なぜか毎年、とある雑誌に原稿依頼する人を3人推薦する役割を担っていたりします。ただ、今年はそのもとになる集まりがなかったので、「知っている実践/人」を推薦してほしいと言われました。ひとりはあっさりとOKをもらえました。あと2人…。
ということで、連休初日の昼にOさんと会うことにしました。問題は、場所です。なにしろ食べ物屋は食べ物しか出てこない。連休初日の昼に、なんぼなんでもそれは悲しい。これはコンビニ→公園パターンか?と思ったところで、ふいに気づきました。
「会いに行けばいいじゃん!」
だいたい、こちらが用事があるのに来てもらうのは失礼というものです。
ということで、京都駅から2駅乗って、Oさんの地元へ。駅に直結している食べ物屋さんに入ってみました。
「あの?ビールはありますか?」
とおそるおそる聞くと
「ありますよ」
という、あたりまえの答が返ってきました。これがあたりまえでない社会に自分がいることに、あらためて驚きました。
で、昼ごはんを食べながら交渉開始です。「とある雑誌」は、基本的には「実践」を要求しています。が、なかなかそれもむずかしい。というか、課題が変わるとやりかたが変わったりもするので、要求通りの原稿があげられるわけじゃないんですよね。で、今回お願いしているのは「教員の変わり目」にかかわる原稿です。簡単に言うと、教科が変えた人です。担当する教科が変わると、風景が変わる。そこで気づいたことを書いてほしいと思いました。すでに充分にベテランの域に達している人が、あたかも新採のような立場になったときに、だれも知らない世界がそこにあるんじゃないかと思っています。そういう世界を教えてほしいなと思います。
で、いろいろ話をして、ようやくOKをもらえました。もっとも、Oさん曰く
「いつきさんと会うと決めた段階で、すでに断る選択肢はなかった」
なるほど…。
ということで、あとひとり…。
カテゴリー: 趣味
読書感想文
先日、突然井谷惠子さんから「『オリンピックという名の虚構』を刊行した。献本したい」というメールが来ました。「へ?なんでわたし?」と思ったけど、オリンピックをジェンダーの観点で批判的にとらえる本は、もちろん読みたいので、ありがたくいただくことにしました。
で、もちろんいただいたら読まなきゃなりません。読んだら感想文を書かなきゃなりません。
ということで、読書感想文です。
とはいえ、ちょっとバタバタした毎日だったので、往復の電車の中で切れ切れに読みました。さらに、はじめの方は「オリンピック産業」にかかわる話で、あまりもドロドロのズブズブで、「まぁそんなもんだろうなぁ」という感じでした。
ただ、とてもおもしろいと思ったのが、あの本で一貫しているのは「スポーツ例外主義」という観点です。この「スポーツ例外主義」があるからこそ、経済的・法的・社会的に「例外」としてのスポーツが成り立ち、オリンピックが成り立っている。
そう考えたとき、学校の中にも「スポーツ例外主義」はあるよなと思うわけです。常識が通じない。「なぜ?」と問うと「体育は実技だから」「競技は男女別だから」「スポーツは規律が大切」とか、いろいろ出てきます。まぁだから上下関係がきっちりしていたり、体罰が起こりやすかったりするんだろうな。もちろん、みんながみんなそうなんじゃないけど、そういう構造があるってことです。
ちなみに、常識の通じなささでは、わたしもたいがいというか、下手するとわたしのほうがひどいわけですが(笑)、「なぜ?」と問われたときに「人権だから」とは言わない。きっと、人権とか差別とか言う言葉を使わずに説明を試みるんじゃないかな。
まぁいいや。
で、後半がおもしろいですね。とりわけジェンダーにかかわる話がおもしろい。
高アンドロゲン症の女性アスリートのことが、当然とりあげられるんですが、その背景には「正常な女性」観がある。その「正常な女性」は、白人女性なんですね。そこからはずれたひとつのモデルが高アンドロゲン症の女性である。だから、問題になる。てことは、そこにはジェンダーの問題だけでなく「人種差別問題」がからんでいる。
おぉ、インターセクショナリティ!
