今日は午前に会議、午後に研修があります。なので、起きなきゃなりません。が、やはりいつもの時間には起きられず。まぁ、朝のコーヒーを飲まなかったらいいだけのことなんですけどね。
てことで出勤。身体が重い。筋トレもしてないし、走ってもいません。やる気が起きない。まぁでも、土曜日には筋トレしようかな。
とりま職場に着いたら朝ごはんを食べて、昨日やり残してた仕事をしたり、はたまた今日までと勝手に〆切りを伸ばしたゲンコをいじってみたり。そうそう。昨日のうぢゃさんの講演の感想も読まなきゃね。そんなことをしてたら、会議の時間になりました。
会議が終わったら、ひと息ついて、午後の研修です。なんでも、今年度から本格実施した「総合的な探究の時間」の報告会です。おもしろいことやってますね。たぶん、そこにコミットしようと思ったら楽しいだろうな。若手教員がイキイキやってる感じなのはいいですね。
研修が終わったら、明日からはじまる文化祭舞台練習のための体育館の準備です。放送機材は搬入だけですが、照明器具がけっこう大変です。まぁでも、これを笑ってやりきってるうちに、笑い声が変になってはじめて放送部員です(笑)。
それでも5時に職場を出られるわけで御の字です。家に帰って、ふとウィスキーがないことに気づいたり。そうだ、バイクで買いにいこう!
久しぶりにエンジンに火を入れましょう。かかるかな?はじめは渋りましたが、無事かかりました。よかった。前に掃除したおかげでクラッチも軽い。快適です。なんか、ヘタになったけど、また走りに行きたいな。
帰ってきたら、さてと。あとはおふろだな。と思ったら、パートナーがギター弾いてるところを見せてくれたり。まぁ、穏やかな決戦前夜です。
カテゴリー: work
マイクロアグレッション:日常生活に埋め込まれた無自覚の差別
朝、動きたくありません。おふとんがあまりにも気持ちいい。なんか、リハビリがはじまってからのおふとんは離れられません。それだけ疲れてるのかもしれませんね。なので、カルピスソーダだけ飲んで、そのままスタート。
今日は午前も午後も研修の日です。が、午前の研修は10時半からです。そこまでは昨日の仕事の続きです。と、来ました!今日のレジュメ(笑)。
てことで、若い衆と印刷です。
そんなことをしてると、午前の研修の時間になりました。午前は進路研修です。講師はとある受験産業です。まぁ、役に立つといえば立つけど、なんだかなです。なんか、どんどん複雑化していくんだけど、誰得なんだろ。そんな中、低学力校の実践が紹介されていました。曰く
「家庭学習に期待するのはやめて、授業時間内に定着をはかる」
ほれな。わたしがふだん言ってることやんか(笑)。
てことで、昼休み。午後の研修の準備をして、おべんと食べて、講師さんのお迎えです。
向こうからやってこられたのは金友子さんです。今年のめぐりは「ヘイトスピーチ」なんだけど、「マイクロアグレッション」をテーマにしようかなと。
実は6月にやった「ヘイトスピーチに抗して」の中で、「創造的逆転」と「マイクロアグレッション」を扱ってます。子どもたちがそれをやるなら、教員もやらなきゃならんだろうと。ただ、うちの教員の反応はどんな感じになるだろうかな。
まずは、「わたしの場合」ということで、ご自身が経験されたことを話されます。そこからマイクロアグレッションの理論的な話。そして、なぜマイクロアグレッションを扱うのかということで、ヘイトスピーチとの関連を話されます。
このあたりは、まぁ、導入ですね。
ここからが本番です。アメリカの事例を使いながら、マイクロアグレッションがなぜあるのか、それがなにをもたらすのかといったあたりを細かく詰めていかれます。うしろから見てると、ぽかんとしてる人が多数。ただ、このあたりで顔があがる人もいます。おもしろいな。
そうそう。マイクロアグレッションの前提にあるのは「ステレオタイプ」と言われるけど、ステレオタイプそのものは、それがなければコミュニケーションが成り立たないものでもあるんですよね。このあたりを「効用」として扱われるのがおもしろい。さらに
