新年のあいさつ

朝方目が覚めました。が、二度寝を敢行。次に目が覚めると9時です。幸せです。今日は午後から出張だけど、午前は休みをとっています。
てことで、朝はのんびり。その後、夜の仕事の準備でもしましょうか。ほんとうは仕事なんてしたくないけど、たぶん今やっておかないと詰みます。午後の出張のためのギリギリの時間まで準備をして、念のために会議の開始時間を確認すると、1時間間違えていたことが判明しました。やれやれ。
てことで、昼ごはん。

釜玉ラーメンです。白菜と玉ねぎも一緒に茹でました。うまし。
で、出張へ。何が悲しくてこんな日に出張なのかとは思いますね。来年は5日にやるとか言ってるし、いろいろおかしい…。
この出張、進路関係のやつです。ところどころ「ん?」と思うことがあります。例えば、求人状況は好調なんだとか。でも、生徒のニーズとのマッチングはどうなんだろう。聞いてみたら、二極化してるんだとか。つまり人気のある仕事と人気のない仕事があるってことです。まぁそうでしょうね。
ちなみに、「ウェイター・ウェイトレスが多い」とか書いてあって、「おいおい」と。いや、そんな求人、今どきしてるのか?「ホール・スタッフ」でしょう。仮にそんな求人のしかたをしてたらアウトだし、進路担当者が「ホール・スタッフ」を勝手に「ウェイター・ウェイトレス」って脳内変換してたら、それはそれで問題だし。
さらにビジネスメイク講座をしてるガッコがあるとか。それもアウトでしょう。もちろん、わからないわけじゃないです。高校生が「やりたいメイク」は仕事では通用しません。だから、それを教えなきゃというのが現実です。が、一方で「仕事はメイクしていく」という規範をつくりだしてしまう。まぁ現場の苦しいところです。
そんなこんなで会議も終了。会議のあとにわたしのところに来られた女性[1]たぶんの出席者が、最後の件について「あれはアカンやろ!」って言っておられたので、まぁそういうことです。ちなみに、女性の出席者は3人[2]だいたいで、ほとんどが男性でした。これもまた「アカンやろ」なわけですが。
帰り道、うちの事務局長に車に乗せてもらって移動。京都駅までお願いしようかと思ったけど、ふと気が変わってギョースーまで乗せてもらうことにしました。ここで買い出しをして、市バスで京都駅まで移動。そろそろ日本酒がなくなるので買わなければ。
さてと、どうする?今月のスケジュールを見ると、今日しかないですね。ということで、角打ちへ。
今日もレジェンドがおられます。
「あけましておめでとうございます」
と新年のごあいさつ。と、
「新年の酒、飲むか?」
と言われてごちそうになりました。

「桃の滴」です。うまし。さらに
「これ、お母さんから」
と。

ということで、豪華な食卓に。
あとは、あーだこーだとしょーもない話。これが楽しいです。そんな中で、ポロリと「アボジ」とかいう言葉が出てきます。すかさず
「陶化中学校出身ですか?」
とかいう質問をすると
「そうや、みんなそうや」
からはじまって、
「うちが貧乏で高校に行けなかったけど、あきらめたんや。でも、やっぱり行きとうてな。でも、朝鮮学校は高い。だから定時制に行ったんや」
みたいな話が出てきます。
そんなこんなで、すぐに出ようと思ったけど、閉店までいてしまいました。といっても、19時です。
さて、帰ろうと思ったら、レジェンドが払ってくださいました。えーと…。
ごちそうさまです。

footnotes

footnotes
1 たぶん
2 だいたい

現実逃避

朝、目が覚めると9時頃です。すっかり寝坊が板についています。このままこういう生活をずっとしてたいなぁ。
とりま、お雑煮をつくって朝ごはん。食べ終えたら10時くらいです。こりゃ、ブランチですね。その後、校正の開始です。
月曜日が「もどし」の期限です。ただし、月曜日発送ではなくて月曜日到着です。宅急便なので、おそらくは1日で着くはずですが、マージンを見て2日前に投函したい。となると、今日がリミットです。いちおう昨日「これくらいにしておくか」までいったので、今日は転記です。
てことで、正式な再校の用紙を広げて、そこに書き写していきます。基本的に字が汚いわたしですが、不思議なほど可読性が高い文字を書いています。こんな文字、書けるんだ(笑)。それでも誤読されることはありますが(笑)。2時間ほどかけて、転記終了。その後、「おわりに」の細かな検討です。こいつをプリントアウトして、挿入箇所を明記して、とりま終了。
さてと。準備をして営業所に行きますか。営業所の受付の方
「明日到着でいいですか?」
とのお言葉。やはりそうなのね。まぁそれでいいんです。
ということで、そのまま移動開始。今日は現実逃避をします。実は年末に逃避したかったんだけど、体調が悪い&校正をしなくちゃならないだったので、延期したのでした。
てことで、薪割り→火遊びです。

