で、定番の

その後、宴会。主催者の方は「特に声をかけていないよ」とか言っていますが、続々と集まってこられます。すごいみんな仲がいいんだなぁ。というか、「課題」を共有することでつながっている仲間なんだろうな。ちょっとうらやましいですね。
話はいつの間にかトランスのことから部落のことへ。そこにいた部落の人が、自分のことを語るかどうかみたいな話になっていきました*1。なんか、話はどんどんディープな方へ。
うん、楽しい宴会だ。

*1:わたしからの提言。「語れるか語れないか」で考えるのではなく、「語るか語らないか」で考えよう。

自主活動学級

「自主活動学級にも来い」と書いてあったので、近くの公民館でやっている集まりに参加。
まもなく高校入試がはじまるのでみんな一生懸命勉強をしていましたが、ここでは勉強だけではなく、人権についても学んでいこうというとりくみがされています。なので、後半は高座の続き。「質問は?」と聞くと「ない」とは言っているものの、いろんな話を出していくと、目を輝かせて聞いてくれているのが印象的でした。
なんでも、この自主活動学級、来年度からはほんとうに「自主的」にやらなきゃならなくなるらしいです。法律が切れて予算がなくなると、必要であるかどうかとは関係なく切られていくんだなぁということを、あらためて感じさせられます。もちろん、ここを担っている人たちは、予算とは関係なく続けるでしょう。でも、それってどうよという気がします。
6時頃に集まりが終了。その後、近くのムラを車でサクッと案内してもらいました。
なんというか…。
「返上地域」という言葉があるのですが、こうした地域、ほんとうに事業が入っていないです。細〜い道があちこちにあります。ほんとうに「昔ながらの」という感じ。あるいは、堤防のわきにポツンとあるムラもあります。かつては、線路の向こうに行くためには人一人がやっと通れる位のトンネルをくぐって行っていたそうな。いまもそのムラに入る道は、表側からは一本しかないみたいです。これまたう〜んです。

リベンジなるか?

今日は昼からS県にあるH市の中学校で高座。
どうもわたしはS県の中学校に苦手意識があります。というのは、前に高座をした時のインパクトがあまりにも強烈だったからなんです。まぁ、100戦やったとしたら、いまのところ99勝1敗で、その1をS県の中学校で喫したという感じでしょうか。
さらに、中学生だと「基礎知識」の土台になる部分がまだまだ少ないです。というか、もっと大きいのは「ネタ」を理解してもらえない可能性が大という…。
さて、中学校に到着。少々緊張気味です。PTAの研修会も合同らしく、保護者の方も何人か来ておられます。う〜ん。
とりあえず、時間が来るまで不登校の生徒たちがいる教室へ。ここで一緒には高座を聞けない子どもたちとしばし懇談。ここの教室の担当の方としょーもない話*1をしていたら、思いっきり生徒たちに引かれてしまいました(笑)。
で、高座開始。
時間は40分+質疑応答10分らしいです。はたして可能だろうか。年末に会得した「1時間バージョン」を試してみたのですが、やっぱり内容が薄いなぁ…。の割りに、やっぱり1時間かかってしまうし…。いったいぜんたいどこをどう切りつめたらいいのやら。
でも、子どもたちの反応はとてもよかったです。それなりの生徒にウケていたみたいです。というより、保護者の方々や聞いておられる教員の方々にえらいウケていました。
1時間ほどしゃべったあとは、しばし保護者の方々と雑談。その後、ちょっとやんちゃな子どもたちのたまり場*2に移動して、しばし質問タイム。率直に質問されますな…。その後、子どもたちが帰り道に通るホールでしばし雑談。帰り道に胸の前で小さく手を振る男子制服を着た生徒がいました。もしかしたら仲間かな?その後、職員室で感想文を少し読ませてもらいました。
いやぁ。みなさんすごくよく書いています。なんと言っても、話を聞いていないと書けない内容を書いてくれているわけで、こちらが伝えられた内容以上の受けとめをしてくれている感じでした。たぶん、こういう受けとめをしてくれているのは、それまでに積みあげてきた人権教育の実践があるからなんでしょうね。
なんか、すごくほんわかした気持ちになって、学校をあとにしました。

*1:「最近のブラにはジェルのパッドが着いていて」とか(笑)

*2:女子トイレの前の洗面所(笑)