新たな気づきのおさんぽ→玖伊屋

朝起きて、とりあえずランニングです。1km7分です。まぁええとこかな。3km走れば20分ちょいってところです。
そして、猫の額で朝ごはんを食べて、読書。気持ちいい。
昼前にスタートです。
今日は前々から「やりましょう」と言ってた車いすユーザーのおふたりとのおさんぽです。
とりま、11時半に集合。最初に昼食を食べようと思ってる「糸ちゃん」のグーグルストリートの写真を見せて「ここ、入れますか?」とおふたりに確認。
「行けるでしょう」
とのこと。よかった。次にトイレの確認。「生きセン」と「多文化交流センター」と「マダンセンター」かな。でも、マダンセンターは狭すぎるとか。なるほど。
そんな準備のあと、出発です。日差しが強い。
「こんな日に設定したの、誰や」
とか言いながら、できるだけ日影で説明を試みることにしました。
今回は集合場所が七条なので、ふだんとは逆コースです。てことは「ストーリー」の組み立ても変わります。まずは簡単に部落史を紹介して、そこから「貧困≠差別」みたいな話をして、その証拠となる建物を案内するところからスタートです。でも「排除されてた」って証拠もあるわけで、それも案内。
ここで問題発生です。案内板が読めない。車いすユーザーには奥過ぎて高過ぎる。なるほどな。
で、ここからいよいよ「差別との闘い」の話です。まずは柳原銀行です。が、ここでまたまた問題発生です。あまりにもバリアフルです。それでも1階には長ーいスロープで入れるらしいですけど、2階は絶望的です。うーん。
お次は「石碑」です。が、またまた問題発生です。説明文は石碑の裏側に彫ってあります。ここにアクセスできない。
こちゅかるさんに写真を撮ってもらってあとでシェアする方法をとりましたが、やはり直接見ること、つまりアクセスできることが大切なんだよな。
そんなことを考えながら、「糸ちゃん」へ。半分は食べたいのと、半分は宴会ができるかどうかの偵察と。うーん、完全な定食屋ですね。
でも、「赤」と「白」はあります。

「こごり」もあります。うまいわ。

「鍋焼きうどん全部入れ」はダシが絶品です!

ここでゆっくりとランチタイム。
なんでもY田さんが足を虫に噛まれたとか。かゆいかゆいと言ってはります。介助者さんがポリポリしてはります。が、なんでも施設だと怒られるんだとか。
「こんなつまらないことで呼ぶな」
って言われるとか。いや、つまらなくないし。
「痒くてかけないのはしんどいよねー」
って話になったので、思わずこの時のあとに経験した「幻肢痛」の話をしたり。
「それはたいへんでしたね」
って言われたので
「まぁでも、こんなことやった、こんな時にしか経験できないから、幻肢痛を楽しむしかないですよー」
って笑っておきました。
で、午後は九条の案内です。こちらは通常の流れでまわります。なので、パッチギ!橋とか40番地跡とか。
と、途中でOか山さんが笑っておられます。曰く
「コースが読めない」
路面がうねりすぎていて、車いすのショックが強すぎるらしいです。なるほど、点字ブロックのことは知ってたけど、「道にお金をかけずに放置する」ことそのものが、車いすユーザーから街を自由に動く権利を奪うんですね。
そして、午後の最後が「ひかり公園」なんですが、ここが自転車止めがあるんですよね。
と、Y田さん
「入れる気がする」
と言って、教習所のS字みたいな感じで中に入ってしまわれました。すごい!なので、無事説明ができました。

おさんぽのあとは崇仁新町の「やきやき」でビールです。いや、ビールが水分じゃないってことはよくわかりました。ビールを飲めば飲むほど喉が渇きます。しかたないので、裏メニュー&氷水でその場をしのぎました。そんなことをしてると、姫路からG藤さんが来られて、一緒に玖伊屋へ。

今回の玖伊屋のメインイベントは障子の張り替えです。先にIちくんが古い障子を剥がしてくれてたので、そこに貼るわけですが、ここでG藤さんが腕をふるわれました。まさか美術の教員とは知りませんでした。
さぁ、あとは飲もうか。わたしがやったのは、鳥のもも肉を焼くのと、胸肉の酒蒸しをつくるのとだけでした。
でも、いいんです。今回は同僚が子ども連れで来てくれたので、とてもうれしいです。
そんなこんなで夜が更けていくのですが、たぶん11時前にダウンしたな。記憶がない(笑)。

