焼酎なひと晩

懇親会は飲み放題のお店。ヱビスがないので、とりあえず向かいのコンビニで買ってきてかんぱいです。
で、次のお酒…。ワインは…。ない。日本酒は…。ない。えーと「焼酎はこちらで用意したものを」って、芋だよな。芋、苦手なんですよね。
ところが、呑んでみるとおいしい!「あの、水割り氷少なめで」みたいなことを言いながらクイクイ入ります。ヤバイです。
そうこうするうちに、ロータリークラブの会長さんとY之内さんと3人で熱い話。いや、この会長さん、人権に対して本気ですね。全国のハンセン病療養所をすべてまわっておられるとか。お次は市役所職員の方。この人も本気ですね。「公正証書の必要ない同性パートナー制度をつくりたい」って言っておられました。おそるべし、指宿市
で、二次会はスナック。ここでも飲むのは芋焼酎です。もうどうでもいいです。芋焼酎がウィスキーに思えてきたから、飲むだけです。
てことで、2時くらいまで騒いで、あとはホテルに帰って、倒れるように寝ちゃいました。

出たとこしょーぶ

朝、昨日のおふたりの車に乗せてもらって、鹿児島からさらに南へ。道中1時間半、しばし年寄り話で盛り上がりました^^;;。
にしても、途中で「三和町」に連れて行ってくださったM木さん、わたしがなにに反応するかをよくご存知です。ひと目見た瞬間に釘づけです。息を呑むとはこのことですね。M木さん、そんなわたしに三和町のことをいろいろ教えてくださいました。
で、指宿に到着。今日はレインボーポート向日葵というところが、映画「coming out story」の上映会をされるということで、わたしも呼んでいただきました。
会場に近づくと、なんか、木に貼り付けられたものが…。

あれ?よく見ると…。

並木順を思い出してしまいました^^;;。
さらに会場の入り口にはこんなものが!

完全に演歌歌手状態です。でも、率直に言ってうれしいです。ちなみに、この手づくり看板、市役所職員の方も貼りに来られたとか。おそるべし、指宿市
会場に入ると、黄色いウィンドブレーカー着てる人が走りまわっておられます。なんでも指宿市の職員の方だとか。実は今回の上映会は指宿市も共催だとか。おそるべし、指宿市。さらにあいさつに来られたのがロータリークラブの会長さん。なんでも、ロータリークラブとの合同主催だとか。おそるべし、指宿市
会場には華やかな物販ブースがありました。

ごみ混沌ストアさんの出店です。大量のレインボーを見ているうちに
「やっとこんな日が来たんだなぁ。こんなわたしでも、生きててもいいんだ」
っていう気持ちが湧いてきて、思わず涙が出てきました。

で、いよいよ上映会スタート。
まずはロータリークラブの会長さんのあいさつ。続いてLGBTの基礎知識。マジメです。固いです。どうしよう…。
そして、わたしから映画の紹介。
「あの、この映画、人権の映画じゃありません。LGBTの映画でもありません。単なる映画として見ていただければうれしいです。そして、疑問に思ったことや感想なんかを、またあとで聞かせてください」
ま、こんなもんでしょう。
で、上映開始。久しぶりに見ました。

上映のあとは、休憩をはさんで「トーク」という名前の質疑応答です。司会のY之内さんが「じゃ、第二部のはじまり」って宣言されたのですが、ちょっと待って。質問紙をもらったの、今やし。
「え!少し待ってください。えーと…」
こんな時は脳みそ性注意欠陥多動性の真価が発揮されます。とりあえず、質問を3種類にわけて、応答の開始です。与えられているのは1時間15分なので、かなり余裕があります。というより、そんなにもつのか?
でも、話しはじめると、あの話もしよう。この話もできるなってことで、いろいろやっていたら、きっちり1時間15分かかりました。
にしても、質疑応答はいつもおもしろい。やはりこれこそがライブです。メッチャ疲れるけどね(^^)。
さてと、お次は懇親会o(^^)o