やはり火遊びは楽しいですね。まぁこんな時間が必要ってことです。

今年も餅つき

朝、体調はまぁまぁですね。どうやらキメたことが「吉」と出たようです。それでも、少し暖かめの格好をしてスタート。復活2年目の餅つきです。
とりま到着したら、あれやこれやと準備開始。頃合いもよしということで、炭をいこしましょう。そうこうするうちに人が集まってこられます。と、今年もK野さん家族が登場。
今年は焼き鳥はやめて、いつものローストチキンとサムゲタンです。が、なんだか炭が弱い。「山頭火」なる炭と、コーナンの備長炭なんだとか。備長炭、めっちゃはぜます。どうやら湿気てるらしいです。あまりにも火が弱いので、ガスコンロでブースト。これでようやく使えるようになりました。
そうそう。たまには餅をつかせてもらおうと思って杵をとったのはいいのですが、思わずこね手の手をつきそうになって、メッチャビビられてしまいました。すみませんすみません。
やがてローストチキンができたところで
「できたよー」
と声をかけ、穴子が焼けたところで
「できたよー」
と声をかけ、そんなこんなで日本酒とワインにまみれながら楽しい時間を過ごしているうちに撤収の時間です。今年は寝なかったな。暗くなりはじめたところで、ほぼ撤収は終了。さてと帰りますか。
帰ったらお風呂に入って身体を温めて、今日はあまり呑まなかったビールでクールダウン。そして早めに寝ることにしましょう。明日から、がちで校正しないと間にあいません。

なにがなんだか

今日は近中四の女性部長会議があります。なので、滋賀県に行かなきゃなりません。少ししんどいな。
とりま、膳所へ。まずは滋賀朝鮮初級学校の見学と講演です。
京都朝鮮初級学校については6月に行きました。が、きっといろいろ違うんでしょうね。校舎見学していると、とにかく掲示物が豊富にあることに驚きます。あと、滋賀は図書室があるんですね。そうそう、資料室みたいなのがあって、なかなかな「お宝」があるのもすごいですね。
その後、校長さんのお話。これがおもしろい。20ほどのテーマが書いてあって、「どれが聞きたいですか?」と、選択させていただけます。どれもこれも興味があるけど、想像つきにくい内容がいいなぁ。ひとつ拾っていただけました。
しかし「名前の選択」にしても「進路の選択」にしても、「そういう形で選択を迫られるのか」と、認識が新たになりますね。なんか、絶句するところもあります。とにかくいい話でした。
ちなみに終わってからあいさつしに行ったら、なんでとSふぁんさんとひとつ違いなんだとか。Sふぁんさん、どこにでも出てくるな(笑)。
その後移動して昼ごはん。

量が多い^^;。お腹いっぱいです。
昼ごはんのあとはK原さんの講演&ビデオです。スライドや動画の中に仲尾さんが出てきて、「おー!」となるなど。
しかし滋賀県はすごいなぁ。朝鮮学校にしても、歴史の掘り起こしにしても、国レベルではなく地方自治体単位でできることは、かなり工夫をしてる感じです。まぁでもK原さんの存在は大きいでしょうね。
で、3時になったところから会議開始です。1時間聞かないので、どこの府県もコンパクトです。が、メモがしきれません。諦めました。
終了時間は4時です。せっかくなのでT部さんと晩ごはんでもと思ったら、さらに鳥取の人と島根の人も合流してくださいました。京都らしいところはどこだろう…。やはり水月亭か(笑)。幸い、1時間だけならOKとのことだったので、おいしい焼肉を堪能しました。
てことで、みなさんを見送ったところで、なぜかTじさんと合流。もう、なにがなんだか。
「いちおう食べたけど、呑む?」
ということで、「(笑)しべ長者」へ。前から気になってた店でした。
とりま、赤星とお好みとこんにゃく焼きをオーダー。その後、飲み物は麦ストレートへ。
それにしても、Tじさん、常連ですね。となると常連さんとの会話が出てきます。となると、おごってもらったりすることになるわけで、麦ストレートを3杯飲むことになってしまいました。おかげさまで、メッチャ酔ってしまいました。まぁでも冬休み初日の土曜日か。

