憂いを残しながらも、とりあえず出勤。1時間目の試験監督を終えて、そのままJRに飛び乗って中距離移動です。関西圏から脱出して、お隣の圏へ。そういえば、東への移動ってあんまりないなぁ…。
2時間ちょっと電車に乗って、最後はシャトルバスに乗って、到着したのはC京大学。なんでも、K間さん担当の講義でゲストスピーカーをしてほしいとのことです。
大学で話をするのは楽しいのは楽しいのですが、不安もあります。ひとつは、異なる文化圏に来ているということ。そしてもうひとつは時間です。
なにしろ、2時間以上の時間をしゃべりまくるというのがふだんのパターンです。それを1時間半の講義の時間にまとめなくちゃなりません。というか、オファーは「20分程度の質疑応答+コミュニケーションカード*1を書く時間10分程度を確保すること」です。つーことは、正味1時間…。
えらいこっちゃと思ったのですが、マジで1時間バージョンをつくらないとあかんと前々から思っていたので、こういう「強制力」が働く時にチャレンジをしようと決めました。とはいえ、あらかじめネタを仕込むわけもなく、ほぼぶっつけ本番で高座に臨みます。
今日は午後からのダブルヘッダー。3講時はしっちゃかめっちゃかでした。ごめんなさい。でも、聞いて下さった学生さんたちからは、すんごいあたたかいオーラが感じられました。そりゃもちろん、そうじゃない人もいたけど、でも少数だったなぁ…。なんといっても、文化圏の違いから「大声で笑う」ということに躊躇があるのかもしれません。でも、それを越えて「ニコッ」としてくれるのがうれしいです。
で、4講時に突入。先ほどの失敗があったので、とりあえず話の組み立てと力点を置くところを修正してみました。これが大当たり!見事に1時間で話をまとめられました。忘れないうちにメモしとかないと、もったいない(笑)。
高座が終わって、コミュニケーションカードを読ませてもらうと、みなさんそれなりにウケておられたことがわかって、一安心。中には、「安心して宴会に行って下さい*2」という感想もありました。優しいなぁ。
そうこうするうちに、「しゃべりたい」という学生さんもいらして、しばし雑談。5時過ぎにお開きです。いい経験でした*3。