今日は京都府全体の人権教育の大会ということで、北の方まで出張です。今回のわたしの役割は「レポート」。
夏から「イヤだイヤだ」と言っていたのですが、なんか消去法(笑)でこちらにまわってきました。まぁ別に何か特別なことをやっているわけじゃないんですが、たぶんしゃべくりが達者なのが問題なんでしょうね。「ほんの小さな日常の一コマ」を紹介しただけで、「おぉ」みたいにとられてしまうのは心外なんですが、せっかくレポートをするならそういう日常の一コマを話さないと悪いなぁと思うサービス精神がよくないみたいです(笑)。
同じ分散会に他に3本のレポートがあったんですが、なんかもったいないなぁという感じがひしひしします。だって、みなさんほんとうにていねいな実践をしておられるんですよ。なのに、それをうまくアピールしていない。まぁアピールなんてしなくてもいいんですが、やっぱりしゃべる以上は聞いてもらわないともったいないと思うのですが…。
ところで、「なんだかなぁ」と思うこともやっぱりあるわけで。
レポートのあちこちに「女の子やけど」「男の子やったら」という言葉がちりばめられています。そういう態度が根底にある実践が、どれほどまでに子どもたちを枠の中に縛りつけているのかということが、おそらくは発言者にはわからないんでしょうね。
討論の時間に、わたしは「立場の自覚をすることが、自分の問題を解決する糸口になる」みたいなことを話しました。いちおう部落問題に引っかけて話をしたのですが、例えば部落の女性にとっては、「部落」という立場の自覚だけじゃなくて、「女性」という自覚もまた、自分の問題を解決するための大切な「立場の自覚」だと思うのですが、そのあたり、ものすごく希薄なんですよね。
月: 2009年10月
体育祭だけど
体育祭って、やっぱり外でやります。ということは、前日に放送セットはできません。ということは、集合点呼の8時40分に音を出すためには…。集合は7時です。
前日にお弁当をつめておいて、とりあえずコーヒーを一口すすって出発です。
職場に着くと、朝の空気が妙にすがすがしいです(笑)。
生徒達といっしょにスピーカーをセットして、電線を張って…。にしても、ヤツら段取り悪いなぁ…。まだまだ仕込みが足りません。
一通り音が出たのを確認して、わたしは職員室へ。ここからは、来週火曜日の某発表会の準備です。印刷したり印刷したり印刷したり…。もうイヤになってきます。
午後からは、明日の出張に向けて自習課題づくり。
そんなこんなしていると、体育祭も終了。さぁ、崩しだ。
崩しって、セットした時の状態によって大きく左右されるんですよね。そのあたりを、ヤツらはまだまだわかっていないんですね。
てな感じで、バタバタしているうちに一日が終了。さぁ帰ろう…。
と思ったけど、明日からのことを考えたら、あと一仕事しておいた方がいいな。
再び印刷したり印刷したり印刷したり…。ふぅ…。
いろんな準備が
明日は体育祭。今日の6時間目は予行です。といっても、全員でやるマスゲームの練習をする程度ですが…。かつては半日かけて入場行進の練習をしました。歩調があわなければやり直し、みたいな。そういう「体育大会」から、だんだんと運動会になってきていて、ちょっとは楽かな。でも、本気の競技がなくなってきているのがちょっとさみしいかもしれません。
てことで、マスゲームの音楽をちょいと鳴らす程度でそっち方面の仕事は終わりです。
一方、今度の火曜日に、某発表会があります。これの準備がたいへんです。なんというか、あとからあとから「あ、これがたりない」というのがわいてくるんですね。
今回忘れていた内容で一番たいへんだったのが、発表会の会場に貼る横断幕です。近所の某教育委員会に行って長尺プリンタを借りてもいいんですけど、せっかくですからここは生徒に頼もうということで、美術部に頼んでみました。連中「え〜」とかいいながらやってくれます。うれしいなぁ。やっぱりさすがは美術部です。けっこうかわいいデザインにできあがりそうです。これを見る教育委員会の人とか、どう感じてくれるかなぁ。
さて、あしたは体育祭だ。でも、きっと火曜日の準備に追われるだろうなぁ…。
で、〆は
その後、某在日外国人教育研究団体の全国交流会を東九条でやることになっているので、焼肉屋さんの予約をしに行きました。
オ(オモニ)「いつもありがとうね。Y先生」
い(いつき)「え?わたしの名前Yと違いますけど?」
オ「え、Y先生の奥さんと違うの!」
い「違いますよ〜(笑)」
思わずY先生に伝わるようにメールしてしまいましたですよ。
研修会
まぁ、趣味というか、仕事というか。
今日の午前中は朴実さんの案内で、東九条のフィールドワークです。
いつものことながら、朴さんの案内と、そこで出てくる話には迫力があります。「そこを知っている人」「経験した人」ならではというか。というか、単に知っている/経験しているだけではなくて、そこから悩み・考え・実践する人の迫力なんでしょうね。そしてけっしてそこにあぐらをかかない。だからこそ、迫力があるんでしょうね。2年ほど前にも聞いたけど、やっぱり新たな発見が多々ありました。