気が抜ける

朝、思いっきり寝坊をしましょうか。ちなみに、昨日の夜、パートナーに「何時に起きるの?」と聞いたら、「起きたら起こして」と言われたけど、まぁ寝ておいてもらいましょうか。
コーヒーを淹れて、猫の額です。

今日は雨ですが、紅葉の落ち葉が雨に濡れてきれいですね。
朝ごはんを食べたら、部屋にもどって校正の続きです。先行研究のところはかなり考えて、修正もそれなりにあったけど、後半はあまりないですね。自分がそこに追いついていないからなのか、それなりに考えて書いたから、特に修正が必要ないのか、そのあたりはわかりません。それでもとりあえず、2回目の通読が終わりました。最後まで読み切ると、なんとも言えない気持ちになります。
2012年に前のおべんきょ場所に入って、2021年にとるまでの9年間、そしてそこから4年間、合計13年を振り返ると、決して楽な日々ではありませんでした。どちらかというと、しんどかった。でも、楽しかった。このしんどさと楽しさが同居する日々が終わるのが、妙に寂しいです。だから、次の「山」を探さなきゃ。まぁ当面はルーツ探しかな。
ということで、髪の毛をカットしに行って、帰ってきたら、清書です。ここまでやった校正を「実物」に転記しなくちゃなりません。果たして間に合うか?なんとか5時前に終了。よかった。
完成した「実物」を持って、合宿場所へ。今日〜明日、交流会の合宿です。とりま、買い出し部隊が来たところで、参加者の車に乗せてもらって宅急便屋さんへ。ここで封をして渡して、初校は終了です。
で、合宿場所にもどって、本格的に合宿に参加です。しかし、参加者が多い。なんかもう、カオスです。ちなみに、台所は満員なので、わたしは別室でひたすら飲むだけです。途中、Hがしさんが来られたので、書籍化の報告をしたり。ほんとうに感謝しかありません。
しかし、今日は酔いがまわるのが早いですね。やはり、気が抜けているのかなぁ。

しみじみウケたか?

目が覚めると4時半。電気もつけっぱなしです。これはまずいです。とにかく電気を消して、目覚ましもかけて、寝ましょう。次に起きたのは7時半。まぁこんなもんでしょう。
まずは朝ごはん。そうだ。レジュメを差し替えるんでした。その作業をせねば。さらにプレゼンも少し修正が必要です。うーん、このネタを出すか出さないか。やはり笑いをとるためには出すか(笑)。
そんなことをしていると、O崎さんから「何時に出ますか?」というメール。9時には出たいなと思ったけど、結局9時過ぎになりました。
会場に到着したら、すでに「映画」がはじまっていました。なんでも、地元の小学校にある演劇クラブの子どもたちが出演する映画を上映するのが、毎回の恒例なんだとか。映画が終わったら、監督とキャストが壇上に登場。なんと、今回の原作は小学校6年生の部員によるものなんだとか。ちなみにテーマは「愛」と「明るい未来」らしいです。しかし、6年生の生徒さん、メチャクチャしっかりしているというか、あまりにも大人であり、俳優でもあります。なんなんだ…。と思って、控え室で話をしていると、なんでもガチの俳優なんだとか。なるほど…。
で、わたしの出番です。今回はもともとは生徒バージョンと思っていたけど、生徒さんは不参加とのことなので、ミッション2にすることにしました。なにせ、島根ではこれまでミッション4ばかりだったので、ちょっと違うバージョンもしたいです。ちなみに、ミッション2はこの間京都府中部でもやって、笑いは少なかったけど、それなりに伝わった感があったので、ミッション3よりはこちらかなと。
ということで、お座敷スタート。
「昨日、6時から6時半くらいのあいだ、「タッタッタッ」って恐怖新聞の新聞配達みたいな感じで走ってた不審者はわたしです」
からスタート。恐怖新聞はわからんか…。
そういういらん話をして、かつ1時間半しかないので、ちょっと焦り気味のオープニングです。自然と早口になります。いかん。聞いておられるみなさん、完全にとまどっておられますね。とにかく、「ネタ」をぶっ込んで、笑ってもいい「お座敷」であることをアピールしましょう。そこからは、少し空気も柔らかくなって、ところどころで笑顔が出てきて、よかった。さらに、ところどころで明らかにウケはじめたので、ほっとしました。
が、問題は時間です。いちおう与えられた時間は12時までです。あと5分あるので、もうひとネタできますね。そんな感じで、話しながら、エンディングをどこに持ってくるかを考えます。
「ここで終わると思うでしょ?まだ終わらないんです」
みたいな。
それでも、なんとか3つ目のエンディング候補まで行ったので、これくらいにしておこうかなと。最後のひとネタはヤンぺ。が、それが司会のH井さんに伝わらなかったみたいで、しもたなと。まぁでも、そんなグダグダな感じも、わたしらしいかもしれません。そんなこんなで、無事、お座敷終了。
ありがとうございました。
で、軽くおみやげを買って、移動開始。一緒に移動するのは、O崎さん・O田さん、U田さんとわたしです。
途中、廃線の鉄橋が!

