ある課題を追っかけた時、とても排他的になるんじゃないかと、ふと思いました。その課題が大切であればあるほど、深刻であればあるほど、排他的になる。
例えば、「A」という課題について話をしている時に、「B」という課題に抵触した発言が出る。その時「その発言、B的にどうよ」てなことが言えるかどうか。「A」がさほど深刻ではない、あるいは、深刻であったとしても、「そのことだけ」ではない場であれば、きっと言えるだろうなと思うのです。ところが、「A」という課題に特化した場であればあるほど、「A」が「深刻であると認知」されていれらいるほど、それは言いにくくなる。「いや、いま、そーゆー話とちゃうし」と。
わたしはそういう場に対して、すごくアウェイ感を感じてしまう。これはしかたないです。わたしがいまだ乗り越えきれていないトラウマと言ってもいいかもしれません。
でも、そのトラウマを持ってよかった。なぜなら、自分はそうではありたくないと思えるからです。
かつて、とあるところでお座敷を頼まれ、開会のあいさつを聞いていたのですが、その中で「○○問題をはじめとし、日本にはさまざまな人権問題が…」なんていうフレーズが出てきました。そんな時、「へい(笑)。「はじめ」じゃない「二の次」の課題でございます(笑)」と言えることって、しあわせだなぁと思います。
「二の次」だからこそわかること、できることがある。わたしはわたしの課題を考える時、語る時、「排他的」にはなりたくない。「いつきさん、それどーよ」「あ、ほんまや。わたしって、まだまたまやなぁ」という、いつもの会話ができるダメ人間でいつづけたいなぁ。
月: 2013年3月
中立なぁ…。
今日は「在日外国人教育セミナー」。テーマは「京都・滋賀の朝鮮学校の現在」。とてもタイムリーなので、いろんな人が来られるかなぁと。でも、考えてみたら、たぶん「いろんな人」も限られた人数の中で取捨選択しながらあちこちに行っておられるので、たぶん吹けば飛ぶような「わたしたち」の集まりには来られないでしょうね。
てことで、ゆるーい警戒感を持ちながらセミナー開始。
ちなみに、「集会をやる」ってことは、わたしにとってどういうことかというと…。
- 会場をどこにするか考える
- 必要に応じて根まわししたり、申し込みに行ったりする
- 名簿用紙をつくる
- 最初に行って会場をあける
- 必要に応じて案内用の張り紙をしたり、視聴覚機器のセットをする
- はじまったら電気のつけ消しとか視聴覚機器の操作をする
- 終ったらゴミのチェックをして片づけして部屋を閉めてカギの返却
なんですよね。これ、セミナーなのか交流会なのか玖伊屋なのかわかりませんよね。つまり、中味じゃないってことです。どんな集まりであっても、やることは同じです。でも、そういう感覚を持たない人が多いんですよね…。ま、いいや。
セミナーの中身は…。
支援者の方の話は、いろんな「情報」がつまっていて勉強になりました。あと、朝鮮高級学校の先生の話がおもしろかったですね。スライドを使いながらの話でしたが、生徒たちがとてもいい顔をしています。てことは、楽しいんでしょうね。それから、一生懸命なんでしょうね。とても大切なことだと思います。京都の公立高校であんな顔ができる学校がどれだけあるかなと思うと…。まぁ心許ないですね。
教育の中立性ってなんだろうと、あらためて思います。カリキュラムによって、あるいは思想信条によって補助金を出すか出さないか決めるって、極めて中立的でないなぁと、ふと感じました。つまり、「中立」をどのレベルで考えるかってことです。「中立」に対して一定の審査をするということは、「審査基準」があるわけで、その「審査基準がある」ということそのものが中立ではないということだよなぁということなんです。