そうだ!「いつきのお散歩」新バージョンはあれでいこう(笑)。
午後は、金光敏さんの講演。
この人、かつて某在日外国人教育研究団体と大げんかした人でして、わたしもビビっていた、と。ところが、いろんなかかわりの中で交流ができて、なんでも
「某在日外国人教育研究団体の中にもええヤツおるやん」
などと言われちゃったみたいです(笑)。
話の内容は、自分自身の生い立ちからスタートをして、現在やっていることの紹介、そこで出会った子どもたちの姿の紹介、そして今考えていることというあたりかな。でも、朴さんと同じで、知っている/経験している/実践している人ならではの迫力を持った話でした。
ちょっとおもしろかったのが、現在の韓流ブーム*1は「短く見積もって260年ぶり」という表現でしたね。つまり、朝鮮通信使以来ということです。なるほどなぁ…。
まぁそのほか、すごく刺激的だったり、ところどころ感謝の内容*2だったりと、いい話でした。
衣替えとか
今日はマジでオフです。こんな日がなかったらどうしようもありません。
朝はちょこっと遊んで、昼ご飯はきのうおみやげでもらってきた焼きそばを食べます。
パートナーはお母さんの誕生日とかで出かけていきます。さて、どうするか。
タンスを見ると、わたしの服がひっくり返って積み上げられた状態です。そういえば、これ、整理したの、いつだろう。ちょうど衣替えの時期なので、一念発起して整理をすることにしました。
いやぁ、トランス前の服はほとんどないのですが、トランスしはじめに買った服とか、さすがに着られませんね(笑)。妙に派手だったり、妙にピラピラだったり、自分で笑ってしまいます。でもまぁ、こういう時期が必要だったんだろうなぁ。
コスプレ用(笑)の服は、玖伊屋のネタで使えるのでちょっとおいておいて、後は捨てることにしましょう。
きちんと畳んで並べてやると、見事に整理できました。これはパートナーに自慢しなくちゃ(笑)。
タンスの整理も終わったところで、晩ご飯をつくることにしましょう。パートナーが帰ってきた時「できているよ」と言ったら、日頃の怒りもちょっとはマシかな(笑)。
帰ってきたパートナーに
「ほら、見て」
とタンスを見せると
「えらいねぇ」
とほめてもらいましたよ。いい一日でした。
で、まつりの屋台
今日は前に住んでいたムラの秋祭りです。夜は保護者による屋台がでます。ここで例年わたしは焼きソバ屋さんをしています。てことで、昨日に引き続き、今日も焼きソバ屋さんです。
到着したら、さっそく
「ビール、呑むか?」
との質問。思わず
「この人、東京から来たし、天ぷらたべさせてあげて」
と頼みます。すると、どっからともなく「天ぷら500円」券が出てきます。
このムラの天ぷらは、ホルモンやタケノコ、こんにゃく、ゴボウと、通常では考えられない具を揚げるのですが、これがおいしい。しっかりと味を染み込ませた具材なので、口の中でほろりと崩れて、味がじんわりと広がります。これをいずみちゃんに味わってほしかった!
で、食べていると、もちろんどこからともなくビールが来ます。大満足です。
さて、今日の焼き方は、きのうプロから教えてもらった方法です。
まずは、具を炒めて味つけします。そこに沸騰したダシでほぐしたソバをポイと放り込みます。で、ソースをからめてできあがり。この方法、味つけはすごくあっさりしていて、それでいてけっこうおいしいです。そして、なんといっても早くつくれます。かなりなヒットです。
焼くのはわたし。それを5つにわけてパックに入れるのがいずみちゃん。最後にトッピングしてお客さんに出すのがパートナー。3人で、ひたすら焼きそばを売りまくります。
8時頃にいずみちゃんは旅の続きをするためにリダリダです。
このころには、だいたい売れ行きも「ながら」になってきて、余裕も出てきます。約150玉焼いたあたりで終了。
「ほれ」
とビールを出されたのですが、さすがに飲み過ぎと疲れですすみません。思わずそこらにあったプリンを「食べていいですか?」と言いながらむさぼり食ってしまいました。2個も…。そのおかげで、ようやく少し復活。やっぱり疲れているなぁ。
帰りはパートナーの運転してくれる車で寝てしまいましたよ。
家に帰ったら、体が芯から冷えています。お風呂に浸かってようやく体があったまってきました。これで寝られそう。
玖伊屋の朝
玖伊屋の朝はけだるい。だけじゃないです。最近、マジでしんどいです。今日はなおさらしんどいです。
こういう時は寝るに限るのですが、一度起きたら寝られない。
しかたがないので、朝ご飯をつくることにしました。といっても、みそ汁をつくっただけのことですが…。ポイントはプッコチです。こいつをみじん切りにして入れると、これがおいしい!
