いろいろやらなきゃならんけど

明方、なんとなくPCひらいてメールを見たら、「おべんきょ結果」の評価結果が来てました。BCのC。はたしてこれがいかほどのものなのか、よくわかりません。でもま、DやEではなかったということなんでしょうね。なんしか、ここから「修正おべんきょ結果」へ向けた日々が3ヶ月続くわけですね(;_;)。

で、出勤途中はおべんきょしたりタスクリストをつくったり。いちおうやらなきゃならんことはあれこれあるけど、気がついてるのは一部で、潜在的にはもっとあるはずだし、あとから「これも」ってなるのはわかりきった話です。
で、職場に着いて「さて」と思ったら、案の定いろいろ連絡が来ててなんだかんだやっていると時間はどんどん過ぎていきます。まぁええか。
ふと若手教員とふたりになったとき、
「せんせいっていつから担任してないんですか?」
って聞かれたので
「もう20年やってないなぁ」
と。
「担任したいですか」
「もうすることはないだろうけど、したいよ」
そこから、担任談義とか教員談義とか生徒とのかかわり談義とか。
考えてみると、担任時代のわたしは、めっちゃ好きなようにやらしてもらえました。しんどい生徒ややんちゃな生徒を「預ける」ってさせてもらえました。だから、誰も手出しをしない。おかげさまで、その子ととことんつきあわせてくれました。
いま「チーム学校」とかいうけど、そしてそれそのものは大切だとは思うけど「まかせる」ってこともホントは大切なんじゃないかなぁ。
そんなことを思いながら話をしているうちに「安倍話」とか「トランプ話」とか(笑)。貴重な時間でした。
昼のおべんとを食べたら、眠くなって、おべんきょしているうちに爆睡です。
で、復活したので試験問題をつくってみるなど。で、つくった試験を自分で解いてましたが、めんどくさい。なんか嫌気がさしてきたところで、なにやら「ネットが不安定」とか同僚が言ってます。どれどれと見てみたら、LANケーブルの被覆がズタズタです。
てことで、急遽LANケーブルの空中配線工事開始です。脚立を使って、天井をケーブルをはわしたり、コネクタかしめてみたり。いや、楽しい。なんか、おべんきょよりもこっちが性に合ってるかもね。
そんなこんなで、一日が過ぎて行きました。

やってたなぁ

今日は午後から第二の故郷に出張です。なんでも、人権教育研究会の総会だとか。わたしはそこの研究会には所属してないけど、オブザーバー参加をさせてもらってます。
前半は総会。わたしは議決権はないから、ひたすら聞くだけです。寝ちゃいました(笑)。で、そのあとの記念講演は、かつて一緒に同和教育の連絡会をやった仲間によるものです。
第二の故郷の中学校は、とにかく荒れと低学力で有名でした。いつだったか、中の人が「うちは京都で一番学力が低い」と胸を張ってました(笑)。でも、それではどうしようもありません。なので、おそらくは50年くらい前からいろんなとりくみをしてきました。
はじめは「荒れ」との闘いです。ちなみに、40年くらい前の状況は、教員の平均年齢が30歳くらい。平均在職期間が2年くらいという、メッチャクチャなデータが残っています。つまり、教員がもたないってことです。そんなところから、「荒れ」を克服するとりくみが長く続きました。ちなみに、いつ頃まで続いたかというと、わたしが担任してる頃も続いていました(笑)。なにせ、近所の中学校と河原で決戦してたらしい。もちろん素手なんてことはないです。金属バットとチェーン使ってたらしいです。ほんとに落ち着いたのは、ここ10年くらいじゃないかな。でも、荒れてる時の子どもたち、決して学校からソッポを向いてはいませんでした。中学校への信頼は厚かった気がします。そんな「信頼」をベースに、20年くらい前から「低学力」との闘いがはじまりました。
ちなみに、わたしが「参戦」したのは30年くらい前です。最初期に出会った子らは、まさに荒れと低学力の両方を持っていて、「学習会」という名前の信頼関係づくりの場に誘うところからはじまりました。そんななかで、でもやめていった子もいたなぁ。やはり、高校では最低限の学力はどうしても要求されるんですよね。
「低学力」との闘いが組織化されたのが「同和教育連絡会」だったんですよね。ここは10歳くらい年上の先輩たちが参加していて、鉄砲玉時代のわたしは参加させてもらえませんでした。でも、ほどなくして鉄砲玉を卒業して参加するようになりました。なんかそう考えると、歴史の転換点に、わけもわからずに居続けてますねぇ。
で、低学力は克服したかというと、まだできていません。でも、かなりマシにはなったかな。
荒れも低学力も、ほんとに長い時間をかけてそうなったわけで、それは対症療法的になんとかなるものではないんですよね。そして、「連絡会」も対症療法でなんとかしようとはしてない。
そんな歴史を、仲間の講師は話されました。
わたしは今も「連絡会」に参加しています。まだ歴史は終わってなくて、つくられている途中です。

