ミナミ ダイバーシティ・フェスティバル

今日は湊町で「ミナミ ダイバーシティ・フェスティバル」があります。大阪までもどってきたのはこのためです。このフェスティバルにトランスジェンダー生徒交流会として出店を出すのです。
とりあえず、集合の9時をすこしまわったあたりで会場に到着。とりいだしたるは、この日のために買った「トランスジェンダーフラッグ」です。これを単に飾るだけではダメですね。やはり飾りつけをしなくちゃ。
ということで、いっぽさん指導のもと子どもたちが落書きしたのがこれです。

お店が稼働するのは12時過ぎです。それまでにファッションショーの打ち合わせとかなんとか。実は、先日リンダさんからお誘いをいただいて、わたしはファッションショーのモデルになることになっていたのです。なんでもM木ちゃんもモデルという話でしたが、もう一枚チョゴリがあるということだったので、交流会の参加者にもやってもらうことにしました。
お昼前にお着替えタイムです。専門のメイクの方がおられたのですが、わたしの顔を見て
「メガネはそのままにされますか?」
「はい」
「髪の毛は…。そのままでいきましょう。メイクもやめましょう」
「はい」
まぁ、そういうことです。メイクの価値はないo(^^)o。
その後、リンダさん達とパレードに参加。いやぁ、大阪の街をチマチョゴリを来て歩く日が来るとは思いませんでした。

で、お店開始です。
とはいえ、わたしはあたりでビールを呑みながらダラダラしているだけです。みんな一生懸命働いてくれています。ごめんなさい、ごめんなさい。まぁ、こんなもんです。そうこうするうちに、ファッションショーの開始です。さすがにこれは緊張します。
わたしの着たチマチョゴリは迷彩柄です。でも、迷彩には平和をあらわす意味もあるんだとか。リンダさんは、そんな思いを込めて、迷彩柄のチョゴリをつくって韓国のレインボーパレードに着て行かれたんだとか。そしてそれは、背中にあるレインボーの刺繍にあらわされています。
ファッションショーが終わったら、みんなで記念撮影をして、その後あたりを軽くひとまわり。


なんだかんだで、5時まで出店をやって、その後片づけ。にしても、今回の出店は、ミニョンさん抜きではできませんでした。マジで感謝です。そんな感謝の思いを込めた一枚をとりました。

とりあえずわたしたちのフェスティバルは終了。
その後、道頓堀の近くで打ちあげ。
ほんとにみなさん、お疲れさま。わたしも疲れたから、さあ帰ろう。

想定内

で、打ちあげ。ここではもっぱらstnの人とおしゃべり。その後、なぜかReBitの藥師実芳さんとか、安富さん@東大とかとちょこちょこ話。たぶん、東京にいるとこんな感じになるんでしょうね。関西との「差」を感じた次第です。

で、打ちあげは6時過ぎに終了。そこにいた大学院生さん達に「2次会いこ」って声をかけたら応じてもらえたので、高田馬場で2次会。調子よくしゃべっていたのですが、気がつくと9時。ダメじゃん。
てことで、あわてて品川に向かうも、5分前に新大阪駅行き最終のぞみは出ていました。
とりあえず、名古屋まで向かって、さて、「マン喫コース」と「夜行バスコース」の2択です。とりあえず後者を選びました。が、JRバスは満席。ウィラートラベルも満席。あとはJAMJAMだけです。案内の人にきいたら「ここではわからない。運転手さんしかわからない」とのことなので、とりあえずバス停に行って、運転手さんにきくことにしました。さて、どうなるか。
「まだ空席ありますか?」
「何人?」
「ひとりです」
「後ろに並んで」
いけたか?いけたのか?
ちょうどわたしの順番が来た時に他の人が「空席は?」ってきいておられて、それに対して「1席だけあるけど、この人が先」って返しておられたので、ほんとうにラッキーでした。
てことで、夜行バスで大阪へ(笑)。

授業中、ふと思い立って
「今日のトップニュースはなに?」
と質問。
「トランプや!総理大臣が訪問」
みんなよく知ってます。
「でもな、そのニュースの影で報道されてないことがあんねん」
「あ、あれや、税金とちごて、年金!」
なかなかよく知ってます。
「そやで、なにかが大きく報道されたら、その影でなにかがおこってるんやで。それを見抜く力をつけなあかんよ」
などという話からギャンブル依存の話まで発展しました。まぁ、つながってるんですよ。
でも、授業は予定通りに進むわけで、なにかがおかしいな(笑)。