「暑いですね」
という言葉をとりあげて、この言葉が持つメッセージを話されます。頭の中を「サール」とか「オースチン」が飛びまわるけど、挫折したからなぁ(笑)。まぁ、ほんとうは違うんですけどね。
そして最後に「思いやり」や「親切」ではないということを強調されます。ここが大切ですね。要は「〇〇をしてはならない」というメッセージではないということです。やはり、マイクロアグレッションが起こる社会構造を明らかにしなきゃなりません。つまり、ある発話がマイクロアグレッションにならない社会になればいい。で、そういう社会をつくるためには「マイクロアグレッション」という概念を知らなきゃならないってことです。
で、質疑応答。なかなかおもしろいですね。なぜか「さん」「くん」づけの話が出てきます。あと、日本語が苦手な保護者への配慮の話なんかも出てきます。マイクロアグレッションを避けるためには「決めつけない」ということが大切なので、そうすればすむだけの話なんだけど、決めつけちゃうんだなぁ。ただ、あまりにも「自分とマイクロアグレッション」になってしまってるので、これはアカンなと思い発言。
「自分がマイクロアグレッションをしないということも大切なんだけど、教員としては、子どもたちの間で交わされるマイクロアグレッションに敏感になることができるのではないか。そして、もしも「それは、もしかしたらそこにいるかもしれない当事者の生徒にとってのマイクロアグレッションになるかもしれない」と思ったら、それを指摘したらいいんじゃないか。そうすることによって、その場における偏見や先入観なんかについても話題にできるようになるんじゃないか」
もちろんうじゃさんもそれに続けて
「教員が持つ権力を適切に使うひとつの方法」
と援護してくださいました。
そんなこんなで、本日の研修は終了です。
しかし、賛否両論わかれそうで、それがおもしろい。
てことで、1時間、労働者の権利を取得して、うじゃさんと一緒に京都駅まで移動。向かうはThe Stonesです。このほど移転開店されました。店の雰囲気は前のとおりです。いい感じですね。そして、食べものもおいしい。
ここで、かなり個人的な話もしたりしていると、Tじさんが来て、再びガチの話になったりして。そんなこんなで9時半くらいでおひらきです。
今日はそんなに飲んでないから、まぁ明日は大丈夫かな。
メッチャ解いた
朝、身体が動きません。もういつもよりも遅い電車でもいいやとか、遅刻してもいいやと思ったけど、とにかく歯磨きなんかだけして、いつもの電車に乗りました。まぁ、今週はこんな感じだろうなぁ。
職場に着くと、今日も比較的静かです。いちおう不振者指導があるから、みんな来るはずですが、テキトーに入れ替わりがあるのかな。
わたしはふと思い立って、試験問題づくりです。なにせ、よく考えたら3種類つくらなきゃなりません。ざっと問題を並べて、配置して、不要な問題を削除して、他の人にチェックしてもらって。
途中不振者指導です。とは言え、小テストなのでやることもなく。なので、プリントアウトした「語り」を持っていって読もうかなと。と思ったところで、待てよと。一度、どれくらいの枚数なのか調べてみようかなと。すると、最後にやった3人が枚数が多い。最後まで苦しんだ人は、他の人の倍あります。そりゃキツイわけです。まぁでも、これを整理したら、この章はほぼ完成です。そしたら、書籍化もかなり進むことになります。
不振者指導が終わったら、今度は解答づくりです。3種類の解答をつくるのはめんどくさい。まぁ、ほんとは解かなくてもなんとかなるのはなるんですが、そこはなんとなく解かなきゃならない気がしてます。生徒が40分でやる試験なので、教員は20分ほどで解けるのですが、というか解いてないですね。解答を書いてるだけです。なんなら、ある問題の解答を書きながら次の問題の答えを考えてるくらいです。本来は1時間くらいで終わる作業ですが、疲れます。なので、途中休憩をはさみながら、4時半まで作業。