で、夜は数学科の飲み会です。場所はおとつい行った店です。我ながら「なにやってんねん」と思います。まぁでも、料理もワインもおいしいし、赤ワインこぼさなかったし、久しぶりに「今宵もはじまりました」に投稿できたし、まぁええか。

さらに出掛けには70円まけてもらえたし、店員さんに顔は覚えられてたし、まぁええか(笑)。

これはすごい!

朝、とりあえず職場に着いたら、昨日の飲み会のお礼と謝罪のメールなどしました。すると速攻返事が返ってきたのはいいんですが
「京都駅前でバンザイしたのもいい思い出です」
とか書いてあって、
「マジか」
と。記憶ないです。
生徒に
「バンザイしたらしい」
というと
「はずかしー」
と笑われ
「覚えてへんねん」
と言うと
生「思い出せ!」
い「記憶は霧の中や」
笑われました。

てのはおといて、いちおうわたしはタッチタイピングができます。スピードもそこそこ速いです。なにせ「Ozawa-ken」で鍛えましたから。
でも、どこかで「音声入力、楽かなぁ」という気持ちもありました。
そんな折、職場のPCにつないでたヘッドフォンが左が聞こえなくなりました。このヘッドフォンも長く使ってました。何に使うねんという話ですが、もちろん音楽聞いたり動画も見たりにも使わないわけじゃないですが、メインは動画の編集です。これ、ヘッドフォンが不可欠なんです。なので、ヘッドフォンを買い換えようかと。ならばどうせならマイク付きにしようかとか。
そんなわけで、amazon見てると、いろんなのがあるんですね。
わたしの知識は今の職場に来たころで止まってまして、「放送部で使ってたなぁ。すぐ壊しよったなぁ」程度の認識でした。でも、今はチャットしながらゲームをするために、プアな学生向け用のメッチャ安いのからSennheiserの高価なものまでいろいろ出てるんですね。
で、なにを買おうかと。悩んだ末にポチッたのが届きました。

中にはLEDが仕込まれていて光ります(笑)。

なんだかカッコいい(笑)。
で、さっそくgoogle documentを開いてツール→音声入力です。おぉ!どんどん入力していく!でも、ぜったい音声データを集めてるよな。と思ったので、Ami Voiceを起動しました。これ、けっこう音量レベルをあげなきゃならないんですが、それでもめっちゃ楽です。作文を読みあげるだけでどんどん入力できます。
それにしても、ガッコってうるさいです。ひっきりなしにチャイムは鳴るし、放送が入ります。そのたびに無駄に変換しようとします。チャイムをどないに変換するねんと。さらに、同僚の声が大きい。なので、それも拾ってしまいます。たまにそれも変換されてしまいます。ちなみに、輪転機の音は変換しませんでした。
でも、タイピングするより圧倒的に速く、なにより圧倒的に楽です。ひとつ欠点があるのは、ひとりブツブツ作文読んでるのが恥ずかしい。でも、こちらについては「いまさら」なのでいいでしょう。
てことで、買ってよかったわ。

