とうとうここまで…

今日は、早朝に訪問者がありました。何が問題かというと、「まともな普段着がない」ということです。家にいる時は、たいていダラダラの恰好をしているので、とてもではないですが、人様にお見せできるような代物ではありません。かといって、起き抜けにいきなりまともな恰好をしてもしんどいだけです。それでもなんとかマシなものを見つけ出して、なんとか訪問者を迎えることができました。
で、午後はその訪問者=東京の友だちと、東京の友だちの友だちになる大阪の人がうちの職場に来ました。なんでも、補習の風景に興味があるそうです。つってもなぁ。
「プリントやれよ〜」あとはボーっとしているだけです。「先生教えて」と言ってきた生徒がいたのですが「この補習の一番大切なことは何か知ってる?」と返すと「自分でやること」と教えたとおりの答を返してくれました。「その通り」と言うと、おとなしく自分でやるあたりがさすが1年生、とてもかわいいです。
それにしても、お客さんが来ると生徒たちの反応はすごいです。「え、なんで?」「なんでこの人らいはんの?」みたいな声があちこちから聞こえて、はじめは勉強になりませんでした。んなこと、気にしてもしゃーないのにね。
1時間ほどプリント勉強会が続いて、最後の生徒が終了してやっと一息。今日は疲れたから、さっさと帰ろう。ちょっと走りたいけど、まぁやめておきましょう。

さてさて、どうなるか…

今日は東京からお友だちがまた来ます。しかも、大阪のお友だちを連れて。
昼前、東京からお友だちが到着。わたしは、パートナーと一緒に昼ご飯のお好み焼きの準備です。ふたりでお好みの準備をするなんて、久しぶりやなぁ。などと書くと、パートナーから怒られそうですけど(笑)。ちなみに、下の子どもの具は昨日のたこ焼きの残りのタコ。わたしたちは、アキレスを味つけしたものと鳥のせせり、そして忘れちゃいけないカスです。ちょっとタネをつくる時に混ぜすぎたようで、重くなってしまいましたが、まぁそこそこの味だったような気もします。パートナーは「これくらいどっしりとしたのもおいしいね」とフォローをしてくれていました。ありがとう…。
その後、東京のお友だちからいろいろ質問です。
う〜ん、あらためて聞かれると答えるのが難しいことってたくさんありますね。とくに、それぞれの時期*1で、「その時、自分のことを男と感じていたかたか女と感じたか?」なんていう質問にはかなり困りました。まぁ結婚の時はともかく、子どもが産まれた時「父親になった」という感覚はものすごく希薄でしたから。どちらかというと「できちまったぜ…」というのと、「しゃーないなぁ、親かぁ」というあきらめだったような気がします。
結局、夕方までいろいろ話をしたり、子どもと遊ぶパフォーマンス(笑)((「せっせっせ」はまだいいんだけど、「おちゃらかホイ」は延々とあいこが続くし、カエル相撲にいたっては…)をしたり。
けっこう疲れたけど、でも、そういうことを、ていねいに思い出していくことも大切かな。

