〆の時間になってもダラダラしているのは教員だけじゃなかったです(笑)。とにかく客のハケが悪い悪い。先発隊はさっさと次の場所に移動していますが、残っている人間はいつまでも出ないという最悪のパターンです。
それでもなんとかみなさんを誘導して、次の場所へ。現地に着くと、すでに盛りあがりはじめています。今回は濃いぃところは避けて、別の濃いぃところへ。とそこに、ゴルゴみたいな連中が集まってくるのはいったいなんだろう…。なんだか真っ黒けの集団に囲まれながら、「おじちゃん」の話を聞いていました。
やがて「おじちゃん」が席を立ちトイレに行ってしばし時間が過ぎた次の瞬間、
「なんだと!」「ゴツン!」「ガッチャン!」「バタン!」
いやぁ、酒の席のケンカは久しぶりです。さすがにこういう時の精神科医は動きが早いです。だてに若い時に訓練をしていませんね。もちろんこういう時の教員の動きも早いわけで、「こら、ちょっと待て。とりあえず外へ出ようや」と羽交い締めにして外へ連れ出す、と。互いにまだ「お前な!」みたいに興奮していますが、とりあえず外へ連れ出して「何があったんや、言うてみいな」と。こりゃぁ、ほとんど生徒を押さえるのと同じ感じですわ。
どうやら酒が入った状態で、誤解がもつれてわけがわからないようになっていたみたいです。やれやれ…。
まぁ、ケンカは酒の華ってことで、それもいいかと。あ、お店の人にはもちろん平身低頭あやまりましたよ。
そうそう、緊急告知!「玉かづら」にsony(?)の携帯ラジオを忘れた人!お店に保管してあります。電話番号は042-995-2343だと思います。早急に連絡をしてください!
年: 2007年
懇親会 −GID学会・2日目−
さて、いよいよわたしの活動時間(笑)。
懇親会の会場に行ったのですが、なかなかはじまりません。おもわず理事長に「カナダ方式で行きましょう!」と提言したのですが、「それは無理」と却下されました。そりゃそうだ。
そうこうするうちに乾杯。ビールを飲んだところでふと横を見ると、針間さんはしっかりと山盛りのパスタをとってきていました。さすが…。わたしはというと、「まぁいいや。人がひいたらゆっくりとるか」と思っていたのですが、甘かったです。列はどんどん伸びていきます。「こりゃぁ晩ごはんは抜きだなぁ」とあきらめかけた時、「食え!」と目の前に皿がドン!Y子ちゃん、ありがとう。わたしの性格を完全に把握しているね。おかげさまで晩ご飯にありつけました。
あとは、歌を歌う人もいたし、個人的にはいろんな人に紹介されたり紹介したり。まぁ、早い話が懇親会ですね。
怠惰な午後 −GID学会・2日目−
午後もひたすらロビー活動。
てか、こんなところでロビー活動してどうするんだという話はぞんぶんにあるのですが…。幸いにして、モニターもあるし、会場内の声もしっかりとロビーにモニターされているので、ダラダラしながら聞くには最適です。
一方、ロビーには煙草が吸いたくてたまらない精神科医の方とか、ノロウィルスがうつったかもしれないと心配している精神科医の方とか、本売りの場所がなくなって困ってしまった某団体の人とか、午前の発表が終わって和んでいる人とか、修論書き終えた人とか、こちらはこちらでおもしろい人たちがたくさんいます。たまに「お!」と思うところに耳をそばだてながら、それ以外の時間はダラダラ。少しだけ針間さんの司会ぶりを見るために会場に入って、時間通りに終わるのを見届けて*1、またすぐ外へ(笑)。
そのあとは、きわめて医療よりの話。昨日は「大切な話だなぁ。聞かなくちゃ」とファイトを燃やしていたのですが、今日はダメダメでした。シンポジウムが終わったあと、先ほどのメンバーにプラスして関西系の人たちも外でダラダラしはじめたので、そのままロビー活動続行。
そうこうするうちに気になってきたのが2次会の場所。てか、わたしだけじゃなかったんですけどね。なにせこのあたり、場所がないです。所沢まで出ようか、池袋まで行ってしまおうかといろいろ迷ったのですが、やはりこのあたりで予約をするかと決断。姐さんに「昼の場所でいいですか?」とお伺いをたてたところ「まかせる」とのこと。Y子ちゃんと一緒に予約しに行きました。結局、昼のところはダメだったけど、その裏側にあるお店で*2交渉成立。
