長い一日

今日は午前も午後も会議です。ただ、会議の準備をし忘れてたので、いつもより1本遅い電車で出勤。職場に着いて、あれやこれやと準備です。
で、第2のふるさとに移動。まずは授業見学です。小学校の授業はおもしろいです。特にあるクラスがおもしろかった。とにかく子どもたちが動く。この学校としてはクラスの人数が多いのかな。その代わり、教員が3人入っておられます。おそらく、TTプラス支援教員ですね。もしかしたら支援員かもしれませんが。ただ、おそらくそれだけではまわらない。それをサポートしてるのが子どもたちです。
問題が解けたら手を上げる。すると教員が行ってマルをする。マルをもらったら、速やかに「行くべき友だち」のところに行って解き方を教える。そうやって、常にクラスに動きがあります。こんな授業がしたいなと思わせてくれるクラスでした。
授業見学のあとは情報交換というか、情報共有というか。かつてはガッツリ共有してましたが、どうもみなさん、遠慮がちです。なので燃料投下。すると燃えました。よかったよかった。
会議が終わったら午後の出張場所へ。会議まで時間があるのでおべんと食べながら、来週からはじまる「夜のお仕事」の準備です。ほんとにこんなことやってなかったら、すんごい楽な日常を過ごせるんだけどな。でも、自分で選んだんだからしかたないです。
午後の会議はつつがなく。ただ、単につつがないのはあきません。ここに来てよかったって思ってもらえる話題を出さなきゃね。ちょうどこの間の原田さんの話が出てきたので、なので、国際的なインクルーシブ教育の話とかSENなんかのネタをぶっこんでみました。
いま、日本の支援学校がやってることというか、支援学校教員がやってることの否定をしたいわけじゃないです。てか、否定なんてできない。なぜなら、支援学校ではない学校が障害のある子どもたちを排除してるからです。だから、否定すべきは支援学校ではない学校のあり方であり、支援学校を必要としている教育制度であり、それを維持再生産する教育行政であり、それをつくりだす経済界や政治であるわけです。そして、それを肯定する社会の価値観であり、そうやって壮大なブーメランが返ってくるんですけど、ブーメランは一周まわっているところに価値がある。
まぁそんな感じで会議も終わって、少し時間があるので定期の更新です。更新しながら
「また半年働かなきゃならんか」
と暗澹たる気持ちになったので、気分転換に角打ちに行くことにしました。
お店に入ろうとすると常連さんが来られました。
「お久しぶりです」
お店の前で別の常連さんがタバコを吸っておられます。
「おぉ!」
「お久しぶりです」
「久しぶりやな、1杯出したるわ」
「いやぁ」
お店に入るとフルメンバーがそろっておられます。
「センセ、英語教えてや」
「わたし、英語は赤点とりました」
みたいな。奥には徳之島のおにいさまもおられます。なんでも、今はタカバシのあたりで働いておられるんだとか。まずはキザミから。

あぁ、久しぶりやなぁ。
「どうや、うまいか」
「はい」
「もう1杯おごったるわ」
もう、ムチャクチャです。ただ、どうやらみなさんに好かれてるらしいことはわかります。
たまにわたしにちょっかいかけて、あとはそれぞれのシマで話をして、たまにわたしもちょっかいかけて。そんなやりとりをしながら、コロッケを追加して2杯目に突入。と、奥の在日のおにいさまが
「あと3杯出したろか、そしたら5杯や」
すると徳之島のおにいさまが
「5杯も呑んだら倒れるわな」
と助け舟。ちなみに、今日の出張先のことを話したら
「おれ、K署にはいってたことある」
と笑われたので
「次回はその話を聞かせてください」
と笑い返して、角打ちをお暇。160円でした(笑)。
家に帰ると恒例の会議です。家でアクセスできるのも今回まで。これからしばらくは帰りの電車になります。まぁでもしかたない。
今回もT田さんが元気です。最後はNさんも悩みを出されて、そこから「歳をとるとホルモンバランスが崩れるので性自認は揺らぐか」という論議がはじまっていきます。
えーと。
「どうやら性役割とは違う揺るぎないものがあると考えなきゃ整合性がつかんなということで、core gender identityってのができたんですよね」
とツッコミ。するとT田さん
「いつきさんにしゃべってほしくて」
とか言われるので
「エストラーナテープあげましょか(笑)」
で〆。
あー、長い一日だった。でも楽しかったかも。

