民族料理研究会

今日は京都・在日外国人生徒交流会の例会です。
毎回生徒が来るのかどうか、かなり不安で、プレッシャーに負けそうになるのですが…。今回は、なかばあきらめモードです。
というか、おそらくはこういう交流会って「続ける」ということが大切なんだと思います。
10年ほど前に、まったく生徒が来ないことがあり、引率と卒業生だけでしみじみと交流会をしていた時期がありました。でも、その翌年だったかにいっぱい参加があって、それから数年はほんとうににぎやかでした。もしもあの「しみじみ」していた時に「やーめた」と放り出していたら、その後はなかったんだと思います。
もしも「会」があれば、来ようと思えば来る「場」がある。でも、「会」がなくなったら、来ようと思ってもその「場」がない。「場」を維持することにも意味があるんだと、最近強く思います。
で、今回、フタを開けてみたら、案の定卒業生ばかり。でも、京都の子らだけじゃなくて、奈良の子らも来てくれて、ほんとうに気を遣わない楽しい会になりました。
ちなみにメニューも今回はすごかったですね。
まずは恒例の水餃子。

中のあんにしっかり味つけがしてあるので、めちゃくちゃおいしいです。あと、中国人の子がつくってくれたタレが、また、めちゃくちゃおいしい。単にしょうゆ・酢・ごま油・ニンニクだけなんですけどね。つくりかたなんですね。また玖伊屋で紹介しましょう。

続いて、これまた恒例のチヂミです。

たっぷりのごま油で焼くので、エッジの部分がカリッと揚がります。めちゃくちゃおいしいです。ちなみに、チヂミを焼くのは歴代の「チヂミ焼き職人」です。初代はもう30歳はゆうに越しています。現在は4代目なんですが中国に留学中なので、今回は3代目が焼いてくれました。

お次はトッポギです。これは交流会としては初メニューですね。つくってくれた人の好みで、少し甘めにしてありますが、でも、すごくおいしい!ちなみに、交流会作成の「焼肉のタレ」でやってもいいみたいです。

最後は、交流会卒業生がつくって持ってきてくれたボルシチです。この子、2年ほどロシアの日本人学校に行っていた経験をもっています。でも「だからといって、みんながボルシチが好きなわけではない」と、これまた味わい深い発言をしてくれました。デンマーク産のビートを使ってくれいているので、鮮やかな赤が美しいです。さらに、サワークリームと葉っぱ*1を散らしてあるので、香りもいいです。

で、ある卒業生曰く。
「わたし、この交流会、ただでおいしい昼ご飯が食べられるから来るねん」
なるほど。もっともです。なにせ、参加者がそれぞれ腕によりをかけてつくる料理ですから、まずいわけがない。しかも、たまにすごく珍しい料理も食べられます。
で、ある卒業生曰く。
「この交流会の名前、民族料理研究会にしたら?」
それでいこか(笑)

*1:種類は忘れた

頼れる人たち

今日は朝から某在日外国人教育関係の会議です。
午前はいつもの通り、事務局メンバーで事前打ち合わせ。昼食の後、午後からは本格的な会議です。
まぁ通常はわたしはダラダラモードで会議に参加しているのですが、今回はそうもいかなさそうです。
人権関係の組織・グループはどこともそうなんでしょうが、うちらのグループもご多分に漏れず、なかなかじり貧の状態です。なんというか、世代間の継承がうまくいかないんですね。
今、喫緊の課題というやつはやっぱりありまして、まさにその課題で集まる「若い人」はたくさんいます。でも、その人たちが前からやっている人とつながるかというと、そうはいかない。かといって、前からやっている人が「若い人のグループ」に行くかというと、みなさんいっぱいいっぱいだから*1、これまた行かない。で、同じようなことをやっているけど、いろんなグループがあって、それぞれがバラバラにやっている。ほんとうは、そういうさまざまなグループを横断的に動く人がいたらいいんだけど、そういう人こそ、中心メンバーとして動いているので動きがとれない。
てなことで、今日の会議の内容もかなり厳しい状況をどうするかということを、直接的ではないにしろ、話しあわざるを得なかったんです。
そんな中で、
「2011年のセミナーをどこでしよう」
という話題が出てきまして…。何気なく
「T島…」
と漏らしたら、
「それ、おもしろいな。ちょっと模索してみて」
となりまして、速攻メール。そしたらしばらくして
「やりますよ」
という返事が返ってきました。さすがや…。そこにいた人たちも、どよめいていました。
てことで、2011年5月に、T島でセミナーをやることになりそうです。おそらく、「在日外国人教育とは何か」あたりの、そうとう基本的なあたりを攻めることになるかと思います。でも、やはりいつも原点を見据えながらとりくみをする必要があると思います。なので、ちょっとワクワクしています。

