穴掘り

朝、パートナーに
「今日、某グループの新年会やねん」
と言うと
「またおめかししていくんか」
と怒られました。いや、そういうのじゃないんですけど^^;;。なので
「そーゆのとちゃう。男性は◯◯さんだけで、あとはMTFと女性やねん」
と言うと
「ふ〜ん、そういえばあんた、好きになるのは女性って言ってたな」
と怒られました。いや、そういうのじゃないんですけど^^;;。
笑ってごまかしていたら
「あんた、今日は朝から墓穴掘りまくってるで」
と笑われてしまいました。

さぁ、今日も新年会だ…。

でもバレていました(笑)

今日は、某在日外国人教育関係の会議。
いつもの通り、新年会をしながらの会議です(笑)。コンビニで買ったK霧島が、会議が終わったらあいていました。
その後、宴会ですが、わたしはちょっと失礼して別コースへ。こちらのほうは、わたしがノンカムでおつきあいさせていただいている数少ないグループです。
会場に着くと、お一人来ておられます。しばらく話をしているともう一人。「中に入って先に呑もう」という言葉に甘えて、先に乾杯をしています。やがて「なんで先に呑んでるねん」みたいな感じで続々と来られます。まぁなんしか、ここはノンカム。おしとやかにしておきましょう。
と、突然わたしに質問が来ました。
「ところで、いっちゃん、男か女かどっちや?」
「へ、お、女ですよ」
「ふ〜ん…」
「ばれてました?」*1
「わかってたよ」
「いつから?」
「初めて会った時から」
ばれてるって、ぜんぜんわかりませんでした。なんでかというと、きちんとわたしを女性扱いしておられていたねす。
「わかってたけど、いっちゃんが自分のことを「女や」って言ってるんだからそうなんだろうと思ってたんや」「ふだんはどうしてるんや」
「いや、このままですよ。生徒たちは普通につきあってくれてますけど」
「それ聞けてよかったわ」
メッチャ驚きました。でも、すごく楽になった。だって、過去や現在をどう伝えるか、ウソをつく必要がなくなりましたから。
2次会のカラオケ。「みなさん男性ですか?」という店員さんの質問に「一人女性です」と答えて下さっていました(笑)。

*1:ここで、「そういう言い方があかんのや!」という指摘あり。これがまた、いいですね。

感想文もいろいろ

今、2学期の人権学習の感想文をまとめているのですが…。なんか疲れてくる。
1年生も2年生も、すごい強烈な体験をした人が講演者なんです*1
こういう人の講演って、感想文が3通りにわかれます。

  1. あまりの強烈さに「自分の悩みなんてちっぽけだ」というふうに書くパターン。
  2. 強烈さに触発されて「自分にもこんなのがある」というふうに書くパターン。
  3. 単に「感動した。がんばって下さい」というふうに書くパターン。

う〜ん。
1のパターンは、それはそれでいいんだけど、忘れてしまわないかなぁと思うんですよね。
2のパターンも、それはそれでいいんだけど、「ない」という子にとっては書きようがない。まぁ、人を選ぶという感じですか。
で、3のパターン。自分の中にある「しんどさ」に気づいていなかったり、あるけど出せなかったり、あるいはほんとうに別に何もなかったりする子かな。でも、こういう子が、実は一番多いんじゃないかなぁと思うのです。でも、こういう子どもたちの「気づき」や「変革」を促すことが一番大切なんじゃないかなぁと思うのです。そういうことができる話ができるようになりたいなぁ。

などと思いながら、感想文を打つんですよね。あーしんどい…。

*1:1年生は、日系ブラジル人の人。2年生は部落のおっちゃん。3年生の感想文は2学期のうちにまとめました。

さてさて、テンパってきた

昨年末に、京都部落問題研究史料センターから、一冊の本が送られてきました。ちょうど読みたかった本なので「ラッキー!」と思ったのですが…。
同封されていた一枚の紙に書かれていました。
「この本の紹介文・感想文を書いて下さい。800字詰め原稿用紙20枚程度」
そ、そういうことですか_| ̄|◯
でもまぁ、「やってみるか」と引き受けたのですが…。
きついです。かなりきついです。「〆切際の魔術師」と自称する私ですが、かなりきついです。
〆切は15日。はたして書けるか?

