特殊業務終了

今年も放送担当。まぁ、受験生の前にわたしみたいなものを晒したら、みなさん動揺して成績が落ちるからねぇ(笑)。
今年も無事、事故なく終了。てか、放送事故があったらえらいことやし…。
楽だった割には緊張しました。

年に2度だけスーツを着る日

2度というのは、もちろん入学式と卒業式です。
「年に2度だけですよ」と笑いながらある教員に言うと、その教員も
「わたしは年に1度だけスカートをはく日やわ」
と笑っていました。まぁそんなもんですね。
にしても、長くて短い3年ですねえ。
わたしは1年と2年しか担当しないのですが、逆に言うと「やんちゃくれ」を2年間担当することができるわけです。3年目が時期的には最も近いので、記憶としては残っているのでしょうが、1年・2年の時のことを覚えていてくれるとするならば、それはよほど印象に残っているからなんでしょうね。いや、そう思いたいなぁ。
卒業式が終わって、放送室でダラダラ遊んでいると、1年生の時1年だけ担当した子が「ありがとう」と言いに来てくれました。わたしの「カムアウト」に対して自分のことを返してくれた子です。別れ際に「また呑もな」と言ってくれました。自分のことを返しながら「大人になったら一緒に呑みたい」と作文に書いてくれていたんですよね。そのことを覚えていてくれているんだ。うれしいなぁ。
さらにちょっと歩いていると、またまた「ありがとうな」と言ってくれる子がいました。「普通がいい」と言って泣いていた在日の子です。やっと進路を決めたみたいです。紆余曲折の中にいた時とはまったく違う、前を向いたすっきりとした顔を見ることができるのは、やっぱりうれしいですね。あの「すっきりとした顔」は、紆余曲折があったからこそあるんだろうなぁと思います。
ほんとうは、みんな卒業してほしくないんです。でも、そうはいかない。
そして、来月から新たな闘いがはじまるんだろうなぁ。

帰ってきた日常

朝はいつもの通り6時起き。
広島ではそんなにつらくなかったのに、京都に帰ってくるとつらくなるのはなぜだろう…。
まぁでもしかたがありません。「しんどー」と思いながらもなんとか出勤。いきなり1時間目から授業です。といっても、プリントの解説ですがね。
その後、出張準備をして出張〜。

放課後の語らい

6時間目が終わったら、しばらく教室にダラダラといることがよくあります。
子どもたちの動きを見ていると、すごくおもしろいんですよね。一目散に帰っていく生徒。クラブの準備をする生徒。友だちと待ち合わせをして帰っていく生徒。バイトまでの間、しばらく時間をつぶしている生徒。
今日はたまたまプリントを持ってきて「わからへん」という子がいたので、ちょいと黒板を使って説明をしていました。どうやらその生徒、今日は急いでいなかったみたい。となると、よもやま話がはじまります。
「中学校時代、学校がいややってん」
「ふ〜ん、高校はマシなん?」
「ん〜、高校もしんどいなぁ」
そんな話をしながら、淡々と自分の「しんどい」話をしてくれます。
こういう時間を過ごしていると、自分がほんとうに教員をやっているんだなぁと思います。
そりゃぁ、受験問題を持って来る生徒に真剣勝負を挑むのもおもしろいかもしれない。でも、「人生」を持ってくる生徒とのんびり語りあう放課後の時間は、心と心がふとつながりあう気がして、生徒のことがとてもいとおしく思えるようになります。
あぁ、今日もいい一日が過ごせたなぁ…。

ミスった

3年生は学年末試験中。でも、1・2年生は中間試験は終了。
試験が終わった解放感に満ちあふれている連中と、卒業をかけて必死で試験問題を解いている連中を隣同士の教室に入れたらどうなるか…。2年生の授業担当のわたしに、かなり苦情が来ましたよ。
特別教室に移動したらよかったかなぁ*1

*1:違う気がする(笑)

今日は採点日

午前中はひたすら試験監督。
真剣に試験問題を解いている「連中」の姿を見ていると、なんかちょっとうれしくなりました。
そして、午後はひたすら採点。今回の分野は図形。これが時間がかかります。子どもたちがどういう思考の軌跡をたどったのか、丹念に読みながら、◯×△を決めていきます。まぁたまにはこういう採点もいいでしょう。でも、5時間ほどぶっ続けでやったら、さすがに疲れましたよ。

パンツのゴムのように

と、送られてきた一本のメール。

お願いしています当資料センター通信掲載の読書感想文の件ですが、進捗状況はいかがでしょうか。
来週中にいただけるとありがたいのですが、もし時間がかかるようでしたら、ご連絡ください。

へ?来週中?〆切は明日じゃないの?
どうやら、犯人は他にもたくさんいるみたいです。ひとまず助かったか?でも、しょせんは伸びただけ。根本的にはなにもかわっていませんよ。

さてさて、テンパってきた

昨年末に、京都部落問題研究史料センターから、一冊の本が送られてきました。ちょうど読みたかった本なので「ラッキー!」と思ったのですが…。
同封されていた一枚の紙に書かれていました。
「この本の紹介文・感想文を書いて下さい。800字詰め原稿用紙20枚程度」
そ、そういうことですか_| ̄|◯
でもまぁ、「やってみるか」と引き受けたのですが…。
きついです。かなりきついです。「〆切際の魔術師」と自称する私ですが、かなりきついです。
〆切は15日。はたして書けるか?

仕事納めってわけではないけど…

巷では今日が仕事納めのところが多いみたいですね。もちろん、わたしのところも今日が仕事納めですが、すでに納めてしまっている人も多々おられます。まぁ個人商店の集合体みたいなものですから。
で、わたしは今日の午前中は日直。日直といっても、やることは特にはありません。ただ「存在する」ことが仕事みたいな。なので、やり残していたテープおこしとか、各種メールの送受信とか、そのあたりのことをちょこちょこ。
と、気がついたら半日過ぎていました。