で、今年もやって来ました。放送部の卒業生とのお泊り呑み会という名目の「ややこしいイベント」です。
これ、もう何年続けてるかなぁ。かつては焼き肉やって、ビーチベッドに寝ているわたしをみんなで部屋まで担ぎ込む行事でしたが(笑)、今はおとなしく部屋の中で鍋パをしてます。
てことで、某キャンプ場にみんなでおしかけて、鍋をつつきます。さらに恒例の「儀式」なぞします。これも32年つづけてきたんだなぁ。
そして、卒業生たちと呑み。なんか、みんなでワイワイやっているうちに、強烈に眠くなったので、寝ちゃいました。

前おべんきょ部屋にて

この間、前のおべんきょ仲間のライングループで「そろそろ鍋だね」というメッセージを投げたら、気がついたら「鍋パ@おべんきょ部屋(修羅場三歩前)」という企画が立ちあがっていました。
てことで、仕事が終わったら、速攻「前おべんきょ部屋」へ。到着すると、すでにみなさん鍋の準備に余念がありません。
わたしはセンセのところに顔を出して、しばし話。そして部屋にもどると、火鍋が待ってくれていましたo(^)o。
そこからは、鍋をつつきながら、近況報告をしあったり、「おべんきょ」についての話を交換したり。そんな話から、少しずつ「聾」の話へと移行していきます。というのは、おべんきょ仲間の中に聾の人がいて、ほんとうに助かることに口話ができるし話もして下さいます。これ、なにがすごいかというと、この人、手話と口話バイリンガルですから、それぞれを相対的にとらえることができる。そういう観点で、耳が聞こえるわたしたちに聾の人のものの考え方や感じ方を教えてくださるんですよね。ほんとうに刺激的です。
で、もちろん思いつくわけですよね。11人目の本になってほしいなって(笑)。
まぁ、そんなこんなで「サシ呑み希望」の人もいたりして、楽しい夜も更けていくのですが、みなさんあまり遅くまではあきません。このあたりが、去年とは違うところかな。
さてと、11時までには帰りたいな。

打ち合わせ

で、夜は来月のアクティブラーニング(笑)の打ち合わせです。
ビールを2杯とワインをボトル3分の2くらい。そして焼酎を呑んだらフラフラです。でも、歌も歌ったし、楽しくしゃべれたし、実験をやろうとも思えたし、たぶんいい打ち合わせでした。
にしても、カウンター形式。実現できるだろうか(笑)。

言葉があふれる→クズたちの宴

今日の午前はフィールドワークです。3コースあるなかで、わたしが選んだのは「芝原」です。だって、三番叟は見なくちゃね。
ところが、これがすごかった。
芝原生活文化研究所の辻本さんの話は、ものすごくおもしろくて、ものすごく興味深くて、ものすごく勉強になりました。
それにしても三番叟というか、エビスさん、おもしろい。でも、そのおもしろさって、たぶんエビスさんを操る技術に裏打ちされているんでしょうね。前にも聞いたことがあるけど、「歩くように操る」んですよね。それがすごい。ほんとにエビスさんが歩いてるんですよね。
その後、フィールドワーク。ほんの少ししか歩けなかったけど、京都とはまったく違う農村の風景は、かなり新鮮でした。
そんなこんなで、あっという間にフィールドワークが終了。さてとあとは…。

駅に着いたところでK野さんと合流(笑)。近くのお店に行って飲みはじめたんだけど、なんとなくK原さんとも飲みたくなってメールしたら、なんと年休とって飲みに来はりました。クズや。てか、クズの3人そろい踏みです。
あとは、グダグダと4時くらいまで呑んで、ラーメン食べて、バスに乗るのみです。
京都駅まで行った時に、なぜかKよぽんがたまたま京都にいることが判明。では飲みましょうということで、A部さんも交えて3人で呑み。
マジでアカンやつや。

コメントは15分

今日の集まりは午後スタートです。なので、午前は部屋でのんびり過ごしました。少しペーパーをいじってみたり、コメントを考えてみたり。
11時から打ち合わせ。分科会担当者もレポーターも知り合いなので、あまり緊張感はありません。和気あいあいと打ち合わせをすませるわけですが、担当者から「分科会では和気あいあいとしすぎたらアカンで」と釘をさされるなど(笑)。
お昼ごはんを食べたら、いよいよ集会のはじまりです。

