このために来たわけではない・ゼンコー1日目

今日から明日、恒例のゼンコーこと全国在日外国人生徒交流会です。
12時に京都駅集合なので楽勝かなと思ったけど、思ったよりも朝のメールチェックに手間どって…というか多すぎて、あっという間に出発時間になってしまいました。京都駅についたのは集合時間ギリギリ。それでもなんとか考えていた時間の電車に乗れました。生駒駅から現地まではAっちゃんの車でピストン輸送です。で、無事、全員会場に到着しました。
はじめは全体会。アイスブレーキングの時間です。個人的には「時間がもったいない」と思うのですがね。なので、2007年にやった時は「とにかく班行動を中心に据えることをしたからね。君たちにすべてがかかっている」ってハッパをかけたりしました。ちなみに、その年のことはよほどだったみたいで、ここを読んだら恥ずかしい文章が書いてあります。
アイスブレーキングをみんながやってる時に、一本のメールが。
「人身事故で近鉄がとまってます」
マジか…。振替輸送がないことを確認して、最速の手段は迎えに行くことと判断。Aっちゃんの車を借りて走りはじめた道は、完全に山の中でした(笑)。まぁ、生駒から京都府南部の最速の道はそこだよな。途中「かいなルート」を走ってなつかしく思うなど。
で、無事卒業生をピックアップして、班に届けました。
あとはダラダラ。基本的にやることはないです。だって、役割はあってないようなもんですからね。
あとは晩ごはんがあって、その後みんなが話し合いをしてる時間中に買い出しに行って、帰ってきたら「実行委員会のミーティング」です。まぁ、言ってみたらここがわたしの出番です。が、そこはそれAっちゃんががんばってくれてるので、Aっちゃんに譲ります。わたしはひとことふたことアドバイスするだけ。
そして、教員のミーティングが終わって、ようやく卒業生のミーティング(笑)です。もちろんこのために来たわけではないのですが、やはりみんなが楽しみにしてる時間です。当然部屋のカギはかけました。ここにいる教員はAっちゃんとわたしのふたりだけ(笑)。
みんなで懐かしい話をしたり、現状を話したり。やはりこの子らと過ごす時間は格別です。なぜなのかな。でも、みんなわたしのことをとても大切にしてくれます。なにもしてないのにね。
最近卒業した子に「現役の頃、「こいつなに?」って思ってなかった?」って聞くと「思ってた」って言ってました(笑)。不思議だな…。
てことで、気がつくと横になってしまってて、卒業生が敷いてくれた布団に横たわって、気絶しました(笑)。

トリプルヘッダー

今日の午前は某人権教育研究会の某ブロックの夏季研兼うちのガッコの若手人権教育研修会です。開始時間が9時なので、定時に出勤です。ワチャワチャ準備をしていたら、電話がかかってきて「準備の人が来られました」とか。早すぎる!
てことで、なんとか時間通りに準備ができました。
フタを開けたら、某ブロックの参加者は25人くらいかな。うちのガッコの若手は人権教育担当を含め3人。いかにわたしの話に興味がないかわかります。まぁしかたないです。最も、今回の話を逃したら二度と聞く機会はないですね。でも、興味がなければ、それも関係ないか(笑)。
てことで、午前のお座敷開始。
ふむ。固い。というか、固さと柔らかさが同居している。というか、なんなんだろ。笑顔はあちこちにあるんだけど、爆笑ってわけではなくて、どちらかというとメモとってる。わたしの話はそーゆーのじゃないんだけどね(笑)。
ただ、話が進むにつれ、少しずつ濃いぃ内容になってくるので、だんだんメモとるのもきつくなってくるかな。てか、ポカンとしてる人もおられて、それはそれで楽しいです。
ただ、午前は終了時間がケツカッチンです。なにせ11時19分の電車に乗らなきゃならなくて、いちおう終了時間を11時に設定してあります。が、話がなかなか終わらない。ミッション3の1時間半バージョンのはずなのに、どうなってるんだろ。まぁ、どんどん中身を詰め込んでるから、どこかをカットしなきゃムリだわな。
てことで、11時7分に終了。ここで司会の方が
「質問や意見がある方」
と…。マジか…。しかもひとり発言。さらに司会の方が質問をされて、それはないやろと。てことで、11時12分に終了。あわててガッコを飛び出して、駅まで送ってもらいました。