変質してるな

今日は午後にとある人権教育研究会の「研究交流会」があります。まぁ、実質総会です。
てことで、京都府中部の町へ。いや、ここでやるのは、北部と南部のちょうど真ん中ってことです。なんでもかんでも京都市でやるってのは間違ってます。
到着したら、とりあえず読書ノートをつくってみるなど。そうこうするうちに会がはじまりました。
まずは開会行事。友だちがいつの間にか会長やってます。かつてお互いの子どもの子ども会を一緒にやった仲です。そういや、うちの研究会も会長は年下やしなぁ。そういう歳なんやなぁ。自覚はないけど(笑)。
で、レポートが3本。
がんばってはるのはわかる。でも、それは人権じゃないよというレポートです。簡単に言うなら「医療モデル」です。まずは「見立て」があり、続いて「治療」があり、最後に「結果」がある。そんなレポート。そこに社会性が一切ない。
曰く「Aは自尊感情が低い」。どうやってそれがわかるねん。「自尊感情を高めたいと考えた」。どうやったら高まるねん。わたしはわからんわ。てか、ほとんど神様かと。
とにかく、担任をした子に問題があって、その問題をどうするかってレポートばかりです。とうとう2本目のレポートでキレました。
「それ、人権教育ですか?」
やってまいました。あわてて会長やってる友だちがフォローしてました(笑)。いや、わたしの前にあんたがした質問を受けてのことやし。
休憩の時に、いちおうレポーターのところに行って
「きつい言い方してすんません。「医療モデル」と「社会モデル」というのがあってね」
とフォローして、その後、役員控室に行ったら、前会長が
「ようゆーてくれた」
と。いや、あんたの後ろ姿が
「いつきちゃん、言え!」
って言ってたんやんか。さらに
「なんで1本目も言わんかったんや」
と。どないやねん(笑)。
最近、若い教員が一生懸命とりくんだレポートが出てきます。でも、みんな「発達に課題のある子をなんとかした」なんですよね。そういうレポートが研究会にあがってくるということは、それが選ばれているということなんですよね。つまり、そういうレポートしかないということだし、みんな優しいからそういうレポートに意見を言う人間がいないということなんですね。
考えてみると、わたしはいっぱい実践レポートを書いて、さんざん叩かれました。でも、その叩きに対して「くそっ」と思って実践をやってきました。「レポート叩き」は「暑い優しさ」なんです。「暑い優しさ」の反対は「無視」です。
実は、今回も無視しようかと思った。でも、無視できなかった。それは「同和教育の継承」が喫緊の課題だからです。わたしを育ててくれた諸先輩たちを継承する最後の数少ない人間のうちのひとりとして「無視をしちゃいけない」と思ったからです。
高校のレポートには、中学校の校長がかみついてました(笑)。大人気ないなと思ったけど、わたしも大人気ないし、それでいいんでしょうね。ものわかりのいい先輩である必要なんてどこにもない。
研究会が終わったら、小中の友だちがみんな笑ってました。なんでも、みんな
「言うやろな」
と思ってて
「言いよった(笑)」
と思ったらしいです。しゃーないやん。前会長に託されたわたしの任務やし。
でも、ある中学校の教員が
「ちゃんと練ったレポートつくらんとあかんと思ってるんです」
と真顔で言ってくれたのがうれしかったですね。
まぁそんなこんなで無事研究会も終了。