トランスってなんだ?

最近「トランスって何だろう?」と考えることがよくあります。
わたしはトランスをしているのかしていないのか。
確かに、ヒゲは脱毛しました。パーマをあてるのもやめました。髪を伸ばしました。服もレディスを着るようになりました。ホルモンもはじめました。でもそれがトランスか?少なくともわたしは違うと、いつも感じています。
じゃぁ、トランスっていったいなんだろう。
それはもしかしたら友達関係というか人間関係の中にあるのかもしれないと、最近思うのです。わたしの友達や家族が、わたしをわたしの望む性別で受け入れてくれているかどうか。そこにトランスの本質があるんじゃないかなぁと思ったりもするのです。
極論すれば、ヒゲ面のくちゃくちゃ頭の「わたし」を、わたしの望む性別で受け入れてくれる人間関係があれば、そこにトランスはあるんじゃないだろうか。
じゃぁ、なんのために脱毛をし、髪を伸ばし、レディスを着るのか。
簡単に言えば、「自己満足」なんだと思うのです。だって、自分にとって楽な姿になるというだけのことですから、それは「自己満足」と言えるのではないかと思うのです。で、その内容はというと、極めてジェンダライズされた「自己認識」に、自分をあわせているだけのことです。もちろん、「できること」「できないこと」はある程度は考えていますし、「あわせる」のは「受け入れてもらいやすくする」というところも含みこんではいるのですが…。

ということは、もしかしたら、「フルタイムのトランス」って、「いつも自分の望む姿でいる」ということじゃなくて、自分の望む性別で受け入れてくれる人間関係を、日常の場においてつくること、ということなんじゃないのかな。
でもね、そういう人間関係をつくっていくと、中には、自分自身のありようを問い直してくれる人が出てくるんだよね。いや、こういう言い方はよくないですね。おそらくは、もともと自分自身のありようを問い続けている人が、「トランス」という事象と触れることによって、ひとつのきっかけを手に入れるという方がいいのかもしれない。そういう「既得権益としての性別」を問い直す人は、おそらくは「トランスの仲間」なんじゃないかなぁ。

天然モンと養殖モン・雪と氷の世界(5日目)

