なんか最近、立て続けに
「中学生活最後の人権学習を頼みたい」
なんていう話が3件まいこんできました。「第2のふるさと」の言葉を借りるなら
「すいやなぁ」
って思うわけですが(笑)
でも、今日行くガッコはこれのクレジットにも出ているガッコなんで、断るわけにはいきません。てことで、今年も行かせていただきました。
並んでいる子どもたちを見ると、なかなかクセのある顔をしています。ファイトがわきます。話はじめると、なんか頭があちこち動きます。でも、ところどころでピッとこっちを向きます。なんか私語してるふうに見えて、実は聞いているのがわかります。てか、気になってるんですね。
変に全員ピシッと前を向いているより、たぶんこういう子らの方が、自分のなかに落とし込みながら聞いてるんやろうなぁと思います。
てことで、1時間10分ぐらいの話終了。考えてみると、中学生向けとしては長いのかも…。
月: 2012年3月
フィールドワークと講演
朝、へろへろです。でも、今日は午後から出張だし。
職場に着いて、
「昨日の〆は結局天一でしたわ」
と報告すると、みなさんから失笑が漏れます。そりゃそうだ。
午前の業務をこなして、午後から出張。今日は、わたしの「第2のふるさと」のフィールドワークと地元の人*1の講演です。
会場に着くと、会場の人がえらい剣幕です。
「車、何台来るねん!」
「そんなん、わかりますかいな。10台くらいとちゃいますか?」
「おまえなぁ!」
まわりの人たち、メチャクチャ怖がっています。でも、この人、ものすごく優しい人です。ただ、とりあえずワンプッシュしてから笑顔になるタイプなので、そのワンプッシュ中ということです。案の定
「頼んだで」
のひとことあとはずっと笑顔。いい人です(笑)。
で、フィールドワーク開始。案内人の方から
「おまえ、最後尾な。案内できるやろ」
と言われました。いやいや、無理ですよ。
そうか、6年前まで15年間、ここに住んでいたんだなぁ。家の前まで行くと、ちょうどお向かいの人が外出から帰ってこられたところでした。
「久しぶり〜」
「ごぶさたしています」
「変わらへんなぁ。またこっち来たら寄ってや〜」
「ありがとうございます」
みたいな会話です。
その後、ムラの歴史と現状と課題についての講演。
自分史とムラの歴史が重なるあたりについては、やっぱりその人にしか話ができないわけで、すごくリアルな話になりますね。でも、逆に言うと、全体をある程度知っている人間にしかそのリアルさは伝わらないかもしれません。もちろん、内容的には十分はじめて聞く人でもわかる話なんですが、「その先」はそれなりのことがどうしても必要になるのかな。まぁ、それはムラの歴史に限らないことだとは思いますが…。
てな感じで、あっという間の半日でした。
さて、今日は帰ってのんびりするぞ…。
突然の呼び出し
と、K渕さんからメールが入りました。
K「前にいっていたミーティング、突然だけど今日か明日にしたいけど」
い「どっちもあいてますよ」
K「じゃ、今日で」
てことで、急いで家に帰って待ちあわせ地点へ。そのまま向かったのは、某焼肉屋さん*1。
しばし二人で呑んでいるうちに、本日の主役A野さんが学生さんを連れてやってこられました。いや、この方にはものすごくお世話になっています。そのお礼と、「これからもよろしく」というお願いをしたかったのですが、そんなものは一瞬で終わります。あとはいつものように、わけのわからないテンションで、わけのわからない話*2が続きます。
と、ふと気になってBんちゃんんに
「○福って焼肉屋、知ってる?」
とメールを打つと
「一回だけ行ったことがある(笑)」
という返事。即座に招集です。Bんちゃん、血筋が騒いだのか、笑いながらやってきました。
あとはさらにわからないテンションで呑み会が続きます。さすがのA野さんもあきれられたみたいです。
「2次会に行く」
とかいっているわたしたち3人を残して帰って行かれました。
その後、なぜか近所の屋台村に行って、さらに
「あそこの天一まずいし、確認しに行こう」
