)。
大爆笑が続く東九条の夜は延々と続きます^^;;。

暴走機関車先生

今日の午前は某大学の学生さんたちからインタビューを受けました。なかなかいろいろ調べ、考え、かなり緊張しながら来られたみたいです。ところでわたしはというと、玖伊屋明けの最悪の体調です。うーむ。
ま、いいか。2時間ほど好き放題しゃべりました。が、あれでいいのかなぁ。なんか、使いものにならない気がするんですが^^;;。

で、午後は研修会です。講師は暴走機関車先生。タイトルは「混血児はつらいよ」です(笑)。
ま、いいんですけどね^^;;。
でも、話を聞くのははじめてなんで、かなりワクワクします。
暴走機関車とはずいぶん長いつきあいになりました。でも、こんなに詳しく自分史を語ってくれたことはありませんでした。てか、2時間近くかかるんですよね。そんなに長く一方的に話をすることは日常ありませんから、あたりまえかもしれません。
途中、他の人が笑っているところですふいに涙が出てきたり、かなりヤバイ講演でした。
にしても、サポーターがうるさいのなんのって。奈良とか徳島とか大阪とかから変態たちがやってきて、もうたいへんです。ま、たしかに雰囲気を盛り上げてはくれました(笑)。
それにしても、司会者が
市川先生→トーマス先生→トーマス
って呼称を変化させていくって…。ま、だれかと似てるな^^;;。

で、おたふく

話を終えて、なんにんかのお友だちとあいさつ。
で、おたふくへ。
いや、ほんとはセミナーに出たかったんですけど、そうもいかずに^^;;。
到着すると、みんなすでにいい感じになってます。これはいけない。おいつかなきゃ!てことで、スタートダッシュを決めました。
あとはいつもの通り、グダグダです。とちゅうけーちゃんの乱入があったりして、おたふくの昼〜夜はふけていきます。
にしても、あした大丈夫かなぁ(;_;)。

初の助手つき

朝起きると…。
肩首がガチガチです。枕が悪いみたいです。考えてみると、ふだん家では慣れ親しんだ低反発の枕(首のサポートつき)を使っているんですよね。それと東九条のは対照的です。しんどそうにしていたら、K田さんが押してくれて、かなりマシになりました。ありがたいなぁ。

で、今日は性教協の全国セミナーでランチョンセミナーのお座敷です。
相手は性教育のプロ。しかも、昼ごはんの時間帯です。それ相応の話じゃないと、ご飯食べ終わったら出ていかれちゃいます。気合いを入れなきゃ!
と思ったけど、一時間後に自分が話をしてるイメージがどうしてもつかめません。これはヤバイ…。
と思いながら会場へ。
昨日下見をしたところ、話す場所とパソコンを操作する場所が少し離れてます。なので、徳島から来たHさんに助手をお願いしました。こんなのはじめてやし、ちょい緊張です。
で、お座敷スタート。
前の方にお友だちがふたり座ってます。別のところにもお友だちが。どないなってんねん^^;;。
いざ、マイクを握ると適度にテンションがあがってきました。
「せっかく昼ごはん食べてはるのにおじゃましてすんません」
とか、てきとうなこと言いながら、約一時間話してしまいました。
みなさん、それぞれにうなずいてくださったりメモをとられたり。そしてなにり笑ってもらったり。
たぶん外にいた人「こん中、なにやってんだ?」状態だったんじゃないかなぁ^^;;。

で、玖伊屋

まずは性教協の大会会場へ。打ち合わせに来いと言われたのですが、打ち合わせる相手がいない(;_;)。ま、いいか。パソコンつなげそうなんで、それで十分です。で、事務局長のところに顔を出してごあいさつ。
で、玖伊屋の会場へ。
「今回スタッフが足りない!」
ってヘルプを出したらいっぱい来てくれて助かりましたよ。なんだろ。ひとりではなんーんもできないわたしですが、「ほっとけない」が特技らしいです^^;;。

今日のメニューはそうめんです。ひたすら野菜を切って、薄焼き卵を焼いて、そうめん茹でて。
持ち込みのお酒がまたおいしい!
マッサージ、気持ちいい!
てことで、12時くらいにバタンキューです。

邪気祓いとか

えーと…。
レポートの〆切が月曜日。で、そっからさかのぼっていくと…。書けるのは今日しかないです。
まぁ、だいたいの方向は決めていたし、キーワードはメモしてあるので、あとはそれらをつなぐだけです。とは言え、まだ先は長いなぁ…。
で、ごろりと寝転んで書こうかなと思ったら、なーんか床がほこりっぽい。ダメだ。これでは。てことで、いきなり邪気祓い開始。
さっぱりした床でレポート書こうと思ったら、やたらくしゃみが出ます。やれやれ…。
それでも夕方にはレポート完成。よかった…。