無事電車に間にあって、お次は滋賀県東部の町へ。午後のお座敷です。
駅はなかなか味のある駅舎です。迎えに来てくださった車に乗って会場へ。なんでも午前が全体会で、午後の分科会のお座敷らしいです。
分科会なので、聞いてくださる方は30人ほど。ちなみに2時間半あるので、ゆっくりした気持ちでしゃべれます。しゃべるスピードは早いですけどね。
てことで、お座敷スタート。こちらはウケる。なんか、メッチャ笑い声が出てきます。会場が狭くて一体感があるのもいいですね。2時間少しをみなさんの笑い声とともに疾走して、無事終了。

てことで、S江さんの車にHつ田さんと一緒に乗せてもらって守山までドライブです。ここで今後の身の振り方なんかもいろいろ話。まぁ、この年齢になるとしかたないですね。
そして電車に乗って、最終的に到着したのは崇仁です。先月に引き続き、今月もわたしが話題提供することになったみたいです。
今回はビデオ教材を切り口に部落問題や人権問題を語りあうことになりました。
それぞれが自分の受けてきた人権学習や被差別体験、あるいは差別にまつわるあれこれを語りあうひとときは、なんかすごく貴重な時間でした。
そして、やはり行くのは崇仁新町です。
夏!

夏!

夏!

ここでもひたすら人権のことを話しあいます。
そういや、こないだの土田さんの講演で、「日常的に人権の話をしてる人がどれくらいいますか?」って言ってはったけど、わたしのまわりの人々は「人権が日常会話」なんですよね。そういう人に囲まれてるから、たぶん「常識」がずれていくのかな。
そんなことを考えながら、楽しい時間を過ごして、それでもおひらきです。
早く帰らなきゃ、明日がある。
家に帰ってパートナーがマッサージをするべく足を触ってくれた瞬間に寝落ちしました(笑)。

あれから20年

今日は全国キリスト教学校人権教育研究協議会のセミナーです。今回は30回の記念セミナーではありますが、実はここが「セクシュアルマイノリティ分科会」をつくって20年という記念のセミナーでもあります。そんなこともあって、今回も20年前と同じ大阪女学院が会場となりました。
わたしの出番は午前のリレートークと午後の分科会。まぁ、そもそも第1回の矢田解放塾の時代から参加してて、第4回の京都セミナーでは在日朝鮮人分科会のレポーター、その後、運営委員になって刷物担当やってましたから、とてもとても深いつきあいです。その後、メッチャ忙しくなって今は疎遠にはなってますが、それでもわたしにとっては大切な協議会です。
どれくらい大切かというと、たぶん全キリと出会ってなかったら、今のわたしはいません。そんなあたりのことは、「例の本」にも書いてありますし、「2000年度の日記」とか「2001年度の日記」の8月あたりとかを見ればいろいろ書いてあります。とくに2001年度の8月のところには、過去2回のこともあわせて書いてあって「あぁそうだったよなぁ」と懐かしく思い出してしまいます。

てことで、8時過ぎに玉造に到着。歩いてるとY田さんを見つけたので一緒に大阪女学院に向かったのですが、昨日も一昨日も来られたはずなのに、なぜに道に迷う(笑)?
Y「北がどっちかわからない」
い「環状線は玉造では南北に走ってるから、駅を出たら西方向になってるってなぜわかりませんか(笑)?」
みたいな会話。
そうこうするうちにT井さんと出会って無事会場へ。中に入ると古い知りあいがいっぱいです。ひたすらあいさつ・あいさつ・あいさつです。
で、リレートーク。若手3人とベテラン3人のリレートークというどこかでやった企画みたいな内容です。まずはベテラン勢の自己紹介。「3分」って言われてるのに延々と話をするのがベテランのアカンところです。なので、わたしは1分で終わりました。お次は若手のトーク。こちらは10分です。それぞれがそれぞれの悩みを抱えて疲弊されてることが伝わってきます。そんな姿は、かつての自分と変わるものではありません。いや、つい最近までのわたしの姿かな。今は、うちのガッコの若手教員やstnの若手教員という、ほんとにいい人たちと出会えてのんびりしてますが、ほんとにきつい時代がずっと続いてました。
なので、悩んでいるみなさんに
「わかるわー」
とひとこと。あとは「悪い人になること」と「つながること」の大切さを話しました。そして、これらをするためには、なにより「5時に帰る」です。学校の外のいろんな人やいろんな知識とつながって、それらをつなげて、そうしたものと子どもをつなげる。そして子どもをつなげ、そんな子どもたちとつながる。子どもを軸として教員がつながり、学校や社会を変えていく。
そこで基点になるのは被差別の立場にある子どもたちです。だから「支援」するのではない。
まぁそんなこんなですね。