で、そことトランス女性排除の問題がからんでくる。
つまり、誰が正常な女性であるかということが、白人男性のまなざしを基準として決められる。そして、それを「女性」アスリートもまた支持する。なぜなら、白人男性のまなざしに「合格」したからこそ、女性アスリートとして活躍する場を与えられ、そこで優れた成績を残しているからです。そして、なぜそんなことが可能となるかというと「スポーツ例外主義」があるんですよね。
まぁこういう話を考えるにつれ、学校体育の問題とトランス女性排除の問題は根っこがつながっているんだなぁと、つくづく思いました。
とにかく、オリンピックとかスポーツとかへのまなざしが変わるという意味で、まさに「今」読むべき本のうちの一冊かなと思いました。
というのは、昨日の話。いや、読み終えたのが昨日で、それを考えたのが昨日から今日ってことです。
で、今日は今日で、「大人買いしたいな」と思っているマンガを探そうと、ちょこっと古本屋に入ったら、いきなりありました。
即買いです。
家に帰ってボチボチ読みはじめたけど、おもしろい!そして深い。校訓が「勤労・協同・理不尽」というのが、すごい。読み進めるのが楽しみなマンガです。
やはりおもしろいなぁ
今日は朝イチ授業からの、あとは事務仕事の日です。ちなみに、ガッコに到着したのは7時10分くらい。始業まで1時間以上あります。まぁめんどくさいから仕事しますか(笑)。
そうそうと思い、タスクリストをつくったら、やはり仕事が進みます。でも、2時くらいに右肩が悲鳴をあげたので、やんぺ。
その後、第2のふるさとへ。今日は年度はじめの訪問です。もちろん若い衆にもついてきてもらって、何をしてるのかを見てもらいました。
とにかく地域の人たちは地域の子どもたちのことをよく知っておられます。しかも、単に「地域だから」だけでなく、そこにプラスの眼差しがあるので、より深く知っておられます。その「知り方」に触れた時、わたしたち教員がどれほど表面でしか知らないかってことを、あらためて教えられます。やはり子どもたちを「知る」ためにはガッコだけじゃダメだなと思い知らされます。ただ、地域の人たちはガッコでの子どもの姿を知りません。それを知っているのはわたしたち教員です。だからこそ必要なのが連携です。
で、わたしはそれをずっとやってきた。そんな中でできた関係とか、そんな中で可能になった会話を、ぜひとも若い衆に聞いてほしい。それが「同和教育の成果の継承」のひとつだと思ってます。
そんな中で、今回はひとつ宿題をもらうなど。
「月曜日でいい?」
「アカン!せんせ、宿題せんと帰ろうと思ったやろ」
「うん」
「ちゃんと宿題し!」
みたいな会話。若い衆は
「このセンセ、見張っといてや」
とか言われて笑うなど。
地域や保護者とこういう関係があることが、とても大切なんですよね。
てことで、ちゃんと宿題はやりました。
さぁ、帰ろう。
もうひとつ先
今日も今日とてバタバタです。
まずは午前に3時間連続授業。ただ、こうやって授業をつめてもらってるおかげで、午後がフリーになるので感謝です。ちなみに1時間目はオリエンテーション。そのあとは2時間連続なので、ガンガンすすんでしまいます。まぁええか。
で、午後は薬物乱用防止教育です。従来は「ダメ絶対」ということで警察を呼んでやってましたが、ここ数年、うちの職場では警察を呼ばなくなっています。一昨年は加藤武士さん。まぁ、毎年来ていただいてますが^^;。去年は谷家優子さん。加藤さんと一緒に活動しておられますね。てか、去年はリビングライブラリと薬物乱用防止教育が同じ日で、シッチャカメッチャカでした(笑)。ちなみに、薬物乱用防止教育は生徒指導部の所轄ですが、「警察以外」となると誰に頼めばいいかわかりにくいので、わたしに相談が来るようになってます。なので、知っている限りの人を考えてお願いしています。今年は松本俊彦さんにチャレンジしたけど、さすがにムリでした。となると、誰だ…。で、思いついたのが石塚伸一さんです。
石塚さんは犯罪法の専門家で、かつダルクの支援者です。法律から考えるってのはこれまでなかったし、それよりなにより薬物乱用防止教育の「その先」は「回復者を包摂する社会こそ、依存症を生み出しにくい社会」なんじゃないかって直感があって、そういう話をしていただけたらなと思いました。で、40分という短い時間ですがお願いしたら、快く引き受けてくださいました。