さて、帰ろう

今日は帰るだけです。でも、フライトの時間が遅いので、どこかちょっとまわろうかなと。でも、ガイドブックもないし車もないし。ま、出たとこ勝負です。行きたいところはもちろんあります。栄町市場の昼の姿を見たい。
てことで、宿舎を出てバスに乗って安里へ。って、バス停の安里とモノレールの安里、ぜんぜん場所が違うじゃん。ま、いいか。歩きましょう。
なんだろ。京都の夏の暑さは湿度との闘いです。沖縄は…。やはり湿度は低いですね。でも、気温は高い。どんどん汗が吹き出てきます。サウナです。ま、昼の○ールがおいしいってもんです。
で、到着。
とりあえず、夜は一変する「街」の写真をパチリ。

ここ、初日に野入さんから
「今度来る時、あそこの旅館に泊まる?飲み屋も近いし、便利よ」
って言われたところです。ちょっと違うな^^;;
で、栄町市場をふらふら。もう、おばあとおじいの街です。でも、みなさん野菜の掃除なんかをしながら働いておられます。あ、一部「自然食品の店のレクチャー」のために並んでいる人もおられましたが…。
さて、お昼ご飯を。なににしようかなと思いながら、あたりをふらふら。ちょこっとネットで調べてみたりして、最終的に入ったお店が、初日に野入さんに教えてもらった「万富」というお店。なんでも「むじ汁」で有名な店だとか。

そうか。ずいきをこうやって食べる方法もあるんですね。今度つくってみよう。いつかわからないけど^^;;
さてと、あとはお土産を買いに国際通りに行きましょう。
うわ。観光客多!こんなに人が来てたんや…。それにしても暑っ!
途中で「こりゃだめだ」と思い、てきとうに買って空港へ。
さぁ、帰りましょう。

てことで、今回の反省点。
日傘か帽子は必需品。日焼け止めは必ず塗る。ですね。

沖縄てんこ盛り

さて、ここからは「趣味の沖縄」のはじまりです。
まずは「アメラジアンスクールインオキナワ」です。

小さなスペースに、おもちゃ箱のようにいろんなものがぎっしりと詰まっている感じです。なんか「もの」だけじゃなくて「思い」も詰まっているんでしょうねぇ。そんな空気が伝わってきます。
で、感じたのは、なるほど。暴走機関車にとっては、ここは「アウェイ」だなということ。そんなことを野入さんに話すと
「海外帰国生徒が「なつかしい」って言いますね」
とのこと。これまたなるほど…。

昼ご飯の後は、野入ゼミに乱入。今日は学生さんがふたり発表です。ひとりはジェンダー関係の話。もうひとりは離島出身者の話。おもしろい!荒削りだし、思考の深さも足りないんだけど、「そこを見るか!」という感じです。僭越ながら、いろいろツッコミを入れたりもしながら
「温泉掘り当てた感じが…。あ、温泉ないのか。油田を掘り当てた感じですよ」
とわけのわからないコメントをしちゃいました。
それにしても、あんなんでよかったのかなぁ…。

その後、学生さんの車に乗せてもらって、伊波普猶のお墓参りです。
今回野入さんから
「どこに行きたい?」
と聞かれて、う〜んと答えに詰まって、最初に出てきたのが
「伊波普猶のお墓」
でした。もちろん野入さんからは
「お墓^^;;」
というメールが返ってきたのは言うまでもありません。
でも、わたしにとっては「沖縄学のまなざし」という映像と出会ったことで、ようやく沖縄人権学習の教材ができたわけで、やはりお礼を言いたかったんですよね。
ちなみに、道中に学生さんに
「伊波普猶って、学校で習いますか?」
と聞くと、
「小学校の時に」
との答えでした。やっぱり教えてるんだ。教える内容が地域によって違うのは、おそらくは本来の姿なんだと思うんですよね。それを全国一斉のテストで学力を測ると、そりゃ地域差が出ます。もしも沖縄で教えていることをベースに全国一斉テストをやったら、たぶん他地域はボロボロですよね。
「桜は一番寒い時に咲くものだよね〜」
「テレビで梅雨の話をしている時、こっちは台風で大変だもんね」
なんて話をしています。そりゃそうだわな。経験から積み上げられたものとテストに出題されるものの2重構造は、もしかしたら過重な負担をかけているんじゃないかなぁ。
てなことを考えながらお墓参り。

