ABDARCのイベント「語ること、隠すこと、さらすこと」

朝早くに起きて、うごかない身体を無理やり動かして、なんとか新幹線に乗り込みました。朝ごはんを食べたら、さっそくパソコンをあけてプレゼンづくりです。なにせ、金曜日までは「フルボッコ大会」のためにすべてを投入してたし、昨日は交流会なので、今日のためのプレゼンは1枚たりともつくっていません。ただ、こないだ広島に行ったときの行きの新幹線で、少しは考えていたので、それを具体化させればいいわけです。が、そんなの簡単にいけば苦労はしません。あーでもない、こーでもないと、頭からプレゼンをつくっていきました。で、半分くらいできたところで品川到着。環状線山手線にのって渋谷へ。向かうはロフト9です。
到着したら、主だったみなさんは揃っておられます。わたしはひたすら「ねむいよー」と言いながら、とりあえずパソコンを開くものの、まったく手につきません。そうこうするうちに、あまりの眠たさに手に震えがきはじめました。ヤバイです。と、打ち合わせ開始。立ってられません。アカンやん。しかもおなかがペコペコです。ますますアカンやん。
打ち合わせが終わったので、とりあえず「チャーシュー丼」を頼んで、ちょいと外に出ると、関西カウンターの面々がずらり。君たち、おかしいよ(笑)。人のことは言えんけど。で、しばしあいさつしてたら、今度はスピーカーの打ち合わせ。ここでは打ち合わせは上の空です。ずっと丼食べながらプレゼンつくっでした。が、ガマンができません。ここまで眠いなら、ガソリンを投入せねば!
てことで、生ビールをグビッ。うまい!が、突然地震が…。ちゃうか、わたしが揺れてるのか(笑)。
そうこうするうちに、イベントスタート。わたしはバックヤードで上川さんとダベりながらプレゼンづくり。登壇10分位前にようやく完成です。ふう。
で、出番の前の休憩時間に、ツツツと関西カウンターのお友だちがやってきて
「飲み物いるやろ?差し入れしたげよ」
と。そんなもん、コーヒーとか言えますかいな。
「じゃ、ジントニックで(笑)」
やがて壇上にジントニックが運ばれてきたところでお座敷スタートです。
与えられた時間は約50分。わたしの前に話をされたのは弁護士の方で、かなり緻密な話をされました。そことの対比は大切でしょう。てことで、ところどころ野壺を仕掛けながら話をしました。まぁ、中身は、自分がやってきた実践の情けなさと、懲りなささかな。そんな中で、アウティングみたいな実践がカミングアウトに変わっていったって話です。まぁ、カミングアウトとアウティング、さらにカミングアウトとクローゼットなんて、そう簡単に区別できるものでもないんですが、でも区別しなきゃならん局面があるわけで、そんなこんなを話してみたということです。でも、それなりに笑いもとれたし、少しは考えてもらえるネタを提供できたみたいなので、よしとしましょう。
続いてシンポジウムです。ここで、あいてるジントニックのコップを見て、K口が
「おかわりは?」
と。そんなん「いや、ほどほどに」とか恥ずかしくて言えますかいな。ここは笑顔で
「ありがとう」
でしょ。てことで、後半戦もジントニックをチビチビやりながらです。でも、ここからはA久○さんもK口くんもK川さんもおられるので安心です。カミングアウトとアウティングをめぐって、あるいは人権教育と部落差別をめぐって、かなりおもしろい討論ができた気がします。
で、16時に終了。もちろん打ち上げです。ここではジンリッキーといきましょう。でも、すぐに飲めてしまいます。
「すんません。ジンリッキー濃い目、氷少なめで」
なんていう注文に答えてもらって、あとは呑んで食べて。食べ過ぎかと思うほどなんですが、おなかがペコペコなんですよね。たぶん、脳みそと体力を使ったから、身体がカロリーを欲しているんでしょうね。なので、素直にそれに従うことにしました。
で、打ち上げは延長戦に入ったけど
「帰ります」
なんて言えません。延長戦のあとも山本さんとしばし路上で立ち話。そんなことをやっていると、気がつくとマジで終電の時間です。てことで、名残惜しいけど、駅に向かって、なんとか終電に乗り込んで、無事京都に帰ってきました。

それにしても、ハードな3日間でした。
あした仕事できるだろうか…。