話はじめられた瞬間、「うまいわ」と。さすがは大学教員です。とにかく惹きつける語り口です。そして中身がおもしろい。薬物の基礎知識とか、法律とかって難しそうなんだけど、それをわかりやすく語られます。「薬物なしで生きられないなら薬物をやればいい」とぶっこんでこられます。なるほどな。そりゃそうです。その薬物といかにうまくつきあうのかが大切です。だからこそ、依存性の高い薬物は避ける。あるいは、用法を守る。でも、守れないほど傷ついている人が依存症になる。そこから回復しようとする人は、人とのつながりの中で回復していく。だからこそ、回復者が包摂される社会である必要がある。
そんな話だったかな。
最後のメッセージは「薬物を根絶できるか」「それはあなた次第」。深いメッセージですね。自己責任とか「強い意志を持って」という捉え方もできるけど、たぶんそうじゃないです。どういう社会をつくるかってことです。それが子どもたちに届けばいいな。
講演が終わったら、体育館の片づけ→石塚さんの送り、帰ってきたらすぐに掃除カントク。放課後は部活体験。目まぐるしいです。4時頃にようやく「ながら」になったので、走ろうかと。ただ、30分は時間がとれないので、25分を飛ばし気味で走ろうかな。結局4kmちょっとを1kmを5分43秒のペースでした。一番早いのは5分27秒。さすがにきつかったけど、気持ちいいな。
来年に持ち越す・雪と氷の世界(2日目)
朝、天気が悪いです。どうやら今日の天気は荒れ模様だとか。どうしようかな。
でも、せっかくここまで来たんだから滑りに行きましょう。ちなみに、今回は自主練なのでリフト代は自分持ち。とは言え、昨日は宿のチケットをもらったし、今日も宿が一部補助をしてくれるチケットを使います。さらに免許証を出すとシニア割引になりました(笑)。
てことで、練習開始。昨日風が強かったから、けっこう雪面は締まっています。気持ちいい。でも、かなり体力的にキツイです。筋トレをサボっているからなのか、はたまた走るのをサボっているからなのか。それ以上に、身体がなまっています。どうしたのかなぁ。
それでもしばらく滑っていましたが、コブを滑る気にもなれず、走行しているうちに雨が降ってきました。これはヤバイ。てことで、下に降りるとまだ降っていません。もう1本滑ろうと思いリフトに乗ったら、ポツポツきました。じゃぁこれであがろう。なんか、欲求不満というか、やり残したことがたくさんある気がするけど、それはそれでいいです。この「やり残した感」は来シーズンのモチベーションです。
てことで、昼前に退散。こんなこといままでなかったな。夕方には帰宅。家族一同メッチャ驚いていました。そりゃそうだ。
ちょっと時間があったので、このpdfの映像をつくりましょうか。いつもの通り、ワンテイクで修了。まぁ実際にやる時もワンテイクだから、それはそれでいいんです。時間もちょうどいいかな。
これで、あとは月末までに原稿を2つあげたらいいのか。できるかな…。
それでもあとはお風呂に入ってビールだ。寝る前にパートナーがマッサージをしてくれて、至福です。
ひたすら練習・雪と氷の世界(1日目)
朝は6時起き。コーヒーを淹れて、荷物を積み込んだらスタートです。目指すは「雪と氷の世界」です。
実は、先シーズンは1回も来ませんでした。シーズン前半はおべんきょのためでした。シーズン後半は、もちろんアクシデントのためでした。まぁでも、正確には「おべんきょ+アクシデント」かな。そして、今シーズンもここまで来ていません。唯一可能性があったのは「おべんきょ成果」を提出した直後の土日でしたが、とうてい来られる心境ではありませんでした。
目標到着時間は11時ですが、まぁまぁ達成しました。下道が空いてて助かりました。
で、校長にあいさつ。先シーズンの直前に急逝されたので、あいさつの先は遺影です。懐かしい顔です。わたしが教わっていた頃だな。てことは…。40年くらい前じゃん。
てことで、ゲレンデへ。
さすがに3月なので、雪はグサグサです。でも、そんなにひどくはないです。
まずは1本。ダメダメです。あたりまえか。てか、右腕をあげるのがたいへんです。ストックワークって、速い動きだから、たぶんアウターマッスルじゃなくてインナーマッスルを使うのかな。とにかく肩からあげるヒマなんてありません。しかも、腕を前に出すわけだから、まさに昨日言われた三角筋の根本を使わなきゃなりません。まぁ、きっといいトレーニングになるでしょう。少々筋肉が痛いけど。