夜のことが確定したので、ようやく安心して、またまたロビー活動続行(笑)。最後の「GIDと生殖」くらいは聞こうと思っていたのですが、これもモニターで観戦。前半はなんとなく流していたけど、後半のあたりで「家族って何?」というあたりに切れ込んでおられたので、そのあたりはかなりおもしろかったです。やはり、「性」っていうものって社会のありようと不可分なわけで、そのあたりを無視して医療の技術的な話に走っていくとぜったいアカンと思います。そうじゃないところが、この学会のおもしろいところかなぁなどと思ったりもしました。
で、怠惰な午後が終了。
定番のお昼 −GID学会・2日目−
と、そこへ順子姐さんが会場から出て来られました。
「いつきさん、あんた、どこにいたの?」
「あ、今来ました」
「どうりで。質問しそうだなぁというところで静かだし、会場見渡してもそれらしい人がいないし」
「いや、昨日の夜が遅くて…」
「まったく、これだから」
「すみません。お昼ご飯、呑みに行きましょうか(笑)」
「あなたね」
やっぱり怒られました。
その後、お昼ご飯に行こうとしたのですが、なかなかメンバーが集まりません。姐さんからは「いつきさん、早く行かなきゃ、午後のプログラムがはじまってしまうよ」と言われるのですが、困った…。結局なんだかんだで、えらい遅くなってしまいました。すんません。
お昼は「ぎょうざ満州」というすごい名前の店に行こうと思っていたのですが、ここがいっぱい。なので、そのとなりの和食の店へ。着いたらとりあえず「ビールください」(笑)。「キリンとアサヒとエビスがありますが」「エビス」。一口飲んで、ようやく人間にもどりました*1。
ここでしばらく話をしていたのですが、やっぱり大人数では、つっこんだ話ができませんね。でも一方、ここでしか会えない人もいるので、どうしても大人数で移動をしようとしてしまいます。というか、わたしがいろんな人と出会うということもあるけど、いろんな人同士が出会いあうということに意味があるんじゃないかなぁと思っている、もうひとつのわたしの思いがあるんですよね…。
てことで、すでに売り切れてしまったものを注文しているヤツもいて(笑)*2、店を出るのが大幅に遅れてしまいましたが、再び会場へ。
怠惰な午前 −GID学会・2日目−
朝起きると、まだ7時前。やたらしんどいです。眠いです。体を動かすのがいや。なので、とりあえずゴロゴロ。
やがて、家主さんが起き出して「じゃぁ仕事に行ってきます」。そのあたりから、ようやく泊めてもらっている3人も身体が動きはじめます。とりあえず、コーヒーを飲んで、Aニーさんのつくってくれたホワイトシチューを食べて、しばし雑談。行かなきゃならんという気持ちは強いのですが、なかなかスタートが切れません。なんだかんだで、11時頃、ようやく出発です。ぜったい怒られるよなぁ…。
航空公園駅について、まずは薬局へ。目薬と飲み薬を購入*1。その後会場へ。
会場に着いて、とりあえずそのあたりで立ち話。で、ポスター発表の会場に行くと、少々体調の悪そうな人がチラホラ。そりゃみんな遅かったから(笑)。そこで会った何人かの人にごあいさつ。ところで、こういう発表形式っておもしろいですね。間近で見ることができるから、ライブの雰囲気が満々です。でも、わたし的には立っていなきゃならないのがしんどいので、メイン会場のほうへ移動。ロビーに入ろうと思ったら、煙草をプカプカしている人たちがいたので、そこで少し油を売って、ようやくロビーへ。実はそのあたりで力が尽きてしまいました(笑)。
このあたりで、午前終了(爆)。
*1:目薬は昨日飲み屋に忘れた。飲み薬は今日の体調のためっす。
でもメインはこっち? −GID学会・1日目−
1日目の内容が終わって、ふとあたりを見渡すと、Iちゃん@K西医科大学を発見!