有名な言葉

彼ほど沖縄を識った人はいない
彼ほど沖縄を愛した人はいない
彼ほど沖縄を憂えた人はいない

さて、次に行くのは嘉数高台です。
ここはもともとは拝所(うがんじゆ)だったとか。

「なーんにも飾ってないし書いてないのは、みんなここが「うがんじゅ」だっていうことを知っているから。そして、この山そのものがうがんじゅだからなのよ」
って野入さんが説明してくださいました。
ところが、地上戦においては高台をとると優位に立てるために、ここをアメリカ軍と日本軍が取りあって、山の形が変わるほどの激戦地になったとか。
階段を上っていくと…
「あ!」

オスプレイです。
山の上には各地の戦没者の慰霊碑があります。すべて兵隊さんの慰霊碑です。地元の人の慰霊碑をあとで見に行ったのですが、なくなっていました。なんでも赤いペンキをかけられたり削り取られたりしていたとか。
少し山を下りると「大獅子」がいました。

もう一回上に上がって、今度は展望台から普天間基地を見ます。

ひっきりなしに飛行機が飛んでます。同じジェット機がしょっちゅう飛んでいるところを見ると、タッチアンドゴーの練習をしているんでしょうか。ちなみに、下界からはエイサーの練習の音や子どもたちの遊ぶ声もしています。遠くの方で聞こえる放送に耳を澄ますと、
「来週不発弾の処理をします。○○交差点は全面通行止めです」
って言ってます。ここはまだ戦後なんだなぁ。そして今は戦前でもあるなぁ。てことは、ここは戦中なのかなぁ…。そんなことをふと思いました。
その後、近くのガマに移動。そうかぁ、こういう自然の洞窟にみなさん避難していたのかぁ。

その後、沖縄の野菜を使った朝鮮料理のお店へ。
ここで朝鮮大学校出身の弁護士さんと合流。めっちゃ変な人です。
「ひとつの枠でものを考えようとすると、必ずそこからはみ出るものがありますよね」
「うんうん」
「てことは、すべてを包括する概念は…」
「変態ってことですか」
「そうですよね」
「そのうち、変態のサマースクールとかできて」
「変態の先輩がグループの論議を聞きながら「うんうん」ってやって」
「「自己開示だ!」とか言って」
「僕も学校に帰ったら変態を自己開示します!って宣言したりして」
「変態の先輩が「よーし!」とか言ったりして」
ツボにはまって、おなかがよじれました。

で、帰りに寄ったのが沖縄国際大学です。もちろんヘリの墜落現場を見るためです。

まぁここでもお金があちこち動くわけで…。

てことで、部屋に帰ったらバタンキューでした。

固有の時間の流れがあるのかな

今回沖縄に来たのは、今日の午前に琉球大学で話をするためでした。
宿泊しているのは「研究者交流棟」というところで、教室までは徒歩圏内です。にもかかわらず、ドッと汗が出ます。やはり日向は暑い。で、教室に入るとクーラーがガッツリ効いています。この寒暖の差はなかなか堪えそうです。てことは…。寒暖の差を埋めるべく、自分が暑くならないと仕方ないかと、ちょっと勘違いの方向に行くわけで^^;;
さてそろそろ…。と思ったところに、蔦森かおるさんだ!一番後ろの席でニコニコとこっちを見てくださいます。う〜ん、緊張…。でも、この緊張は心地よい。なんだろ…。見守ってもらっているって感じでしょうか。
てことで、お座敷開始。
う〜ん、すべる(;_;)。なんしかすべる。たぶん、しゃべりのスピードが速すぎるんでしょうね。「間」の長さが違うみたいです。でも、わたしのスピードを遅くすると、今度はわたしがしゃべれなくなってしまいます。こいつはこまった…。
と、みなさんの顔を見ると、けっこうニコニコと笑顔で聞いてくださっていたり、真剣な顔でこっちを見てくださっていたり。あー、一昨日と一緒だわ。
わたしの時間の流れとみなさんの時間の流れは違うけど、その違いは「笑い声」の分だけ。きっと中身は伝わっているなと思ったので、「笑い声」を求めるのはやめることにしました。
終わってから何人かの学生さんと話ができました。一番おもしろかったのは、
「はい」
といってレジュメを見せてくれた人。話を聞きながら感じたことを自由奔放にメモしてあります。返そうと思ったら、どうやら違うみたいです。
「もらえるんですか?」
「はい、どうぞ」
なるほど。わたしへのリプライだったんですね。うれしい(^^)。
他にも自分のことを少しだけではあっても打ち明けてくれた人もいたりして。ここで話をしてよかったなと、ほんとうに思いました。
そして蔦森さん。わたしにとっては大先輩だし、あこがれでもある人です。
「久しぶりだねー」
って。たぶん…。10年ぶり。そして、2回しかお会いしていない。にもかかわらず覚えててくださったんだなぁ。お互いにバイクの写真を見せあったりして、考えようによっては「どうよ」なんですが、そこはそれ、好きなものはしかたありません。最後はハグハグ。o(^^)o
今日は蔦森さんのお誕生日。大切な時間を割いて来てくださって、ほんとうにうれしかった。