今年も語った

今日は3年生の人権学習です。ネタは去年と同じです。さてさて、どうなるだろうなぁ。
朝、ふとんの中で少しfacebookを見たら奥田均さんの記事があって、これは使えるなと。てことで、朝7時半にガッコに着いて、印刷したり機材の準備をしたりしてから、プレゼンを少しいじったりしました。
それにしても、今日は忙しい。いや、決して忙しくはないんだけど、詰まってます。なにせ、1・3・4と授業があって、5・6が人権学習です。てことは、フリーで使えるのが2時間目だけ。なので、プレゼンの最終チェックをして、あとは野となれ山となれです。
昼休みに機材をセットしながら「あー、あそこをこうしたいなぁ」と思ったけど、時すでに遅し。なにせ、一度体育館にPCを運んでしまうと、データのやりとりができなくなります。マジでs○y○eaだるいです。
そんなこんなで、5時間目は今年もDVDの上映。その間に大急ぎでおべんとを食べてみるなど。体育館に帰ると、みんな真剣に見てます。よしよし。まぁ、化学調味料的なDVDだけど、たまにはええか。DVDのあとは、担任さんに少しコメントしてもらいました。たぶん、こういうのが大事なんだと思うのです。
休み時間に「どうやった?」と感想を聞くと「映画見たら泣くからずっと下向いてた」とかいう感想があったりしておもしろいですね。
で、6時間目はわたしから話。今年はレジュメ風のものを出してみたけど、みんな真剣にメモをとりながら聞いてくれました。
放課後、3年生の子らと雑談してたら
「せんせい、話、うまいわ」
とか言われて恐縮してしまいました。

放課後は、なぜか教職員研修です。その後、なぜか卒業アルバムの写真。このあたりで身体が終わりかかってます。なので、少し走ってみたりしたのですが、やはりペースをあげると5kmもたないですね。これはさらなる補強をしろということですね。
てことで、家に帰ってビールを飲んで、長い長い1日が終わりました。

やはり会いに行こう

朝、目が覚めたら6時前です。何が悲しくて「明日起きるであろう時間」に目が覚めるのかなぁ。でも、しかたないのでゴロゴロ。
昼前に行動開始です。今日は早々に帰ろうかと思ってたけど、「新幹線に乗った」というSょう子さんの書き込みを見て、会いに行かねばと。ハグしに行かねばと。
てことで、再び「そらにじブース」に行きました。いましたいました。Sょう子さん。こちらを見られて、「ほわーん」とした顔になって、やはりハグです。やはり来てよかった。
で、昼ごはん。おにぎりは昨日食べたので、今日はせんべい汁とビールです。裏手にまわると大黒堂ミロさんがおられました。他にもなにやら重鎮感漂う人がたくさんおられます。と、Tに口さんも来られたり。てか、Kなめさんがおにぎり握ってるんだから、ほんとにここはすごい場所です。
一息ついたので、一度いろんなブースをまわってみようかと、田酒を片手にフラフラと歩きました。これもんです。

ところどころのブースに見知った人の顔があったりして、そんなうちのひとつ「虹色ダイバシティ」に行くと、いきなり「この人のほうが」とか言われて、M日新聞の取材を受けるなど。酔っぱらいの話を聞いてもなぁ(笑)。てか、酔っぱらいを押しつけたらアカンやろ。なんでも「LGBTと学校」らしいです。はやってますね。
LGBTを学校で教えることについてどう思うか?」
とか聞かれて、これまた定番やなと。
「子どもたちは学校で習う以前に、すでに異性愛をマスコミや社会やあちこちで教わってる。だから、同様にマスコミや社会が同性愛についても伝える必要がある。てか、学校だけしかやらなかったら、子どもたちは「タテマエはそうかもしれんけどホンネは違う」ってなりますよ」
と答えておきました。テレビやマンガが異性愛を教えてるって、なぜわからんかなぁ。なぜ同性愛だけが教科書で教えるかどうかの論議の対象になるのかなぁ。
まぁ、そんなこんな。
で、疲れたので「そらにじブースの裏手」に行くと、国会議員とか国会議員に似てる人とかがおられます。なんなんだ、ここは(笑)。やがてSょう子さんが着替えて出てこられました。どうやらswashフロートで歩かれるみたいです。でも、わたしはそろそろ限界です。なので、歩くのは諦めて、ボチボチ撤収の方向へ。と、向こうから司法書士のみなさんがパレードの終点へ向けて来られたのが見えました。なので、せっかくなので最後だけ一緒に歩いて、ついでに集合写真に写り込んでしまったり^^;。
で、ここでもともに台風と闘ったお友だちとハグしたり。帰り道ではイスラエルのブース前で行動してる人にサムアップしたり。写真を撮らせてもらったら、横から勝手に写真を撮られたみたいで、ほんとになんてヤツなんだと。言ってくれたらポーズとるのに(笑)。
てことで、当初思ってた新幹線よりかなり早めの新幹線に乗るべく切符の変更を試みるも、アカン、席がない…。と、グリーンポイントがあったじゃないか!6月末で1500ポイント失効するので使わない選択肢はないです。てことで、行きも帰りもグリーン車です。
おかげさまで、少しゆっくりしながら、完全に暗くなる前にお家に着きました。
長い2日間でした。明日は仕事か(;_;)。