いや、「なんでも通しはあかんやろ」という意見はあるとは思うのですが、そういう話ではない。「中立ではない」ということに意識的である必要があるということです。「バイアスをかけて排除してる」ということを意識することが必要であるということです。自分を「正しい」と思わないということです。
単にそれだけのこと。
そんなことを、あの子どもたちの顔を見ながら、ふと感じた。まぁ、それが感じられたという意味で、参加してよかったかな。
新たな半世紀へ
にしても、朝起きて
「51歳かぁ」
と思ったのですが…。
考えてみると、いままで半世紀を生きてきたんですね。てことは、折り返し点です。今日から新たな半世紀に向けてスタートを切るんだなって思いました。しかも、前半の半世紀の最初の20年は、まぁたいしたことのない20年でした。それに比べて、後半の最初20年は、さすがにあの頃よりはマシでしょう。
うん。
「しでかしたろ!」
っていう気がムクムク起こってきましたよo(^^)o
やっとわかった
解散地点で、大学時代からお世話になっている先輩から
「呑みに行こう」
と誘われて、
「じゃあ」
とついていくわけです。これ、30年前からパターンが変わってません(笑)。
で、呑みながら聞かせてもらったのが、まさに「京都の運動史秘話」でした。そして、わたしがまさにその渦中にいたことを、今ごろ知りました。いやぁ…。
わたし、完全にその先輩のオルグを受けていたんですね。でも、そのオルグはどこかのグループへのオルグではありません。まさに「運動」へのオルグだったんです。だから、わたしが表面上「運動」から離れていても、その先輩は温かい目で見守ってくれていたんですね。そして、おそらくオルグは成功しています。
さらに、どうやらうちの父親は、そういうオルグを、おそらくわかっていながら放っておいた。今そのことに気づいて、驚きます。
まさに、父親に出会わせてもらった「運動」にわたしは育てられ、今ここにいる。
そんなことがおぼろげながらにわかった夜、そして、51歳のスタートの日にふさわしい一日でした。
ちなみに家に帰って
「ごめん、帰ると言いながら、つい呑んじゃった」
とパートナーに言ったら
「どうせそうやろうと思ってた」
と笑われてしまいました^^;;。
散歩は楽し!
家を出たのはすでに集会がはじまっている時間です。まぁ、「お散歩」に間に合えばいいや。
てことで、円山公園に到着。あ!ちょうど「制服向上委員会」のライブが終わったところだった(T_T)。まぁいいや。「お散歩」の出発には間に合いました。
で、知り合いを探したのですが、わかるわけないです。なんでも参加者は3500人とか。円山公園が満席です。
宵々山コンサート以来です(笑)。
とにかく、各種団体がぞろぞろ出ていくので、そのあたりをやり過ごして行くと、なにやらあやしげな人々が残っています。直感的に
「あのへんやなぁ」
と思ったら、やっぱりそうでした。
てことで、「お散歩隊」出発です。しばらく歩くと、ラジオ塔のまえから「サウンドお散歩隊」が合流。このあたりでちょい悶着があったりしたものの、そのあたりにいるみんながそれぞれの役割をきっちり果たして「邪魔もの」をのけたりして(笑)。
あとはサウンドを聞きながら、ゆるゆると終着地までお散歩しました。
久しぶりだったけど、たのしかった!