まずは全体会。徳島県教組から裁判闘争の報告。報告を聞きながら、自分は何にもできなかったなぁと、ひたすらすまない気持ちでいっぱいになりました。あとの夕食交流会の時に冨田さんに謝りに行こう。
その後四国朝鮮初級中級学校の子どもたちの発表です。みんなうまいわ。というか、小さな学校で、生徒数も少ないんですね。そんな中でみんなが互いのことを大切にしながら学校生活を過ごしていることがよくわかります。中学生の声変わりをした子が小学生と合唱をしていて、しかも小学生をカバーする感じで歌ってる姿に、「ほんとにいい学校なんだなぁ」と思いました。なんか、京都の朝鮮中級高級学校を見に行った時のことを思い出しました。それにしても、中学生のアピールを聞いて、中学生にこんなことを言わせるこの社会ってなんなんだろうと、あらためて感じました。
で、いよいよ分科会。わたしはもちろん「両性の自立と平等を求める分科会」です。
共同研究者の仕事って、いままで「たいへんだなー」「すごいなー」って思いながら見てただけなので、いざ自分がその立場になると、緊張しちゃいます。とにかく、レポートをていねいに聞くこと。そして、論議の内容をていねいに聞くこと。そこに、フォローを入れたり「足りないな」と思ったことを補足すること。そして、全体の論議が拡散するのではなく締まる方向に持っていくこと。そんなことを考えながら、みなさんの論議を聞いていました。
でもまぁ、言いたいこともあるわけです(笑)。なので、最後は好きに話させてもらいました。

で、懇親会。
共同研究者の席は前の方だったりするわけで、まいったなと。いろんな人とあいさつしたり話し合ったり。そうそう、冨田さんのところに「路上で声をあげてます。でも、まったく支援できなくて、ほんとにすみませんでした」って謝りに行ったら、冨田さん、わたしのことをご存知でした。なんでだろ…^^;;。
そうこうするうちに二次会です。お友だちを3人ほど誘って、二次会でもりあがり、さらに久々に「カフェいつき」を開店してみたり。そしたら、冨田さん、カフェに来られました。なんか、お友だちたちは、「まさか冨田さんと話ができるとは思ってなかった」って喜んでました。
表で話をする時と、少人数でゆっくり話をする時とではテンションが違います。「闘う冨田さん」ではなく「ひとりの冨田さん」との出会いはとても貴重なひとときでした。
が、さすがに飲み過ぎです。床で寝転がっているうちに半分寝てたのかな。みなさん
「ちゃんとベッドで寝るんだよ」
って優しく声をかけてくださって、「カフェいつき」も閉店です。

前泊

昨日に引き続き、今日も心がささくれだってます。で、午後にはとんがりました。
そんな心を持って、それでも休みをとって、バスに乗って、着いたのは徳島です。明日〜明後日、人権教育実践交流会なるものがあって、なぜか「共同研究者」なるものをすることになってしまっています。ちなみに、他の共同研究者の方々は、大学のセンセとか、全国レベルの研究会の役職の方とか。一高校教員はわたしだけです(笑)。
てことで、前日夕食会の場所へ。
ここで、ささくれてとんがった心を少し鎮めます。なんか、やはりこういう場所があるって大切なんだなって、あらためて思います。でも、それは職場にはない。それもまたそんなもんなんでしょうね。
で、9時に解散。その後誰かと飲もうかと思ったけど、部屋に帰ってひと息ついたらそんな気もなくなって、しかも20日の準備関係の連絡がひっきりなしに入ってきて、気がつくと10時です。じゃ、チューハイでも買ってきて、さっくりやって、さっさと寝ましょう。

教え子と教え子の教え子

今日は、わたしが現任校に赴任した最初の年に1年生で入学してきた子が現在務めている大学でお座敷です。ちなみに、その人のコースに3年前に教えた子がいたりして、どうやらその子のために&ご自分のためにわたしに声をかけてくださったらしいです。
光栄でございます(^^)。
てことで、朝はしばしのんびりして、昼前にスタートです。
大学に着いたら、とりあえず学食へ。うーむ、女子大やなぁ(笑)。「トマトラーメン」にしようかとかなり悩んだけど、「塩ダレ」という文字に誘われて「カフェごはん」に決定。これが失敗のもとでした。量が多い(笑)。てか、なぜに唐揚げがトッピング?

で、会場へ。
今日はセカンドパターンなので、プロジェクタを使います。どうも1ヶ月くらい前からうまくつながらないことが多いのですが、今日もつながりません。どうしたんだろ。修理に出すのはイヤだなぁ(;_;)。それでも、HDMIで接続したらきれいに映りました。よかった…。
さぁ、2時間の話を1時間半に圧縮です。ところどころネタは飛ばしたけど、それでもシャワーのように言葉があふれます。しかも、たぶん聞いたことのない言葉です。そこにもってきて、ところどころにネタが転がっていて、「笑え」と(笑)。まぁ、聞いてる学生さんはたいへんですわな。
それでも大学の時間は1時間半厳守なので、そこのところはちょうどの時間に終わりました。
あんなんでよかったんだろうか…。