あ、じゃぁT島の人たちとわたしとのつながりっていったいなんだろうと、あらためて思うと…。
もちろん、課題としての共通点はあります。でも、それはそれぞれがそれぞれの場所でやればいいこと。じゃなくて、
「互いが互いをおもしろいと感じている」
というところにあるんじゃないかなぁ。
もしかしたら、「課題」で集まるんじゃなくて「興味」で集まったら、もっと横断的につながることができるんじゃないだろうか。
たしかにみなさん忙しさの中で、そういう余裕を奪われているとも思います。最近連絡を取りあっている極北の地(m(__)m)の人も、ほんとうに忙しそう。でも、その人、好奇心と興味の塊みたいな人なんです。そういう人こそが、横断的に動くし、つながりをつくれる。
そんな人たちを頼りながら、わたしも横断的に動けるかな…。

*1:それだけじゃなくて、テイストがあわないとか、見ていて歯がゆいとか、まぁいろいろあるわけですが

で、今日はパートナーの誕生日

わたしとパートナーは、誕生日が3日違いです。なので、この3日間だけ年齢が3つ違いになるという。まぁ、今年はそのことでおちょくられはしませんでしたが(笑)。
てことで、本日をもって、ふたたびめでたく2つ違いになりました。

かと言って、プレゼントを買う時間もなく…。
まぁ晩ご飯はサクッとつくりましょう。メニューは鍋(笑)。ただ単に鍋だけというのもなんなんで、鶏のつくねぐらいはつくりますか。そうそう、冷凍庫に眠っている馬刺も出しましょう。
うちの母親も呼んできて、みんなで乾杯。
食事の後は、またまたケーキ。
3月上旬はケーキをよく食べるわ。あ、3月の最終日もケーキになるか…。

そろそろ尻に火がつきはじめる

え〜と、なになに…。
15日〆の原稿が1本?18日〆が2本?あとは…。校正がふたつ。ふむ。死ねるな(笑)。
とか言いながら、「〆切間際の魔術師」と言われた*1わたしですから、きっと寝ているうちに小人さんがなんとかしてくれるでしょう。

にしても、またサーバー落ちてるな。メールが届かない。
わたしに用事がある方、sakuraの方によろしくお願いします。って、別に用事はないか…(笑)

*1:自分で勝手に言っているだけ

だからといって何が変わるわけでもなく(笑)

今日も普通に夜はお家。
というか、年間全体を通してみたら、こういう日の方が多いのですが*1
みんなで晩ご飯を食べて、パートナーはギターの練習。わたしは下の子どもとテレビ。上の子どもは、なんかやってます。
まぁ、平和な夜ですね。
あ、平和じゃないや。下の子ども、宿題、まだやんか(笑)。

*1:たぶん

さすがに今日は家族と一緒だな

午前は試験監督がつめつめ。
午後は採点。でもまぁ、最後の試験はけっこうすばやく終わってしまいます。
で、定時に職場を出てさっさと家に帰りましょう。とは言え、あちこちに寄る用事があるので、帰ったのは7時ですがね。
さぁお風呂に入って、みんなで晩ご飯を食べましょう。ちょっとお腹を落ち着けて、昨日買ってきたケーキを食べて。
あ、パートナーからのプレゼント。

