4月頃から、ほんとうにローテンションが続いています。もちろん、日常の細かなことに喜びを感じたり、たまにあるイベントに燃えたりはするのですが、やっぱり基本的にはローテンションです。そんな毎日ですが…。
今日は、すごくいい天気。気温が高くて、ちょっと汗ばむぐらいです。でも、日陰にはいるとサラッとした空気で風が吹くとすごく心地よいです。
で、今日は昼休みの立ち番です。他の日のぶんを代わってもらった関係で、今日は小一時間やることになりました。ちょうどお弁当の時間ですから、お弁当を持っていって立ち番をしよう。てことは、机とイスを持ち出して…。
近くを通り過ぎる生徒たちが「気持ちよさそうやなぁ〜」と声をかけてくれます。「ビールがあったら最高やけどな(笑)」と返します。
最近は、制止を振り切って脱走する生徒もいなくなって、立ち番といっても、外部の車が来た時の門扉の開け閉めくらいしか仕事がありません。お弁当を食べ終わったら、読書の時間。あまりにも気持ちいいので、地べたにごろりと寝転がって本を読みます。風がそよそよと吹くと、眠気が襲ってきます。すごくいい気持ち。
そんなわたしを見て、おしゃべりに来てくれる生徒もいます。
ダラダラと話をしていると、ポツンと一言。「先生って、先生らしくないなぁ…」。
やがて、チャイムが鳴って、ホームルームに出席するために、その生徒は教室に行きました。
一人になって、ふと気づいたこと。
そうか、昔からそうだったんだよな。
昔から、「らしくないなぁ」が、わたしへの最大のほめ言葉でしたよ。
「らしくない」生き方をするためには、時として肩肘を張らなきゃならないこともあります。時として疲れることもあります。でも、いままでもそれをやってきたんですよね。
そんな自分を見失っていたな…。
まだまだ長い長いトンネルの中にいます。でも、出口の方向は、どうやらあっちの方らしい…。