まずはみんなで昼ごはんを食べようということになりましたが、目当てのお店が「満席」→「貸切」ということで、空振りばかり。結局、O崎さんはここで離脱。ハグしてバイバイ。今回もほんとうにお世話になりました。
その後、3人で千代田に向けて移動。途中にあったオシャレなお店でランチ&ビールです。

うまし。が、お腹いっぱいです。ちなみに、なぜ千代田かというと、老亀に行くためでした。販売所に着くと、いきなり古ーいセドリックがあって、3人とも日本酒よりもそちらに関心がいってしまったのは、ある種当然かもです。ここでO田さんからお酒をプレゼントしてもらって、すみません、すみません。
あとは高速バスに乗って広島まで移動、広島から新幹線で京都です。到着したのは、7時過ぎ。
疲れたけど、楽しい2日間でした。みなさん、ほんとうにお世話になりました!

むき身の話

今日は午前も午後も出張です。なので、朝は少しゆっくり。
午前は第2のふるさとで研修会です。普段は火曜日にある会議だけど、今回はイレギュラーに向かいます。
会場は「高いところ」にあるので、いつものように山登り。少し早めに着くと、すでに講師の新谷さんが来ておられます。
し「熊本には行かれたんですか?」
い「もちろん、行ってきました。疲れたけど、よかったです」
し「濱元さんもおられましたか?」
い「いはりました、いはりました。壇上におられてびっくりしました」
と、ありがちな会話から。そして
し「今日はむき身の話でもいいですか?」
い「ぜんぜんOKですよ」
と、濃いぃ会話へ(笑)。
ということで、なぜか司会をさせられながら、研修会開始です。演題は「人権教育を基盤とした学校と地域の協働 ー大阪府高槻市第4中学校区の実践からー」ということで、「とん小」と4中のとりくみを聞かせていただきました。簡単に言うと「大阪北部地震」のあとの街づくりを、子どもたちも含めてとりくんでいくということ、そこに参画することが、子どもたちをエンパワーしたり、「学ぶ」ことへのモチベーションを高めることにつながるという話です。一通り話を聞かせていただいたけど、あまりにもいろんなとりくみがありすぎて、混乱してしまいました。なので、
「すみませんが、全体像が把握できないので、全体的な見取り図をお願いします」
というと、大雑把な地図を書かれて、それらがどのようにつながっているかを示してくださいました。わかりやすい。が、もうひとつ
「それらのとりくみの中心になっているのはどこですか?」
と質問すると、基本的には中学校なんだとか。なるほど。だからこの時の発表は4中だったんだ。
ただ、なかなかいろいろ大変な状況のようで、このあたりで「むき身の話」が出てきました。が、実はそういう話の中にこそヒントがあります。「うまくいっている」状態からはなかなか学べませんからね。
後半はワークショップです。実は苦手なんだけど、けっこう楽しくワークができたし、第2のふるさとの「可能性」を感じることができるワークでした。
てことで、午前の出張終了。移動中に、ちょっと職場によって、午後の出張場所へ。
午後の会議は進路とのセッションです。が、眠い。時計を見ると3時です。そりゃ眠いわ。それでも、近畿の話し合いの中で「欠格条項」という言葉が出ていたことに反応して、少し話をしてみたり。てことで、午後の出張も終了。
帰りに「稲荷」に用事があったので降りようとしたら、降ろしてもらえない。いや、降りる客より前に乗って来るなよ。ひでぇな。なので、駅員さんに
「みなさんの責任ではないことは重々承知した上で、マナーが悪いので、何かコメントする方法を考えられたらいいなぁと思います」
みたいな話をしてしまいました。ちなみに、謝られたので、
「いえいえ、みなさんの責任じゃないので、謝る必要なんてないです」
ともコメント。
で、用事が終わって帰ったら、久しぶりの筋トレです。効きますね。

