引っ越しをした後も、引っ越し前にすんでいたところの子ども会に、どういうわけかかかわり続けています。もしも自分が変わらず運動を続けているとしたら、もしかしたらこの子ども会とのかかわりなのかもしれません。
でも、実際にはそんな難しいことは何もないです。川で遊ぶ子どもたちを見ながら、焼肉を焼いたり、炭のお守りをしたり、後かたづけをしたり。そんな、ごく普通のことが大切なのかもしれません。
半日久しぶりに「野外」で活動をして、くたくたの汗だく。でも、楽しかった…。なによりも「来年はどこかな?」という子どもたちのつぶやきが元気のもとになりそうです。
日: 2006年7月28日
研究会
午前は、奈良県立同和問題関係史料センターの吉田栄治郎さんの講演。
長い間「聞きたい」と思っていた人の講演だったので、すごく楽しみでした。で、結果。おもしろかったです。
これまでの解放運動や解放教育のあり方への率直な提言がいっぱい出てきました。でも、その背後に一貫してあるのは、「どうすれば部落解放が実現するのか」ということへの模索なんだと思います。
つい、表面上の事象をなぞりながら活動をしたり発言をしたりしがちです。これは自戒の念をこめて、そう思います。でも、根底に自分自身が何を持つのか。すべてをそこからスタートさせ、時としては時流に反することも自覚しながら「できること」を模索していくことが必要だなぁと感じさせられました。
それが、ある意味で新鮮だったのは、逆の意味でショックだったりしますけどね。