なんか、もうおなかいっぱいな気分です。定時が来たから帰りましょう。
リハビリ開始
今日から出勤開始です。ただし、今日は車出勤です。途中、ウトロに寄ってこないだの機材をピックアップ。職場に着くと、おそらく今日が休める最後の日なのか、あまりおられませんね。机の上にはいくつかの書類が。そのあたりをさっくり処理をして、放送室へ。
今日は機材講習の日です。1年生相手に、いつもの質問から。
「音ってなんや?」
基本的には機材って単純なんですよね。なので、とにかく単純に教えましょう。
機材を教えたら、お次はネジの締め方です。ヤツらは全力で締めるから、そうはならないように、手の感覚を伝えます。もっともプロは「ネジの伸び具合」でわかるとかいうので、これはもう創造を絶する世界ですが^^;。
そんな感じで午前が終わって、午後はメールを書いたり雑務をしたり。
午後の遅い時間からzoomイン!学校体育がらみのインタビューを受けるわけですが、なかなかに受けにくい。まぁ、余分な知識があるから、
「そのあたりはフーコーせんせいに」
とか言ってしまうわけで、バイアスがかかりまくりです。まぁでも、それを期待されてるということにしておきましょう。
インタビューのあとは、セクションのチーフと少し話。この人、体育の教員なんですけど、いい感じなんですよね。もしかしたら、井谷聡子さんと気があうかも…。
そんなこんなで、少し遅目までいて、職場を脱出。
さてと。帰って筋トレしてシャワー浴びてビールだな。
一抹のさびしさ・盆明け仕事3日目
今日も予習のために起床は7時です。朝起きたら、体調は平常通りです。それにしても23日かかるのか。
とりま朝ごはんを食べて、PCの前に座って、メールのやりとりをしたら、予習開始です。流すべき動画のチェックをしたり、プレゼンの修正をしたり。やがて時間が来たのでzoomイン!今日はLGBAのこととTのことと、トランスジェンダー生徒のことなので、言いたい放題の日ですね。
ポチポチと待機室に来られるので、許可を出しながら、まずは雑談。そして動画の再生です。ハートネットTVの「LGBT特集」です。小窓に出てくる人々がほぼ知りあいの自分は、なにかがおかしいと思ったりするのは、まぁそういう年代だからですね。それにしてもレズビアンカポーのおふたり、いいなぁ。ただ、おひとりはかなりブッチ系なので、その後トランスしていたりしないか、少し不安…。まぁわたしは関係ないか。ちなみに、最後にちょっと時間があまりそうだったので、少していねいに話をしたら、さっき最後に追加したスライドがあるのを忘れていて、時間が足りなくなってしまいました。
ふたコマ目も動画からスタート。そうでした。この方、「劇団四季」にいたのでした。なので、動画が終わったらこの日のエピソードを話してみたり。ただ、Tのことは、基本的にはわたしにとっては「さわり」なので、結局時間があまってしまったり。まぁいいです。
お昼は気合いを入れる必要もありません。なので、肉が少なかったすき焼きのあまり丼。
それでもうまいです。まぁTKGです。
で、午後も動画から。感想は、やはり去年と同じです。ただ、ひとつ追加された感想は「チェックリストがジェンダーを構築している」と気づいたことかな。こちらは延々と話す内容があるので、延々と話をして、結局終わったのは時間ちょうどでした。最後に
「来年はたぶんこの講座はないと思います。なので、もしも後輩のためにこの講座を残した方がいいと思ったら、ぜひアンケートを出してくださいね」
と、わけのわからないことを話して終了。
ふぅ。3日間の盆明け仕事、今年も無事修了です。とりまスタジオを解体しましょうか。
さて、去年は鶴橋に行ったけど、今年は特になにもなく。なので、少し書籍化をしようかと思ったけど、やはり疲れてしまってできません。なので、別の用事をちょこちょこ。
と、6時半になったので、筋トレスタート。きますね。そしてランです。