stnの交流会

今日は夕方から東京でstnの交流会があります。本来はそれにだけ行こうかと思ってたけど、せっかくなのでそらにじでおにぎりを買って昼ごはんにしようかと。てことで、朝からスタートしました。ちなみに、家を出るのが少し遅くなったので、予定していた新幹線に乗れずに、少しあとのに変更しようかと思ったのですが、すでにほぼ満席。どうしようかと思ったところで「グリーンポイント」がたまってることを思い出して、グリーン車で行くことにしました。
快適です。てか、仕事が進みます。ふたつほど仕事をこなしたところで東京に到着。会場に向かいます。
それにしても人が多い。なんなんだこれは。
とりあえず「司法書士」のみなさんのところにあいさつして、お腹も減ったので、「そらにじブース」へ向かいます。で、筋子のおにぎりと生ビールをゲットして、裏手にまわってお昼ごはんです。

うまい!
そうこうするうちに、大御所たちがやってこられて、わたしも一緒にパチリ。

と、なにやらメインステージでシンポがあるとか。しかも登壇するのが「シゲせんせー」とか「まめたさん」とかだとか。これは行かねばと、田酒を持ってスタンドへ。すると、Kんまるちゃんがいたので、ふたりでダラダラ雑談しながらシンポを聞きました。まぁ、炎天下、日本酒を呑みながら、ひそひそ話をしながら話を聞くって最低の客ですね。
シンポが終わったら、Kんまるちゃんと速やかにバックヤードに突進。シゲせんせーの出待ちをして、一緒に今日の会場に向かいます。
会場でしばしゴロリとして、準備開始。といっても、やることは特になしです。せいぜいやるのは買い出し程度。あとは、みなさんの到着を飲みながら待つ(笑)。
そうこうするうちに、気がつくと交流会がはじまっていました。今日の交流会は、ほんとに交流するだけです。なので、飲み物片手に話をしたい人と話をする。わたしはよくわからないので、逆に話をしに来てくれる人を迎え撃つ感じですか。
と、すごい拍手。何かと思ったら、「前」に注目させるための仕掛けでした。シゲせんせー、せんせーかよ!
で、軽いトークです。わたしの役回りは「昔話」です。こないだここに書いた内容をもっかいおさらいする感じです。
てなことをやってると、あっという間に交流会は終了です。それにしても、今日はワインをこぼさなかった自分、えらい!
で、二次会の鎌倉パスタ。このあたりから、完全な酔っぱらいになりました。なにせ、昼から食べたのはおにぎり2個だけ。飲んだのはビール→日本酒→日本酒→チューハイ→ビール→チューハイ→赤ワインです。そらあきませんわ。酔っぱらうとおしゃべりになるのは定番です。なので、ひたすらしゃべって、みなさんの交流をじゃましちゃいました。ごめんなさいごめんなさい(;_;)。
そんなふうにして、TRP初参加の1日目が終わるのでした。

総会

今日は午後から某在日外国人教育関係の総会です。なので、総会会場へ。ちなみに、総会と言っても、15人くらいしか出席しない小さな会議です。
まずは総会。でも、その前にお昼ごはんです。

