今日は京都府全体の人権教育の大会ということで、北の方まで出張です。今回のわたしの役割は「レポート」。
夏から「イヤだイヤだ」と言っていたのですが、なんか消去法(笑)でこちらにまわってきました。まぁ別に何か特別なことをやっているわけじゃないんですが、たぶんしゃべくりが達者なのが問題なんでしょうね。「ほんの小さな日常の一コマ」を紹介しただけで、「おぉ」みたいにとられてしまうのは心外なんですが、せっかくレポートをするならそういう日常の一コマを話さないと悪いなぁと思うサービス精神がよくないみたいです(笑)。
同じ分散会に他に3本のレポートがあったんですが、なんかもったいないなぁという感じがひしひしします。だって、みなさんほんとうにていねいな実践をしておられるんですよ。なのに、それをうまくアピールしていない。まぁアピールなんてしなくてもいいんですが、やっぱりしゃべる以上は聞いてもらわないともったいないと思うのですが…。
ところで、「なんだかなぁ」と思うこともやっぱりあるわけで。
レポートのあちこちに「女の子やけど」「男の子やったら」という言葉がちりばめられています。そういう態度が根底にある実践が、どれほどまでに子どもたちを枠の中に縛りつけているのかということが、おそらくは発言者にはわからないんでしょうね。
討論の時間に、わたしは「立場の自覚をすることが、自分の問題を解決する糸口になる」みたいなことを話しました。いちおう部落問題に引っかけて話をしたのですが、例えば部落の女性にとっては、「部落」という立場の自覚だけじゃなくて、「女性」という自覚もまた、自分の問題を解決するための大切な「立場の自覚」だと思うのですが、そのあたり、ものすごく希薄なんですよね。
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体育祭だけど
体育祭って、やっぱり外でやります。ということは、前日に放送セットはできません。ということは、集合点呼の8時40分に音を出すためには…。集合は7時です。
前日にお弁当をつめておいて、とりあえずコーヒーを一口すすって出発です。
職場に着くと、朝の空気が妙にすがすがしいです(笑)。
生徒達といっしょにスピーカーをセットして、電線を張って…。にしても、ヤツら段取り悪いなぁ…。まだまだ仕込みが足りません。
一通り音が出たのを確認して、わたしは職員室へ。ここからは、来週火曜日の某発表会の準備です。印刷したり印刷したり印刷したり…。もうイヤになってきます。
午後からは、明日の出張に向けて自習課題づくり。
そんなこんなしていると、体育祭も終了。さぁ、崩しだ。
崩しって、セットした時の状態によって大きく左右されるんですよね。そのあたりを、ヤツらはまだまだわかっていないんですね。
てな感じで、バタバタしているうちに一日が終了。さぁ帰ろう…。
と思ったけど、明日からのことを考えたら、あと一仕事しておいた方がいいな。
再び印刷したり印刷したり印刷したり…。ふぅ…。
いろんな準備が
明日は体育祭。今日の6時間目は予行です。といっても、全員でやるマスゲームの練習をする程度ですが…。かつては半日かけて入場行進の練習をしました。歩調があわなければやり直し、みたいな。そういう「体育大会」から、だんだんと運動会になってきていて、ちょっとは楽かな。でも、本気の競技がなくなってきているのがちょっとさみしいかもしれません。
てことで、マスゲームの音楽をちょいと鳴らす程度でそっち方面の仕事は終わりです。
一方、今度の火曜日に、某発表会があります。これの準備がたいへんです。なんというか、あとからあとから「あ、これがたりない」というのがわいてくるんですね。
今回忘れていた内容で一番たいへんだったのが、発表会の会場に貼る横断幕です。近所の某教育委員会に行って長尺プリンタを借りてもいいんですけど、せっかくですからここは生徒に頼もうということで、美術部に頼んでみました。連中「え〜」とかいいながらやってくれます。うれしいなぁ。やっぱりさすがは美術部です。けっこうかわいいデザインにできあがりそうです。これを見る教育委員会の人とか、どう感じてくれるかなぁ。
さて、あしたは体育祭だ。でも、きっと火曜日の準備に追われるだろうなぁ…。
仕事が溜まる
午前中は所用で、ちょいとお休みをいただいて…。
午後から出勤をしたら、やっぱり仕事が溜まっていました。てことで、定時まで仕事に追われて、人権学習の教材づくりはできませんでしたorz。もっとも、頭の片隅でずっと考え続けているんですけどね。
お互いしんどいなぁ…
2学期がはじまって、すでに2週間です。でも、まともに授業がはじまるのは今日から。
子どもたちも死んでいますが、わたしたちも死んでいます(笑)。
復活するのはいつだろう…。
やっと9月
なんか8月中は、やっぱり2学期(笑)*1という感じがしません。で、あさってから文化祭。文化祭なんて秋にやるものだと思っていたんですが、就職試験解禁が9月中ごろになって「その前に」とか言い出して、2学期がはじまるのが早くなって「始業式から2週後には」となって、気がついたら9月最初になりました。
こんな時期に暗幕つるした体育館は蒸し風呂です。しかも、ウィルスも飛びまくっているだろうし…。
と、グダグダ書いていますが、今年も「小ネタの神様」が降りてこず、いまだに台本が完成していないんですよね。まぁ9割方できたからよしとするか…。って、本番明々後日なんだけどなぁ…。
