で、あまりにもおもしろかったので、思わず「呑みませんか?」と言うと、「じゃ、うちで」と快く応じてくださる、今回わたしに声をかけてくださったM宅さん。しかも、教職員の方々キャンパス内に住んでおられるから、みんなに声をかけておられます。気がついたら10人ばっか集まっての宴会になっていました。
それにしてもいいです。
30年前の学校を思い出します。
あの頃は毎晩のようにみんなで集まって晩ごはんを一緒に食べながらいろんな話をしていました。今はそういうの、あるのかな…。でも、ここにはそれがきちんとあります。
たしかに不便かもしれない。たしかに金銭的にきびしいかもしれない。でも、ここの生活はとても豊かな気がします。
途中「生徒の会議があるし」とか「寮のミーティングがあるし」とか抜けられる人もおられます。なんか、勤務時間とかいう感覚がここは違います。でも、農業高校だから当たり前か。生き物あいてですからね。で、帰ってこられて、また飲むわけです。
わたしは帰りの電車があるので9時すぎにおいとま。でも、また遊びに来たいな。今度は泊まりがけで(笑)。
カテゴリー: 呑み
出張玖伊屋的な
違いはどこか→もったいない→反省会(笑)
今日は一日校内研修です。
午前は保健部研修会。hyper-QUの説明と、スクールカウンセラーさんの不登校にかかわる話です。
hyper-QU、あまり好きじゃないんですよね。いや、とても役に立つのはわかります。わかるんですけど、なんか、そのことで教員の「嗅覚」みたいなものが損なわれてしまう気がするんです。もちろん「嗅覚」をある程度持っている人が自分の嗅覚を確認するために使うという方法はあると思います。でも、はじめから使ってしまうと、それに頼ってしまうというか、嗅覚が育たないというか、そんな気がしてならないのです。
なので、「ふーん」とか思いながら聞いていたのですが…。
話の内容はわかりやすいです。とりわけ個と集団の関係をうまく説明されます。なので当然のことながら「クラスづくり」にも言及されます。ほとんどこの間やってきた「クラスづくり」を中心に据えた人権研修と変わりないです。じゃあ違いはどこにあるんだろう。
後半のスクールカウンセラーさんの話は、もちろん「個人の把握と対応」に焦点があたります。おそらくは、2つセットに意味があります。つまり、hyper-QUで集団と個を把握して、スクールカウンセラーさんの話からその対応を考える。おそらくはほとんどの教員は「それで事足れり」とするんじゃないか。となると、人権の出番はなくなってしまう。
じゃあ違いはどこにあるんだろう。
それは、おそらくはそうした集団やこの背景にある「社会」に目を向けるかどうかの違いなんじゃないかなと思います。さらにいうなら、その社会を変革すること。それこそが人権なんじゃないかな。
となると、これがまたやっかいなんですね。なぜなら、そんなことをしなくちゃならないと考える教員はそんなに多くないってことなんです。つまり、集団と個を把握し、「しんどい個」を支えればOKと、ほとんどの教員は思うのではないかと思うのです。で、確かに学校の役割はそんなもん、というよりも、それでも「よくやってる方」だと思うんじゃないかな。なので「社会」まで行くと「やりすぎ」「そこまでする必要はない」と考えてしまう。つまり、教員って、極めて「福祉的スタンス」なんじゃないかな。
と考えると、「そうか」と思うのです。校内補習は手伝ってくれる。なんなら隣保館学習会も手伝ってくれる。でも、「高友」にまでいくとガクンと減る。「そこまでする必要はない」。わたしなんかは、校内補習も隣保館学習会も、高友へのネタでしかないんですけどね。
てことで、午後は人権研修会。今日はリビングライブラリです。集まってくれたのは「シングルマザー」「アメラジアン」「在日コリアン」「部落出身者」「トランス女性」「ゲイ」と、まぁ、よくぞこんなにというか、みんな友達関係じゃんというか、友だちにはマイノリティしかいないのか状態です。でもま、たぶんマイノリティしかいない。それは、「公認の」マイノリティというわけではなく、例えば「人権をガチでやる」教員なんていうのも学校教育現場ではたいていマイノリティなわけで、たぶんそんな人ばっかりなんでしょうね。
今日は2セッションやることにしました。てことは、組み合わせは6C2通りあるので15通りかぁ。
わたしは「部落出身者」と「在日コリアン」の話を聞かせてもらいました。おふたりとも大学生(大学院生)なんだけど、すごくいい話をしてくれました。なんだろ。自分のアイデンティティを構築していく過程をていねいに話してくださった気がします。その背後には、どれくらい自分を見つめ、どれくらい家族を見つめ、どれくらい社会を見つめてきただろうと思うと、やはりすごいとしか言いようがありません。
にしても、全員聞きたかったなぁ…。
で、当然のことながら反省会です。
ちなみに、おとついは「無理か?」と目の前が真っ暗になった反省会ですが、どうやらできそうな感じなので決行です。