盛岡風冷麺です。すでにほとんどネンミョンではありません(笑)。
総会は司会があたりそうになったけど、そこは巧みにパスをして、単なる参加者になりました。で、つつがなく総会も終わり、本格的な論議の時間になりました。
はっきり言って、今の運動を続けていくのはきついです。もちろん、「運動」なんていうのは死後なのかもしれませんが、やはりやってることは「教育運動」であり、アクティビストではないにしろ、実践やってる人間としては、これまでの「遺産」は、次に受け継ぎたいです。てか、ほんとは遺産じゃないです。いまさまざまな新たな問題が起こっていて、そこに迅速に対応しているのが「わたしたち」で、ほとんどの教員/学校は鈍感です。まぁ、適格者主義のなれのはてとして、日本国籍を持たなかったり在留資格を持たなかったりする子どもたちは「資格がなかった」=「さかたない」存在なのかもしれません。でも、「わたしたち」はそうは考えない。そんな思想や行動を継承したいと思うし、実はそんなことをやるのがおもしろいんですが、どうにも「適格者主義」からはずれようとしない人々が蔓延していて、ほんとにマイノリティだなと思う昨今です。
てことで、かなりハードでディープな話をかわして、会議も終了。そのあとみんなは飲み会です。わたしも少しだけ一緒にいたけど、さすがに連日の呑み会でしんどいです。今日は早々に退散しましょう。
お家に帰ると、ダイソンのモーターヘッドが届いてたので、ほんの少しだけお掃除(笑)。
さてと、ケンミンショーを見たら寝ましょうか。

「マイクロアグレッションとは何か」

今日は某人権教育研究会の総会です。なので、少し家でゆっくりしてスタート。
午前は、いわゆる総会です。かつてのようにドンパチやったり、選挙で不信任が何人いるかを競うなんていう時代じゃなくなったので、楽といえば楽ですね。
で、午後は記念講演。タイトルは「マイクロアグレッションとは何か」。講師は金友子さん@立命館大学です。
おそらく、ブログで「被差別体験のインフレーション」をはじめて使ったのはこの時なんじゃないかと思います。でも、実はもっと前から思っていて、それは例えば、かつて人権学習で来てもらった講師のみなさんの選定基準みたいなものに自分で疑問を持つようになったあたりなんじゃないかなと思うのです。そんな中で、うちの人権学習では「有名どころ」にお願いするのではなく、より微細な「トゲ」について話してもらうようにお願いする方向へと舵を切ることにしたんですよね。そんなおりに、「ヴァルネラビリティ」とか「マイクロアグレッション」とかいう言葉を知って「これや!」と思ったという次第です。
わたし個人はずっとこのあたりのことを考え続けてきましたが、当然のことながら「某人権教育研究会」の人たちは知らないだろうと。なので、少しずつネタを話し続けて、ようやく「Time has come」となって、念願の金友子さんをお呼びするところまできたということです。
で、講演の中身は、おもしろかった!
まずは「わたしのモヤモヤにつきあってください」からのスタートです。これがいいです。たぶん、日本におけるマイクロアグレッションについての考察は、そんなに進んでいないのかな。というのは、例えばアメリカにおけるレイシズムと日本におけるそれは、それなりに同じところもあるけど、ずいぶんと違うところもあります。なので、アメリカにおいて考察が重ねられたマイクロアグレッション概念を直輸入しても、たぶんそのままでは使いにくい。さらに金さんが金さんであることも関係しています。まさに「我がこと」としての経験は、とてもわかりにくい。それはおそらくSueさんもそうだったんだろうなと思うのですが、金さんもそうなんだと思います。
そんな金さんが立てた問は「「日本語おじょうずですね」は差別か?」です。
そこからはじまって、ヘイトスピーチやヘイトデモへと話は進み、「ジェノサイドの三角形」へと話は進みます。そして、その三角形の基盤をなす台形部分として「マイクロアグレッション」を紹介されます。そこからは、アメリカで進んできたマイクロアグレッション概念の説明や、マイクロアグレッションが当事者にもたらすものの説明をされました。それにしても、ところどころに入る「ちなみに」がおもしろい。もちろん、ここで入るのはご自身の話です。それが話に厚みとリアリティを持ち込みます。
そして、マイクロアグレッションがなぜなされるのかですね。そこにはステレオタイプや思い込みがある。
ただ、これ、むずかしいです。ステレオタイプや思い込みが、そのまま差別と直結するわけではない。でも、マイクロアグレッション概念を導入することによって、そういう「言葉」としての「武器」が生まれてしまう。そんな話を、「モヤモヤ」あるいは「グルグル」と話をされます。でもこれ、まさに金さんの実存をかけた話なんですよね。
さてと、最初の問へのわたしよ答えは、もちろん差別です。その前提には「単一民族信仰」と「排外主義」があるからです。でも、金さんはこういうステレオタイプな言葉は使われません。より微細な「関係」や、その「場」に埋め込まれた「あたりまえとされること」や「思い込み」をていねいに分析していかれます。たぶん、そういうことが、実は必要なのかなと。

