朝、なぜかキャスターをゴロゴロしながら出勤。いつも一緒に駅から歩く同僚に「今度はどこに家出ですか?」と笑われたので「親もセンセもうちの話聞いてくれへんし、家出るねん」と家出少女のマネをしてみたり。平和な朝です。
で、午前いっぱい仕事をして、午後から出張。行き先は第2のふるさとです。ほんとうの行き先は、子どもたちの母校なんですけど、その前に隣保館にごあいさつ。ここで教え子のMが仕事をしているので、ダラダラおしゃべり。

Mの担任をしていた頃のわたしは、たぶん一番脂がのっていた頃です。いや、今より細かったけどね。ほんとにいきいきと仕事をしていたし、なによりも楽しくて楽しくてしかたがなかった。だって、毎日毎日なにかがおこる。それは、別に事件じゃなくて、子どもたちの関係性が日々変わっていくんですね。それを横でじっと観察している。そして、時折ちょっかいを出す。そのちょっかいで、子どもたちはほころんだつながりを元にもどしたり、つなぎかかった細い糸を少し太くしてみたり。大切なのは、わたしと子どもがつながることじゃなくて、子どもたち同士がどうつながるかなんだということを学んだ3年間でした。
だから、毎日いろんなことがある。そんな日常の些細なことに目をやり、気づき、どうすればいいかを考え、実践する。こんなに楽しい毎日はなかったです。Mはそんなわたしをずっと見ていた生徒です。だから、話のネタがつきないんですよね。日々起こることを話していると、たぶん3年かかる。
そんな感じでダラダラしゃべっていると、あかんあかん。会議のはじまる時間です。
で、午後の会議をサックリすませて、電車に飛び乗って、向かうは大阪府南部の島です。で、「桃」に乗って高飛びです。にしても、「桃」狭い。というか、耳がキーンとします。もうやめとこ。
で、着いたのは鹿児島。

ここで、M貴さんとS村さんと合流。おいしい鹿児島料理と海の幸を出す焼酎のお店に行って、「うまいうまい」と食べながらいろんな話。M貴さん・S村さん・わたしの3人は、同い年。だから、話は当然弾むわけです。そして、自然と話は「最近の若い者は」になるわけです。かつて「そんな話をする大人はだるいよね」と思っていたし、「自分があの歳になったらしないでおこう」とも思っていた。でも、「その歳」になると、やっぱりするものだし、しちゃいけないものとも今は思っていない。なぜなら、「この歳」になってわかることはいっぱいあるし、「最近の若い者は」を愚痴にするんじゃなくて、それぞれの「この歳」の人と情報交換をし、確認をし、何をすべきかを考え、それを実践するための場だと考えているからです。そんなこんなで、2時間ばかり「作戦会議」をしてお開きです。
さてと、コンビニでチューハイでも買って、〆をして寝よう。