今日もインターバルです。まずはいつもの通り、500mのジョグからです。そして、インターバル開始。だいたい3本までは楽勝です。が4本目からがキツイ。5本目になると、スパートのあとのジョグが遅くなります。6本目を走っている最中、嫌気がさしてきます。が、スタートラインにもどると、7本目、ゆっくりでもいいからやるかと思います。おかしい。
結果、500mごとのスプリットを1kmに換算して、6分19秒→5分51秒→5分45秒→5分47秒→5分57秒→6分24秒→6分35秒→6分22秒で、4.1kmを25分22秒、アベレージが6分07秒でした。が、どうも距離がおかしいです。この間OSのアップデートがあったからかな。まぁ参考タイムにしておきましょう。
あとはシャワーとビールと睡眠です。
が、ふと「明日は盆明け仕事がないんだ」と思って、一抹のさびしさがやってきました。しんどかったはずなのにね。
なんだろう。あぁ、小学校の頃にキャンプから帰った日の感じだわ。
少し復調・盆明け仕事2日目
今日は盆明け仕事2日目です。ちなみに、盆明け仕事は、具体的にはジェンダー論の夏季集中です。3日間はオンデマンドで、盆明け仕事はオンライン講義を3コマ×3日です。で、事後学習としてビデオを3本という割り振りです。
今日、2日目は「隠れたカリキュラム」と「学校の中のジェンダー構築」がメインで、あと「セクシュアリティの基礎知識」になります。3日目はLGBAのコマと、Tのコマと、トランスジェンダー生徒のコマですから、今日の午前がメインイベントですね。
なので、起床は7時です。ここしばらくは「目が覚めたら起きる」というか、「目が覚めたら起きる準備をする」だったので、かなり違います。そして、7時に起きました。朝ごはんを食べたらPCの前に座って予習開始。去年つくったプレゼンを確認&加筆訂正です。やがて9時5分前になったので、zoomをオン。ここから学生さんがなだれ込んでこられます。
で、午前のコマを粛々と進めました。
昼ごはんは気合いを入れましょう。
新しいトゥンセラーメンのスープはフレッシュな感じがしますね。うまい。
で、午後のコマも粛々と進めます。そんなこんなで、あっという間に14時半になりました。ふぅ。
盆明け仕事が終わったら、速やかに4人のおべんきょ成果にかかります。が…。うーん。論旨は問題ないけど、文章がという話なんですが。まぁ確かに接続詞が多いのは、わたしの文章の書き方のクセです。ただ、これ、わたしのセンテンスが短いこととも関係があります。短い文章と短い文章をつなぐ時、どうしても接続詞が必要になるんですよね。困ったなぁ。
そんなことをしていたら、あっという間に6時半です。なんか疲れた。今日はこれ以上何かをやる気がおきません。やめた。
あとはシャワーを浴びてビールを呑んで、さっさと寝よう。明日もある。
絶不調・盆明け仕事1日目
目が覚めると、クチャクチャのふとんの上に倒れていました。コンタクトも外してません。ひでぇ。幸い起きた時間が早かったので、少し気分を仕切直し。でも、眠いです。ヤバイです。なにせ、去年に続いて盆明け仕事が今日からはじまります。
とにかく体調を立て直さねば。が、立て直せません。開始時間は刻々と迫ってきます。しかたない。やろう!
ということで、言い訳からスタートです。グダグダやな。
それでも、フェミニズムの歴史とか、最前線の話とか、いろいろやってみました。
昼ごはんは気合いを入れる元気すらありません。とにかくごはんをかき込んで、午後の仕事に突入です。
午後はみなさんに書いてもらったレポートを紹介してコメントするだけです。ただ、このレポートが興味深いです。「いまどき、そんなことやってるの」という話が続々と出てきます。ビックリです。
そんな感じで2時半に終了。ふぅ。
あとはおべんきょと思ってたけど、ムリですね。とにかく昼寝ですね。そして、夕方にのそのそ起き上がって、とりまシャワー。
ここで迷いどころです。ビールを呑むか?やめとくか?