今日もクズの宴

朝起きたけど、朦朧としています。そりゃそうです。完全な寝不足です。
が、昼前に移動開始。今日はカフェ・ド・M口です。ちなみに、昨日のクズの宴のメインゲストは、当然のことながらIずみちゃんです。なので、本日もIずみちゃんと参戦です。とりあえず最寄りの駅でモルタル職人さんと合流。ヘパリーゼを買っておいてもらいました。
で、30分ばっか遅刻で到着。参加者は、他に、U田さんとか、H下さんとか、濃いぃメンバーです。
出てくる料理は、相も変わらずおしゃれです。そりゃそうです。イタリアンです。わたしがつくるお惣菜とはかける労力がまったく違う。まぁでもいいんです。それはそれ。
てことで、おいしいイタリアンを堪能し、おいしいワインを堪能し、やがて日本酒に移行し、最後はアードベックをいただきました。
が、わたしは途中、何度も寝ました。寝る場所はベンチの上とか床とか。まぁ9時間くらい続く宴会なので、こうやらないともちません。
そんなこんなで9時半に撤収。ぜったい明日はしんどいぞ。

採点の祭典→クズの宴

朝、目覚めはそれなりにいいです。やはりパートナーのアロママッサージのおかげですね。少し前までは、ところどころで「あれ?」とか言ったり、いろいろ迷いながらマッサージをしてくれていましたが、昨日はそんな迷いもなくスムーズに施術してくれたので、安心して受けられました。それが大きいかな。
今日やらなきゃならないタスクはふたつです。ひとつは盆明け仕事の採点です。とは言え、70人程度ですから、いろいろな人の叫びを見ると、まったくたいしたことはありません。てことで、気合いを入れて採点スタート。1000字くらいのレポートですから、そんなに時間はかかりません。とにかく基準点を決めて、加点方式でやればあっという間に点数が決まっていきます。3時間ばっかがんばって祭典終了。その後、excelのシートに入力。点数を換算して、合計点を出していきます。まぁこのあたりはふだんやっていることですね。で、最終チェックをして終了。
その後、友だちの家に移動。お次は晩ごはんづくりです。久しぶりにお惣菜系をガッツリつくろうかなと。玖伊屋が再開した時のためのリハビリみたいなもんですね。てことで、2時間ほどつくったら、ほぼほぼできました。

かぼちゃの炊いたん。

わらびの炊いたん。

茹で鶏。

なすの煮浸し。

イモの蔓のきんぴら。
で、夕方クズのみなさんが来られたので、さらに追加。

HSMで焼いたハンバーグ。

ゴーヤチャンプルー。豚肉は肩ロースのブロックを切りました。そのほうがおいしい。
ただ、やはり身体が疲れているらしいです。やっぱり寝てしまいました。が、2時くらいに復活。そこから5時頃までがんばって、再び睡眠です。まぁええか。