で、午後は分科会。くみちゃんが来てくれました。
20年前はくみちゃんと堀江有里さんがゲストスピーカーで来てくれて、そこにまこっちゃんとかがいてくれて、そしてわたしも初女装が可能となったんだよな。てか、わたしが「トランスしてもいいんだ」って思ったのもくみちゃんだったなぁ。西大寺の居酒屋で「トランスしたい」って言ったら、ケラケラ笑って「そんな親を持つ子どもは幸せ」って言ってくれました。それまでの人は「子どもがかわいそう」でしたからね。あの笑い声を頼りにトランスしてきたのでした。
でも、ここでかけるネタはミッション3。フルスピードで飛ばします。でも、みなさんネタではきっちり大笑い。くみちゃんもツボにはまって吹き出してました。うれしいなぁ。こういう自由さが、このセミナーなんだよな。
途中、30分のインターバル。沖縄の遺品展を見に行ったり。とても刺激的な展示でした、
で、後半戦。話残したことを少し話して、あとは感想や意見を述べあって、最後にわたしのライフストーリーを15分ほど話して、分科会終了です。
もともと「あれから20年」を話してほしいと言われました。ちゃんとその期待に答えられたかな。でも、今回のお座敷こそが、くみちゃんや全キリとの出会いからはじまったわたしの20年の総決算だったんだよな。

てことで、交流会があるけど、それはパス。あまりにも疲れすぎです。でも、ビールは飲みたい。てことで、くみちゃんとS水さんと3人で近くのダイニングへ。ここで、ビール→日本酒でクールダウン。でも、楽しいひと時を過ごさせてもらいました。
さぁ帰ろう。今日は10時前に帰れるな。

原点にもどる

今日は京都府中部まで出張です。とある人権教育研究会の夏季研があります。
が、身体が動かない。というか「動くのはイヤ」って言ってます。そりゃそうだよなぁ。でも、仕事なのでしかたないです。とにかくギリギリまでのんびりして、出発です。
午前は分科会。
今回の大きな変化は、LGBTに触れたレポートが、少なくとも3本あったことです。時代は変わってるな。たぶん今の人は2005年にこんなことがあったことなんて知らないだろうな。ましてや1999年頃に日教組教研でゲイにかかわるレポートしたなんて、誰も知らないだろうな。けっこう人権教育の分野で時代を切り開いてきたうちのひとりだとは思うんですけどね。
まぁええか。
てことで「理解」とか「受け入れる」とかいう子どもたちの作文に対して「権利の不平等」という、昨日とまったく同じ意見を言うなど。あと、あれやな。わかりやすい知識本とかノウハウ本が蔓延してるの、ヤバイな。アプローチはしやすくなるかもしれないけど、不正確な情報とか古い情報が蔓延することでもあるからね。
まぁそんな話。
午後は土田光子さんの講演です。土田さんとの出会いは、1997年の全同教熊本大会でした。自主活動分科会で土田さんもわたしもレポーターでした。ちなみに土田さんは超有名人。わたしは「とある高校教員」でした。分科会1日目は土田さんのレポート1本だけ。ほとんど講演会でした。わたしのレポートは2日目の1本目。わたしのレポートを聞かれて
「あんなにていねいな実践が京都にあるのか。大阪の高校は実践において京都に負けた」
って言ってくださったとか。うちのボスがメッチャ喜んでたのも、いい思い出です。
てことで、講演。
いや、よかったわ。ほんとにいい話です。まずは同和教育の歴史を子どもたちの姿を通してざっくりと説明されます。が、この「ざっくり」の中身が濃密です。まさにざっくりなのにしっかりです。そして反論のしようがないかっちりさです。
夏季研は新採教員が来るので、反応を見ていたのですが、明らかにはじめは反感を持っている感じで横向いてたのに、話が進んでいくと正面向いて、最後の方は体を乗り出してる人がいました。おもしろいな。
話が終わったところで、うちのガッコの新採教員に「どうやった?」と聞くと「おもしろかったです」との返事です。んー、違うんやな。
「わたしはな、ずっと担当してるクラスのこと考えながら聞いてたんや」
「あのクラスはしんどいですね」
「うん、しんどい。でもな、わたしはあのクラスのあの子とかあの子とかと話をしてるねん。悩み相談してるねん」
「…」
「話を聞きながら、ずっとあの子とかあの子のことを考えててな、涙が出てきたんやわ」
部屋の外に出ると、もうひとりの新採教員が…。
「あのクラス、持ってる?」
「持ってないです」
「残念やなー。もしも持ってたら、3人で話ができるのに、ここふたりやなー」
たぶんわたしはすでに年齢だけはベテランの域にいます。でも、今も悩み続けてる。そして、子どもたちに教えを乞いながら授業をしてる。そういう姿を新採教員に見せなきゃならんのだろうなと思います。それくらいしか、わたしにはできない。でも、それくらいをやらなきゃならない。
そんなことを感じさせてもらった講演でした。