呑みましょう。ビールを呑んだら少し復活。ダメですね。
まぁいい。早く寝て、明日に備えましょう。明日は起床は7時だな。
納涼
朝起きたら、一本のメールが…。
T大学で人権教育論を履修している学生さんが、「K先生と僕が好きだった先生と似ていて、知り合い違う?」とつぶやきました。
えっ!どんな?と聞きますと「生徒への向き合い方とか、授業の熱とか、、、。」と。
「トランスジェンダーの先生で、、、」
「え!!!君は京都から来てる?」と聞き直しました。
そうだと言いいつき先生と。
「あー!一回立ち飲み屋で飲んだ事あるよー」と、研究所長のTくんやTM先生たちと大正区で昔、飲んだ事を思い出しました。
携帯を出して卒業式の日のいつき先生とのツーショット写真を見せてくれました。高校を卒業して3年は経過しているでしょう。いつき先生の人権反差別教育を忘れずに、大学で頑張り、真面目に素直に、立派に大学で過ごしています。
すごいなぁ、となんだかとても嬉しい気持ちでいっぱいに先週なりました。
マジか…。この年の卒業生ですね。あのクラスはおもしろかったなぁ。やはりうれしいですね。
で、出勤。今日は採点の祭典の日と決めてます。てか、今日しかない。
てことで、出勤したら、まずは書類書き。そして立番。そして試験カントクです。カントク中はカントクに専念しなきゃならんので、妄想をメモします。間の1時間に採点しようかと思ったけどできず。さらに1時間カントクをやったらすでにお昼です。
まぁしかたないです。ここから採点しましょうか。少しだけ採点して、おべんとです。しかしヤバイな。貧富の差が激しそうです。おべんと食べたら再び採点。問題作成者の優しさが伝わる試験なんですが、その優しさに応えられない子らですね。
途中、眠気に襲われながらも採点終了。すみやかにノートチェックです。これが苦手です。つらい。
ノートチェックが終わったら、お次は前に視聴できなかったDX研修の動画を見ましょう…。と思ったら、まだ公開してないのかよ!しかたない。「かんさい熱視線」を見ようかな。
いい番組です。生徒に見せよう。
そんなことをしていると、16時半です。外は雨。んー、筋トレしますか。心地よい汗をかいたら職場を脱出。
今日はちょぼやき会の納涼会です。簡単に言うと呑み会です。
お店に入った時点で、なんか調子悪いです。なんだろう。今日のすれ違い感。なんか、自分が場に馴染んでない感じがします。久しぶりだからなのか、それとも…。
たぶんずっと現場でもがいているからかな。いろんなことを俯瞰してみる余裕がない感じです。だめだなこれはと思ったところで、ついルサンチマンとコンプレックスが爆発してしまいました。
だめだこりゃ。
まぁでもわたしが鬱になることもなく、なんとかやってるのは、たまに爆発してるからかもしれません。まわりには迷惑かけてるけどね。
で、納涼が終わったところで「もう少し」となってカラオケへ。3曲ばっかがなってしまいました。ごめんなさい。しかし今日はダメだな。
さてと帰りましょう。
間に合った
朝、やはり身体が動きません。が、自業自得です。てか、休めません。
とりま出勤。雑用をしたら、配線開始です。今日は6時間目に演劇鑑賞があって、音響の電源を隣の棟からひっぱってこなきゃなりません。
問題は今日の天気です。雷注意報が発令されています。そんなもん、落雷があったらハンパないことになります。とにかく、こんなヤバイことをやってるのは一部の人間だけしか知らないことにしておきましょう。
小一時間かけて配線終了。まぁゴロゴロいってきたら電源を引っこ抜きに来ましょう。
あとは授業にまみれます。とは言え、プリント学習です。大丈夫かなぁ。でも、まぁまぁ質問に来てくれるから、少しマシかな。質問の合間を縫ってゲンコ書きとか推敲とか(笑)。
おべんと食べたら体育館のチェックです。すでに芝居の練習をされてるのでOK。
