パートナーの病院がよい

家族がいるっていうのは、「楽しさ10倍、しんどさ20倍」という感じがします。
ひとりだったら、「(家族のいる)楽しさ」はないかわりに、自分のことを自分でやればいいだけなので、しんどさもさほどではないように思います。少なくとも、わたしはそうでした。
パートナーと結婚して、「楽しさ」は3倍くらいになりましたか。ちなみに、このころの「しんどさ」というのは、2倍くらいになっただけだったかなぁ。まぁ、ふたりともいちおう大人ですから。
子どもができて、ものすごくしんどくなりました。小さい時は小さい時でなんだかんだとありますし、大きくなってきたら大きくなってきたで心配事もふえるし。そのかわり、楽しい時はケタ違いに楽しい気がします。
このあたり、たぶん「ひきかえ」なんでしょうね。もしも子育てがしんどくなければ楽しさもさほどではないんでしょうし、たぶんわたしより格段に子どもにかかわっているパートナーは、わたし以上に楽しさを感じているんだと思います。
それにしても、子どもができると、本当によく医者に行きます。
わたしは、基本的にはほとんど医者には行きません*1。風邪をひいても「寝て直す」し、ケガをしたら「洗って放っておく」タイプです。ところが、パートナーは基本的に医者に行く人のようです。さらに、子どもについては当然心配だから医者に連れて行きます。特に、下の子どもが小さい時に川崎病にかかったことがあるので、熱が出たりすると「再発か?」となり、やはり心配ですからしかたがないですけどね。
で、医療費もさることながら、たいへんなのは、実は「連れて行く作業」だったりします。医者に連れて行くと、膨大な時間がかかります。なので、その日一日の家事はほとんどできないみたいです。夕方帰ると「ゴメン、今帰ってきたところやねん」ということもよくあることです。話を聞くと、3時間とか4時間かかっていたりします。
こんなことが多々あると、必然的に家事を短時間に済ませる必要がでてきます。で、ムリをする。で、身体をいわす。
てことで、どうやらパートナーは深刻な腰痛になったようです。
こんなふうにして、パートナーの病院がよいがはじまります。やれやれ…。

*1:除く、ヤクゲト&謀議(笑)