*1:結婚した頃・子どもが産まれた頃等々

今年もワークショップ

昼間はサクッと仕事&家庭訪問。夕方そのまま大阪へ。今日は、大阪市立大学大学院のワークショップでした。キャンパスは北新地駅の上なので、まぁいろいろありますわな。とりあえず、パッと見つけた店には行って、ポテトサラダと飲み物(謎)で腹ごしらえ。
で、ワークショップです。与えられたお題が「セクシュアルマイノリティNPO活動」。結論から言うならば、このテーマで話をすることはわたしには無理です。てか、セクマイのNPO活動って、どこにあるんだ?まぁ、あるところにはあるんだろうけど、あたしゃしてないっす。しているのは、宴会だけだし(笑)。
てことで、しゃーないです。「トランスジェンダーをめぐる運動の2つの方向性」というサブタイトルをつけて、なんとかこなすことにしました。
ワークショップそのものは、50分×3時間の枠です。1時間目は、わたしからの問題提起。2時間目は、質疑応答。3時間目は、学生さんだけの討論の時間です。で、番外の4時間目は、まぁ謎ですわ。で、50分で何がしゃべれるかですけど、結局70分ほど話をしましたか。まぁそれでも上出来ですね。
ちなみに、このワークショップはすごく刺激的です。みなさん社会人だし、それぞれがそれぞれの基盤になる活動をしておられるので、問題意識も明確に持っておられます。しかも、いい意味でどん欲。話をする側が、逆にすごく啓発されます。質問がすごくたくさん出て、さらに2時間目のあとの休み時間も話。最後は「解放の学力と受験の学力」みたいな話までふくらませて、とりあえずわたしの役割が終了。なんだか、すごく啓発をされました。で、わたしは一足お先に、謎の4時間目の会場へ。1時間ほどダラダラ呑んでいたら3時間目を終了された学生さんが到着。そこでさらに有志で2時間ほどワークショップを深めて、ワークショップの全日程を終了です。
最後は、御堂筋線まで学生の方に誘導してもらって、淀屋橋で最終K特急に滑り込みセーフ。ありがとうございました。でも、最後はタクシーだな…。

玖伊屋の朝

朝起きて、とりあえず台所の片づけ。いや、いつもみなさんがお皿を洗っておいてくれるので、ふいて片づけるだけなんで、すごく楽です。それから、やっぱり朝のコーヒーですか。これも、滋賀から来てくれたお友だちが前に差し入れをして下さったおかげで飲めるんですよね。ありがとうございます!
ところで、昨日「ハムを使ってチャーハンをつくれ!」という注文があったんですよね。見てみると、ご飯が炊いてない。みんな、昨日の勢いはあるんだろうかと思ったのですが、とりあえず5合炊いてもらって、様子を見ることにしました。
そうこうするうちに、どうやら本気でチャーハンが食べたいらしいことが判明。ならばしゃーないです。つくりますか。

  • ハムのチャーハン

あらかじめ、具材のハムと白ネギは細かく切っておきます。熱したフライパンに油をひいて、卵をひとつ落としてすぐにご飯を入れて、全体が卵色になるように、手早く混ぜながら炒めます。半分くらいできたと思ったところで、ハムと白ネギを入れて、さっと炒めて塩で味つけ。本当はコショウがほしかったんですけど、ないものはしかたがないです。最後に醤油を一回しして香りを出したらできあがり。

そして、玖伊屋の夜は更けていく

今回は、いずみちゃんの久々の参加がありました。お互いの「変わったこと」「変わらないこと」なんかを含めて、かなり深くつっこんだ話ができたんじゃないかと思います。2003年以降の自分を振り返る意味でも、すごく意味がありました。ありがとうね!
でも、あいかわらず12時頃には「クズ」に変化。今回も定位置の「押入の前」です。だってね、押入からふとんをずるずると出すと、そのまま敷けるんだもん(笑)。
で、2時頃に、ふと復活。突然襲ってきた猛烈な空腹。考えてみると、いつもつくってばかりで食べていないんですけど、今日はいつもにも増してつくるばかりだったような気がします。なので、参加者の人にコンビニまで買い物に行ってもらってカレーを食べました。おいしかった…。でも、なんか間違っているような気もするけどね。
カレーを食べてお腹が納得したところで、再び爆睡です。

で、玖伊屋

今日は大量のハムを持っていく必要があったので、久しぶりに車で参加。途中、組合の事務所に寄って書類を受けとりがてら話をしていたら、あっという間に現地到着時間5分前。ヤバイです。あわてて玖伊屋の会場へ。
会場に着くと、電気がついています。なんか不安。もしかしたら、予約を忘れていたか?と大あわてで2階に上がると、すでにお客さんが入っていました。なんでや…*1
とりあえず、まずは一番時間のかかるスジの煮込みからスタートです。
では、東ジュンさんのご要望におこたえして、レシピ集など(笑)

*1:どうやら「長期滞在」のお客さんが入れてくれたようです。

トリビアに!