とか騒ぎはじめました。ここでBんちゃん脱落。最終的に、K渕さんとわたしで天一攻略。予想以上においしくなっていたのは、果たして本店からの指導が入ったのかどうなのか。
にしても、かなりやばいぞ…。
特殊業務
今年も特殊業務の日がやってきました。この業務、「本務」ではありません。なので、当然休む人もいます。きわめてまっとうな態度だと思います。でも、ほとんどの人はそれを知らされないまま、
「まぁしゃーないな」
とやるわけです。教員なんていうのはそういうものです。
ちなみに、クラブ活動も本務ではないのですが、なぜか強制的に顧問をさせられます。で、みんな
「まぁしゃーないな」
とやるわけです(笑)。
しかし、すでに20年以上も特殊業務をやっていると、さすがに慣れてきますね。さらにアナウンサー担当の方とここ数年コンビを組んでいることもあって、リラックスしたものです。でも、これって大切ですよね。過度の緊張は、逆にミスを招きます。今日はまだ寝不足が続いていることもあって、適度な緊張感をもって、やんわりと業務をこなしてしまいました。
さて、後片付けが終わったら、やり残した仕事をやって、さっさと帰ろうかな。
ひたすら眠い
朝、
「ごめん」
という声で目が覚めました。え〜と、寝坊です(笑)。考えていた列車には乗れません。でも、時間に余裕を持って組んでいたので、まぁなんとかなるでしょう。
M下さん、手際よくコーヒーとヨーグルトとキムチのせトースト*1をつくってくださり、さくっと朝ご飯。さらに駅まで車で送ってくださいました。
ほんとうにありがとうございましたm(_ _)m。
さて、とりあえず自由席を乗り継ぎながら職場に向かいますか。それにしても眠い。新幹線、乗り越さずに京都で降りられるだろうか…。
てなことを考えながら、それでもなんとか職場に到着。
いやぁ、長い3日間でした。
職場では眠い目をこすりながら、あしたの特殊業務の準備です。わたしは例年のごとく、特殊業務の中でも特殊な業務を担当するので、他の皆さんと動きがまったく違います。みなさんが「ながらモード」になったあたりからが仕事のはじまり。それでも1時間半ほどごそごそして終了。
さて、そろそろ日常モードに切り替えていきましょうか。
*1:これがなかなか!
〆はどこまでも続く
その後、なぜかM下さんの家に移動。
「お茶でも飲む?」
とか言いながら、なぜかカクテルグラスとシェーカーが目の前にあります(笑)。
そこからカクテルをつくってもらいながら、なんだかんだと3時前まで延々とガールズトーク。
ディープな夜は更けていきました(笑)。
不審者→再会
夕方の列車に乗って佐賀へ移動。すでに帰れない時間なので、今日は佐賀のお友だちと呑もうかと。
にしても、外は雨。今日は走れないな…。
で、佐賀について、合流時間まで少し時間があったので、駅近辺をウロウロ。と、バスターミナルが…。お!屋根つきトラックに見える(笑)。トイレあり。コインロッカーあり。
速やかに着替えて、コインロッカーに荷物を放り込んで、バスターミナルを延々と40分弱ジョギング。それにしても、さすがにみなさん無視ですね。あたりまえだわ。
その後、迎えに来られたM下さんと合流→居酒屋へ。
今日はめっちゃひさしぶりな感じの佐同教のコアメンバー(?)との呑み会です。
実は、今日の呑みは、単なる「呑み」だけではなくて、裏の任務もあったりします。ちなみに、昨日もそうだったんですけどね。
みなさん
「佐賀には外国人教育の実践はないですよ」
と言いながら、ちょこっと話を向けてみると、どんどん出てくるのは昨日と一緒です。たぶん、あたりまえにやっている実践なんだけど、それに「外国人教育」という名前がついていないから、それが「外国人教育」とは意識化できないだけなんでしょうね。たぶん、そんな話は全国的にあるんじゃないのかなぁ。
てなことを考えているうちに
「ラストオーダーの時間です」
とか。へ?お座敷の入り口には「6時〜8時半」とか書いてあったけど、ネタだったんだ(笑)
それにしても、イカ、おいしかった!
