授業アンケート

さて、2学期も最後の1週間。授業はあるけど*1、まぁのんびりした1週間です。
で、「年内に授業アンケートをとること」というお達しが、今年もありました。

質問項目は

  1. 先生の授業中の話し方は、早さが適切で聞きとりやすい。
  2. 先生の授業中の指示や質問は、わかりやすい。
  3. 授業中の説明は、内容や順序が整理されていてわかりやすい。
  4. 先生の板書は、字が読みやすくよく整理されている。
  5. 授業の資料(プリントなど)は、よく整理されていてわかりやすい。
  6. 授業の進む早さは、自分にちょうどよい。
  7. 先生は、生徒の発言や意見など反応を大事にしている。
  8. 生徒の私語などが少なく、学習しやすい雰囲気の授業である。
  9. 授業のポイントと定期試験の内容が関連していて適切な定期試験である。
  10. 授業を受けることで、その教科の知識や学力が身についたと思う。

これらについて子どもたちは、A・B・C・Dの4段階で評価するわけです。

ん〜。まぁ、たしかに「伝える」ために必要なスキルではありますね。で、「伝わっているかどうか」は確認した方がいいかな。わたしとしては、子どもたちから生の声を聞きたいタイプなんで、こういうのをとるの、そんなに抵抗がないんです。てか、いまさらあらたまって「アンケート」という形をとらなくても、普段から子どもたちに「聞こえる?」「見える?」「早い?」って聞いてますし(笑)。あるいは、「ん?」という顔をした子どもがいたり、黒板を指さしながら隣としゃべっている子がいたら「なに?どうした?ここ?」って聞きますし。
「伝える」ことが仕事だから、当たり前のことだと思うんですよね。
ただ、これを「一律」でやるのはどうかなぁ…。たとえば、あえて聞こえない声で語ることで伝えるというテクニックはあります。あえてわかりにくい板書をすることで、考えてノートをさせるというテクニックもあります。そういうことをふまえての総合的な評価なんですよね。断片的にひとつの局面をきりとると「わかりにくい授業」になるかもしれない。でもまぁ、たぶん、子どもたちはそれを評価してくれると思います。

一番問題なのは、子どもたちが正直に書いてくれるかどうか。それは、子どもたちとの人間関係だと思います。人間関係があれば「D評価」もしてくれます。でも、子どもたちとの人間関係がなければ、たぶん「A評価」しかしてくれない。
さて、この結果をどう読みとるのかな?それは、こちら側の問題ですよね。

*1:てか、いつのまに試験後に授業なんてするようになっているんだ?しかも、それがあたりまえになっているんだ?

ノンストップも丸9週…

10月13日(土)の玖伊屋以来、これで丸9週、土日がほぼつぶれています。一日だけ「このままじゃもたん」と思って休んだ日があったはずだけど、それもたしか10月のこと。11月からこっちは、完全につぶれています。その最後の日が今日。放送部の引率です。
ほんとうに行きたくなかったんです。でも、子どもたちが「研修会に参加したい」という限りは行かなくちゃしかたがありません。しかも、顧問はボーっとしていたらいいわけじゃなくて、午前は顧問の情報交換会。午後は、アナウンス・朗読の指導講習会。って、顧問も研修だよ!

朝、目が覚めたのは友だちからのメールの着信音。時計を見ると、9時です。
…。
今日の研修会、受付が9時半〜で、開始が10時だよな。
飛び起きて、身支度をして、会場に直行です。そんなときに限って雨(;_;)。
会場に着くと、子どもたちも集合していました。ちょっと安心。あとは一日放送漬けです。ま、自分自身のスキルアップにもつながるからいいけどね。
で、帰ろうと思ったら、また雨。さっきまでやんでたやんか!
帰りに久しぶりにパソコン関係の雑誌を買って、家に帰って読んでみると、浦島状態でした。

ツケの代償

こればっかりです。
でも、3日間の代償は大きいです。朝からひたすら仕事仕事仕事。幸か不幸か、今日やらなきゃならないとプレッシャーに思っていた最大の仕事が、原稿が届かないという事態が起こって延期になりました。でも、単純に月曜日に延びただけですわ。
それでも、なんとかすべての仕事はこなせたな…。

