ぴーんち!

ゲレンデがガラガラということは、宿舎のペンションもガラガラです(;_;)。
正月の忙しさとはうってかわって、とてもヒマ。
夕食の片づけを手伝っていたら「やらなくていいよ」と言われ、さらに「温泉入ってこいよ」とまで言われてしまいました。さらに続けて「お客さんが入っているけど、ついでだから一緒に入ってしまえよ」。
って、どうする^^;;
と、パートナーさんが「あ、(ふたつのうちの)片っぽあいているから、そっちでもいいわよ」と助け船を出してくれました。助かった。
いや、前にテレビを見られてバレているはずなんだけど、それとこれがつながっていないんだよね。まぁそんなもんでしょう。

ふたたび雪と氷の世界へ

今日・明日と、某会議があるのですが、そちらのほうをゴメンして、雪と氷の世界に行くことにしました。
なんせ、先シーズンは鎖骨のケガで、ほぼ1シーズン棒に振ってしまい、滑走日数3日という過去最低記録をマークしたわけで、今シーズンは去年の分までとはいかないまでも、もう少し滑りたいな、と。
てことで、2時半起床。3時スタート。ひた走りに走って、雪と氷の世界に到着です。
到着すると、仕事が待っていました。
今日は上級班3人を担当です。
初級班とか中級班は、練習項目を積み重ねていくと、新しい技術を身につけながら、めきめき上達していきます。だから、生徒さんたちも「できた!」という達成感があります。でも、上級班はそうはいきません。今日の生徒さん、それぞれうまいのですが、それぞれ微妙なクセがあります。これをどう矯正していくか。矯正のための練習項目をいろいろ試す中で、それぞれの生徒さんが「あ!」という瞬間を、2日間のレッスンの中でたった一回でも感じてくれたら、おそらくそれでOKなんです。そのためには、ひとつの課題に対して、さまざまなアプローチの練習項目を考えます。
で、練習項目を考えるのはリフトの上。ところが、最近はシングルリフトなんてありません。となると、生徒さんと一緒にリフトに乗っています。当然おしゃべりもします。となると、いろんなことをしゃべりながら、一方で練習項目を考えるということが必要になります。
でもまぁ、こういうの、数学の授業と一緒なんですよね。スキーを教えることでそういうスキルを身につけてきたし、それをふだんの授業で仕事としてやっているからスキーの時も苦にならないし。まぁ、いい経験をしています。
てことで、今日もあちこち一緒に滑りながら、ところどころで基礎をします。「初心忘るるべからず」で、プルークボーゲンとかシュテムターンとかも、けっこういい練習課題になります。
ゲレンデはガラガラ。お天気は最高。雪質はちょっとハード目のバーン。最高です…。