でも、わたしはダメです。ふたたび布団にもぐり込んで、ダラダラ。
9時過ぎにようやくからだが動きはじめたので、最終の後かたづけを開始。で、撤収です。
その後、みなさんとお別れして、いずみちゃんといつもの「おたふく」へ。
どれだけグダグダであっても、やっぱりスタッフとして玖伊屋にかかわると緊張もします。それをほぐす時間なので、みなさんにはゴメンをさせてもらっています。胃袋肝臓もようやく復活してきたので、生中→バクダン→バクダン濃いめ→スペシャル濃いめとメートルがあがっていきます。でも、肝臓胃袋はイマイチなので、今日はあっさり系を少量食べるにとどまりました。でも、満足です。
さぁ、時間も時間だから、いずみちゃんと移動を開始です。
用事の内容は玖伊屋
今日のメニューはどうするか、ずいぶんと考えたのですが、まったく思いつかないので、生春巻きにすることにしました。
先日来られた関東の学生さんが今日も来られたので、一緒に買い出しに行って、いろいろ食材を選びます。あれとこれとそれと…。だんだんとイメージができてきます。ええ加減やなぁ。
あとは、ひたすら切る・焼く・炒める・あえるの嵐です。
生春巻きの具は、味つけしたビーフン、キャベツの千切り、ハム、錦糸卵、エビあたりでしょうか。それを各自好きに巻いてもらいます。他に、夏の終わりということで、名残のなすびの炒め物。なぜか今頃でもある水菜のおしたし。あたりかな。
そこそこできあがったところで、さすがに朝からの疲れがでてきて、どっとやる気をなくしました。
あとはいつものいずみちゃんも来ていることで、なんだかんだとしょーもない話。と、Y子ちゃんが果実酒&労働の差し入れ。まじ、うれしい(;_;)。
「ありがとう」だけ言ったあたりで、限界です。ベッドにもぐり込むことにしました。
にしても、最近布団で寝られるようになったのは進歩かな(笑)?
芋掘り大会
今日はわたしがかつて住んでいたムラの人たちと近くの共同作業所の人たちの交流会です。
なんでかわからないけど、ふだんよりも早い時間に家を出て、奈良近くまで移動します。9時前から交流会の会場の設営です。ちなみにこの交流会、公園を借りて、テントを立てて屋台を出してと、かなりおおがかりです。でも、とりまとめをしている人の人徳か、毎年かなりな大人数がかかわっているので、あっという間に設営完了。
で、今年はわたしは焼きソバの屋台担当のようです。
やがて共同作業所の人たちが来られて、まずは芋掘りに行かれます。その間にソバの試し焼き。まぁまぁの味つけかな。
やがて交流会のスタート。あとはひたすらソバを焼き続けます。まぁ焼いているうちに、だんだん段取りがわかってくるからいいのですが、お客さん(参加者)が一時に来られるのでたいへんです。
この交流会、数年前からやっているようです。
障害を持つ子どものいる親にとって、なかなか「ほっこり」と遊べる機会がないとか。作業所の人たちにとっても楽しいひとときなのかもしれませんが、作業所に子どもを通わせている親にとっても、けっこう解放される時間とのことです。まぁいろいろ考えさせられる話ではあるのですが、そういう「場」は、とりあえず今、必要なんでしょうね。
3時頃には交流会は終了。そこからバタバタと片づけます。まぁみなさん、慣れたもので、あっという間に撤収終了です。
交流会の後は、主催者側の打ち上げです。とりまとめをしておられる方の家にみんなで押しかけて、ワイワイと楽しく呑み・食べ・話をします。あっという間に時間が過ぎていきます。
普段ならわたしはつぶれるまで(笑)呑むのですが、今日は後に用事が控えているので、後ろ髪を引かれる思いでおいとましました。