とにかく帰ろう
朝起きると、隣には昨日の残りのチューハイストロング。捨てるか飲むか^^;;。選択の余地はありませんね。朝ごはん用のパンをかじりながら、チューハイを楽しみました^^;;。
さて、お風呂に入って出発準備をして。
電車に乗ったはものの、いつになくしんどくて、せっかく持ってきた本もパソコンも活用せず。重いのになぁ…。まぁ、しんどい原因はわかってるんですけどね^^;;。
で、家に帰って着替えて一息ついて。
上の子どもがチャーハンをつくってくれたので、もぐもぐ。食べながらの会話。
子「今日はもうどこにも行かへんの?」
い「うん。そのつもり。でも、円山公園でバイバイ原発の集会やってるんだよね」
子「なにか話を聞きたいなら行ったら?」
い「いや、そういうのじゃないんだけどね。集会っていうのは、一人でもたくさんの人がそこに行くことに意味があるんだ」
し、しまった^^;;。んなこと言ってしまったら、行かなきゃならんじゃないですか^^;;。
てことで、行くことに決定(笑)。
で、呑み会
で、もちろんその後は呑み会です。
いや、毎回呑み会を設定してもらい、ほんとうに申し訳ないと思うのですが、やはり、ね^^;;。
とりあえず喉が乾いたのでビールから。と思ったのですが、スーパー○ライしかないのが、かなり厳しめです。旬缶どうしようかと思いましたが、やはり「ビール」の誘惑には勝てません。とりあえず一杯です。
あとは日本酒を飲みながら、おいしい話とおいしい料理。なんといっても、15年ほど前に知りあった人が、久しぶりに人権の担当に返り咲かれて、なんかうれしそうにしておられるのがうれしいです。
そんなこんなで話をしていると、あっという間に閉店時間。そりゃ、飲みはじめが遅かったから^^;;。
まぁ、来週も会うはずなので^^;;。今日は軽めに(笑)。
で、京都府北部の街へ
今日は夜、京都府北部の街でお座敷です。この街、とにかく人権にかける意気込みがすごいです。それぞれの区にある集会所で、年に何回か人権講座をされます。そこに呼ばれている人の顔ぶれを見ると、そうそうたる人々です。で、わたしはその末席にちょこんと座らせていただいている、と^^;;。
で、単にやるだけではなくて、市民の方々が興味を持って来られる。これがすごいです。「やる」のは、ある意味簡単です。が、人を集める、いや、人が集まるのは、そう簡単にできることではありません。やはり、長いとりくみのなかで、ようやく実現できることなんだと思うのです。
てことで、お座敷開始です。
聞いて下さるのは20人くらい。
ちょい硬めの雰囲気です。ファイトがわきます。この空気をこじ開けて、もみほぐして、柔らかくして、笑顔で帰ってもらうのがわたしの仕事です。
とにかくネタを振り続けます。少しずつ笑い声が起こってきます。硬い顔した人がニヤリとします。
うれしいな。
人が解放される話は、基本的には楽しい話なんですよね。どれだけしんどい話であったとしても、その人の「今」の「しあわせ」が伝わらないとするならば、やはりきついと思うのです。もちろん「今、しあわせなんかじゃない」ってこともあるかと思います。でも、「話す場所」を与えてもらっているだけでもしあわせなんだと、わたしは思います。
まぁ、そんなことを考えながら、ふと気づきました。抗アレルギー剤、効いてるよ!
お座敷中、くしゃみも鼻水も出ませんでしたo(^^)o
キタ━(゚∀゚)━!
やはりめんどくさかった
この間の懸案事項、今日片づけないとどうしようもありません。覚悟を決めて行くことにしました。
まずは、京都市北部最果ての役所まで。もちろん最寄りの駅からはチャリ&登りです。
ここで、まずはブツの受けとり。続いてチャリで登ってきた坂を駆け下ります。で、地下鉄に飛び乗って次の駅へ移動。600mのrunが待っています。これでSwimがあれば、トライアスロンです(笑)。
で、とりあえず目的地に着いたわけですが、実はこれがスタートだったりもします^^;;。今度はブツにデータをぶち込みます。で、そいつも予想外に早くすんでラッキーと思ったら、最後の難関、支払いの順番待ちが待っていました。これが長い。待てど暮らせど呼んでくれない。しびれを切らせて受付に行って確認すると、すでに書類はできているにもかかわらず、わたしの番号間違って書いてやがる!そりゃぁ呼ばれないわけです。思わず、受付の人に
「なんぼなんでもおかしいでしょ!」
と文句を言うと
「ほんとですねぇ。おかしいですねぇ。まったくですねぇ」
と、あたかもわたしの立場に立ったかのような発言。これにはさすがにキレかけました。自分の主体をはっきりさせろと。加害側の人間が被害の側に寄り添ったフリをするなと。それで免罪をするなと。
まったく!
自戒の念を込めて!ですよ^^;;!
てことで、懸案事項終了。まったく不便なことですよ。