デスマーチの準備

今週は、粛々とデスマが進行する予定です。なので、今日はそれに備えての準備をしなくちゃ。
まずは本務(笑)。質問に来た生徒をさばきます。う〜ん、先週マスターしたことを、土日で完全に忘れてるよ。どうしたものかなぁ…。
さらに本務の採点とノートチェック。昔は校外に持ち出してやれたけど、この間の治安の悪化にともなって締めつけが厳しくなって、今は校外には持ち出せません。そりゃ、盗られる方も盗られる方だけど、やっぱり盗るヤツが一番悪いと思うんだけどなぁ…。
で、採点と並行してパソコンで放置プレイが必要な業務を遂行。あー、エンコって時間がかかるわ。まぁ、こんなことをしなくちゃならなくなるのも、すべてわたしが悪いんですけどね(笑)。
それにしても、mpeg2のファイルをちょこっと編集したいので、ムービーメーカーを立ちあげて編集。保存しようと思ったらAVIかWMVで保存しか保存できない。ファイルサイズのことがあるのでWMVで保存したのですが、このファイルをDVDビデオに焼こうとしたら、えらい時間がかかります。そんなもんなんすか?動画関係はよく知らないのでなんともわからないんですが…。
結局、「タイトルをなんちゃらしています」というインジケーターが1時間ぐらいたってもぴくりとも動きません。勤務時間も終わって、生徒のところに用事があるので、断念して終了。
さて、今日は家計がちょっと潤う日だから、帰りにトッポギとタレを買って帰るか*1

*1:上の子どもが食べたいと言っています。両方で500円。

やる気はうれしいけどな…

いよいよあしたから期末試験です。さすがに今週は生徒諸君も気合が違います。とくに、進級がかかっていそうな子どもたちはなおさら。
ところが、今までの話を完全に放置していたわけで、な〜んにもはいっていない。というか、「1/2の半分は?」と聞くと「1!」とか言い出す始末。なので、「ロールケーキを切るとな」と具体的な事例を持ち出します。
さらに、「じゃ?5の半分は?」と聞いてくるので「一皿頼んだギョーザが5個やって、ふたりでわけたら?」と、これまた具体的な事例を持ち出します*1
ようやく納得しながらも、挙げ句の果てのひとことは「お腹減ってきた」。
はいよはいよ。まぁ、がんばろな(笑)

*1:ちなみに、職員室でギョーザの話をしたら、「2個と3個」という人や「2個ずつと最後の1個は皮とあん」という人がいました。いろんな人がいるよな…。

いちおう出張なのでこのエントリね…・全同教0日目

今年の全同教は石川。バイクで行こうかと瞬間思ったのですが、雪が降るかもしれないのでおとなしく電車で行くことにしました。
授業をサクッと終えて、京都駅へ。サンダーバードの自由席のところには、すでに長蛇の列です。どうせ大阪から自由席に乗ってくる人がいるだろうから座れないだろうとは思っていましたが、やっぱり座れませんでした。結局福井まで立ちっぱなし。それにしても、昔だったら新聞を床に引いてみんな座っていた*1ものですが、近郊列車ですぐ座る不届きもの(笑)に対する反発心からか、みんなおとなしく立っているのがたいしたものでした。
で、金沢到着。チェックインをすませて、すぐに「シンポジウム『北陸の部落解放に向けて』」に参加。福井・富山・石川・新潟の解放運動/同和教育の状況についてのシンポジウムです。遅れて入ったのであまり聞けませんでしたが、レジュメを見て、後半の話を聞いて、基本的には知っていたはものの、ものすごいたいへんな状況にあるのがよくわかりました。
8時半頃にシンポジウムは終了。その後、宮崎のお友だちと1年ぶりの再会です。しばらく飲んで店を出たところで、大分のお友だちが来ました。それにしても、なんで北陸にいるのに九州のお友だちと一緒やねん…。
で、向かった先にいるのは、京都のお友だちとか山口のお友だちとか。結局、全国どこに行っても集まる仲間で飲んでいました。やれやれ…。

*1:寝ていた?

