とりあえず、淡路島を通過して帰ることにしました。と言っても、時間も時間です。徳島を通過する頃には真っ暗。パートナーに「ここが鳴門やで。渦潮はこの下やで」と言うと、「ライトアップしてたらきれいやろなぁ。見たいなぁ」とつぶやいています。んなもん、ライトアップしてるわけないやん…。でも、SAにとまって、展望台に行って確認しました。やっぱりライトアップしていませんでした。それどころか、風が吹いていて、寒かったです。そうそうに引き揚げました。
やがて、淡路島ともさよなら。明石大橋が前に見えます。こっちのほうが夜景がきれいなので、さいどSAへ。こちらはさすがにきれいでした。でも、寒かったです。
あとは、ガンガン走るだけです。ということで、10時過ぎにようやく到着。お疲れ様…。
うん、今回の最大の収穫は、「ケンカせずに旅行ができる」ということがわかったことでした。
日: 2006年4月16日
で、高松へ
午後はいよいよ今回四国に来た目的である、proud in 香川の学習会です。
今回は、内部向けの学習会で、「知識を得る」ということよりも「どう伝えるか」というあたりが主眼というふうに聞いていました。はじめての経験で、どうしようかと思っていたのですが、「まぁなんとかなるだろう」といういつものええ加減さで乗り切ることにしました。
会場に着くと、まだほとんどだれも来られていません。代表の「oujiさん」が「じゃぁ、お昼にうどんを食べに行きましょう」から誘われたので、学習会開始5分前にもかかわらずうどんを食べに行ってしまいました。うどんを食べながら「今日は、みんな当事者ですから」と言われたので、「どんな人たちが集まるのかなぁ」とちょっと期待をしてしまいました。
で、会場について、集まっている人を見ると「へ?みんな普通やん…」。まぁ、考えてみると、あたり前ですわな。
わたしがふだん会っている「当事者(笑)」ってここの人なんで、感覚がずれていたみたいです。てか、ここの人は「当事者(笑)」だからずれているというよりも、ずれているからここにいるという気もちらほら…*1。
で、まぁ3時間ほどダラダラ話をして、その後質疑応答。ここではじめて、「ゲイなんですが〜」「トランスですが〜」という話が出てきて、「そうやったんや〜」と再認識しました。
話が終わったあと、近くのファミレスへ。ここでさらに1時間ほどつっこんだ話をしました。でも、あんまり長くいると、帰る時間が…。ということで、6時過ぎにさよならをして、京都に向かうことにしました。メンバーの方の先導で、高松中央ICへ。そこからひた走りに走って京都に向かいました。
*1:あ、これ、スタッフ+αのことです
旅先の朝
朝、目が覚めたのは7時。なんで休みの、しかも旅行先でもこんな時間に目が覚めてしまうんでしょうね。まわりを見ると、他の3人は爆睡中です。えらいなぁ…。で、パソコンをいじくりはじめたのですが…。1時間たってもみんな起きません。2時間近く建って、ようやくパートナーが目を覚ましました。そのまま放っておくと、また寝てしまうので(笑)、とりあえず起こしました。やがて、ピピピという音。「ん?」と見ると、どうやら下の子のたまごっちがなったみたいです。その瞬間、子どもは起きていました。目覚まし時計の「ジリリリリ」が10分くらいなっても起きないくせに…。で、上の子どもはまだ寝ています。もう、知らんわ…。
それでもチェックアウトが10時。とにかくみんなを起こして、部屋を片づけて、なんとかチェックアウトに間にあいました。
今日は昼まで時間があるので、まずはちょっと善通寺に行くことにしました。
どうもうちのパートナーは、お寺とか神社に行くとおみくじを買ったりする趣味があるみたいで、今回もご多分に漏れず、買っていました。さらに、「戒壇巡り」というのがあるそうな。なんでも、真っ暗な中を100mほど歩くらしいです。で、「行こう」ということになってしまいました。
下の子どもは「いやぁ〜!」と半泣きです。パートナーは持病の「閉所恐怖症」が出る可能性があるので、やっぱり「やめとく…」と言っています。いや、「行こう」と言ったの、君でしょ?上の子どもは興味津々。わたしはどうでもいいというバラバラな感じです。しゃーないから、上の子どもと私が入りました。
まぁ、真っ暗闇だったら、見なきゃいいわけで、それはそれだけのことですね。
で、半分ほど行ったところに、お経の流れているところがあって、仏壇が飾ってあって、ちょっと明るくなっています。なるほどなぁ…。これで人をホッとさせて、その心の隙間にもぐり込むのか…。こういうの、キリスト教でもやったらいいんじゃないかなぁ。
その後、再度少林寺の本山へ。今日は開祖の記念の品が入っているなんちゃらいう塔があいているので、見学です。なるほど、少林寺拳法の「精神」というのがよくわかります。なかなかええんちゃうかなぁ…。などとえらそうなことを書いたら怒られそうですが…。ちなみに、塔から見た風景のきれいなこと!向こうの山の形もなんとも言えません。多度津に本山を置いたのが、なんとなくわかるような気がしました。