瞬間、トランスが出たみたいです。「玉なしパッチ」の紹介でした*1。めっちゃきれいでした。ゲストは瞬間「え〜っ?」と言っただけで、その後誰もつっこみませんでした。

*1:まぁ、読み筋としては定番ですわな

書いてみた

なんか、机の上に人間ドックの申込用紙があったので「いらんわ」と思っていたのですが、なんでも、ある年齢になると無料で人間ドックが受けられるそうな。で、机の上の申込用紙は、その無料の人間ドック券をもらうための申込用紙だったみたいです。さらに、「脳ドック」もうけられるそうな。しかし、わたしが脳ドックを受けたとして、「頭が悪い」とか「性格が悪い」とか「異常」とかいうことがわかる程度のことで、そんなもん、検査しなくてもわかっている気がするのですが…。
で、ずいぶんと悩んだんですが、とりあえず券をもらうことにしました。あとで断ることができるみたいだし。いや、断る理由は「バリウム」か「胃カメラ」のどちらかを選択しなくちゃならないみたいで、そんなもん、体を悪くするだけじゃないかということなんですけどね。
まぁ、それはおいといて…。事務の方が「前立腺の検査もできますよ」とわざわざ言ってくれたので「いや、前立腺はなくてもいいですよ〜(笑)」と、これまたわざわざ返事したのはご愛敬です。
申込用紙に記入をしたのですが、やっぱりあります、性別欄。で、いつものように「空白」で出したんですが、事務の方が「ここ、書いてもらわないと困るんです」とのこと。「でも、むずかしいんですよ。どっちに◯をしてもピッタリ来ないし」などとごねてみました。すると「いや、別にどっちに◯をしてもいいので、とりあえず書いて下さい」とのことです。へ?どっちでもいいんすか?じゃぁ、◯しちゃいますよ?いいんですか?所蔵町のはんこもいるんですよ?いいんですか?
てことで、とりあえず(笑)、「女」に◯をしてみました。事務の方は受理されました。さて、どんなことになるかなぁ…。

優先順位

東京からのお客さんが来られたので、飲みに行きました。で、いろいろ話をしていたのですが…。その中で、「特例法の5つの要件で、一番問題があるのをひとつあげてほしいとすると、なんだと思うか?」という質問を受けました。
う〜ん。しばらく考えて「非婚要件」と答えました。
いま、うちはとりあえず「家族」という形態で生活をしています。例えば、「子なし要件」がなくなったとします。で、さらに例えばSRSを受けたとします。すると、仮に性別変更をしようとすると、「非婚要件」が問題になる。てことは、「家族」という形態を崩さないといけなくなるわけです。はたしてこれが、現実的に「望むべき形態」か?やっぱりちゃうと思います。端的に言うならば、「子なし要件」がなくなったら、特例法は今度は「離婚推進法」になるということです*1
もちろん、非婚要件は同性婚をさけるためにあるわけです。
ところで、法律上「性別」が必要になるのは、どういう理由なんだろうとつらつら考えると…。もしかして「婚姻の対象を限定するため」なんじゃないだろうかと、ふと思ったんです。もしもそうだとすると、同性婚がOKになったら、だれと婚姻関係を結んでもいいのだから、性別を確定する必要はなくなります。とすると、法律的な意味での「性別」の縛りって、ずいぶんと緩和されるんじゃないだろうか…。とすると、SRS要件の重要性ってかなりなくなる可能性が出てくるかな?あと、同性パートナー観で子どもを持つのが当たり前になると、断種要件も必要なくなる気がします。もちろん、子なし要件はその前に必要なくなる。
つまり、多様な家族制度が実現すると、それにともなって、法律上の「性別」の意味あいが変わってくるのではないかと。
もしかしたら、特例法の本丸って、「非婚要件」にあるんじゃないかなぁ。

*1:もちろん、離婚がいけないということではなく、離婚を強要されることがいけないということですけどね。