がんばってはるなぁ

今日は2学期はじめての授業です。とにかく1ヶ月半数学から離れてたから、授業できるだろうか…。
と思って授業をはじめたら、案外授業ができたので、よかったよかった。それにしても、午前4時間のうち3時間詰まってるってどうよ。
昼は放送セット。体育館に仮設の放送セットを組みます。最近、機器同士をつなぐケーブルをどんどん短くしてて、おかげさまでミキサー・アンプまわりがスッキリして気持ちいいです。なぜ30数年このことに気づかなかったんだろう(笑)。
で、定時に退勤。同じセクションの人は7時前までいるだろうから、謝りながらの退勤です。しかし疲れた。帰りの電車で身体が疲労困憊で動かなくなりました。早く燃料補給しなくちゃ。
京都駅で無印に行って買い物しましたが、値が上がってきてるな。こわい。
で、近くの居酒屋へ。今日は中島さんと会うことになってます。てことで、お店に行くと、すでに来ておられました。
中島さんとはじめてお会いしたのはいつだろう。この時に要約筆記されてたのは覚えています。が、それより前にお会いしてる気もします。
まぁそこから、性の多様性教育をめぐる話を少ししてると、薬師さん石倉さんが登場。薬師さん、老けたな(笑)。そりゃそうですね。わたしが写真で知ってる薬師さんは大学生です。ちなみに、石倉さんは「いつきさんと会う」と聞いてはいたけど、それがわたしと知らなくて、お店の前で「え!」ってなったんだとか。で、なぜそんなことになったかというと、ご自分の本棚にこの本があるからなんだとか。まぁ、わたしとか別にたいしたことはしてないし書いてないけど、2000年頃に「なにか」を発信してたってことは、まぁそういうことなのかな。
そこからRe-bitが今やろうとしてることとかをしばし話。で、おふたりは次のところがあるとかで、再び中島さんとサシ。
ここで、中島さんが大学でお世話になった人が倉石さんであるきとが判明。
「倉石さんの博論にわたし出てますよ」
「え!」
みたいな。さらに、大学院では中西さんにお世話になったんだとか。
「あー、ジェンダー・トラックの」
「はい」
みたいな。そこからはジェンダー研究ネタでしばし話。やっぱり楽しいなぁ。
そんなこんなで10時半くらいにお開き。
うん、楽しかった!
しかし、みなさん、がんばってはるなぁ。

社会モデルで考えよう→論客と会う

いよいよ夏休みが終わりかかってます。夏休みの最後は職員会議と校内研修の2日間です。ちなみに、かつてはバラバラにやってたのを2日間にまとめたので、みんなあきらめてくれます。
今日の午前は職員会議。最近はペーパーレスなので、みんなタブレットを持って参加します。なのでわたしもipadに議案書を入れて、ついでにゲンコをちょこちょこいじるなど(笑)。まぁそうなりますわな。
ただ、生徒の個人情報にかかわるものや、冊子として持っておかねばならないものは紙で配布されます。
で、ある生徒にかかわるペーパーを見ると、「〇〇くん」とあります。
んー…。盆明け仕事でジェンダー論をやった人間がこれを放置はできませんね。なので、挙手。
「あのー。そろそろ「さん」とか「くん」とか、生徒を性別で見るのはやめませんか?」
すると、その教員
「次からやめます」
と言われたのですが…。
わかってはるかなぁ。トランスジェンダーの問題ではないんですよ。生徒を性別と紐つけて見ること、あるいは性別に紐ついた形で生徒を見ることの問題なんです。
ちなみに、直後に、またまた「くん」とやりかかって「あっ!」とか言って、結局呼び捨てにされていて、不慣れなことをさせてしまったなと。まぁこれから問題提起していきましょう。