*1:(笑)の根拠は、今どき3学期制ということです
始動
昨日が始業式でしたが出張だったので、わたしにとっては実質今日が初日になりますか。
で、1時間目は「夏休み明け課題テスト」。作成したのはわたしなので、各クラスをまわって質問受付をします。で、巡回していると、まぁあんなもんだな(笑)。でも、一生懸命解いている子ももちろんいるし、もしかしたら例年よりもがんばっている気がします。
午後は文化祭準備。なんだかんだとやっている子ら見るのは楽しいですね。
結局、わたしは「授業以外の学校」が好きなんだと実感しました。
前夜
いや、夜ではないのですが、あしたから2学期がはじまりますので、「決戦前夜」みたいな…。
生徒交流会〜全外教〜高知と動いてきたので、感覚が職場から離れています。とにかく今日はリハビリ&雑務&研修という感じです。
まずは、午後の研修のレジュメ印刷&ホッチング。職員室で同僚とダベリながら淡々と作業をこなします。続いて職員会議開始です。いきなり文化祭があるのでたいへんですわ。
11時半頃職員会議終了。昼ご飯を食べて午後に備えましょう。
午後からは人権教育研修会。今日のテーマは発達障害の生徒にいかに対応するかという話です。
いままで何度か発達障害についての研修は受けてきたのですが、たいていの場合、特別支援学校あたりの話です。普通科高校でのノウハウみたいなところにつなげるためには、ちょっとハードルが高い感じがありました。そのハードルを下げるというか、ハードルのあちらとこちらをつなぐというか、そういう話を聞くことが必要なんです。
で、話を聞いて…。
あまりにも当たり前なのですが、結論は
当事者の「自己理解」
→当事者からの「支援」「配慮」の要求
→「支援」「配慮」の実現
なんですね。
もちろん、具体的なノウハウはたくさんあります。ただ、それとて分析的に考えるとそう新しい話ではなく、いままでやんちゃな子どもたちやキレやすい子どもたちに対して向きあってきた時のノウハウや、勉強が苦手な子どもたちへのノウハウなんかからつながるところがあるように感じました。
大切なのは、そういうていねいなとりくみを、「結果」に対して行うのではなく「原因と解決」に対して行うというあたりかなと思いました。
うん、かなり勉強になった気がする。
にしても残念だったのは、講師の方の声が小さいことですね。ボリュームをあげればあげるほど、話をされる声が小さくなって、スピーカーから出る声は結局一定になるんです。まぁ、スピーカーの位置が悪かったというのはあるかもしれませんがね。でも、もしかしたら
「お前ら、聞き取れなかったら前に来ぃひんかい!」
というメッセージだったのかもしれませんがね。
久しぶりの出勤
合宿だのなんだのがあって、約10日ぶりの出勤です。さぞや机の上に仕事が溜まっているだろうと思いきや、ぜんぜんありません。それがよけいに怖い…。
でもまぁ、やならきゃならないことはあるのはあるので、こなしていくことにしましょう。
なによりも不安なのが、わたしの出張中にある行事の放送です。このあたりは生徒や担当の教員とつめておかないとね。
にしても、なんとなく体が職場になじんでいません。明日からまた「死のロード」がはじまるし、新学期が来るのがこわいです。
合宿3日目・最終日
- 午前
起床は6時。起きたはものの体が動きません。でも、動かなくちゃなりません。
玄関に行くと、生徒達はそろっていました。きのう怒ったからなぁ…。
まずは深呼吸とメディテーション。その後、洗面の時間をとって、またまたワークショップです。といっても、単なる「アイマスク体験」なんですが…。ただ、ここでやるアイマスク体験の目的は「人間関係のとりかた」にあります。
ガイドヘルプをする側は、アイマスクをする側に対して、恐怖心を持たせないように補助すると同時に、主体がアイマスクをする側にあるということを経験してほしい。アイマスクをする側は、怖い時は怖いと言える関係持ちながら、ガイドヘルプを信頼する経験をしてほしい。あくまでも、クラブ内の人間関係の確認であると同時に、それぞれの部員の人間関係の距離の取り方を確認にすることが目的にあります。
やってみるとおもしろいですね。アイマスクをしていてもまったく相手を信頼していないヤツ。わざわざ階段の段数をあらかじめ数えておいて、ガイドヘルプを先導するヤツ*1。
にしても考えさせられたのは、「見えなくてもできる!」ということを主張したり、相手を信頼しない行動をとったりするのは、男性部員なんです。どちらかというと、女性部員は相手を信頼する、あるいは頼る行動をとっていました。少人数集団だからこそ、こういうのが如実に出てくるのかなぁ…
朝ご飯の後は、作品発表とか研究発表。先輩達からの容赦ない指摘が飛びまくります。かわいそうだけど、これもまた経験です。ちなみに、わたしは疲れからか、途中爆睡してしまいましたが(笑)。で、あっという間に午前が終了。
- 午後
昼ご飯の後は、昨日のワークをもう一回やって、動きが柔軟に、潤滑になっているかどうかを確認。その後、まとめ。あとは荷物を積み込んで出発です。
- 夜
家に帰ったら、ひたすら眠い。ウトウトして、ご飯を食べて、世界陸上を見て、ウトウトして…。寝よう。
*1:これはこれでいいのかもしれないのですが、わたしの意図とははずれるわけで。というか、そういう「性格」が出てくる。ついでに言うと、この子、段数をまちがえていてこけました(笑)