今日出された2本のレポートはほんとうにすごかった。
あんなふうにていねいに子どもたちとやりとりができたら。あんなふうにていねいに保護者とやりとりができたら。そりゃ、子どもも保護者も、そして自分自身も変われるよ。そして、そうやって変わっていく自分をきっと好きになれるよ。
振り返ってわたしは…。
やっぱり、ここではしゃぐことが大切なんじゃない。日常が大切なんだ。
日: 2013年1月27日
仲間と
今日がメイン・日教組教研2日目
朝、メールを見たら
「カギ、うちの部屋にありました。会場に持っていきます」
というメールが入っていました。ほんとにホッとひと安心。なんせ昨日の夜
「紛失したら高いですよ」
と脅されたからなぁ(T_T)。
で、今日が本番。
午前のテーマは「労働」です。
今日も思いつくままにメモメモφ(..)。
論議の柱は3本あります。ひとつの柱あたり発言が5分。ということは、3回で15分。言いたいことが9項目あるとして、それらを3本の柱にふりわけます。まぁかなりこじつけの振り分け方もあるわけですが、爪の先っぽだけでも引っかかっていたらそれを頼りに発言します。
しかし、午前の「ネタ」は完全に宮崎の人に持っていかれました。
「わたし、せいが2回変わりましたので」
ふむふむ。てことは、FTMTFかぁ…。え?
と、突然気づきました。で、思わず
「そっちの姓か…」
とつぶやいた瞬間、会場中大爆笑(笑)。これもまた両性ならではですわ。
てことで、午前は柱2本分で終了。
すみやかに会場を離脱して、友だちと一緒に昼ごはんです。弁当なんか食べられますか(笑)。この友だちは、北海道の教研からの腐れ縁。ともにS論にほめられた仲です。外に出ると雪がちらついています。
「あの時も雪でしたね」
とか笑いながら、なぜかうなぎ屋さんへ。いや、ここしかあいてなかったんです。
ふたりとも「並」を頼んだわけですが、出てきた重箱の箱を開けたら、うなぎはふた切れ(T_T)。これが並クオリティなんですね。まぁいいです。安いから。味はおいしいし(^^)。
で、ガソリンを補給して、午後に突入。
午後は「労働」の残りの柱をこなして、いよいよ本丸「性の教育」に突入。
その筋のみなさんが、レポートを読みながら、虎視眈々と狙っておられます。で、質疑応答。
なんというか、集中砲火とはこのことです。日本中から集まったみなさんが質問の嵐を吹かせまくります。それに対して堂々と答えるレポーター。と、途中から
「すみません。勉強になりました」
との発言が…。あー…。
でも、それでいいんだよな。とてもとても手痛い歓迎のエールなんだよね。わたしもやられたことあるもん。
で、論議の時間。ここで迷いが…。思わず九州の姐さんたちのところに行って、相談。
「今回は当事者性をなしにして参加をしようと思ったんです。でも、言いたいことが、当事者性抜きではわからない内容なんです。どうしたらいいと思いますか?」
わたしにしては珍しく弱気な話です。でも、姐さんたちは真剣に相談に乗ってくださいます。
「言いたいことは言えばいいんだよ。ここに集まっている人は、いつきさんの真意をきちんとうけとめてくれる。だって、いつきさんは、この場所に仲間をつくってきたんだから…」
ありがとうございます。じんわりしみてきた優しい言葉に甘えて、久しぶりに「当事者」としての発言をしてしまいました。でも、これ一回だけね。次の発言からは、いつもの調子にもどります。
てな感じで、今日の分科会も終了。
あー、疲れた。
あ、集中砲火浴びたレポーターさん。涙がにじんでるよ。へこたれないでね(^^)。