で、午後は人権研修です。講師は松波めぐみさん。タイトルは「社会モデルで考えよう」です。
うちの職場は「合理的配慮」の必要性を充分に認識しておられます。そして、さまざまな子らへの支援をしておられます。ただし、所轄分掌は保健部です。そこに一抹の不安がある。何かと言うと「日本型インクルーシブ教育」的な合理的配慮にならないかってことです。まぁ支援学級がないから、そこへの隔離はないとは思いますが、個に焦点化しすぎるあまり、木を見て森を見ず的な支援にならないかってことです。もっと言えば、従来の授業や評価のありようを問うことなく、支援が必要な子をサポートして「人並みの点をとらせる」みたいなことにならないかってことです。
なので、ここは合理的配慮の根幹にある社会モデルについてガッツリと話していただこうと思い、これは松波さんだなと。実は3年前に松永真純さんに来ていただいて話をしてもらいましたが、今回は、より理論的な話が聞けるのではないかとワクワク。
てことで、若い衆の車に乗せてもらって駅まで迎えに行くと、向こうから来られました。少しお疲れ?でしょうね。かなり忙しそうというか、追い込まれてそうというか。わたしもだけどね。
で、セッティングをしていると、続々と教員が来ます。時代も変わったなぁ。てか、10分前に来るのね。生徒には言うけど、自分はやらない人がほとんどだったのになぁ。
てことで、研修スタート。
まずは自己紹介から。ただ、自己紹介はそのまま自分と人権教育の出会い、そして障害者との出会いへと進んでいきます。このあたりが大切なんですよね。当事者ではない人が、出会いの中で変わっていく。それは、誰にでも開かれている可能性ですからね。なんというか、もちろん社会モデルも学んでほしいけど、そういうところも学んでほしいんですよね。
そして「気づき」へ。松波さんの「気づき」は、具体的な人との出会いの中での気づきです。ただそれだけではなくて、あえて言うなら「失敗」からの気づきです。これも大切ですね。失敗を単に失敗で終わらせずに引きずる。モヤモヤもんもんとする。するとそれが、それ以降の出会いの中で発酵する。そして気づく。性急に答えを求めないからこその気づきです。
そこから「特権」の話へ。最近、出口真紀子さんが発信しておられるのかな。きちんと読んでないというか、ホントに読むヒマがなくて、今どうしようもないのですが、そのうち読まなくちゃ。どんどん置いてけぼりになります。が、そこで言われていることはわかります。てか、「マジョリティとはなにか」という問いは、わたし自身も立てていて、そんな中で考えてきたし、どこかに書いてきたことです。でもそれはネットの片隅のことでした。それがケイン樹里安さんなんかがドカンと問を出されて、まとまってきたのかな。ただ、社会モデルを身につける上で、おそらく特権を自覚することは避けて通れませんね。もちろん、権力は網の目なので、ある特権を持っていることが絶対的な権力というわけではないです。が、「気にせずにすむこと」ということ気づくことは大切です。そしてここから社会モデルへと流れていきます。
社会モデルそのものは、まぁ、個人的には「直感的に知っている」話なのでアレですが、でも、多くの教員にとっては寝耳に水じゃなくて、青天の霹靂じゃなくて、まぁビックリでしょうね。
おそらく今回の話でとても大切だったのは、繰り返しになるけど「特権」ですね。それがストンと落ちるための大切な仕掛けだった気がします。
てことで、研修会終了。
研修終了後にいろんな人に
「どうやった?」
って聞いたら、
「今まで考えたこともなかった」「すごく新鮮だった」
と、かなり好評でした。みなさんの感想が楽しみです。
本来ならば、松波さんを「接待(笑)」しなきゃならないんですが、今日は所用で大阪に行かなきゃなりません。
ということで、JR→京阪→地下鉄の乗り継いで、難波へ。2時間かかりました。
ここで、H野Tまとさん、O崎H菜子さん、M田Rりぃさんと合流。なんか、論客ばかりです。わたしは小さくなりましょう。みなさんが繰り広げられる論議に「ほー」「へー」となりながら、ビール→日本酒→焼酎お湯割りという、身体に優しいコースを歩みます。「ほー」「へー」だけではアレなので、二丁目の話が出てきたところで、M崎R美子さんの話を振ってみました。結論は、あの方はクイアだってことでした。
そんなこんなで、3時間ばっかの呑みが終了。ここから帰るのか…。いや、明日も仕事だよ。