講演の後は京都まで出て飲み会です。場所は「安さん」。なんか、ここに来たくなるんですよね。ここで飲んで食べて楽しい時間。
でも、土田さんは明日の早朝高知に行くんだとか。その翌日は鹿児島だとか。いろいろたいへんです。てか、台風と違うん。
てことで、今日は二次会はなし!

参加者としてほえる→無茶ブリ

朝、なんとか起きだして、しばしメールチェック。その後、なんとかスタートです。今日も歩いて日本教育会館をめざします。東京の街歩きは案外日陰が多いです。まぁ、ほぼビルの日陰なんですけどね。なんとか日陰をたどりながら到着。
参加分科会は第一分科会「性の多様性の理解を広げる」です。「理解」か…。
まずは共同研究者の内海崎貴子さんによる共通認識をはかるためのミニレクチャー。えーと「トランスジェンダーという言葉はなくなります」って、それは違うっす。たぶん言い間違いだろうけど、みんなマジメだからそれをそのまま鵜呑みされちゃうとまずいです。あとでひとこと言いに行こう。
お次は神奈川の小学校の実践レポートです。なかなかすごいことをやっておられます。
が…。うーん。
いや、確かに「豊富な知識がないとやっちゃいけなぃと考えるのではなく、子どもたちとともに学んでいけばいい」ってのはそのとおりなんだけど、正確な情報はつかんでおかなきゃならんと思うのです。例えば「心性と体の性が食い違ってる人は13人にひとり」は、明らかな事実誤認です。
そしてもうひとつ、「多様性」は教えてるんだけど、そこに権利のアンバランスがあることに触れてない。そのこととあわせて「LGBTではなくSOGIで」とおされるのですが、それはなぁ。さらにゲストスピーカーの飯田あきるさんが「自分のことを当事者って呼んでほしくない」って言葉にハッとしたそうで、それはそれでいいんです。つまり「誰もが当事者である」って文脈なので。でも、一方「権利のアンバランス」がある状態においては、やはり「権利を奪われた当事者」ではあるわけです。そこの切り分けは必要です。このことは「SOGI」という言葉を「押す」ことの問題性とつながります。「LGBT」には当事者のプライドが込められています。そういうプライドをなくしてしまう。
そしてなにより、多様性のサンプルとしてトランスジェンダーを使いすぎです。もちろん言葉としては同性愛も出しておられるけど、例えば教材として「マウンシー選手」を扱ったり、飯田さんを呼んできたりしてるわけです。さらに、例えば「ある日突然身体の性が変わってたらどうする?」みたいなワークをされてます。これだけあつかってしまうと、授業者の意図とは別に、多様性=トランスジェンダーになりかねない。
やっておられることそのものはいいんですけど、やはり「豊富な知識がないとやっちゃいけなぃと考えるのではなく、子どもたちとともに学んでいけばいい」というスタンスの限界があるんじゃないかなぁ。というか、このスタンスは、やればやるほど限界が顕在化するんじゃないかなぁ。
てことで、質問のフリして意見を言ってみたりして。
休憩の時に内海崎さんに話しに行ったら「お名前は存じてます」と、これまたややこしい話が出てきました。なので、「ネタです」と言いながら「女性部長」の名刺を渡したり(笑)。
ここで「国内におけるGIDはどうなるんですか?」って聞かれて、これはまたややこしい話を(笑)。
「たぶん、そのことには関心がなくて、今はホルモンの保険適用のことで頭がいっぱいなんじゃないですか?というか、保険適用するためには病気の方がいいっていうロジックかなぁ」
と、これまたややこしい話をしてみたり。
そのあとはワーク。
・今の状況でできること→やりたいことはほとんどできそう(笑)
・障害となることは?→やりたいことが多すぎて時間が足りない(笑)
みたいな話を出してみました。
振り返りの時間に数グループが選ばれて発表されましたが、そのうちのひとつのグループに大阪の李さんがおられて、「権利の不平等」って話をされて、思わず笑ってしまいました。
で、分科会終了。
李さんと話をしてたら、いつのまにか「常勤講師問題」へと話が移行してました。でも、こういうことが大切なんだと思います。これもまた「多様性」です。
そこへ山口のT部さんが来られて「あの分科会の権利の不平等派3人組」とか言って笑ってました。