なにせ、前のヤツ、10年ぐらい使っていて、ボロボロになったし。大切に使うことにしましょう。
それにしても、またひとつ経験値がアップだな(笑)。

それにしても行くかなぁ…。

お好み焼き屋さんを出て、駅へ向かいます。ところが、なんとなくまちがえた感じ。しかたないので、線路に沿った道へ行こうと路地を入ります。と…。
旅館街が出現!飛田新地とそっくりです!そうか、ここにもあったのか…。
はおいといて…。

阪和線から環状線に乗って、大阪駅まで行きます。ここから阪急に乗りかえるのですが…。京都線にしようか宝塚線にしようか(笑)。迷った結果、宝塚線にしてしまいました(爆)
目指すはT中市。駅前のビルの6Fにある某「国流」です。
到着したのがちょうど5時過ぎ。いい時間です。
軽く館内を案内してもらって*1、そのまま夜の街へ。
Kよぽん・T江さん・Kさん・E井さんと、あーだこーだ言いながら呑んだくれます。まぁ、業務連絡とか、マッサージの話とか、わけがわからないけどおもしろいのがこのメンバーです。気がついたらあっという間に9時です。こりゃだめだ。電車に乗りましょう。

と、Kよぽん・T江さんとわたしの3人、ふと気が変わって十三で下車。そこからまたまた呑み。なんかトイレに行っている間に、こんなことの準備をしてもらっていました。

ちょっと照れますね。
で、結局なんだかんだで10時半頃まで呑んで解散。
まぁおみやげにケーキを買ったから、それでごまかしますか…。

*1:移転先にはたくさん壁があるので、活動中の写真や子どもの作品など、ところせましとはりまくってあります。すごくいい感じ!

ふみ@南王子村

せっかく南の方に来たので、やっぱりお好みを食べに行くことにしました。目指すは「一村独立」の南王子村です。
忙しいところを担当の方に近くまで送ってもらい、ムラ中を歩きはじめます。ただ、なんといっても月曜日の、それも午後3時。あいてない可能性が大です。
案の定、最初に見つけた店は閉店。次の店も暖簾は出ているものの扉が開きません。あと2軒も「月曜定休」と書いてあります。実は、ムラ中のお好み焼き屋さんは月曜日が定休のところが多いんです。
となると、最後の手段です。そのへんを歩いているおばちゃんに聞くしかありません。ちょうど
「あそこ、閉まってるなぁ」
という会話をしているおばちゃんがおられたので、
「すんません、このへんでお好み焼き屋さん、どこにありますか?」
と聞きます。すると
「あそこ、閉まってるなぁ」
と、見ればわかる返事が返ってきます(笑)。と、もう一人の方が
「あそこをぐるっと入ったところにあるわ」
と教えてくださいました。
言われた路地を入っていくと、なるほど、ありましたありました。「居酒屋・お好み焼き」とあります。
中に入って
「カスありますか?」
とたずねると、
「昔は入れたみたいやけど、最近は高こうなって入れられへんねん。あんなん入れたら1枚1000円とか1500円とかとらんとあかん」
とのこと。まぁ、たしかに国産のカスを使ったらそうなりますね。
「トンチャンやったらあるで」
「トンチャンってなんですか?」
「カスの生のヤツや」
「ほなそれで」
てことで、トン玉を注文。
なんでもこのあたりにはザッと数えて5軒あるとのこと。てことは、今日は残りの店は全部閉まっているということです。この店はわかりにくいところにあるので、本当に聞かなかったらわからなかったところです。
店のおっちゃん・おばちゃんといろんな店の談義がはじまります。
「風月はな、いじったら怒られるねん」
「今日の店に行ったらな、お好みと思ったらチヂミが出てきたんや」
そんな中に、当然のことながら店の奥義が語られます。
「粉の混ぜ方ひとつで違う。手前から奥へ、オムレツを返すように混ぜるねん。グチャグチャと混ぜたらあかん。空気を入れるように混ぜるねん。焼く時もぜったいに押さえたらあかん」
こんな感じです。