日常かと思いきや

とうとう8月の最終週が来てしまいました。巷のガッコではすでに2学期がはじまってるのかな。ただ、わたしの職場はまだはじまってません。まぁリハビリ期間です。リハビリ期間ということは、日常に向かわなきゃならないです。で、金曜日はそう思ってたけど、よく考えたら、今朝は滋賀県に行かなきゃならないのでした。
てことで、滋賀県へ。今日はリモート研修のビデオ撮りです。それはいいんだけど、そこそこ内容に縛りがあり、しかも1時間という制限もあります。なので、昨日、スライドをいじくっていたのでした。
最寄りの駅に降りたらお迎えの人が来られています。駅からビデオ撮りの会場まで至近距離なのになぁと思ってのですが、やはり歩きでした(笑)。いや、車に乗る距離じゃないし。
で、ビデオ撮り。眼の前にはGoProがあります。なぜに屋内なのにということは考えないことにします。
しばしタイピンマイクのチェックをして、収録開始。これまでやってきたいくつかのものを合体させたものです。ただ、エンディングはオリジナル。幸いGoProのカメラ側のディスプレイには時間が表示されます。それを見ながら話をします。だいたい思い通りの時間にしゃべれて、56分くらいで終了。
収録された方が
「ワンテイクで、しかも時間もピッタリ。すごい!」
とビビっておられました。いや、時計見ながらしゃべってたし。ついでに、ワンテイクじゃなきゃ延々と時間かかるし。てか、自分で収録したことも何度かあって、慣れてるし。
「Youtuberみたいですね」
と言われてしまって、なるほどなと。
そんなこんなで11時前に会場をあとにして、職場へ。
とりあえずおべんとを食べて、明日の研修会の準備をしたり、はたまた1日にあるテストの印刷をしたり。さらに赤点者の補充をしたり。まぁ生徒たちもリハビリってことです。

「原稿の進捗状況はいかがですか?」
というメールが来てビビるなど。まぁいつも締め切り前に出してるからなぁ。てか、もしかしたら、ここを読んでて、書いてないなと思われたのかもしれません。なので
「がんばります」
とお返事です。
そんなこんなで定時に退勤。今日は大学の頃によく行った飲み屋に行くことになってます。
お店に入って
「お久しぶりです」
というと
「あー、土肥さんって土肥さんやったんや」
とのお言葉。はい、そうです。
しかしここは時間がとまってるな。

とにかく絵になります。

とりあえず素膳をいただきましょう。

お客さんとマスターの会話がおもしろい。もちろんそこに加わろうとするのですが、そのタイミングが難しい。さらにオーダーするのも難しい。なんかCAやってる気分です。
そうそう。忘れちゃいけないへしこです。

うまいなぁ。
そんなこんなで2時間ばっか、落ち着いた、少し緊張した呑みの時間を楽しみました。
さぁ、帰ろう。日本酒3杯呑んだから、明日はしんどいかも…。

盆明け仕事・3日目→ライフストーリーを聞かせてもらう幸せ

朝、6時に起きようと思ったけど、身体が動きませんでした。結局起きたのは7時。ほんとはもっと寝てたいけど、そういうわけにはいきません。
朝ごはんのあと、昨日少しいじったプレゼンのチェック。やがて時間が来たのでzoomを開始。
今日はおそらく、ゲストスピーカーに来てもらう内容なんだけど、そうもいかないので動画を見てもらいます。
まずはLGBAの話です。動画は少し古いやつ。どれくらい古いかというと、画面サイズが4:3です。Sぎ山Fみ野さんが若い(笑)。その後、専門外ということを断ってからのレクチャーです。次のコマはTの話。これも動画を見てもらいましょう。今度はずっと新しい。まぁ、新しくても古くても、価値に優劣はないです。
なんだろ。やはり「リアルな姿」を知ってほしいです。その姿を知ったうえで知識を伝えたい。でないと、知識から想像をしてしまうし、そこにリアルとのズレができてしまう。そしてそれは、下手をするとリアルな人を傷つけることになりかねない。
なので、3コマ目のトランスジェンダー生徒についても動画からスタートです。なんかなぁ。小学生と中学生の違いとかはあるだろうけど、やはりトランスボーイとトランスガールの扱いの差は圧倒的やなぁと思います。たぶん、そのあたりを織り込んだ話もつくらなきゃね。そのためにも書籍化が必要かな。
てことで、無事、3日間の盆明け仕事、終了です。最後に何人かの学生さんがDMをくださったりして、うれしかったなぁ。メッチャ疲れたけど、やりがいがありますね。
てことで、この3日間のためにつくったスタジオを解体して、ひと息ついて、大阪へ。
今日は「2009年卒業生」さんとの呑みです。まぁほんとは2008年に卒業されたらしいですけどね。こないだコメントをくださって、そこから会おうということになりました。ちなみに、「2009年卒業生」さんはこの人ですね(笑)。
てことで、鶴橋で合流。となると、茂利屋一択です。
「今、なにしてるの?」って話から、気がつけば高校時代の話とか、いっぱい教えてくれました。話を聞きながら、ほんとに自分が何もわかってなかったし、なにもできていなかったことがわかるし、なのにそんなわたしに13年の時を経て連絡をくれたってのはほんとうにうれしいですね。
高校時代の話をしてるけど、それは昔の話ではなく、今の話です。あるいは、今に続く話といってもいいかもしれません。
結局、茂利屋の最終客になってしまって、さらに改札前で話をして、環状線を1本逃して、とりあえずバイバイしました。あかん、寝そう…。
と、新快速がダダ遅れです。高槻とまりの普通に乗って、京都行きの普通に乗り継いで、えらい遅くなってしまいました。明日、ヤバイな…。