てことで、両性研終了!
まずは昼のビールです。昨日約束してた兵庫のK淵さんと、T部さん、さらに大阪は吹田のI田さんとお友だちの5人で昼ごはん。さらにK淵さんと東京駅まで歩いて、母女でのYきさんの話のことを聞くなど。で、東京駅でビールを飲んで、さぁ京都に帰りましょう。
帰りの新幹線はグリーン特典です。
京都に着いたら「酔心」へ。久しぶりだなぁ。ここでJ高校の元同僚の宴会です。10人集まって、あーでもないこーでもないと昔を振り返り、今を語る。
なので、やめようと思ってたのに、つい二次会へ。
夏です。

崇仁お囃子隊のみなさんが飲んでおられて「あのTシャツほしい」とかムチャクチャなことを口走って、ようやくお開きです。
疲れた(笑)。

共同研究者、のち参加者、のち友だち探し

ふと目が覚めると4時半。4時半?あかん!原稿を送らなきゃ!てことで、寝落ちする前に修正した原稿を送るなど。
さて、安心してあと2時間寝ましょうか。
で、7時にのそのそ起き上がって、Yまとくんのパートナーさんにコーヒー淹れてもらって、目を覚まします。朝ごはんを食べさせてもらってスタートです。

教研の会場に着いて、まずは一木さんと杉田さんにごあいさつ。
やがて分科会スタートです。
今年のレポートは2本。ひとつはセクマイ当事者の講演を研修のアンケートです。まだまだ「これから」のレポートですが、それを出すことで、そしてディスカッションを通過することで、次の1歩を見つけるのかな。わたしの仕事はそのお手伝い。
もうひとつのレポートは、日々の生活の中で気づいたこと。そしてその気づきを通して調べ学んだこと。さらにその学びを通して実践したことの紹介です。これもおもしろいですね。ひとりでもそんなことができるのかぁ。ま、高校はそんなもんだけど、小学校での実践はチームワークの中でやるんだろうからたいへんでしょうね。でも、その実践が学校を変えていくんですよね。
レポートのあとは、グループディスカッション。わたしはあちこちまわりながら、聞こえてきた言葉をもとに、最後に何を話すか考えます。
で、最後にもらった時間は25分。全部で17項目思いついたことをダダダダダって話しました。今回はいつも来られるもうひとりの共同研究者が来ておられなくて、少々荷が重かったけど、でもまぁ、なんとかなったかな。
「いつもいつきさんの話を聞くのが楽しみでこの分科会に来ています」とか言われたので、かなりうれしかったです。でも、それって、わたしが日教組教研で共同研究者の話を聞く時と同じ気持ちなので、少々申し訳なく思ったり。
そんな感じで無事終了。昼ごはんは、毎年参加されてる方と、そのお友だちと3人で、近くのインド料理屋さんでおいしいカレーとおいしいビールとおいしいワインをいただきました。心残りは「大辛」ではなく「激辛」にすべきだったなと(笑)。