その後、最近の教え子さんとしばし時間をつぶしながら話。
そして、なぜか3人で「おさんぽ」です。今日はふだんとは逆コースなので、むずかしい。
「えっとね。いま、それぞれの場所をつなぐ一筆書きみたいなのを考えていて、さらにそれの絵描き歌も考えてるんです」
もちろん「絵描き歌」は説明のことです。たぶんそういう感じで「おさんぽ」を考えているんでしょうね。
今回はこないだのホンマモンのフィールドワークで聞いた話があるので、それもおりまぜながらのコースになります。必然的に長くなる(笑)。
歩きはじめたのが4時。暗くなってくるわ、雨がパラついてくるわで、少し疲れてきたので、最後の1時間はカットしちゃいました。
最近の教え子さんは、4年前に「部落がわからへん」って言ってくれた子です。あの時は30分くらいでサックリと話をしたのですが、その背景には今回のおさんぽとか、その前のお座敷なんかがあるんです。
「実はね、そんなのがワンサカあるんだよ。わかった?」
って言ったら
「わかった(笑)」
って言ってくれました。それだけならフツーなわけですが、さらに
「先生、好きなんやね。趣味の世界みたい」
って言われたので
「そのとーり」
と笑いました。

で、3人で「チヂミの王様」へ。
やっぱりここのチヂミはおいしいわ。うまいぅいと3人でチヂミをパクつくと、肉を食べる胃袋の隙間なんてなくなります。でも、ワインの入る場所はあるのでワインボトルを頼んだんですが、他のふたりはあまりお酒は飲まないみたいです。
「余ったら持って帰るわ」
って言ってたのですが、なんか、8分目まで飲んじゃったので、ついでだわと全部飲みきってしまったのは、今日2回目の失敗のもとです。なんか、えらい勢いでしゃべって、さらにフラフラになって帰ったのですが、最近の教え子さん、帰れたんだろか。
ほんまにゴメン。って、ここ読んでないだろうけど(笑)。

セクシュアルマイノリティとしての教職員新旧対談

朝、昨日の夜にひとつ思いついた資料をつくって、それを組合の事務所に行って印刷して…。資料の中身は、stn21の設立集会のレポートと設立趣意書です。
あらためてあの文章を読んで、あの時の「熱と光」を思い出しました。たぶんわたしは「熾火」みたいになっているんだけど、あの時の気持ちは若手の人たちに伝えていきたいな。今日がそんな機会になればうれしいな…。

ということで、会場に集合して、事務作業をしたり、今日の仕込みをしたり。
わたしは最後の全体会のコーディネーター的な役回りを任されたけど、なーんにも考えてないので、まぁええかと。
とりあえず天一に昼ごはんを食べに行って、帰ってきたら、いよいよセミナーのはじまりです。

今回のセミナーは、若手のセクシュアルマイノリティ教職員の人たちがつくったものです。わたしはサポーターでしかないです。だから、当日の主たる業務内容は受付だったりするのです。中身聞きたいなーと思うのですが、そこはガマンです。
で、最後の全体会。
stn発足当時のメンバーが3人揃い踏み(笑)。
最初に若手からの質問からはじめたのですが、やはりカミングアウトの話なんですね。今も昔も変わらないんですよね。前に並んでいるベテランと若手の違いは、カミングアウトからの年数でしかないんですね。でも、その年数って実はとても大切です。
そんなことをくみちゃんの話を聞きながら考えました。
カミングアウト当初は自分の中に盛り上がりがあるんだけど、やがて疲れてくる。そりゃそうです。その時にまわりのテンションも下がってきて、やがて埋もれていく。そして、カミングアウトした過去だけが残る。
その経験をしているかしていないか。
これは決してしんどくさせるためにする話でもなく、カミングアウトをやめろというための話でもなく、この経験を伝えることを通して、カミングアウトとは何かとか、どんなカミングアウトが必要なのかとか、そんなことを考えてほしいということなんですよね。
そして、これを「伝える」というんだろうなと思うのです。
今回のセミナーを企画してくれた若手の人たちって、あらためてすごいなって思いました。
たぶん、昔話なんてめんどくさいんです。たぶん自分たちだけでもできる。でも、あえてそういう方向ではなく、経験から学んでみようと思われた。
いや、もしかしたら、「学びたい」というニーズはみんな持っているのかもしれない。ただ、その機会がない。わたしたちがつくれていないだけなのかもしれないです。
と考えると、stnがなくならずにとにかく延命してきたことに意味があるのかもしれません。

stnって、たぶんその存在がなければ「今」がないと言えるほどの影響力があると思います。だから、stnを続けるということは、そういう時代への責任であるとも思うのです。そして、今日、確実にバトンを渡せた気もしました。
じゃ、渡したわたしたちはとまっていいのかというと、それは違うかなと。まだしばらくは一緒に走り続けないといけないです。リレーとはそういうものです。

てことで、懇親会。
みんな楽しそうに話してます。たぶん、「セクシュアルマイノリティとしての教職員」として話をする機会なんてなかったんじゃないかな。まさにstnがはじまった時の光景が、ここにある感じがしました。
さてと、でも、そろそろ帰らないと、明日があるんだけど、なぜに二次会(笑)?