で、2時間ほど滑るとメッチャ疲れました。うーん、たぶん、身体が2時間レッスン・1時間半休憩・2時間レッスン・1時間ちょい自主練というリズムになっているのかな。そこへもってきて、ほぼ2シーズン滑ってないので、ふだん使わない筋肉の使い方をしています。さすがに休憩が必要です。
でも、途中からなんとなく滑れるようになってきたかな。新たなチャレンジもしてみたし、メッチャ基礎練習もしたし。とにかく、今日と明日、ひたすら練習して、来シーズンにつなげないとダメですね。
それにしても、リフト小屋のおじさまが「久しぶり」って声をかけてくださって、メッチャうれしかった。スキー場で働く仲間として認められているんだな。
会議のち家呑み
朝、目が覚めると8時過ぎです。まぁ寝たからよかったとしましょう。ほんとにいつもKっかわくんのおかげで家に帰れます。ありがたいし、もうしわけない。てか、甘えてるなぁ…。
今日は10時からzoomで「とある会議」があります。わたしは初参加です。が、かねがね噂は聞いてます。どんなんだろう。
で、会議開始。うーん、わからん。これまでの会議の流れや論議されてきた中身を知らないまま、とりあえず参加してるので、わからんで当たり前か。てか、送られてきた議案書見たら、メッチャ大切な議題があるけど、時間足りるのかなぁ。と思ったら、「これから検討します」とのこと。これは決まらんな。
てことで、会議のあと、少し個人的にやりとり。なるほど、そういうことか。
で、昼ごはん。メニューは昨日のカレーです。おいしいな。
午後はプレゼンつくりです。なんでこんなことやってるんだろうと思うけど、しかたないです。うーん、しかたないのかなぁ。もっとやりたいこともあるし、なによりボーとしたいんだけどなぁ。
と、ラインが入ってきました。そういや今日だ。
この間「日曜日はお店があいてないからどうしよう」と思ったことは覚えてたんですが、なぜそう思ったのかを忘れてました。
てことで、Gっさんと合流して家呑みです。もう、外に出るのがめんどくさいです。ふたりでダラダラトランスのことについて話すなど。まぁGっさんもわたしも「やる気ない系」なので、いろいろ話があいます。
そんなこんなで呑んでたら、あっという間にいい時間になりました。ということで、お開き。さてと、片づけをして、寝ましょうか。明日も仕事だ。
そりゃそうだ
今日はトランスジェンダー生徒交流会です。今年度は、covid-19で振りまわされたけど、それでもなんとかほぼ予定の回数はできました。ただ、参加者数はちょっと少なめな気がします。果たして今回はどれくらいきてくれるかなぁ。
ということで、集合場所に行くと、初参加の人が来ています。よかった。
今回のメニューをどうするか、みんなで論議したけど、やはり安全をとってハヤシライスということになりました。が、ハヤシライスはパンチがないので、カレーもつくることにしました。
子どもたちみんなで野菜の皮むき&野菜切り。さらに玉ねぎをアメ色になるまで炒めてもらいましょう。その間にわたしはごはんを炊きます。
で、いただきます。カレー、おいしいなぁ。食べすぎてしまいます。やばいわ。
食後は公園で腹ごなしです。今回も小学生がいるので、遊ばなきゃ。はじめは「Sケン」をするつもりだったけど、公園に行ったら地面が出てないので断念。結局「はじめの一歩」をすることにしました。が、途中でわたしは離脱。なんでもその後「けいどろ」をやったんだとか。帰ってきたみんなを見たら汗だくになってました。
で、お次はケーキのデコレーション。年度替わりなので、卒業生のお披露目をするなど。それにしても、生クリームを塗ったくるの楽しそうやなぁ。
そしていよいよメインイベントの話し合い。今回は小学生も交えての話し合いです。どうなるかと思ったけど、小学生もちゃんと話をしてくれました。そしてその内容がきつい。ほんとに過酷なところを生き延びていることがわかります。そんな小学生に触発されて、中高生もしんどい話を重ねてくれます。
そんな中の、今回の名言は
「多目的トイレとか、許可されなくても使えるし」
でした。そりゃそうだ。そのための多目的トイレです。みんな腹を抱えて笑いました。
話し合いの最中、サポーターの人たちは片づけをしてくれています。これがほんとに助かります。そこにいる人たちが、誰に言われるわけでもなく、その場でやらなきゃならないなと感じたことをやってくれる。そのおかげで子どもたちは安心してこの場で遊び、語り合えるんですよね。
てことで、6時に終了。今回もいい会やったなぁ。
てことで、あとは打ち上げ。いつものお店で飲んで食べて話し合って。そんなふうにして夜は更けていきます。きっと明日はしんどいぞ。