今日は佐世保の男女共同参画センタースピカで行われている「スピカまつり」のワークショップです。
会場に到着して、展示されているスピカまつりの過去のチラシを見ていると、講演会の講師としていろんな人が来られています。っと、石坂啓やんか!みたいな。ちなみに、今回は吉永みち子さんが来られていたようです。
で、11時からお座敷開始。お客さんはほとんどが女性*1。それも、ちょっと年齢層が高め*2。さらに、スピカまつりに来ておられるわけですから、ジェンダーに関心のある方々です*3。もう、はっきり言って一番話しやすい方々です。
話しはじめたら、予想通り、みなさんネタはちゃんと踏んでくださるし、「これは」と思われたらガチで聞いてくださるし。わたしにとっても楽しい時間を過ごさせていただきました。
でも、こういうのに慣れたらあかんな。
昼食休憩をはさんで、午後からは相談受付or質疑応答タイムです。
どうやら主催された方は相談に来られる方がおられることを予想されていたみたいなのですが、その方が今回不参加ということで、質疑応答タイムということになりました。
ふだんだと、長くてせいぜい10分程度なのに、今日は1時間半もあります。ところどころに生徒交流会のビデオを見せたり、パートナーの映像を見せたりしながら、たっぷりと「追加」の話をさせていただきました。
やっぱり、今考えていたりやったりしている最前線の話題は、こういう時間にしか話せないものですね。
ということで、3時過ぎまでいろんな人をと話をして、さらに個人的にちょこっと話をして、さくっと反省会なんぞして、とても充実した佐世保の一日が終わりました。
シャワーを浴びて髪の毛を乾かしていると、なにやら鳴っています。電話です。あ、来られたんだ。
てことで、あわてて服を着替えて合流。
向かったのは、小さな家庭料理の店です。
テーブルに並んでいるのは、イサキの煮付けとか、おからとか切り干しとか。ほんとうに家庭料理です。でもこれがおいしい!それにしても、煮付けを食べはじめると無口になりますね。なにせ、頭の部分なんで、どこがおいしいかわかるにしろ、それをせせるのが楽しい。耳は皆さんの話、指先には別の脳みそがある感じです。
で、皆さんの話がまたおもしろい。それぞれが「女性」をキーワードに長く活動をしてこられた方々です。一方、「生まれはソウル*1」みたいな方もおられて、植民地時代の支配者側からの目線について語られたり、長崎の炭鉱の街*2の話をされたりとか。
前に金沢に行った時もそうだったんですけど、
「なにもないですよ」
みたいな話があったとしても、少しずつ掘っていくと、すごいいろんな話が出てきます。それがおもしろい。
あぁ、こんな話、だれかまとめてくれないかなぁ…。
てなことを考えていると、あっという間にお開きの時間。今日は早めですが、あしたのこともあるから、ホテルでおとなしくしましょう。てか、心もおなかもいっぱいですよ…。
ふと思いついた
パートナーが
「もう時間ないで」
と促してくれます。ありがたい話です。車に乗せてもらって駅まで。で、西へ西へと移動。そう言えば、先週もこんなことやっていたなぁと思いながら、ついたのは佐世保。とりあえずホテルにチェックインして、そっこう着替え。で、ふと思いついた。
知〜らない〜街を、走ってみーたぁいー♪
ジョギング中毒者の歌ですな。
長い間走っていて、ある時から走らなくなって、はじめは忙しさにかまけて
「もうやめた」
と思っていたんだけど、一度走りはじめると、再び禁断症状がもどってきて、走らないとダメな気がしてくる。まぁ、中毒ですね。
てことで、佐世保の街を40分ほどウロウロ。
あー気持ちよかった。