延々と

その後、駅を変えて打ち上げ。
行く道すがら、ブラジル人の友だちといろいろ話。
「話を聞いていて、チクチク突かれる感じがしたわー」
そうやろなぁ。いろんなしんどいことがあるんなぁ。高校の時や、卒業間なしのときにはわからないことが、時間が経つに従ってわかってくるもんなぁ。でも、たぶんそれを過ぎた時に、またわかることもあるんやろなぁ。そんなことを思いながら、その友だちのいろんな話を聞いたり。
で、打ち上げ。
わたしの向かいは前会長さん。CPの当事者かな。たぶん。この人がまた熱い。聞くところによると同い年。同じ時代の空気を吸いながら、しかし、障害のあるなしで世界を分断されてきたことが伝わってきました。その思いが「共生共育」へとつながっているんでしょうね。
なんというか、障害にかかわるさまざまなことをここ2〜3年知る機会があって、わたしのものの考え方は大きく変わりました。すごく刺激的です。それをどう自分のフィールドにフィードバックしていくのか。それが課題かな…。
てなまじめな話もあったけど、滋賀の友だちは基本、酒を楽しみます。熱すぎる語りを見ても「いつものこっちゃ」と笑っています。そういうゆるさも大切ですね。
てことで、そのまま2次会へ。なんとなく味覚がギョウザを欲していたので、近くのチェーンの居酒屋へ。ここで、しばしビールと餃子を楽しんで、さらに話。だけど、もうすでにかなりの酔っぱらいです。
なんか、最後は家まで送ってもらったりして*1、とうよ^^;;。

*1:メッチャありがとうございますm(__)m

共生共育

今日は、滋賀県で活動しておられる「共生共育の会」の総会でお座敷です。この会、簡単に言うなら…。障害を持つ子・親・支援者なんかが「障害を持つ子も持たない子も同じ学校で学ぶ」というとりくみをずっと続けてこられた、そんなグループです。たぶん^^;;。
で、会長さんからオファーを持ちかけられた時、
「障害を持つ子の親は、そういう子を生んだ自分への罪悪感を持っている」「そのことが障害そのものや、さらには我が子への否定感につながることもある」
みたいなことを言われていて、そういう親御さんに元気をあげてほしいと言われていたのです。
正直プレッシャーです(T_T)。そんな力量ないです。ハードルが高すぎます。でも、それを「わたしに」と言って下さったのですから、断るわけにはいきません。さいわい、何人かの友だちがいろいろなアドバイスをくれました。ひとつひとつのアドバイスに気づきをもらって、自分ができることがなんとなくわかってきて、ようやく方向性がつかめてきました。結論は簡単なことでした。いつもの通り、わたしが「いま」を楽しく生きていること。もちろんいろんなことはあるんだけど、それを含めても楽しく生きていることを、全身で伝えればそれでいいということ。それだけのことです。
で、会場へ。
「いつきちゃん、ごめん。まだ総会はじまってへんねん(笑)」
実は、そんなアットホームな会なんです(笑)。あたりを見渡すと、知りあいがいっぱい。てか、K坂さん、何回も聞いてるんやから、もういいでしょ(笑)。
で、話はじめて、ふと気づきました。
「あの、2時間もらえるって聞いてたけど、何分までですか?」
「あ、総会が後ろに来たから一時間半で」
そういう会なんです(笑)。
「時間どおり終わる自信ないです(笑)」
「あかんねん。時間が来たら強制退去やねん」
「ほな、団結小屋つくってがんばりましょか」
こんなところでウケるなよな(笑)。
そんなスタートで、あとはいつも通り。何度か聞いてくれた人が、ちゃんと笑うべきところで笑ってくださって、無事終了。
会長さんは「完璧や!」って言ってたけど、まぁそんなことはないです。でも、たぶん、わたしが、いろんなことはあった/あるにしろ、楽しく生きていることは伝えられたんじゃないかな。
でも、パワーを使いました。疲れた。心地よい疲れです。