今日の放課後は、職場の人権教育研修会。テーマは、在日外国人教育ということで、うちの校区にある中学校の日本語教室担当の中国帰国の先生に来てもらいました。
内容は、ご自分の生い立ちの中で感じてこられたさまざまなことと、今の中国帰国生徒のかかえる課題についてです。
いや、生い立ち、すごいです。
まわりとの「違い」に気づき、やがて自分のことを隠しはじめる。でも、まわりからみたらバレバレです。
でも、だんだん日本人と同化することができるようになり、さらに「隠す」テクニックも上達してきます。
ところが、大学時代に「中国語できるの、かっこいい!」という人に囲まれる中で、自分のことを話しはじめます。そして、自分のことを語れるかどうかということが、友だちになれるかどうかの分水嶺として機能しはじめます。そして、日本語教室の子どもたちとふれあう中で、「恥じることのなくなった中国」が「大好きな中国」へと変化していきます。
でも、いまだに「(悪意のある)中国人!」という言葉に「ビクッ」とする自分がいるとの言葉も、忘れてはならないなぁと思いました。
かなりしんどい話のはずなんですが、それをさらりと、しかも笑いすらまじえて話をされました。すごい!そのおかげで、「しんどいなぁ。もうええわ」となる人もなく、「楽しく」話を聞くことができ、1時間半の研修の時間があっという間に過ぎてしまいました。
夕方、講師の方からメールがありました。なんでも、今回の講演が「デビュー」だそうです。それを聞いて、2度びっくりです。末恐ろしい新人だわ。
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突然の情報
某所から、いきなり「朗報」というメールが来ました。で、あした(笑)確認したらこれに出ていました。てことは、繰り上げか。
焼肉パーティー
今日は、年1回恒例の焼肉パーティーです。主催者は今回は市議会議員になれなかった人です。
てか、最初はこのパーティーないのかなと思っていました。で、「なんぼなんでもそれはあかんやろう。もしも今年は主催できひんのやったら、まわりの人間が主催してでもやらんとあかんわなぁ」と思っていたのですが、やっぱり今年もやることになったらしいです。もっとも、インフォメーションはかなり遅かったです。本人曰く、「数週間寝込んでいた」ということでした。でも、例年よりもインフォメーションした範囲は狭かったのに、例年よりも参加者数が多かったというのは、やっぱり気持ちはみんな一緒なんでしょうね。
私は例年は「参加するだけ」なんですが、今年は頑張ってサムゲタンをつくることにしました。まぁ、レシピはあってないようなもんですから省略です。
今日はいい天気。肉もおいしいしビールもおいしいです。某政党の人間とか某教育委員会の人間が何人か来ていて、それがちょっと鬱陶しい気もしたけど、それはそれでしゃーないな。そういう場所やし。てか、それにしても焼肉にスーツで来るなよな(笑)。
あいさつでは主催者の方もリベンジを誓っておられたし、今度は真剣に応援しないとなぁ…。
ダブルヘッダー2戦目・某キリスト教系人権教育研究協議会の懇親会
今日は、某キリスト教系の人権教育にかかわる人たちの会議が京都でありました。本来はわたしも出なくちゃならなかったのですが、今日は(も?)パスさせていただいて、懇親会だけの参加です。
この協議会には、本当にお世話になっているんですよね。てか、わたしが一般社会?でも「わたし」でいられると思わせてくれた最初の方々がこの協議会でした。まぁ、そんなことを思い出しながら、おいしい肉とマッコリを楽しみました。でも、10時を過ぎたぐらいに、そろそろダウン気味。考えてみたら、今日、朝目が覚めたのは5時。そらあきませんわ。
11時の閉店でお店を出て、そのままお家へ直行して、家について5分後には寝ていました。
打ち合わせらしい…
今度、お友だちのところで高座があるので、その打ち合わせに行ってきました。
お友だちからの指定は「休みの日の昼間でゆっくりできる時」。
お友だちの家は大阪ですし、まぁ、平日の夜はもちろんのこと、休日の夜であっても、やっぱり夜はゆっくりできません。そう考えると、休みの日の昼間っていうのは、案外いいのかもしれません。
集合時間は午後1時。集合場所は、四条河原町北西角。もう、どこに行くのか見え見えです(笑)。それにしても、芸がないなぁとは思いますが、昼間からきちんと飲める店、このあたりでは他に知らないからなぁ…。
お店にはいると、まぁ、いつもと変わりない時間が流れています。お友だちと会うのは久しぶりだったので、セクシュアリティの話から、在日の話から、昨今のさまざまな情勢から、共通の知人の話から、まぁ盛りだくさんな話で盛りあがりました。あ、もちろん打ち合わせは最初にしましたよ。時間のことと、文書の送付先ね(笑)。
4時半頃になったので、「ちょっと店を変えましょう(笑)」ということで、お店を出てしばらく散歩。
テクテク歩いて目指したのは、とりあえず四条の縄手通り。そこから北上。やがて、三条京阪の東側に到着〜。
ここからは、エントリが変わります(^o^)/
DVかぁ…
今日は、人権教育関係の総会。昼からは記念講演。テーマはDVでした。
フェミニストカウンセリングにかかわる話からはじまって、DVの具体的な事例や、その結果としてのPTSDの話とか、子どもへの影響とか、なかなか深い話でした。
それにしても、「総会」なもんで(?)、聞いているのがほとんど男性。どういう思いで聞いていたんだろうなぁ。