「ソースはそのへんで売ってるのを使こてる。でも、そのままは出せへん。うちのおっちゃんが調合してるねん」
「ソースにな、ゴマ油を入れて、ちょっとだけシロップを入れるねん」
「企業秘密やけどな」
「でも、分量が微妙やねん」
「この値段見てみ。30年据え置きや」
確かに安いです。軒並み400円から500円です。すごいとしか言いようがありません。それにしても、惜しげなく奥義を出されるのは、やはり自信というものでしょうか。
この店も、片面をじっくり焼いて、ひっくり返してしばらく焼いたらおしまいです。やはり、焼き方のデフォはこれなんでしょうね。焼き上がりは軽く焦げの入ったホットケーキみたいです。

真ん中に軽くマヨネーズを載せて、まわりにソースをかけて少し混ざるようにしながら塗ります。トッピングは花鰹とネギ、紅ショウガです。

さて、一口食べると、ほんとうに生地がおいしい。外はサクッとしていて、中はふんわりしています。実は混ぜるのは奥でおっちゃんがやっておられたので見えなかったのですが、やはりテクニックがあるみたいです。カスがないのが本当に残念ですが、トンチャンの脂とダシがほどよくまわっています。サクッサクッと食べているうちに、あっという間になくなってしまいました。
「おいしかったらブログに載せてな」
とはおばちゃんの言葉ですが、そらもう、喜んで載せますよ。
てことで、恒例の…

data

トン玉お好み 450円
ビール 生中450円
スタイル 混ぜ系
その他 店にはいるとおばあちゃんがふたり、先客でおられました。地元のおばあちゃんが常連さんでおられるのは、基本的にポイント高いです。いろんなお好みがありますが、いずれも安い。にしても、カスがないのが仕方ないとは言え、返す返すも残念!
独断的評価 ★★★★★(カスがないぶん、4.8かと思いますが、やはり生地のおいしさは捨てがたい。あと、ソースとマヨネーズの配分もなかなかです。でも、他の店も行ってみたいなぁ)

詳細なリンクも更新しましょう。

生徒向けの1時間はきついかも…

今日は大阪府南部の高校でお座敷です。9時半スタートとのことなので、起床は5時15分(笑)。なんとか起き出して、コーヒーをボトルに詰め込んで出発です。途中、電車でとなりに座った高校生らしき子の数学のノートを見ると、えらい難しいことをやっています。
「すげぇ〜」
と思ったら、なかもずで降りていきました。って、大阪府立大学の受験生か。そら…。
そこからさらに南へ移動して、ようやく到着。
さて、会場は体育館。寒そうです。
やはり2学年が並ぶと、なかなか壮観ですね。しかも、みんなおとなしい。えらい静かなところでしゃべるので、ペースがつかめません。
「どうしよう」
とか思いはじめると、あきません。途中順番を間違えたりしてしまいましたよ。やっぱり、ある程度うるさく反応がないとしゃべりにくいなぁ。しかも、前の方の生徒さん、ガタガタ震えています。ちなみに、わたしもマイクを持つ手がかじかんで…。早く終わらないとみんなに悪いなぁと思いながら、やっぱり1時間はかかるわけで。とにかく話をはしょりながら、なんとか1時間で終わりました。

話が終わった後で保健室でダラダラしていると、三々五々生徒さんが来はじめます。はじめはダラダラしゃべっているだけでしたが、そのうち真剣な相談がはじまったりして、わたしにとっても有意義な時間が過ごせました。
そうそう、教員の方も相談にこられたのですが、お一人は時間切れで話ができなくて、もう、すみませんすみませんm(__)m

谷間の休日

昨日はなかなか激しかったわけですが、事前に呑んだヘパカンのおかげか、今朝はそんなにしんどくはありません。
さて、今日は一日何をするかな。なにしろ、完全な休日です。
とりあえず、やらなきゃならないことは山積みです。でも、やる気が起きません。ひとつだけ用事をこなして、あとはなんとなく先送り。
午後はパートナーと子どもたちは外出。留守番しながらダラダラテレビを見ます。
まぁ晩ご飯ぐらいはつくるかな。
でも、なごなんだなぁ…。