で、東海道本線のグリーン車に乗って東京へ。駅からテクテク20分ほど歩いて到着したのは「日本教育会館」です。今日〜明日、「両性研」です。ふだんは平日にあるので参加できないけど、今年は久しぶりに土日にあるのでラッキーです。もっとも到着したのは1日目のプログラム終了20分前です。完全に今晩の遊び相手を探しに来たようなもんです。
で、新潟のK野さんと愛知のYきなさん、そして神奈川のO谷さんと4人で近くの居酒屋へ。ここでO谷さんがいかにすごい人かをあらためて認識させられました。が、「いえいえ」とか言いながらさらりとそのすごさを語られるO谷さんはリスペクトだな。
Yきなさんも、なかなかしんどい中を生きておられるようです。なので、「暑いエール」を送りました(笑)。
それにしてもK野さんはいつも飄々しておられるけど、これまたすごいことをされてます。あまりにも学校であてにされすぎです。力があるからやっちゃうんでしょうけど、身体がもたんぞとか心配になったり。
やがてO谷さんが帰られて、入れ替わりに多賀さん登場。
「今日は人数が少ないですね」
とか言われたけど、今日は仕方ないんです。ここから男性学の話とか、多賀さんの研究者人生の話とか、なかなか聞けないことを教えてもらいました。
そんなこんなで、11時前に解散です。なにせ、あしたの午前もあるからね。
さぁ、ホテルまで20分ほど歩きますか。たどり着けるかなぁ(笑)。

今日も気持ちよく

今日は午前に四日市のとある小学校で小中合同のお座敷です。
ちなみにこのお座敷、昨年度の秋くらいにオファーがあって、年度当初そのことを忘れててえらいことになりかかったといういわくのあるお座敷です。で、いろいろあって、今日に決まりました。ちなみに開始時間は9時半。うちを出るのは7時前です。でも、ふだんよりゆっくりかな。
今回は、新幹線→近鉄と乗り継いで最寄りの駅へ。なにせ近鉄特急よりは高いけど、圧倒的に朝寝坊ができます。
で、会場の小学校へ。部屋に入るとみなさん後ろに座っておられます。嫌な予感が…。と、どうやらみなさん中学校の方らしく、小学校のみなさんが座られたら満席です。よかった…。アスペクト比が16:9しかないプロジェクタも古いのと交換してなんとかやりすごして、お座敷スタート。
今日も快調に飛ばします。よしよし。めっちゃ眠かった体調が、少しずつ覚醒していきます。いよいよフルスロットル。みなさん、ついてきておられます。
考えてみたら、四日市って、I藤MきさんとかTにさんとかおられる、すごい先進地です。さらにOぎ田さんは今回の参加者です。そら反応がいいに決まってます。古ーいネタを振っても、世代を越えてウケてます。うれしいな。
結局、2時間走り抜けて、無事終了。よかった。
帰りに支店長さんが職員室で「帰られます」って紹介されたので「今日はおいしいビールが飲めます」ってお礼を言いました。

なので、昼はやはりビールが必要でしょう。名古屋でSおりちゃんにメール入れたけど、さすがに勤務中。しかたないので、Sおりちゃんに教えてもらったお店を探しましたが、なかなか見つからない。ようやく見つけたら、高い。てことで、駅の反対側に出て、地下にある食堂に行って、味噌カツを食べました。

で、新幹線に乗って東へ。明日は恒例の湘南教組の教研です。今日はその前夜祭。トムとジェリーみたいな関係のYまとくんたちとの飲み会です。
が、新幹線の中あたりから突然ディスカッションが勃発。メッセンジャーとメールで同時に4人くらいとディスカッションをしながら、東海道本線に乗ってました。疲れた(笑)。
到着したのは「なかがわ」というお店。たべもの、おいしい!お酒もおいしい!そしてなにより話がおいしい。久しぶりにHね田さんの話なんかをしながら、楽しい時間を過ごしました。
でも、明日が本番です。なので、10時頃におひらき。
その後、Yまとくんと家におじゃまして、結局2時頃まで呑んでました。
アカンやん^^;。