はーるばる来たぜおきなっわ〜♪

昨日の呑みすぎで、少々しんどいです。外へ出るのがおっくうです。でも、行かなくちゃ…。
てことで、電車に乗って南の方へ。途中乗り場の検索をすると…。「関空第2ターミナルビル?」そんなのあるんだ…。はー、ピーチ専用なんだ…。
とりあえず第2ターミナルビルのコンビニで昼ご飯を買って、燃料補給です。
で、飛行機に乗り込む…。いやぁ、地べたを歩いてタラップへ向かう、このオープン感覚はいいですね!クセになりそうです。
てことで、しばらくウトウトしたら、沖縄です。
さて着陸…。は?F15?んなもんおるんや!そう言えば千歳にも戦闘機がいますね。
空港からモノレールへ移動。爆音が聞こえてきました。音でか!てか、音の移動スピード、ハンパないです。遠慮ってものを知らない感じです。ま、「戦場の延長線上にある」ってことなんでしょうね。
で、モノレールに乗車。途中、天一の看板を発見してひとりにやついたりして。
お次はバスです。バス停で座り込んで待っていると、おばあがやってきて
「どこから来た?」
「京都です」
「あー、京都か。うちの子どもがR大学行って、いまは横浜で仕事をしてる。本土の大学にいったものは、みーんなあっちで結婚して住みよる」
「あー、それはあっちの田舎でも同じですよ」
「そうか。あっちは仕事あるんかねぇ」
みたいな会話。なんか、いきなりすごい会話をしてしまいました。
で、バスに乗り込んでひょいと上を見ると…。

あー、飲食禁止ですね。しかし、ハンバーガーか…。

で、到着したのは琉球大学。ちょっと迷った後、無事、野入研究室に到着。
とりあえずあいさつをかわして、「おばあ」の話なんかをして…。
「えー!いつきさん、それ、めっちゃ典型的な語りですよ。でも、インタビューしてもなかなか話をしてくれないし、すごい!」
みたいな反応でした。ラッキーだったんだ(^^)

で、呑みに出かけます(笑)。
連れて行ってもらったのは栄町市場。もう、ワクワクします。
「しばらく散歩しましょう。行きたいところへ行ってね」
てことで、あちらこちらをグルグル。もう、この路地感覚のあやしさがたまりません。
で、「うりずん」というお店へ。
まずはオリオンビールで乾杯。続いて古酒に挑戦です。うん、おいしい!古酒もおいしいけど、料理もおいしい。料理もおいしいけど、話がまたおいしい。

こっちの精神科医はね、ユタとの闘いなんですよ。
ユタも最近人材が不足していて、通りを歩いていて引きこもりの人を見つけたりしたら
「薬なんて飲むな」
ってやるんだって。で、精神科医
「やっと治ってきたのに」
「薬なんていらない」
「いや、本人サラリーマンになりたいって」
「ユタになればいい」
「お金どうするんですか」
「薬なんか呑むからお金がいるんだ。薬飲まなければお金はいらん」
「…、なるほど」

みたいな話とか

ユタもたまに聞こえすぎる時があってね、そんな時は精神科に行くんだけど、治っちゃうと聞こえなくなるから、薬の量を調整して、蛇口をちょっと閉めるぐらいにするみたいよ。

とか…。思わず、「沖縄のマリオさん」もそんな闘いやってんのかなぁとか創造しちゃいました。

で、お店を出て野入さんとバイバイ。小腹が空いたので、近くの沖縄そばの店に行って半そばを食べて、表に出ます。
ちょっとぐるりを歩くと…。
いきなりT田新地感あふれる街になっています。
なんか、もう…。
ディープな夜は更けていきました。