で、講演の後の帰り道で、わたしから感想をば。
「ひとつの言葉が生まれるということは、そこにパラダイムの変換が起こるんですよね。たぶん、それは「ハラスメント」という言葉に代表されるのかもしれないけど、「マイクロアグレッション」もそういう役割を担っているのかなと思いました。つまり、従来は「考えすぎ」とか言われていたことに「それは差別だ」と言えるようになった。そこが大きいのかなと思いました」
みたいな。ついでに、わたしが経験したマイクロアグレッションを披露すると、爆笑されましたo(^^)o。

うまくいけたかな

今日はトランスジェンダー生徒交流会です。が、いつも使ってる集会所が使えないので、はじめて近くの障害者会館を使うことになりました。はじめてのところは使い勝手がわかりません。てことは、メニューが組めないということです。みんなでいろいろ論議をしたけど、最終的にはバーベキューということになりました。
みんなで集合場所に集まって、三々五々会場に向かいます。わたしは最終組で会場へ。と、1期生のKょうこちゃん登場!あいかわらずのオーラです。
でも、買い出し組がもどって来ないと作業が開始できません。ところが、今日は急がなきゃなりません。なにせ、地元の老人会のみなさんとの交流もありますからね。てか、12時半に来られるのに、12時の時点でなにもできてません。どうする?と、ここで、買い出し組がもどってきて、さらき大量の机とイスと屋根が運ばれてきました。地元のNPOの財産です。すごいです。ここから突貫工事で作業開始です。
てことで、なんとか老人会の方々を迎えることができました。やばいやばい。まずはいっしょにごはんを食べて、その後自己紹介。
い「自己紹介、みんなのぶんやったらメッチャ時間がかかりますけど」
老「それはしんどいな」
てことで、何人かの代表者を急遽つくって、その子らに話してもらうことにしました。でも、子どもたちの経験は過酷です。そんな過酷な状況をひとりでサバイブしています。そんな話が老人会の方々に届かないはずがないです。だって、老人会の方々も過酷な部落差別と闘ってこられたからです。
そんなこんなで、いい交流ができて、老人会の方々は帰って行かれました。ホッとしたところで力が抜けました。それでも、昨日の今日なので、ネンミョンを食べるのは忘れません。みんなでシェアしたので、少しずつですがね。

と、なんか気がついたら、車いすに乗せられてました(笑)。たしかに楽だし気持ちいいけど、なんか申し訳ないです。
その後、いつもの集会所にもどって、公式の自己紹介開始です。すでに時間は6時をまわってます。あまりに遅いと、せっかく老人会の方々に好印象をもってもらったのに水の泡です。でも、子どもたちは自己紹介をやめようとしない(笑)。結局、7時に強制的に終了させて、とりあえず解散です。
その後、大人と子どもにわかれて、それぞれが打ち上げに行きました。大人はいつもの「幸楽」です。が、ここで楽しく論議しながら飲んでましたが、ふと気がつくと、赤ワインをメッチャこぼしてました。そういや、パートナーから
「ワインこぼすなよ」
って言われてたからなぁ^^;