最高の休日

朝、小鳥のさえずりで目が覚めました。あまりにもはっきり聞こえてくるので「ここはヒーリングサロンか?」と思いましたが、そんなはずはありません。
てことで、のそのそ起きだして、朝のごあいさつ。ボーとしながら燻製器のメンテナンス。
で、朝の風景をパチリ。

気持ちいいです。
その後、お友だちとお子さんと3人ののんびりタイムです。ウッドデッキの上でコーヒーを飲みながらあーだこーだとこれまでのことやこれからのことなど話。
と、
K「いつきさん、ハンモック使う?」
い「多動だからすぐ動くかも(笑)」
でも、どうやら気に入ったみたいです。

K「昼ごはん、どうします?○○もいいし、〇〇もいいよ」
い「えーと、そのへんで肉を買ってきて焼き肉とか」
K「じゃ、昨日出しそこねた鳥の南蛮にしようか」
い「わーい」
てことで、至福の時間のはじまりです。

南蛮ができるまでハンモックに揺られてビール&読書の時間です。
やがてできあがった南蛮をつまみながら、いつしか飲み物は日本酒へと。と、お友だちのG藤さん登場。昨日ポーランドから帰ってきて、そのまま学校の合宿に行って、帰り道にここに来られたとか。いろいろおかしい(笑)。でも、そういう人なんですよね。
あまりにも楽しい時間なので、「ソニック」を2本遅らせることにしたりして。
それでもいつかは楽しい時間が終わるというものです。2時頃においとま。別府まで送ってもらって、さぁ、帰りましょう。

やはり大分は好きやなぁ

朝、目が覚めると4時。電気がつきっぱなしです。いかんいかん。消そう。と、窓の外はすでに明るいです。そうか、大分は4時に夜が明けるんだ…。って、おかしいぞ?
とにかくのどが渇いたので飲み物を買いに行って、ふたたび寝ようとしたけど寝られません。6時くらいまでウトウトして外を見ると、明るさが変わらない。なんか変だぞ?と、カーテンを開けたら、隣のビルの蛍光灯の明るさでした。
やれやれ。
てことで、ダラダラしてたらH本さんから「昨日のマッサージでやり残したところをやります」とのメール。もうしわけないです。でも、ありがとうございます。

その後、朝ごはんを食べて、お迎えの車に乗って、今日の会場へ。到着したら、あちこちに「坂田かおりさん」がいました。
 
今日は大分市人教の自主講座。午前は「教育内容」「自主活動」「学力進路保障」の3つのテーマの研修会です。それぞれワークショップを交えながらの研修ですが、おもしろい。なにより、小学校のせんせい方が目の前で指導案をつくっておられるところを見るのははじめてです。なんか、すごいです。何がすごいかと言って、発問を考えるのがすごいです。さらに予想される答えを予め考えられます。まぁ、やってる人からすれば「当たり前やん」ってなるんでしょうけど、高校教員はあまり質問しませんから、そんなことは考えません。
やはり小学校って「教えること」の原点なんだなぁと、あらためて感じました。

で、午後がお座敷です。でも、少し時間があったので、あたりをお散歩。ふむ、峠を境にムラなのね。しかもこの道、あとから山を削ったのね。てことは、昔は難所やったんやろなぁ。なんてことを考えて、隣保館の方に聞いたら、基本的には「あたり」でした(笑)。

てことで、お座敷です。今回もらってる時間は2時間です。さてさて、どうなるかな。
とりま、いつもの通り仁義を切って、お座敷スタート。なんか、反応がいいです。やはり自主講座に来られる方々ですからなのかな。ひとつひとつのネタに反応されます。これはうれしい。古いネタに笑っておられる方の横で、若い方がとまどっておられたり、そんなあたりもおもしろい。そして、関西限定のネタにはまったく反応なし。これがおもしろい。
ということで、あっという間に2時間5分がたって、無事お座敷終了です。とても気持ちよく話をさせていただいて、メッチャ楽しかったです。ありがとうございました!