そして、本日のラン。ちょっと気が乗らないけど、とりあえず走りましょうか。いちおういつもの6km+1kmの周回コースということで、走りはじめはゆっくりと走ることにしました。が、どうも走り方を身体が忘れている気がします。最初の1kmのタイムを見たら6分ちょいです。遅いな。次の1kmは暗くて足もとがガタガタなので、ここは慎重に走ることにしましょう。さらに次の1kmを走っているとき、心が折れそうになリマした。なので、4kmか5kmでやめようかと思ったけど、まぁ6kmは走ろうかなと。このあたりで、少しペースが上がってきました。とにかく地面を押す感じを思い出すように走りましょう。6km走ったところで、えいやと7kmのコースに入りました。
結果、7kmを40分30秒でアベレージが5分47秒でした。スプリットは6分13秒→6分04秒→5分58秒→5分26秒→5分42秒→5分25秒→5分35秒でした。
うーん、ビミョー。なにせ、今週からレースがはじまりますからねぇ。

まぁいいや。とにかくシャワーからのビールを楽しみますか。

似てるかも・全同教大会2日目

朝、目が覚めてあたりを見ると、よく見えます。コンタクトつけたままで寝たようです。アカンやん。とにかく身支度をしなければということで、あれやこれやしていたら、ふと気づきました。
スマホがない!
えーと、1軒目のお店でテーブルの下に置いてたから、あそこだな。てことは、夜まで連絡がとれないだろうなら、送ってもらうしかないなと判断。が、念のためにベッドと壁の隙間を見たらありました。やれやれ。よかったよ。
今日は8時半受付9時開会なので、8時40分くらいに着けばいいかなと思って到着したら、すでにみなさん来ておられます。早いな。
間もなく分科会2日目スタート。
まずは兵庫高のレポートです。なんか、聴覚障害の生徒の入学がきっかけで、手話の人権学習をはじめたり、自主講座をはじめたりしたというレポートです。全同教にしては珍しくプレゼン使っておられます。
なんか、あまり迫力がないレポートです。そのままだと「ふーん」で終わってしまいそうです。が、なにか引っかかる。なんだろう。その時、ふとこのシンポでのW田さんの言葉
「わたしは自分が障害者とは思ってません。わたしは手話文化を生きているだけです」
を思い出しました。そうか、「聴覚障害の子のために」手話をしていると考えるのではなく、「手話文化」という文化をとりいれることで、多文化化していると考えたら、案外おもしろいんじゃないかな。たぶんレポーターさんはそんなこと考えてないでしょうけどね。
とりま、質問としては
「なぜプレゼン使ってるんですか?なぜ元号使ってるんですか?」
だけは言っておきますか。まぁ答えはだいたい想像つきますがね(笑)。
休憩時間に鳥取のSげるちゃんが来られました。
「手話文化ってなんですか?」
「いや、かつてシンポに参加してね」
という話から、日本手話と日本語手話の違いのこととかを話したら、納得してくれました。しかし、知らんのや…。
2本目のレポートは、メチャクチャしっかりしたAさんの話。県奨の前に、突然「告知」されて、大混乱しながらも、カミングアウトしたいと思いはじめたと。ところが親にとめられて断念したという話。思わずUりんちゃんに
「レポーターのN野さん、Aさんに惚れてるね」
と、いらんことを言ってしまうなど。
Aさんの「なぜこんなに言いたんだろう」という言葉がいいなぁ。言いたいんだろうなぁ。ただ、反対する保護者の「先生、あとは任せたで」という言葉の意味をN野さんはどうとっているんだろう。なので、それを質問。すると「反対したら荒れるだろうから、そのフォローを任せたよ」と解釈されたようです。うーん。そうなんだろうか。
フロアからは「カミングアウトはスタートラインなのに、せんせいはゴールと勘違いしている」とか、さまざまな指摘が飛びます。またN野さんも「学校に仲間がいないんです。自分のせいです」とか、いろんなことを引き受けられます。
てことで、総括討論の前の休憩時間にTさきさんのところへ。すると
「あのせんせいは引き受けすぎじゃ」
とごもっともな指摘。なので、わたしも
「Aさんもですね」
とひとこと。
総括討論でTさきさん、「あんたもAさんも引き受けすぎじゃ。きっと仲間はいるはずだから、その人に振ればいい」と、優しい意見。
わたしは、さっき思った「手話文化」の話を出して「学校文化を変えていこう」という話。話終わった瞬間に、言い忘れていることがあったので、2度目の挙手。いろんな人が話したあと、当ててくださいました。K野さん、ありがとう。
「Mさんはカミングアウトを振り返って、「カミングアウトしたことは、自分にとってもよかった」っていう作文を書きました。カミングアウトって、そういうもんだと思います。それからもうひとつ」
と言って、この時のこと後日談話しました。そして最後に
「反差別を楽しくオシャレにカッコよくやりましょう」
という発言で終了。
最後のK林さんの総括もよかった。
そして最後にTさきさんとごあいさつ。
「あんたとけっこう似てるかもしれんなぁ」
めっちゃうれしかったです。なので
「また、来年もお会いしましょう」
てことで、今年の全同教大会も終了。
さてと、ひとりかと思ったけど、M永さんとM山さんがランチにつきあってくださいました。

