近世出版事情

今日のおべんきょのテーマは…。
うーん^^;;。おもしろくないというか、おもしろいというか。
簡単に言えば、「今も昔も売れない本は出版社はつくりたがらない」ってことと「ベストセラーを書く人は、書きたいことを書く人ではなく、売れる本を書く人」ってことなんですけど。まぁ、わたしがわかったのはそこまでなんですが…。
センセとすごす90分の中で、そこが深まるのがおもしろいです。

  • 江戸幕府にとって、朱子学とはどういういちづけだったんだろう。
  • 益軒は、なぜ朱子学の参考書を書こうと思ったんだろう。
  • 近世の民衆はなぜそんな「朱子学の参考書みたいな本」を買ったんだろう。

そんなこんなを、近世の民衆になった気分で考えると、なんとなく、今も昔も「民衆(もちろん含む、わたし)」って、そんなに変わらない気がしてきます。自分の存在理由を考えたり、でもオリジナルな思考ではわからないときに、なにかに憑依したり。
で、とても大切な提起。

  • 益軒の朱子学の解説本が民衆に行き渡った時に、それが特に教育という側面でなにをもたらしたか?

益軒が書きたかったことと、それを受けとめた読者の思いの間にあるズレ。そのズレがもたらしたことの中に、時代を読む本質があるのかもしれません。
そうそう。
益軒が一番書きたかった本は、とうとう出版されませんでした。
「益軒は、きっと学者になりたかったんでしょうねぇ。同時代の学者たちに憧れたんでしゃうねぇ」
とのセンセの言葉に深くうなづいてしまいました^^;;。

わわわわー!

午前は4連続授業。いや、出張が多いわたしのために、とにかく無理をして午後を開けてくださった結果なので、感謝しています。でも、なかなかです。もたろん、小学校や中学校の教員からすれば、
「それがなにか(笑)?」
といわれるのはわかっていますがね^^;;。
てことで、気がつくとお昼です。
もう、わわわわー!です。
で、午後一息ついだところで電話。あ、仕事忘れてた_| ̄|○
仕事ってひとつ忘れていたことに気づくと、芋づる式に気づくもので、あれやってこれやってしていると、またまたわわわわー!です。
放課後、「これ以上やるとタイムリミットをすぎるけど、やらないにしては微妙に時間がある」という、微妙な時間が残ったので、ソファに横になって、おべんきょの予習。と、眠気が襲ってきて…。ふと目を閉じたところに一年生が来ました。
「生徒会、やりたいんです」
それはそれは!てことで、しばし説明。説明が終わって出ていきしなに、その生徒がひとこと。
「午後のお休み中失礼しました!」
わわわわー!ですよ。
まぁ、人間できとるな^^;;。