今日は、人権教育関係の総会。昼からは記念講演。テーマはDVでした。
フェミニストカウンセリングにかかわる話からはじまって、DVの具体的な事例や、その結果としてのPTSDの話とか、子どもへの影響とか、なかなか深い話でした。
それにしても、「総会」なもんで(?)、聞いているのがほとんど男性。どういう思いで聞いていたんだろうなぁ。
あ、わたしは、自分の存在がDVかどうかを、かなり悩みながら聞いていましたよ。と同時に、「DVは女性→男性」という講師の話に対して「ん〜」となってもいたんですけどね。
資料の中の統計調査に「男性被害者」にかかわるデータがあって、警察等へのヘルプが少ないというデータが気になっていたので、終わってから講師の方に、「男性の被害者の中には、同性愛者が含まれているんじゃないですか?ゲイであることを知られるのを恐れるので、ヘルプが少ないんじゃないですか?」と質問をしてみました。すると、「そうなんですよ。ゲイだけじゃなくて、レズビアンのDVの問題もあるんですよ」という答でした。どうやら、今日の話は「女性→男性のDV」に特化した形で話されたようです。
まぁ、話が多岐に渡りすぎるからそうしたんだろうけど、単純な男性・女性間のパワーのアンバランスだけの問題ではないような気もするし、そういう意味で、少し触れてもいいんじゃないかなぁという気もしますが…。
同性間のDVについて一言触れるだけでも、参加者の問題意識が高まるのに、残念ですね。あと、「デートDV」も理解者は少ないと思うなあ。被害者側も含めて…
デートDVについては、けっこうきっちりと話をされました。てか、わたし自身もうちの人権学習の中に取り入れたいなと思っていたので、かなり参考になりました。