今日は、クラブの引率です。と言っても、引率だけではすまず、運営の手伝いもしなくちゃなりません。当たり前と言えば当たり前なんですけど、しんどいのはしんどいです。もっとも、「審査員の接待」という役割なんで、きっと楽なところをあてて下さったんだと思いますけどね。集合は9時なんですが、起床は6時。
まずは、コーヒーを飲んで息を整えます。にしても、眠い…。お弁当をつくって、昨日の片づけを開始です。なにせ、今日片づけをしないと、次にできそうな日は、ず〜っと先になりますから(笑)。
ドラ缶をワイヤーブラシでゴシゴシ。網もゴシゴシ。かつてスキースクール対抗のスラローム大会に出た時、レッスン後、「自分たちが楽しんだからね」とポールをかつぎながら滑っていたのを思い出します。まぁ、そういうことです。
んなことをやっていたら、あっという間に8時半。出発をしなくちゃならない時間です。会場は「ハート◯◯京都」というところ。「あぁ、あそこか」と思いながらスタートしたのですが、ふと不安になって「社会福祉会館」に寄りました。やっぱり社福でした。なので、「やっぱりあそこか」と七本松まで行って看板を見ると、「京都アス◯ー」かよ!てことは…。「昔の勤福か!」
まったく、カタカナの意味が通らない名前にするからまったくわからへんやんか!
無事到着しました。
あとは、お茶を出したり、湯飲みを洗ったり、おしぼりを出したり…。それ以外はとってもヒマです。眠い…。
午後になって審査員の方々が帰ってこられました。その会話を聞いていると、メッチャおもしろい!
「例えば、モナリザは、そのコピーにはなんの価値もないですよね。だから、もしも原画がなくなったらいくらコピーがあっても「モナリザはなくなった」となるわけです。ところが、手塚治虫のマンガは原画がなくなっても確かにマンガそのものの価値はまったく変わりません。ところで、映画ってフィルムに価値があるんですか?あれもいっぱいコピーがあるけど」
「映画の場合は、劇場に配給するためにコピーがあるわけです。でも、フィルムそのものに価値があるんじゃなくて、スクリーンに映された映像に価値がある」
「でも、原画とか元フィルムって文化財的な価値はあるんじゃないでしょうか」
みたいな会話が延々と続いています。みなさん、映像表現(含む絵画・漫画)のプロでありながら、互いに専門分野が微妙にずれているので、ますます興味深い感じでした。
途中、わたしもこことかここに書いたことなんかをしゃべりたくなって、ついつい仲間に入れてもらったりして、楽しい時間を過ごさせてもらいました。って、接待役がこんなんでいいのかなぁ…。