6時間目は、1年生は多様性ワークショップです。担任さんたちを
「楽しんできて」
と送り出して、わたしは会議です。
放課後は電源ケーブルの撤収です。放送部員がやってきて
「なにをすればいいですか?」
と聞くので
「高いところは好き?」
と聞くと
「好きです!」
とふたつ返事で返って来ました。やはり放送部員です。
電源ケーブルの撤収が終わったら、放送のケーブルの撤収のお手伝い。が、お手伝いなのか練習させてもらってるのかわからなくなるのはお約束です。ありがとうございます。
と、突然雷鳴とともに土砂降りの雨が…。間にあった…。けど、音響さんは間にあわなかった…。
で、わたしは職員室に引き返して、雑務をパパっとやって、定時が来たので退勤です。帰る途中は「ツラッティ千本」の企画運営委員会にzoom参加です。間にあった。もちろんマイクもカメラもオフ。しかたないです。5時スタートは不可能です。しかし、向こうの音声が聞こえない。まいったな。
企画運営委員会が終わったのが6時前。すみやかに4人のおべんきょ会です。こちらも間にあった。そんなこんなで7時半までキチキチのスケジュールで動いて、本日のタスク終了。
さすがに疲れた。
沖縄人として日本人を生きるー「異和共生」社会を目指して
今日は大正区のフィールドワークです。なので、少しだけゆっくりできます。
てことで、ゲンコをいじるなど。しかし、どんだけゲンコをやりつづけないといけないんだろ。ゲンコをやりつづけるってことは、つまりは書かなきゃならないわけです。てことは、どこかから依頼があるわけです。なんでわたしに依頼するんだ?まぁでも、依頼があるうちが華ってことかなと思いながら書いてます。
で、頃合いもよしということで、おにぎりを持ってスタートです。いや、大正区だから沖縄そばを食べたかったけど、ここは倹約です。大正駅からコミュニティセンターまでが遠い。が、がんばって歩きましょう。ここは倹約です(笑)。
で、コミュニティセンターに着いて、おにぎりパクついて、金城馨さんが来られるのを待ちます。少し遅れて来られて、フィールドワークがスタートです。
もちろんわたしは記録係です。なのでビデオカメラをまわします。おかげさまで、特等席で聞くことができます。
まずはご自分の名前から。現在、金城さんは「かなぐすく・きんじょう・かおる」と自らを名のっておられるとか。その説明が長い(笑)。当然です。名前をめぐる話は延々と語るしかない。
続いてジオラマを使ってそして大正区の成り立ちやウチナーがもともとおられた場所の説明です。
これが長い(笑)。それも当然です。自分たちの来歴や大正区内の移動の歴史は簡単には話せません。そしてようやく外へ。
まず向かったのは具志堅幸司さんの碑です。
ここで、再びウチナーの名前をめぐる話がはじまします。これが長い(笑)。ビデオカメラ、軽いけど、それでも腕がプルプルします。でも、ガマン。内容はおもしろい。
ちなみにわたしは何度か金城さんの話は聞いてるし、金城さんが送ってくださった著書も読んだし、ある程度のことは知ってます。が、やはりライブはいい。
「差別があるとき、とれる方法は3つ。ひとつは「差別はいけない」と闘うこと。でも、正しさと正しさがぶつかるとマジョリティの正しさが勝つ。だから容易ではない。そこでとるふたつめの方法が差別を受け入れること。だから、多くのウチナーが名前を日本語読みにしたり、さらには名前を日本人風に変えていった」。
と、突然事務局長がカットイン。
「あの、30分ごとに休憩と給水の時間をとってください」
一瞬なにが起こったかとポカンとされる金城さん。やがて
「わかりました」
と。
あわてて金城さんのところに行くわたし。
「すみません」
と謝りながら、名前をめぐる話を少ししたり。なにせ、わたしの友だちにはミドルネームを入れてる人が山のようにいますからね。
やがてフィールドワーク再開です。