でかい→今日も傾聴

朝、メッチャ体調が悪いです。そりゃそうです。居酒屋では焼酎。Kーちゃんの家ではウィスキーですからね。
とにかく水分補給です。朝ごはんは豚まん。おなか減ってたからおいしくいただきましたが、おなかいっぱいです。
一方、H江さんから怒りのメールが来ました。矛先はわたしに向いてるわけじゃないけど、怒ってはります。てか、キレてはります。ただ、わかります。わたしもキレてますからね。てことで、そんな返事をしたら
「でも、穏やかに対応されていますので、人格者」
という返事が返ってきて爆笑したり。H江さん、ビミョーにおもしろい返しをくださるんですよね。
今日は午後に出雲に行かなきゃなりませんが、少し時間があります。なので、温泉に行こうかと。
なんか、かつて温泉はネタでしかなかったんですが、なんかネタにならなくなって、それはそれで安心ではありますが、自分だけ安心というのも、なんとなく申し訳ないなと。
まぁでも温泉です。ここでS田さん、O崎さんと3人でのんびりしました。
で、今回もお世話になったKーちゃんS田さんコンビとバイバイ。ありがとうございました。またの時もよろしくお願いします。
で、O崎さんどわたしは出雲へ。今日は同和教育研究大会です。
会場に入ると、ゲゲッ!なんだこれは!

メッチャ広いです。たぶん1000人以上入りそうです。本格的なホールなので、音響もメッチャいいです。テストで鳴らすと、すんごい気持ちいいです。
やがて控室に副市長さんと教育長さんが来られて、よもやま話。が、間もなく時間なので、トイレに行ってスタンバイ。
市松模様に満席です。

で、お座敷開始。今日はミッション4です。開会あいさつで副市長さんが
「おもしろいところでは笑うように」
とコメントしてくださってるからか、会場の空気は和やかです。ただ、はじめはリアクションが薄い。けど、おひとりおひとりを見てると、リアクションが伝わってきます。なんかそれが心地よいです。が、ペースはゆっくりやらなきゃ、手話通訳と要約筆記の方々に迷惑をかけてしまいます。が、やっぱり迷惑をかけてしまいました。ゆっくりしゃべったつもりなんだけどな。
最後の拍手がすごく大きくてうれしかったなぁ。ミッション4はサラッとはいかないネタですが、きっと大切な要素があるのかな。
で、会場をあとにして、O田さんと3人で以久満というお店へ。途中、鉄心をくすぐる風景があったのでパチリ。

さらにNぎらさんも合流して打ち上げです。
このNぎらさんの話がおもしろい。うちの生徒に聞かせたいなと思っだけど、遠すぎるな。なので、今日も傾聴です。
と、もしかしたら、Z外教出雲大会ができるかも…。
それにしても、出てくる料理がすごいです。

イノシシ鍋。
 
鮎の塩焼き。

寿司!