健康診断

職場で実施する健康診断が出張と重なって受けられなかったので、他校で受診です。おかげさまで、ひさびさに朝ゆっくりとできました(笑)。
それにしても、時代も変わったなぁと思います。かつては、胃部検診は「強制」だったんですよね。なので、おいしくもない(笑)バリウムを飲まされて、「あんな恰好」や「こんな恰好」をさせられて写真をとられました。おととし受けた時はバリウムがお腹の中でかたまりかけてたいへんなことになりそうでした。なので、去年は「人間ドックに入ります」と言って受けなかったんですが、そのまま人間ドックに行くのも忘れてしまいました。で、今年については問診票に「下記アレルギーの方は受けられません」という項目ができていました。まぁ過去の自分の経験を考えると、「受けられないな」ということで、「アレルギーがある」に◯をして胃部検診は受けませんでした。あー助かった。
あとは、型どおりにいろいろ受けて終了。

〆切前日

さて、あしたが原稿の締切です。にもかかわらず、まだ1文字も書いていません(笑)。
なんしか、6000文字を今日・明日で埋めなくちゃならないわけです。ついでに言うなら、あしたは出張が入っているな(爆)。
でも、こんな日に限って迷い箸のネタubuntuでも放り込もうか、と。でも、やっぱりmemtest86で真っ赤になるようなマシンでは入りませんね。よくわかりました。
そうそう、うちのパソコンもほんとうにヤバイし、新しいのを考えようかなぁ。dual coreでいくか、quadでいくか…。
なんてことを悩んでいると、時間はどんどん過ぎていきます。なんしか書かなくちゃ…。
あっちからデータを持ってきて、こっちから考察を持ってきて、それをつぎはぎしながらオリジナルの文章を織り交ぜて…。
てなことをしながら、ふと文字数をカウントすると、7900文字。あらあら…。どうするねん。

刺さった小骨

いつも何かに追い立てられているような気がします。とくに、11月は…。
「あれが終わったらこれ」「これが終わったらあれ」というのが、仕事・イベント・出張(笑)と連続するのが11月なんです。しかも、そういう時こそ、やらなくていい仕事が舞い込んできたりするし、そっちのほうがおもしろいし(笑)。
ただ、仕事・イベント・出張の類はいいんですよ。時間が過ぎていけば、それらも自動的に過ぎていきますから。問題は、原稿(;_;)
「原稿は〜、歩いてこない、だーから歩いて行くんだよ」
というのは、わかっています。わかっているけど書けないんですよね。
昨日の日記の原稿の締切は、実は9月27日でした。その日に脱肛脱稿したわけです。で、その掲載が12月号。実は、「2月号に書け」という話が他の人から来ていまして、てことは、〆切がもうすぐなわけです。てか、20日なんですね。で、今の時点でどれくらい書けているかというと、1文字も書いていないという…。だって、19日〆切のものがふたつもあって、そっちにさきにかかっていたんだもの…。
で、そろそろ焦りはじめているのですが、そんな日に限って、代講が入ってきたり会議が入ってきたり、緊急にやらなくちゃならないことを思い出したり。まぁ「考える」ことはどこででもできるのでいいのですが。なぁ…。

あ、こっちの方の準備もやらなくちゃ…。

のせられた…

授業中の子どもたちの私語を聞いていると、たまに「ん〜!」と思うことがあります。特に、平気でというか知らずにというか、「人を揶揄する言葉」を使った時は、すごく気になります。で、やっぱり放っておけないです。なので、たいていひとこと注意を入れます。
今日の授業でも、授業とは全然関係なく「ホモ」とか「レズ」とかいう言葉が出てきました。
ところで、注意を入れるといっても「そういう言葉を使っちゃいけない」では、単に隠蔽するだけでしかないし、子どもたちも納得しませんから、例えばわたしの前ではないところではやっぱり使うことになると思います。なので、注意を入れる時には、きちんと説明をしたいのです。
で、「自分で自分のことをさして使う人もいるけどね、たいてい他者から使われる時にはその人をおとしめる意味で使うから、使わない方がいいよ」と、ひとまずは形通りに。そのあとがいけなかったです。「もしもレズビアンを省略する時はビアンっていうんだよ。たとえばビアンバーとか…」
というあたりから脱線開始。
生 徒「先生、行ったことあるん?」
わたし「うん、友だちに連れられていったことあるよ」
生 徒「え〜、そんなところ「あれ」ちゃうの?」
わたし「いや、そんなことないよ。それに、べつにレズビアンじゃない人も行くこともあるよ」
などという会話。さらには、セクシュアリティの基礎知識も説明しはじめて…。結局30分ほども話をしてしまいました。
でもまぁ、そのかいあってか、普段はうるさいそのクラスも、その後はえらい真剣に授業にとりくんでいたから、まぁ、よしとしましょうか…。