亀岡で話をしながら考えた

2年前に「プロセス」というグループに呼ばれて、亀岡で話をさせてもらったのですが、そこの人が「学習会をするので」ということで、再度行くことになりました。参加者は10数人という、とてもこぢんまりとした会でしたが、なかなかアットホームでいい感じでした。なんでも、「ジェンダーフリーのまちづくり」をめざす会のようで、この学習会をもとに、12月にさらに大きな会をするとかいうことでした。
ところで、「2時間で」とか「1時間半で」というふうにいつも言われるのですが、時間通りにしゃべるのって、ほんとうに難しいですね。
なにせ、わたしにフルバージョンを話させると、2時間半から3時間は必要になります。で、さらに+1時間とか言われたら、ショーもないネタをふりまくって、時間を持たせる準備はあります。一方、「1時間半」と言われたら、話をして話せないことはないんでしょうけど、ネタを入れるヒマがなくなります。すると、とたんにおもしろくなくなります(たぶん)。しかも、ところどころのネタは密接にからんでいて、「伏線」になっていたりします。昔、伏線にすべきエピソードをひとつ忘れたために、えらいことになったことがあります。
さらに、「1時間」とか言われたら、自分のライフヒストリーなんかは話す時間がなくなるので、「だれがしゃべっても同じやん」ということになってしまいます。
でも、聞く側からすると、1時間半ぐらいがちょうどよくて、2時間はきついですね。わたしも2時間くらいの講演を聞いていると、途中つい時計を見てしまいますから。
てなことで、本気でショートバージョンを考えないといけないなぁと思う、今日この頃です。
つっても、考えついた頃には、「旬」は終わっている可能性もありますけどねぇ…。