で、再び米子市内まで送ってもらって、向かったのは「炉端かば」です。
ここ、はじめて米子に来たときに連れてきてもらったお店で、とにかくもう一回来たいと思っていました。
お店に到着すると、すでにみなさん呑んでおられます。まぁ当たり前です。到着したのは10時過ぎです。これから呑みはじめるって、ある種おかしい。しかも、明日の朝にもお座敷があるし。というか、そおお座敷の先の方も3人来ておられるし。
でもまぁええかということで、わさわさワインを飲んで、しゃべってしゃべって、笑って笑って、0時頃まで楽しい宴が続きました。
で、今夜泊めていただくS田さんのおうちに移動。ここで、ビールを1杯飲んで、アルコールの分解のために水を飲んで、なんとなくそのままよもやま話をしていると、気がついたら4時。S田さんは朝の犬の散歩があるし(笑)、わたしはお座敷があるし。アカンやんということで、速やかに寝ましたとさ。
日: 2017年8月21日
鳥取西部におけるチャレンジ!(1日目)
朝、やっとの思いで起き上がり、とりあえず朝ごはんのユッケジャン定食を食べて元気を出します。そして、すみやかに移動開始。向かうは羽田空港です。なにせ、経路の混み具合がわかりませんからね。で、無事飛行機に乗れて、降り立ったのは米子空港です。今日明日で5回お座敷という、わけのわからん過酷な2日間がはじまります。
とりあえず、迎えに来ていただいた方の車に乗せてもらって、昼ごはん。向かったのは「手打ちそば 昌庵 」。ちなみに、別方面から「朝ごはんはユッケジャン定食だからかぶらないように」という指令が行っていたとか。別にユッケジャンでもいいんですけどね^^;;。でも、メッチャおいしかったです。京都にはこういうおそばはないよなぁ。
で、米子市の人権情報センターに到着。お座敷第1弾です。
- 番外編の番外編@米子市(1/5)
鳥取西部第1弾は米子市です。内容は、ミッション番外編です。というか、いきなりかなりチャレンジングな内容、いや内容というよりも、お客さんの年齢層ですね。なにせ、夏休みということで、小学生から大人まで、それも人権講座の常連さんが来られるとか。誰をターゲットに話を組み立てる?いろいろ考えた結果、子どもがおもしろいと思う話は大人もおもしろがってくれるだろうということで、小学生をターゲットにした話をすることにしました。が、お座敷前に話をしていると、なんでも2時間あるとか。へ?小学生に2時間?あの番外編は1時間を想定しているんだけどなぁ。ということは、かなり詳しい話ができるはずですよね。というか、よくある大人の設定である1時間半より長いやん(笑)。
ということで、番外編の番外編としてミッション1とミッション3をまぜたのを急遽つくることにしました。
で、お座敷開始。たしかに小学生のみなさんが5人ほど来ておられます。みなさん、なかなかしっかりした感じです。とにかく、ひたすら子どもたちの顔を見ながら話をさせてもらいました。それにしても、大人の人たちの反応がすごい。ミッション1が他のものと違うのは、出会ってきた生徒の話が多いところにありますが、そこを聞かれるときの集中力が半端ないです。やはり、このあたりはこれまでの人権啓発でしっかりと種を蒔いてこられたからなんだろうなと思いました。
ということで、あっという間に2時間が終わって、その後、情報センターのみなさんとしばし雑談。米子市をあとにしました。
- お座敷前のガソリン補給のおかげ@南部町
本日の夜の部は南部町です。こちらは、あえて「基本を」という依頼があったので、ミッション1です。ミッション1は、聞いてくださるみなさんの反応に大きく左右されます。なので、はじまる前はそれなりに緊張します。
ところが…。
会場に向かう道すがら、ムラを案内してもらっていて、A井さん曰く
「ここがわたしの家ね。あ、もうみんな集まって呑んでるわ。一年で364日ぐらい、みんなが集まって呑んでるんよね」
そんなことを聞いたら、わたしも答えるしかありません。
「じゃ、ちょっと行きましょ」
ということで、A井さんのおうちにおしかけて、ビールを2杯と日本酒を軽く一口いただくなど。それにしても、出された白いか・ブリの刺身のおいしいこと!そんなわたしを見た、A井さんは「やめて!やめて!呑まないで!」と必死でとめられます。大丈夫です。そんなに呑みませんって^^;;
で、会場へ。
南部町も人権啓発にはかなり力を入れておられます。なんでも、年間通して連続講座があって、スタンプラリーをしていて、年間通してもっとも多かった人は翌年度表彰されるとか。逆に話す側としては、それだけ耳が肥えておられるわけですから、これまたプレッシャーです。
で、お座敷開始。
最初のつかみはみなさんキョトンとされています。これは、もしかしたら「笑っちゃいけない」と思っておられるのかも。ならばということで、笑っていただけるための「誘い水」をさしました。ここでようやく緊張が解けたのか、あとはみなさんニコニコワハハという感じで聞いていただけました。
それにしても、フルバージョンで2時間半ある話を1時間半で話をするのは至難の業です。だって、話っていうのは複雑に入り組んでいて、話している本人もわからない。まぁ、言うなれば「BASIC」の「スパゲッティプログラム」状態になっているからです。話を構成した当初に構造化しておけばよかったと思うのですが、すでに手遅れです。まぁでも、スパゲッティプログラムの非可読性も、お座敷ならば「意外性」につながって許されるかな。
そんなことを考えるまもなく、マシンガントークで1時間半を乗り切りました(笑)。でも、聞いてくださったみなさんもそこについてこられるわけで、これはもしかいたら「共通の了解事項」があるのかななどと、ふと考えました。