お次は千島公園の横にあるデイゴの花の横で話。
「ふだんは「この花はなんでしょう」からはじまりますが、今日は時間の関係でやめておきます」
うーん、もったいない。おそらくそこから話がふくらむはずです。デイゴの花には一世の思いが詰まってるとのこと。きっといっぱいあるだろうになぁ。
そして振り向くと千島公園のグラウンドです。
ここはエイサー祭りの会場です。わたしもかつて来たことがあります。
ここで、「いつはじまるのか」と待つおばあと、「恥をさらすな」と怒るおじいの話。ここで先ほどの具志堅幸司の碑で話した伏線の回収がはじまります。
が、すぐに終わって、次に向かうのは昭和山の入口です。ここにはソテツがあります。
ここでみんなを座らせて、金城さんは語りはじめられます。
「ソテツと言えば、あとに続くのはなんですか?「地獄」です。「ソテツ」には「地獄」。「安保」には「粉砕」。「ソテツ地獄」「安保粉砕」同じことです」
笑いました。そして、なぜソテツ地獄があったのか。それは日本人の問題であると。沖縄を知ることは沖縄を知るためではなく日本を知るためである。これは最初から一貫するテーマですね。そして、我田引水かもしれないけど、わたしがガッコでやってる人権学習もそうです。
て、関西沖縄文庫へ。なんでも昨日から今日にかけて会場をつくってくださったんだとか。今日、ほんの少しだけ遅れられたのもそのせいですね。
ここで少し動画を見て、ここから人類館の話がはじまる。
「人類館を知ってる人?」
手を上げたのは3人くらいです。みんな、わたしの部落問題学習のプレゼンを見た人です(笑)。
ただ、金城さんは「人類館は事件になったのか?」と問われます。たしかに事件になってません。つまり、日本社会はそれを問題と捉えてこなかった。だから事件にしなければならない。
そしてもうひとつ。多文化共生の危うさです。多文化が共生しようとすると、どうしてもマイノリティに侵略されてしまう。例えば、言葉ひとつとってもヤマトンチュに理解させるためにはウチナーグチを使えなくなる。そうやって侵略される。だから、侵略されないためには壁が必要である。そして、互いの壁と壁のすき間で共生をすればいい。もしも侵略されそうになったら、壁の向こう側に逃げ込めばいい。
だからこその「異和共生」なんだそうです。なるほどなー。
しかし、考えを言葉にするのがうまい。いや、このうまいは小賢しいという意味ではなく、ほんとうにうまい。わかりやすい。そして意表をつかれます。ちなみに聞いてた教員のほとんどがヘッドバンギングしてました(笑)。
そんなこんなでフィールドワークと講演は終了。わたしは預かりものがあったので金城さんとサシになろうとしたけど、あとからあとから金城さんに感想を言いに行く人がいて、なかなか順番がまわってきません。一気に人気者になりました。
で、わたしの番がきたので届け物を届けて、ついでに
「このへんで飲めるところ知りませんか?」
と聞くと
「開いてるかなぁ」
とか言いながら、わざわざ連れて行ってくださったのが正起屋です。てか、前を見たら「○田」のマークがあります。わたしが来てるボロシャツは、まさに田嘉里酒造所のものです。
金城さん
「やすくなりますか?あ、そうですか。高くなりますか」
とか言っておられます。とりま、帰ろうとされる金城さんを「30分だけ」と言って、無理やり誘ってしばし懇談。
しかし、フィールドワーク中とか講演中の金城さんとは打って変わって柔らかい表情をされてます。この顔が見られただけでも御の字です。
30分でお店を出て、バスに乗って、大正駅へ。お次は「いちゃりば」です。お友だちのK山さんが仲間を集めてくださいました。そこに高校教員を連れて乱入です。
わたしな隣におられた小学校の教員と、延々と話。もちろん1軒目では足りないので、京橋まで移動して2軒目へ。
そんな感じで、ディープな夜が過ぎていきました。明日は平日なんですけどね…。