今日は昼からS県にあるH市の中学校で高座。
どうもわたしはS県の中学校に苦手意識があります。というのは、前に高座をした時のインパクトがあまりにも強烈だったからなんです。まぁ、100戦やったとしたら、いまのところ99勝1敗で、その1をS県の中学校で喫したという感じでしょうか。
さらに、中学生だと「基礎知識」の土台になる部分がまだまだ少ないです。というか、もっと大きいのは「ネタ」を理解してもらえない可能性が大という…。
さて、中学校に到着。少々緊張気味です。PTAの研修会も合同らしく、保護者の方も何人か来ておられます。う〜ん。
とりあえず、時間が来るまで不登校の生徒たちがいる教室へ。ここで一緒には高座を聞けない子どもたちとしばし懇談。ここの教室の担当の方としょーもない話*1をしていたら、思いっきり生徒たちに引かれてしまいました(笑)。
で、高座開始。
時間は40分+質疑応答10分らしいです。はたして可能だろうか。年末に会得した「1時間バージョン」を試してみたのですが、やっぱり内容が薄いなぁ…。の割りに、やっぱり1時間かかってしまうし…。いったいぜんたいどこをどう切りつめたらいいのやら。
でも、子どもたちの反応はとてもよかったです。それなりの生徒にウケていたみたいです。というより、保護者の方々や聞いておられる教員の方々にえらいウケていました。
1時間ほどしゃべったあとは、しばし保護者の方々と雑談。その後、ちょっとやんちゃな子どもたちのたまり場*2に移動して、しばし質問タイム。率直に質問されますな…。その後、子どもたちが帰り道に通るホールでしばし雑談。帰り道に胸の前で小さく手を振る男子制服を着た生徒がいました。もしかしたら仲間かな?その後、職員室で感想文を少し読ませてもらいました。
いやぁ。みなさんすごくよく書いています。なんと言っても、話を聞いていないと書けない内容を書いてくれているわけで、こちらが伝えられた内容以上の受けとめをしてくれている感じでした。たぶん、こういう受けとめをしてくれているのは、それまでに積みあげてきた人権教育の実践があるからなんでしょうね。
なんか、すごくほんわかした気持ちになって、学校をあとにしました。