2人会

で、今日のメインイベントである「2人会」です。相方はO阪医科大のKさん。
事前の打ち合わせでは、1人30分ずつ話をしたあと質疑応答のつもりだったんですが、出席者の人口構成比(笑)をみて、Kさんは作戦を変えたようです。それにしても、淡々と「原則論」を話ながらも、自分の経験をうまくおりまぜる*1あたり、かなり興味深い話でした。もっとも、かなり高度な感じはしましたが…。でも、熱心にメモをとる方もかなりたくさんおられて、「マジメだよ、この人たち!」と驚いてしまいました。実は私はそういう人たちは苦手なんですけどね(笑)。
で、わたしの番。Kさんの作戦変更は、「質問が出てこないという事態を考えて、自分の持ち時間を30分から40分に伸ばして、質疑応答の時間を減らす」ということのようです。で、わたしもその作戦に乗ることにしました。ってか、もともと30分では無理(笑)。
わたしのほうは、いつもの通り、言いたい放題です。はじめは固かった雰囲気も次第に和らいできて、まぁなんとか持ち時間を終えることができました。
で、質疑応答。やっぱりおられるんですよね。身近にトランスの子どもがいるという方。そういう方にとっては、「どうしたらいいんだろう」という思いがいっぱいなんだろうなぁ。「基本」がわかれば、すべてはその「応用」なんで、ほんとうはそんなにむずかしいことじゃないはずなんだけど、「応用である」っていうことがわかりにくいんだろうなぁ。結局は「だれもが生きやすい社会をどうつくっていくか」ということと、「多数者と少数者の間には権力関係がある」という自覚を、だれもが持つことなんだと思うのですよ。で、それを実現するために「知る」ということが必要になる。そんなところじゃないのかなぁ…。

*1:しかも守秘義務は守る!

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