朝起きると、外は新雪。そして晴れ。最高のスキー日和です。
ぐずる子どもたちを起こして体操&ランニング。その後、簡単に雪かきをします。なにせ、雪をかいておかないと、外を歩いたお客さん達が雪がしこたまついた靴で家の中に入ってこられて、玄関が雪だらけになるんですよね。
今日の生徒さんは、レッスン3日目になる小学生(高学年)が一人。でも、基本的にはどこでも滑ってきます。
午前のレッスンは、せっかくなので全山滑りまくり。こういう時間も必要なんです。
スキーのレッスンって、とかく「ちょこっと滑って長々と技術解説」というイメージがあります。もちろん「ちょこっと滑ってひとこと解説」は必要に応じてやるんですけど、長い距離を滑る中で身につけることもあります。ですから、わたしはトレーンをしながら声をかけるというのをけっこう重視しています。で、どれくらい長い距離を滑るかというと、これが長い(笑)。お客さん達を見ていると、一本のリフトを何回かに区切って滑っている人がいますが、基本的にはそういうことはしません。滑りはじめたらリフト一本分をノンストップで滑ります。てことは、おそらくは、プライベートよりもレッスンの時の方が滑走距離は長くなるということになります。
午後のレッスンは、最後の半日なので、3日間の総復習。一番課題に感じてほしいことを明確にして、「次」につなげます。と同時に、雪の上じゃなくてもできる練習方法なんかも伝えて、最後の長〜い距離を滑って終了。
さぁ、わたしも今日が最終日。レッスン後は自己トレーニン*1です。
でも、今日は寒いからあまり滑りたくないな。早くあがろうかな…。などと思いながら滑りはじめたのですが、せっかくなので一番上のコブ斜面に行くことにしました。さすがに高度が高いので、かなり冷えます。「一本でやめよう」と思いながら滑りはじめたのですが…。
コブには「モーグル的なもの」とそうじゃないものがあります。モーグル的なものは、25度くらいの斜面をリズミカルに直線的に滑り降りることによってつくられていく感じかな。なので、スピードが出るし、すごくリズムが単調です。コブというよりも、溝という感じ。
では、「そうじゃないもの」っていったいどんなのかというと、30度以上の斜面でつくられます。ですから、あまり直線的には滑れません。必然的に溝なんかできず、コブは大きく成長します。滑る時の感覚は、コブから次のコブへと落ちていく感じです。
わたしはどちらかというと、後者の感じが好きです。「モーグル的なもの」って、どこか養殖モンの感じがするんですが、後者の感じのコブは天然モンという感じなんです。リズムも一定じゃないから、コブにあわせて臨機応変に変化させる必要があります。それがおもしろい。ひとつのコブから次のコブまで、ずらすのか、飛ぶのか、落ちるのか。回しこむのか、回しこまないのか。とっさの判断が、その斜面を降りられるか降りられないかをわけます。
結局あまりにも楽しくなってしまって、リフトが終わるまで滑り続けてしまいました。
さぁ、雪と氷の世界もおしまい。あしたからは日常がはじまります。

*1:早い話が遊び

シニアのポテンシャル・雪と氷の世界(4日目)

朝、子どもたちのところに行くと「コーチ、ランニングはしないの?」とか聞いてきます。どうやら親が「あそこのスクールでは、朝ランニングをするんだよ」とか教えているみたいです。まいったな^^;;。てことで、朝から体操&ランニング。
その後午前のレッスン開始。今日もけっこう冷えています。
今日の生徒さんは、「なんとなくパラレル」ができる子ども。脚力がない&身体の使い方がわかっていないためか、足首が曲がりません。これは、スキーをする上で致命的です。なので、足首の曲げ伸ばしができるようになることを中心課題に据えて、あとは「お楽しみ」をまぶしながら午前のレッスンを組み立てることにしました。
午後のレッスンは、70歳近い方が来られました。最近は、シニアの生徒さんがけっこう多いようで、まぁ「さもありなん」という気もしますが、それはそれでいいのかもしれません。ちなみに、シニアの生徒さんって、あまり気を使って「安全に安全に」としてしまうと、それはそれで物足りなくなられるようです。かといって、子どもと同じようなことをすると、やはり筋力とか柔軟力がずいぶんと落ちておられる方が多いので*1、即ケガにつながります。このあたりのバランスが大切かな。でも、足りないところを指摘したり、ふだんから指摘されているところを矯正するヒントを伝えると、けっこう飲み込みも早くて、滑りとしゃべり=休憩をうまくまぶすといい感じのレッスンになるみたいですね。
夜は、今日も子どもに軽く添い寝をして終了。

*1:たまにすごい人もいますけどね

スキーの楽しみ・雪と氷の世界(3日目)