いやぁ、よく食べ、よく飲み、よくしゃべりました。楽しかったo(^^)o
台風なんかに負けないトリプルヘッダー
昨日の今日なので、「舞台衣装」はカバンに入れて出発です。にしても、台風来てるんですよね。今日のお座敷はあるのかなぁ…。
とりあえず、北河内にある中学校へ。ここでの話には「舞台衣装」は使わないので楽ちんです。わたしを呼んでくださった方は、なんかのんびりした方で、それがとてもいい感じです。会場に入ったら液晶テレビを出されたので「あー、マウスポインタが使えないのできついんですよね」と言ったら、あらためて準備を開始されました。それがすごい。いろんな人が手伝われます。たぶん、みんなが手伝ってくれる人なんでしょうね。
で、話を開始。半分くらいは座りながら話しました。聞いてくださるみなさん、はじめは「どんなかなぁ」と、お互いに間あいを測る感じでしたが、途中から徐々にわかってきたのかな。聞いてくださるみなさんの表情が柔らかくも真剣な感じになってきました。こういうの、やはりうれしいですね。ちょっと早めに起きて来てよかったなぁ。
続いて大阪市南部の中学校に移動。ちょっとおなかが減ったので、近くのラーメン屋に入ってお昼ご飯。もちろんビールは呑みません。だって、眠いもん。
実は、昨日の夜1時くらいまで今日の夜にある宴会のお店の交渉をしていました(笑)。
で、学校について話をしたら、どうやら開始時間を30分間違えていたことが判明。てことは、さらに30分余るわけですね。てことで、体調のことを考えてソファで横にならせていただきました。で、気がついたら寝てました。
時間が来たので「舞台衣装」に着替えて会場の部屋へ。午後は中学校区の研修会だとかで、小中の教員の方が来ておられます。こちらは「旧ネタ」です。さてどうなるか。なにせ大阪はレベルが高いからなぁ…。
はじめのほうは面食らっているというか唖然としているというか、反応がイマイチというかついてこれないというか、そんな感じでしたが、1時間を経過したあたりからガッツリと食いついてこられる方がどんどん出てきて、なんかうれしかったです。終わってからも何人かの方から声をかけていただいて、個別に話をできたりしました。
その後、お友だちが聞きに来てくださっていたので、作戦会議も兼ねて「乾杯の練習」をしに近くの居酒屋へ。で、みっちりと練習を積んだあと、十三に向かいます。
十三というと、当然のことながら「あらい商店です。今日はとあるイベントの打ちあげです。今日は火曜日ですが、しかも台風ですが、無理を言ってあけてもらいました。もう、ホルモン鉄板鍋からドリッパからハチノスだらけです。至福の瞬間です。当然ビールはおいしいです。
途中から、またまた別の作戦会議になりましたが、どうもなんだかむずかしい。おかげさまで、作戦会議の相手の方にえらい迷惑をかけてしまいました。すみません。って、ここ、読んでないだろうけど…。
てことで、いい感じでしあがった「トリプルヘッダー」の一日でした。
無理の上塗り
で、そのままS院へ。今日はカウンターです。
今日は2時間の長丁場。1時間ちょい過ぎたところで、そろそろ身体が限界です。なにより舞台衣装をそのままにしてるのがダメみたいです。なんしか、休み休みやらなくちゃ。
にしても、なんでこんなしょーもないことにつきあわなきゃならんのかなぁ。まぁ、人と会えるのは楽しいけれど、ほんとうに腹が立つ。
なので、終わってから軽く呑み。
ここでクールダウンして、ようやく落ち着きました。
が、身体は舞台衣装に対して限界だな。明日は方策を考えなきゃ。
軽く〆
帰りの列車*1の中で「あれ?今日は豚まん王子さん、かぜのねさんにいるんじゃなかったっけ?」と思い出して、「可能であれば4つ残しておいてください」とお願い。ほどなく「死守します」との返事。やったー!
てことで、帰りに「かぜのね」さんに寄り道。お店に着くとIトケンさんがおられます。中に入るとMきたさんがおられます。座敷に行くとIルソンさん&Oかさんがおられます。なんじゃ、こりゃ?
で、とりおいてもらった豚まんを受けとると「いつきさんのせいだったのかー!」と非難されたり(笑)。
他にも「タメ友だち」ができたり、混沌とした「かぜのね」でした。でも、今日はさすがに疲れた。一杯だけ呑んで帰りましょう。
*1:電車ではない
大好きな街へ
好きな街を3つあげろと言われたら、いちおう「京都」はあげるとして、あと2つをどこにするかです。まぁ、ひとつは「長湯」ですね。で、もうひとつの街が今日の目的地です。
てことで
から電車に乗って、飛行機に乗って、5時間かけて
に到着。ここが3つ目の好きな街です。
オーシャンビューの楽しめる民宿にチェックインして、さっくりお風呂に入って、向かうは「鬼守家」です。ちなみにマスターはこんな人です。
すでにみなさん集まってガンガン呑んでおられます。いい感じのところにヒョイと混ぜてもらって、わたしも呑みはじめます。いやぁ、おいしい!