研修
なんでも今日、クロスベイスのフィールドワークがあるという情報をゲットしたので、急遽「研修願い」を出していくことにしました。「なんの研修?」って言われたら「一生研修」と答えるしかありません。
てことで、11時前に職場を脱出。ちなみに「鶴橋に研修に行く」というと、同僚から笑われました。いや、研修ですよ。
で、昼過ぎに鶴橋に到着。フィールドワークの案内人のためにお礼のお菓子を買って、待ち合わせ場所へ。ほどなく仕掛け人のKよぽんが到着。やがて本来の参加者のおふたりが到着。そして案内人のFぁよんさんが到着。4人が話しておられるところにスススと近寄ると、Fぁよんさんが驚いた顔で「いつきさん…」と絶句してくれたので、サプライズ成功です。
で、フィールドワーク開始。Fぁよんさんの案内ははじめてです。ワクワクします。
フィールドワークって、案内してくださる人によって全然違います。それは案内してくださる人の街の見方が反映されるからですね。
Fぁよんさんのフィールドワークは、ひとつは鶴橋で生まれ育ったということ、しかも一度「外」に出たということ、そして「若い」ということ。それだけでも、これまでのフィールドワークとはまったく違います。道中、さらにFぁよんさんの生い立ちなんかを聞きながら、「なるほどなぁ」と思うなど。家族のこととか「こじらせ方」とかもまた、街とのつきあいかたに影響を与えるんですね。とにかく、そこここにFぁよんさんのルーツを感じさせてもらえる街歩きでした。
そしてクロスベイスの事務所で、さらにクロスベイスの活動について話をしてもらいました。今、生野区の外国人の割合って、日本で第2位なんですね。ちなみに1位は占冠村なんだとか。となると、実質は1位かな。そして、コリアタウンというイメージとはまったく違って、多様な民族の人々が住んでおられるんだとか。となると、当然のことながら、その多様はルーツを持つ子どももたくさん住んでいるわけで、クロスベイスがターゲットとする子どものサポートも多様なルーツを持つわけです。
まぁでも、このあたりは「minamiこども教室」とも共通しますね。てか、大阪市や大阪府の状況なのかな。京都は…。少し様相が違うのかな。
子どもをサポートする時のFぁよんさんの感覚がいいです。中でも、子どもたちの自己決定権を徹底的に重要視する。だから、イレギュラーなこともまた起こります。それを含みこんでなお、自己決定権を重視する。大切ですね。学校にもっとも欠けているところやなぁと思います。
やがて学習サポートの時間が来ました。子どもたちがやってきて、勉強をはじめたけど、気がつくとなぜか「人生ゲーム」がはじまりました。子どもたちと遊ぶFぁよんさんの姿がいいなぁ。こんな顔をするんだ。
そんなこんなで、充実したフィールドワークが終了。
その後、Kよぽんと一緒に茂利屋へ。相変わらずの風景です。と、「もじゃもじゃさん」がお店に入って来られました。なんでも毎日来ておられるんだとか。常連さんたちの地元トークとか、どう考えてもチョソンハッキョの卒業生トークとかが聞こえる中を、おいしいお酒を呑んで、さぁ帰りましょう。
と思ったら、なぜかKよぽんのところにWか槻さんから連絡があって、なぜか十三へ。ここで、Nか川さんという方と合流して、おいしいお寿司をいただくなど。
そんなこんなで、メッチャごちそうを食べた研修の締めでした。
やっぱりやらなきゃ
今年度は会場を使えない関係で、ずっと開催できなかった「京都在日外国人生徒交流会」ですが、やはりやらねばならんだろうと。なにしろ卒業生がいるわけで、お祝いをしなくちゃなりません。
もちろん会場は使えません。ちなみに「橋を貸してほしい」と言ったのですが、それもだめでした。となると、最後の手段です。トイレだけ貸してもらって、河原でやるしかありません。
ということで、今日は河原で焼肉です。ちなみにタレは交流会のものがあるので、こいつを使いましょう。
昨日までは雨でしたが、今日は気持ちよく晴れてます。焼肉日和です。まずは乾杯から。そしてタレの由来を説明しながら肉を食べます。そうそう。せっかくなので鍋でごはんも炊きましょう。このタレの焼肉はオンザライスが最高です。
まぁ焼肉のときは難しい話はなしで、楽しく食べるに限ります。そんなこんなで、夕方まで楽しんで、いったん解散。
その後、チューハイを買い込んで、某所で二次会をするなど。なんかもう、飲みすぎちゃいました。これは明日がキツイだろうな。