あ、わたしは、自分の存在がDVかどうかを、かなり悩みながら聞いていましたよ。と同時に、「DVは女性→男性」という講師の話に対して「ん〜」となってもいたんですけどね。
資料の中の統計調査に「男性被害者」にかかわるデータがあって、警察等へのヘルプが少ないというデータが気になっていたので、終わってから講師の方に、「男性の被害者の中には、同性愛者が含まれているんじゃないですか?ゲイであることを知られるのを恐れるので、ヘルプが少ないんじゃないですか?」と質問をしてみました。すると、「そうなんですよ。ゲイだけじゃなくて、レズビアンのDVの問題もあるんですよ」という答でした。どうやら、今日の話は「女性→男性のDV」に特化した形で話されたようです。
まぁ、話が多岐に渡りすぎるからそうしたんだろうけど、単純な男性・女性間のパワーのアンバランスだけの問題ではないような気もするし、そういう意味で、少し触れてもいいんじゃないかなぁという気もしますが…。
で、セミナー
まずは、田中宏さんの講演。「帝国陸軍は多民族だったか」とか、なかなか挑発的な話があったりして、おもしろかったです。もっとも、何度か聞いている人には「またこの話か」となるらしいですけどね。でもまぁ、何度か聞いている人が、何度聞いても「新しい話だ!」と思えるようにしようとすると、これはこれでたいへんだとは思いますけどね。
田中さんの話の後は、4人のパネラーの話。前半は、いわゆる新渡日の子どもたちにかかわる話。後半は、在日朝鮮人のオモニ達の話。前半は、まぁそれなりに元気のでる話です。それはそれでいいですね。後半は、重かったです。でも、その重さにこそ、現実があるんでしょう。
いま、どんどん「在日」という存在が潜在化しています。でも、本質的には30年前と何も変わっていないということを、あらためて感じさせられました。
トータル的に、すごくいいセミナーだったなぁと思いました。
で、フィールドワーク
帰り道
帰りは、前から一度バイクで走りたかった道です。普段は凍結路面ですから車でしか走っていません。でも、すごく気持ちよさそうなんですよね。今日は念願のバイクです。
今日は昨日ほど飛ばす気はありません。で、きのうぬわわkm/hで走った経験があったからか、ゆわkm/hぐらいで走っているのですが、まったく不安はなし。かえって余裕があるくらいで、すごくいい感じです。えらいもんだなぁ…。
結局、途中休憩も入れて、下道をかなり使って6時間ほどで家に到着。さすがにこのころになると、疲れが出てきています。とりあえず、家に入って、晩ご飯を食べて、ビールを飲んで、そっこう爆睡です。
長い長い3日間だったなぁ…。
で、山登り
実は、おとついの晩、あまり寝られなかったんです。で、きのうの晩もあまり寝られなかったんです。2日連続で、なんとなく寝不足です。でも、昨日は元気でした。なにせ、ツーリング中はアドレナリンが出まくっていたみたいですから(笑)。で、今日もなんとなく元気です。なにせ、今日は山登り。
と、朝、宿に電話が入ってきました。宿のマスターが「うん、うん、なに?動かない?」と話をしています。どうやら、ふもとから山頂付近へ向けて行くバスが路面凍結のため運休のようです。てことは…。
とりあえず、車が入れるのはスキー場の中だけです。それ以上高いところは、除雪はしてあるはものの、一般車は通行禁止です。通常バスが行くところまで登るだけでも3時間雪の中を登らないといけません。山頂までだと、そこからさらに3時間はゆうにかかります。う〜ん。
とりあえず、「いけるところまで行きましょう」ということで、スキーを肩に担いで登山開始。
はじめの2時間ぐらいは汗ばむぐらいの陽気で、足取りも軽く登っていけます。次の1時間ぐらいは、「ちょっと寒くなってきましたね」とか言いながらも、まぁまぁのペースで登れます。ところが最後の1時間。これはきつかった。前半のオーバーペース&ふだんのトレーニング不足&高所による酸素不足&荷づくりの準備不足*1で、一歩歩くのも時間がかかります。
とうとう、当面の目標地点「肩の小屋」がすぐ目の前にあって、普通なら5分もかからないようなところが15分もかかってしまいました。よく雪山で山小屋を目の前にして遭難するということがありますが、そういう状況に置かれた人の気持ちがよくわかりました。なんしか、動くのがいや。もう、足が一歩もあがらない。そんな状況だったけど、なんとか「肩の小屋」に到着。合計4時間の登山でした。
ガンガン風が吹く中、少し見つけた小屋の陰で風をよけながら、昼食のおにぎりをほおばって、やがてスキーの開始です。
まずは、最後に一番苦しい思いをして登った1時間分。ここが、滑り降りるには一番気持ちいいところです。昨日降った新雪が太陽と風のおかげでクラストになっています。難しい斜面だけど、おもしろい。しかも、遮るものは何もありません。思う存分大きなシュプールを描くことができます。で、1時間分を滑り降りるのは5分(笑)。
次の2時間分くらいは、急斜面ですが、雪がけっこう悪くなっています。まさに悪雪。これまた苦労するけど滑るのは楽しいです。滑り降りるのは15分くらい。
そして、最初に登った1時間分。ここはすでにゲレンデです。ほんとうに、今シーズン最後の一本。たらたら滑るのはもったいないです。とびっきりのシュプールを残したいですね。がつんと滑って1分で終了。
結局、登りは4時間。くだりはとまっている時間も含めて30分。まぁ、そんなもんです。
これで、今シーズンのスキーはすべて終了!
*1:スキーをリュックにつけるのではなく、直接肩に担いでいました。