朝、空は見事に晴れ渡っています。いわゆる「ピーカン」というやつですね。今日は本気で日焼け対策をしないとヤバイ感じです。と同時に、こういう日は、朝はものすごく寒いです。いわゆる「放射冷却」です。今日の気温は10℃。ちなみに、このあたりでは「マイナス」はつけません。つける時は「プラス」なんです。
さぁ、午前のレッスン開始。ピンと冷えた空気が心地よいです。
午前で終了の3人を重点的にチェック。とりあえず「なにか」を持って帰ってもらわないといけません。それが「できたこと」であるか「できなかったこと」=「課題」であるかは、たぶん関係ないんだと思っています。
午後は残りの3人。こちらも今日いっぱいでおしまいの方々です。午前よりも少しレベルが上がったので、少し「飛ばし」を入れてみたり、はたまたコース変化を楽しんでみたり。平坦なバーンをすべるだけがスキーじゃないと、わたしは思っています。というよりも、ほんとうのスキーの楽しさは、斜面の変化にあるんじゃないかなぁ。こういう時のスキーインストラクターは、「教える」というよりも「ガイド役」なんだと思います。その人ができることを見極めた上で、その限界の少ししたあたりをねらって、ふだん気づかないような斜面に連れていく。
夜は、小学校1年生のいとこ同士で来ている子どもたちのお世話です。親もうちのスクールに子どもの頃から来ていたので、子どもたちだけにしても安心とわかってくださっています。ちょっとホームシックにかかった子どもに添い寝をしたりしているうちに、3日目も終了。

土方じゃなくても勝てないよ・雪と氷の世界(2日目)

朝、屋根裏にあるスタッフルームでふと目を覚ますと、「ゴーッ」という音がしています。ボイラーの音なのか、はたまた…。でも、窓がないから外が見えません。下に降りてスキーを出そうと思ったら…。えらい風です。
でも、ここは山です。朝、風が吹くのはよくあることです。「そのうちやむだろう」と思っていたのですが、まったくやむ気配がありません。やがてレッスンの時間。でも、やっぱり風はやみません。ゲレンデに行くと、当然のようにリフトは動いていません。どうするねん…。
しばらく集合場所で「どうしよう」と言っていたのですが、やがて、みんな動きはじめます。
リフトに乗って滑るのだけがレッスンじゃないんですね。中級者とて、はたまた上級者であっても、緩斜面でやる練習項目はあるわけです。逆に言うと、ふだんはなかなかできない練習項目ができると言うことで、こういう事態は、それはそれで「いい機会」になるわけです。てことで、斜面を登ったり降りたりしながら、短い斜面を使っての練習開始。
とはいえ、やっぱりしんどいのはしんどい。「もうやだ」と思った頃に、ちょうどレッスン終了の時間。すると、リフト小屋のおじさんがきて「上の方はリフトが動いているよ。上までシャトルバスが出ているよ。乗る?」と言われます。遅いよ…。
ということで、午後はシャトルバスに乗って上の方へ移動。すると、風もないし、見事に晴れ渡っています。山の天気はやっぱりよくわかりません。
にしても、午前半日のおかげで、完全にカリキュラムを変えなくちゃなりません。まいったなぁ…。
夜、お風呂[1]ひとり混浴状態です(;_;)から出て駐車場で空を見あげると、満天の星空です。オリオンも昴も天の川もくっきりと見えます。
あしたはいい天気だな。

footnotes

footnotes
1 ひとり混浴状態です(;_;

今年も恒例の…・雪と氷の世界(1日目)

わたしの正月は1日でおしまい。ここからは、毎年恒例の「雪と氷の世界*1」がはじまります。
起床は2時半。3時には家をスタート。4時までにインターチェンジを入ると深夜割引で半額になります。途中、除雪車にじゃまされたり眠気にじゃまされたりしながらも、なんとか8時半頃には到着。みなさんにあいさつをして、スクールモードに切り換えていきます。
午前はいつもの通り、レッスンはなし。屋根のつらら落としと仮眠と足慣らしです。
午後からはレッスン。今回は中級者の担当。シュテムからパラレルをめざす人なので、けっこうやりやすい感じです。とは言え、このあたりの人、すごくクセがついているので、そのクセをほどくために、いったん滑りを解体して、再構築しなくちゃなりません。これがなかなかたいへんです。なんしか直滑降姿勢からやることにしますか…。

*1:たしかこのフレーズはずいぶん昔子どもにつけられてしまったんですよね