今日は上の子どもの文化祭らしいです。なので、下の子どもを連れて行ってきました。
この学校の文化祭、久々に「文化祭らしいなぁ」という感じがしました。各クラスは模擬店を出しています。もちろん、全面的に飲食関係です。なにしろ行った人全員に模擬店の審査用紙が配られるのですが「一番味がよかったところ」とか書いてあるのですから、まぁ、伝統的に飲食関係なんでしょう。
かつてわたしの勤務校でも飲食関係の模擬店をやっていたことはあったんです。でも、「飲食関係だと検便が」とか「模擬店の売り上げをクラスで使うのはよくない」とか、わけのわからんことで×になりました。特に後者の理由にいたっては、「クラスで使うのはよくないから、売り上げは全額生徒会に上納すること」などという規則ができて、完璧に模擬店はなくなりました。
そういうのに比べたら、ここの学校は、ほんとうにのんびりしています。あるクラスでは、「焼きそばが焼けるのに30分ほどかかるんです」とか言っています。どんな焼き方してんねん(笑)。隣の教室では、お好み焼きを焼いている子が「タネがなくなった〜!」とか叫んでいます。しばらくすると登場したのがG務スーパーのお好み焼き粉です。なるほど。ちなみに「トッピングはなにがいいですか?」と聞かれて「カス!」って言うたろかと思いましたけど、思いとどまりました(笑)。まぁ、そんなこんなも「学生さんやし」「祭やし」で許そうという気が起こってしまうほどほほえましい感じでした。
で、この学校のメインイベントは、伝統的に「女装・男装コンテスト」だそうです。なんでも、例年は保護者が来ない金曜日にやっているそうなんですが、今年は保護者が参加する土曜日に日を変えたとか。パンフレットに「あなたの娘の男装を、あなたの息子の女装を、ぜひともご覧下さい」とか書いてあります。やるな…。よっぽど「わたしも参加させろ」と言おうかと思いましたけど、考えてみたら「除外診断」のものが参加してもぜったい勝てんわな(笑)。
そうそう、すごくナチュラルな女の子がメチャクチャ男声で話していたんですけど、あれって、コンテストの参加者なのか、それとも単なるトランスなのか。なんか感じでは卒業生っぽいんだけど、そんな子がみんなと自然にとけあって話しあっている光景は、すごくいい感じでした。
話の分量と「間」ですか。なるほど。いつきさんの話し方は九州人には新鮮で聴きよいテンポだと思うけど。聴き手の反応みながら瞬時に適切な「間」を計るって難しいなあ。成功すれば話の浸透率は上がるんでしょうね〜。その点、山口在住のK口くんは確かに上手いと思う。
もうひとつ。「男/女」の指標については、人に一から話すために今はまだ必要だなと思います。カテゴライズして枠に押し込めるためではなくて、グチャグチャになってる情報をまずは整理するために。