で、ごはんを飲みながら、いろいろ話。
「たしかにわたしは自分の生い立ちは話さないけど、困ったときは「助けて」って言いますね。生徒には弱さやできなさ、情けなさは見せたいと思っています」
みたいな話です。それはそれで自分を語ることになっているのかもしれません。
そんな話をしてたら、あっという間に1時間ほどたってしまってました。M山さんに熊本駅まで送ってもらって、おみやげ買って、新幹線に乗って、しばしおねむです。
しかし疲れた。でも、充実した分科会だった気がします。司会者団のみなさん、報告者のみなさん、大会運営のみなさん、ありがとうございました。

いざ熊本・全同教大会0日目

朝、荷物を持っていくかどうか迷いましたが、持っていくことにしました。まぁ、選択肢が増えるということです。
立番をパスさせてもらって、急ぎの仕事をやっつけましょう。なにしろ、来週頭は午前も午後も出張なので、職場に行く時間がありません。それにしても、来週のことまで見通して仕事しなくちゃならないのは、なかなかにキツイです。何かし忘れていたら、すべてが崩壊してしまいます。
とりま、1時間目は試験カントク。2時間目は自習。そして速やかに職場を脱出です。向かうは熊本です。明日から全同教がはじまるので、前泊です。今回は、あえて新大阪から「さくら」に乗ることにしました。新大阪駅のホームに着くと、某人権教育研究会の会長がいてびっくりするなど。しかも、席が近い。会長は1Bで、わたしは2D。逆でなくてよかった。
ということで、昼ごはん。

冷蔵庫のあまりものの詰め合わせです。ちなみに、入れ物は東九条マダンの残り物。私的に使ってしまってすみません。
4時過ぎに熊本に到着。ホテルにチェックインしたいけど、実はホテルが県庁前にあるので、かなり遠いです。早くチェックインしたかったので、豊肥線でワープしてから、市電に乗りました。しかし、市電の運転、すごいです。てか、こんなレバーがあるんだ。

隣のバスやトラックがスレスレになった時にミラーを撤収するためのレバーです。これがレバーを撤収した状態です。

で、ようやくホテルにチェックイン。うーん、どうしよう。まぁせっかく「走る道具」を持ってきたから、走りますか。

本日のラン。走りはじめたけど、暗くて道がわかりません。地図を見たけど、どこを走れるのかもわかりません。なので、てきとーに走って、大きい道の信号の手前で曲がってを繰り返してホテルまわりの周回コースをつくってみました。これが1周が約2kmなので、ちょうどよし。
最初の1kmのコールが6分切ってたので、よしよしと思ったけど、走ってる感覚よりもタイムが出ません。結果、6.6kmを39分05秒で、アベレージが5分54秒でしt。スプリットは5分48秒→5分46秒→5分28秒→5分35秒→6分13秒→5分42秒でした。
遅いなぁ。これでは「かけっこ」ができませんね。