お酒もおいしいけど、料理もおいしい。やはり土佐で食べるカツオのタタキはおいしい!そしてなにより「人」がいい。たぶんこの街が好きな理由は、この店とここに集まる人なんですね。
なんか、お酒は飲んでも飲んでも減らないし(笑)、話は延々とおもしろいし、「明日は明日の風が吹く」ですよ。
社納さんとの呑み会はおあずけ(;_;)
ほんとうは社納さんと呑みたいんだけど、今日はがまん。新幹線に飛び乗って、到着したのは藤沢です。明日は恒例の教育研究集会。なぜか今年も共同研究者らしいです。うーん。共同研究者と言えば、池上さんや多賀さんや古田さんや、かつては木村さんや中島さんや。あるいは榎井さんや森さんや。なんしか、そうそうたる人々が思い浮かびます。これは荷が重い。なのに、今年も声がかかるのはなぜなんだろう。うれしいけどね。
てことで、わたしに最初に声をかけてくれたH田さん*1と合流して、さらにYまとくんとも合流して、焼肉屋さんへ。さらにM野さんもやってきて、おいしいお肉とおいしいワイン、そして楽しい話や楽しいケンカというステキなひとときを過ごしました。
で、夜はH田さんのおうちにとめてもらって、おつれあいさんと「木工楽しいねトーク」とか「「やりたくない」と思った日にやるとケガをする」トークとか。そうこうするうちに1時になりました。
あかんあかん。明日が本番です。
*1:ネイティブ「ベイベー」スピーカー
歯医者からの前夜祭
今日はお昼に歯医者です。
もしもあの時歯が欠けなかったらこの歯医者には来てないし、そうだったら今みたいに「根治」の方向へは向かなかったでしょうね。はたしてそれがいいことか悪いことか。まぁでも、「やろう」と決めたので、その方向に進むしかありません。
でも7月からこっち、あまりにも痛いことが多すぎました。なので、痛いのはもうイヤです。かといって、麻酔ももうイヤです。
歯「今日は神経のない歯なので、麻酔もないし痛くもないですよ」
い「あー、無神経な歯ですね!」
歯(あいまいな笑い)
ウケませんでした。
歯医者が終わったら家に帰って、しばし電話。その後、今日〜明日の準備。
で、電車に乗って移動開始。地下鉄→奈良線→関西本線と乗り継ぎです。関西本線は未電化です。空が広くていい感じです。そうこうして、到着したのは伊賀上野。とりあえずホテルにチェックインしてお風呂に入って。
その後、前夜祭です。集まってこられたのは伊賀上野市の教育委員会のみなさん。「固い人」かと思ったら、みなさんグニャグニャです(笑)。なんか、いい意味での仕事集団。まとまりがある感じです。なかでもおひとり、地元情報というかなんというか、そういうのにものすごく詳しい方がおられます。なんでも、「インプットはできるけど忘れられない」そうで、そりゃたいへんですわ。やがて、話の内容はお好みのことへ。わたしも負けじと自分の知識を総動員。すると、その方も負けじと地元のことを総動員。どんどんエスカレートしていきます。そうこうするうちに当然のことながら話題は食肉のことへ。そしてさらにディープなところへと発展していきます。M村さん@三重県人権センターが思わず「在所の人間でもそこまで知らんで」とこぼすほどディープな話題になりました。
いやぁ、おもしろい。
にしても、ずっと謎だった「ムラ中のお好み」の存在範囲。
基本的には京都・大阪・奈良・兵庫・和歌山では確認できています。そして、滋賀県にはない。あと、兵庫県は高砂まで行くとありません。そして、三重がずっと謎でした。しかし、今回の伊賀上野での話を聞くと、どうやら「ムラ中のお好み」の東の境界線はここ、伊賀上野あたりなのかもしれません。これは確認せねば…。
会議→祝ってもらえた
夜は毎月恒例の会議。前回の会議はICUから個室に変わった時だったので、当然のことながら休みました。いちおう欠席連絡は入れてましたが、みなさんとても心配してくださって、これまたありがたいので、ネタをふったりしてしまいました。
でも、会議は真剣です。
「今日は呑んでませんから。いや、昼は呑んだけど」
とか言いながら、ついつい意見を言ってしまい、会議の時間を伸ばしてしまったり。でもま、大切な論議だったんじゃないかと、個人的には思っています。
で、会議のあとはいつもの呑み会。
お店のS井さんはこのブログを読んでくださるおそろしく数が少ない人のうちのひとりで、またまた心配してくださっていて、感謝です。で、S井さんはわたしのお酒の好みをきっちり把握されているので、おいしく呑ませていただいているうちにおひらき。
ふう。充実した一日でしたo(^^)o