その後、S藤さんの車に乗せてもらって長湯へ向かいます。途中、買い物をして、K村さんのお家へ。ここはいつ来てもいいです。
まずはK村さんと温泉へ。あわあわする低温の温泉にじっくりとつかりながら、お互いの近況報告。と、気がつくと2時間入ってました。わたしの人生において最長記録です。
その後、お家に帰って宴会開始。K村さんの家では一品つくることにしてますが、今回は燻製キットに活躍してもらうことにしました。
なんでもK村さんのおつれあいは本格的な燻製をつくられるとか。はじめは「パチもん感ハンパないな」って顔で見ておられましたが、実際に食べてみるとおいしいことがわかってもらえました。
もっとも、
「6Pチーズは中は味がない」
って笑っておられました。そりゃそうですよ(笑)。
あと、ゴーヤが苦手って子どもさんのために、ゴーヤの白和えをつくってみたりしました。
そんなこんなで、楽しく話をしてたら、気がつくと1時です。いかんいかん。寝ましょう…。
って、メールチェックしたら
「ネイティブチェックが終わったので、2日をめどに返事をくれ」
というメールが…。2日って…。てか、ネイティブチェックで修正かかってるところの意味がわからん(;_;)。とにかくHがしせんせー(;_;)。

新エントリをつくる→再演するなど

朝、5時過ぎに目が覚めました。なんでこんなに早く目が覚めるんだろう。それに比べてパートナーはよく寝るなぁ。しかたないので、ブログに新エントリ「フィールドワーク」をつくりました。これ、かなり便利です。もっとも「お好み」エントリとあわせて、かなりヤバイ気もしますが…。
その後、猫の額でコーヒーを飲んで…。それにしても蝉がうるさいです。なんでだろうと思ったら、猫の額の木にとまって鳴いてるんだ。猫の額は狭いから、至近距離ってわけで、そりゃうるさいに決まってます。

で、京都駅へ。自動発券機で新幹線のチケットを出そうと思ったけど、外国人観光客が延々と独占されていて困った。えーと、あと8分…。「Hurry up.I must start 8 minutes later.」って言ってしまった。すまぬ。いや、時間があったら操作してあげるんだけど、そのヒマがないんですよ。
で、新幹線に乗って西へ。まずは小倉で途中下車。そこにおられるのはH上さん。久しぶりです。近くの居酒屋で昼ごはん。このあいだ沖縄に行った話とか、互いの近況報告をしたりして。でも、昼から仕事がある時は2杯までと決めているので(笑)、日本酒2杯でストップ。2時間の昼呑み終了。また会いましょうね!

で、ソニックに乗って大分へ。明日、大分市人教のお座敷で、今日はそれのプレイベントです。ちなみにプレイベント、もともとは呑み会だったんですが、こないだのつぶやきに反応されたもうひとりの方H本さんがおられて、思わず「じゃ、大分でやりましょうか」ということになってしまったという。ということで、今月頭に引き続き大分でもやることになりました。
聞いてくださったのは大分市人教のみなさん。ちなみに、ほとんどが小学校の教員です。まぁ子どもたちの状況はずいぶん違いますよね。
プレゼンの前に、うちの学校の人権学習の状況を少し話をしたり、プレゼンには不備があったり認識不足があったりするけど、それは「スペシャリスト」ではなく「ジェネラリスト」だからだという言い訳をしたり。そんなこんなで、プレゼンスタート。このあいだもそうだったけど、自分が何をきっかけにこのプレゼンにいたったのかとかを、あらためて意識化することができました。
その後、同和教育の継承にかかわるようなやりとりをしたりして、ミニ学習会終了です。押しかけ学習会、すみませんでした。

で、ホテルにチェックイン。それにしても、あまりにも身体がガチガチです。フロントに行ってマッサージ屋さんの場所を聞いたら「うちのマッサージを」って言われてお願いしたら、結局無理だったり。しかたないのであたりをほっつき歩いてみたけど、結局見つけられなかったり。てことで、マッサージは断念。
その後、本来のプレイベントである呑み会です。はじめはおとなしいけど、だんだんしゃべりはじめるのはいつものことです。最後はとまらない。反省。
その後、H本さんとおしゃれなバーに行ってジンリッキーを1杯いただいて、ホテルへ。
と、H本さんがマッサージをして下さると。いや、「断念しました」って言ったら「やってあげるよ」って言われて、恐縮しながらも誘惑には勝てず、小一時間マッサージをしていただきました。もうしわけない。でも、ほんとにありがとうございます!
てことで、H本さんが部屋に帰られて、わたしもベッドにもぐり込んだ瞬間に意識が飛びました。