で、部屋に帰ってストレッチして、着替えたら、再び新市街の方に移動です。今日は久しぶりに「東ジュンさん」と会うことになっています。問題はお店をどこにするかですね、と、K野さんから「今なら入れるよ」という連絡があったので、ご一緒させてもらうことにしました。お店は「四季彩かぐや」というお店です。
ここでビール→日本酒→焼酎と移行しながら、馬刺し・馬レバー刺し・一文字くるくるなど熊本のおいしい料理を楽しませてもらいました。もちろん、それより楽しいのは「話」です。もう、異種格闘技戦です。でも、東ジュンさんとK野さんたちを会わせたかったんですよね。かなり盛り上がったので、よかった。
てことで、お店をおいとましたけど、東ジュンさんとわたしはまだ小腹がすいた感じです。やはりラーメンか…。てことで、「黒亭」へ。と、K野さんも合流です。てことは、ラーメン+餃子+ビールですね。

ラーメンは小サイズだったけど、めっちゃおいしかったです。
さてと、帰りましょうか。と、電停に行くと、すでに終電が終わってました。しかも、目の前で県庁方面のバスが行ってしまいました。しかたないですね。タクシーか。
てことで、ようやくホテルにたどり着いて、軽く缶チューハイを飲んだら、爆睡です。

優しさの奥にあるもの

今日は午前に会議の出張です。なので、朝は少しゆっくり。いつもの電車に乗って、途中で乗り換えて、会議場所の隣の高校に到着。
まずは授業見学です。なんか、けっこうおとなしいな。まぁでもしんどそうな子がいますね。懐かしい。けど、たぶん、この高校を含めた数校がうちの「楽さ」を担保してるんだろうな。ちなみに、もともとうちのガッコにいて、現在進学校に勤務してる教員は「やっぱりこっちがいい」と言ってるから、そういうもんなんでしょうね。
で、会議は授業見学の感想の交流や、各校の情報交換。他愛のないというか、ムダに思えるかもしれない会議みたいだけど、実はこういうのが、いざというときに生きてくるんですよね。
てことで、会議終了。帰りは遠い駅から30分弱歩きです。途中露店販売の八百屋さんがあって、おいしそうな青ネギがあったのでゲット。
ガッコに着いたら、まずはおべんと。そして2次校正です。金城さんの話、おもしろいわ。とにかくノンストップでやって、あとは見出しをつけて、2次校正終了。
速やかに、次の2次校正にとりかかります。次のは阿久澤さんの講演です。これは長いぞ。でも、おもしろいですね。そんなこんなで、40分ぶんほどチェックして、タイムアップです。
今日、突然メールが来て、朴実さんの講演があることがわかりました。なので、急遽聞きに行くことにしました。
会場は「故郷の家」です。中にはいると、はじまったところです。まずは東九条マダンのテレビ番組から。瞬間交流会のお店も出てました。
そして実さんのライフストーリーです。戦中生まれの2世の話は強烈です。とにかくものすごい差別があって、それが当たり前の時代です。なんか、差別のフルセットの中を生きてこられたと同時に、そこまでの差別があると「あきらめる」ことしか選択肢がないということが伝わってきます。
それでも子どもが生まれた時に、「こんな思いをさせたくない」ということから、「名前」を通して民族をとりもどしていかれる。そこにおられるおつれあいや子どもさんたちの存在もすごいです。
それにしても、いつものあの柔和な笑顔と底抜けの優しさはなんなんだろうと思いますね。そして単に優しいだけじゃなくて、そこに芯が通ってます。
いつだったか、マダンセンターの使い方で
「なぜ交流会だけ」
という批判があったとか。その時に実さんは
「あそこは大切なことをやってるんだ」
と、その批判を押さえてくださったと聞いたことがあります。ものすごくうれしかったし、続けないといけないなと思いました。
あの優しさは、あの過酷な体験があったからこそなんだろうなぁ。
それにしても、若い教員に聞かせたいと思う一方、実さんの話を消費するだけになるんじゃないかとも思いますね。
でも、久しぶりに心が揺さぶられる話を聞きました。行ってよかった。