うなぎ!
もうおなかいっぱいです。
てことで、9時過ぎにおひらきです。さぁ、ホテルに帰って寝ましょうか。
そうそう。O崎さん、3日間、ありがとうございました!

専門外だけど→傾聴

朝、京都駅からバスに乗ります。延々と走ります。途中、山が見えました。

大山です。ということで、到着したのは、この夏3回目の米子です。厳密には2回目ですが…。
で、今回米子に来た発端は3年前にまで遡ります。ここでわたしがやった部落差別についてのプレゼンを、鳥取県西部の社会教育の人たちに見せたいと。で、その3月に企画されたのですが、まさにcovid-19の感染がはじまった時で、やむなく延期となりました。2021年の夏にもやろうとしましたが、感染者数の増加で延期。今回は過去最高の感染者数ですが、実施することになったという(笑)。いや、過去2回はどないやったんやって話ですが、それは不可知論ですね。
てことで、やってきたのですが、お座敷前に、少し当事者と会うことになって、いろいろ話。
その後会場に移動。集まってこられたのはおなじみの方々です。が、だけでなく、島根は益田からもO崎さんが来られてます。いろいろおかしい(笑)。
冒頭のあいさつで、3年間企画をしてこられたA井さん
「やっと肩の荷がおります」
とのお言葉。そんなたいそうなもんじゃないけどな^^;。
てことで、ところどころにコメントを入れながら、約70分、スライドをやりました。その後、ディスカッション。部落を子どもにどう伝えるかみたいな話が出てきて、そこ来るかと(笑)。
最後に少し時間が余ったので、さらに世界人権宣言のスライドを見てもらったり。
部落差別についてのスライドも、世界人権宣言のスライドも、別にたいしたスライドじゃないです。ただ、大切なのは、ふたつがバラバラに存在するのではなく、メッセージとして共通のものを発信するということです。たぶん、それはわかってもらえたかな。
てことで、専門外だけど、ジェネラリストとしての専門性をもつお座敷終了。
その後、懇親会です。ここでO崎さんの話を傾聴(笑)。いや、傾聴するに値する話を聞かせていただきました。ただ、そこにツッコむ人たちがうるさい(笑)。
「はい!ラポール!」
みたいな(笑)。
その後、Kーちゃんのおうちに移動。とちゅうMさるさんをピックアップして、2次会です。今度はMさるさんの話を傾聴。が、寝てしまいました^^;。

お呼ばれ

今日は朝からお盆明け仕事のためのおべんきょです。
かつて読んだペーパーをひたすら読みます。おもしろい。前に読んだときは読めていなかったところがあることに気づきます。関連するペーパーを読みはじめると、どんどん深みにはまっていきます。同じ記述があったりするど「おお!」とか思うし、ある記述を引用しながら批判していると「おお!」とか思います。
ただ、これは沼です。どこかで切らないと、どんどん深みにはまります。
時間の制限がなければ、沼にはまって、そこに足がつくところまでもぐればいいんだけど、今はそういうわけにはいきません。なので、これくらいにしといたるわと。
で、夕方からお出かけです。向かうは交流会でメッチャ世話になってるK代さんのおうち。前から「呑みにおいで」と言われていたので、そのお言葉に甘えることにしました。
ということで、大阪に向かいながら、ふと
「今日はパリロやなぁ」
などと思うなど。まぁ、非国民なので、黙祷とかはしませんが。
で、K代さんのおうちに到着。出てくる料理があまりにもおいしい!海老のフェとか、食べたことないし。そしてホルモンのチゲ。もっとも、K代さんは、わたしがお土産に持っていったイモの蔓の炊いたんを「おいしい」って食べて下さったけどね。
そんなこんなで終電まで呑んで帰宅。泊まって行けと言われたけど、そういうわけにはいかないのですよ。