てことで、念願の「飲み with Iちゃん」です(笑)。もちろん、他にも一緒に飲みたい人々がてんこ盛り。年に何回もあっている人もいるし(笑)、1年に一回ここでしか会えない人もいるし。それは、わたしもそうだし他の人も一緒。ですから、必然的に「みんなで行こう!」ということになります。
先発隊の人たちが一足先に所沢駅へ。駅前でお店を見つけておいて下さいました。総勢、25人。フロアの半分をわたしたちが占拠しています。もう、迷惑以外の何ものでもないですね。やがて、静岡の人たちもそこに参戦。実に30人。もう、完全制覇です。
11時頃に「終電が…」という人たちが出てきたので、ようやくお開き。そこから「2次会行こう!」という方のご要望に応えて*1、近くの居酒屋へ。ここでも10人を越すメンバーが参加。途中、Y子ちゃん*2が合流してきて、いよいよフルメンバーになりました。
結局終了は、2時過ぎ。その後、泊めていただく方の家*3まで行って、しばらく話をして就寝。3時でした。あしたが思いやられます(笑)。
−それでも到着−(GID学会・1日目)
途中、静岡のミュージシャンと行き会ったりしながら、現地に到着。会場はすでに満員です。
今日のプログラムは、
プレコングレス「ホルモン治療のABC」講師:内島豊
とのこと。
はじまったら、いきなりむずかしい話です。何を話をしているのかさっぱりわからなかったのですが、どうやら、ホルモンにかかわる最も基礎的な知識を話されていたようです。
まぁ、このあたり、微分とか積分の授業と一緒ということですね(笑)。いちおう、基礎的なところとして、変化率の話とか区分求積の話とかを押さえとかなくちゃならないんですよね。これがけっこうややこしい。で、そこをくぐり抜けしまうと、まぁ簡単なところに行くですよね。ちなみにウチの学校の子どもたちにそんなことをしたら、それだけで「わからん!」とか言って、その後勉強しなくなるので(笑)赤点が確実になります。それをさけるために「ここは聞くな!」と宣言をしてから授業をしなくちゃならないという(笑)。
というのはおいといて…。
そのはじめのところをくぐり抜けると、あとは「なるほど」という内容が続きました。
非常に簡単に要約すると、こういうことのようです。
1、肉体改造にホルモン投与はたしかに一定程度効果がある。
2、でも、MTFにはアンドロゲンが、FTMにはエストロゲンが必要。
3、なので、そういうのを無視してしまうとあかんで。
4、ちなみに、「適量」ということについては、まだ資料がない*1。
5、さらに、長期的な副作用については、もっと資料がない*2。
6、なので、副作用を考えながらやらんとあかんで。
7、細かい話については、あしたいろんな人がやるから聞くように。
てことで、今回はかなり医療よりの内容になるなぁということをあらためて実感しました。でも、たしかに自分の体をケアする、あるいはコントロールするためには、このあたりのことはすごく大切な内容なんですよね。
−で、出撃−(GID学会・1日目)
適当に冷蔵庫のあまりものを詰め込んで、おにぎりを握って、いざ出撃。
なにせ、いまわたしの家の経済状態は間もなくくるであろうビッグウェーブの前に、少しでもストックが必要な気分なんです*1。なので、基本的には倹約モード。関東に行くにもチョイスしたのは「ぷらっとこだま」です。
駅に着いたら昼過ぎ。お弁当は持ってきているから、飲み物をゲットすべくクーポン券を差し出します。「あの、これ使えますか?」。いやぁ、使えるんですね。エビスビールにも\(^o^)/
エビスをゲットして、ご機嫌で「こだま」に乗り込みます。混んでる…。そうか、「ぷらっとこだま」って、3人掛けに3人座らせるんだ。そりゃそうだよなぁ。わたしは3人崖の窓側。真ん中はひょろっとした若いあんちゃん。雑誌を読み始めると、当然のように「非武装中立地帯」を侵略してきます。てか、だけじゃないです。そこから領空侵犯までしてきます。あのね…。その向こうはビジネスマン。机を出してパソコン仕事開始。となりの安ちゃんも机を出しっぱなしだから、完全に捕虜状態です。まいった…。
*1:いや、子どもの学費がたいへんなんですわ。
決戦直前のひととき
昨日、あるわらしべ長者さんからパソコンをもらいました。出撃時間まで少し余裕があったので、とりあえずセッティング。しかし、CRTはでかいなぁ…。やっぱりこれか…。てことで「ナナオのカラーユニバーサルデザイン対応ワイドモニターが欲しい!」(笑)。
セッティングにちょっと手間取ったら、あっという間に時間が過ぎて、出撃30分前になってしまいました。ヤバ!荷物とお弁当をつくらなくちゃ…。
交流会のプログラムをめぐって
で、向かったのが某教育大学です。ここで、在日外国人の子どもたちを集めて交流会をしている大学生たちがミーティングをやっています。ただ、なにぶん大学生で、しかも今企画しているのが2回目の試み。プログラムを聞いたり、その裏側の「仕掛け」の話を聞きながら、ちょっと不安がよぎったりもしたのですが、いろいろ話をしているうちに、「まぁええんちゃうかなぁ」という気がしてきました。
在日外国人の子どもたちにとって、交流会のプログラムがどうとか、そこで食べる食事がどうとかいうことって、たぶん2の次3の次なんですよね。そうじゃなくて、「集まる」ということそのものを期待しているし、そのことが楽しいんですよね。そこが原点だよなぁ。
てことで、自分がやっている小さな交流会の意味を、逆に教えられたような気がして、ちょっと元気がでました。