呑むとあらわれる

「あらわれる」って書くと「現れる」のか「表れる」のか「洗われる」のかよくわからないんだなと、あらためて思ったり。
てのはおいといて…。
午前はとにかく雑務をガシガシこなして、やらなきゃならんことはほぼ終了です。
午後は第2のふるさとに出張です。内容は、某人権教育研究会の総会です。考えてみると、人権教育研究会の総会って春に3つ、冬に3つ、合計6つ出てるんですね。よーわからん。
ちなみに記念講演は、某人権教育研究会の元会長です。かつては「元会長?ケッ」とか思ってましたが、いつの頃からか、そう思わなくなりました。たぶん、そういう人が会長になるようになったんでしょうね。京都の事情を考えると、まぁそういうことなんです。
で、話を聞くと、わたしらみたいな人にとっては「いまさら」な話なんですが、若い人には必要な話だなと思いました。
まぁ簡単に言えば、京都の南部における同和教育の歴史を、中学校教員の観点から振り返るみたいな話です。これ、そこにいた人にしかできないです。たぶん、クッチャンクチャンに荒れてた学校で、日々生徒指導に追われながら、それでも前を向いて実践をし続けた人にしかできないし、わからない。でも、それを若い人に伝えなきゃならんのです。
もちろん、いま、クッチャンクチャンに荒れてる学校なんて京都にはないです。じゃあ参考にならんかというと、そうじゃない。大切なのは「生徒観」であり「社会観」なんですよね。それは伝えなきゃなりません。

そんなことを考えながら、夜は数学の飲み会です。
なんか、この間ガラスを割った話とか、この間朝からキレてガラスを割りたくなった話とかしてたんですけどね。新転任の人に
「ガラス、割りたくなりませんか?」
って聞いたら
「たまに腹が立つ生徒が」
とか言われたんで
「へ?」
ってなりました。ないわ。子どもに腹が立つこと、ほとんどないわ。困ることはもちろんあるし、たまに腹が立つことはもちろんあるんだけど、ガラス割りたくなるほど腹が立つことはないわ。
もちろん骨折したことはあるけど、もう10年も前の話です。なので
「生徒には腹が立ちませんわ。腹が立つのは教員やね」
って話したんですけど、考えたみたら、この発言は同僚に対してはヤバイ発言ですね(笑)。
と、いつも一緒に駅から歩いてた仲よしの同僚が横にやってきて、スミノフ呑んでるわたしに
「飲んでないじゃないですか」
と、日本酒をドボドボドボと注いでくださったり。
なつかしいなぁ。もうないだろうなぁ。
でも、呑むと人間が出てくるなぁ。
いまにはじまったことじゃないけどね(笑)。

今年度初

朝、目が覚めてコーヒーを淹れて、猫の額でしばしくつろいでみました。
少し不思議な気持ちになりました。ここにビーチベッドを設置したのは5月1日ですね。もちろん「おべんきょ」のためです。なので、ビーチベッドに寝転んだら本を読むかパソコンパチパチやるかでした。なのに、今日はどちらもないです。いや、ほんとはやらなきゃならんのですが、でも、2日前ほどの切迫感がない。なんだか、ぽっかりと心に穴があいた感じです。
でも、そういう時間を味わうのも悪くないです。どうせまた濃密な時間がすぐにやってきます。

で、昼前に家を出て、向かったのは滋賀県です。今日は「部落解放・人権政策確立要求びわこ南部地域実行委員会」の定期総会で、今年度初のお座敷です。
年度初のお座敷は、いつも少し緊張します。理由は単純で、「忘れてるかもしれない」ってことです。これ、セリフを飛ばすかもしれないってのもありますが、もうひとつ怖いのは時間配分なんですよね。ちゃんと1時間半の枠におさまるかどうかが心配です。こればかりは復習してもダメで、やってみないとわかりません。
とりあえず、迎えに来ていただくことになってる駅まで行って、Tみ田さん・Y本さん・N山さんと合流。会場に向かいます。会場では機器設定をして、まずはおべんとです。量が多い^^;。おなかいっぱいです。
その後、復習がてら、スライドの調整をしたり。
で、いよいよお座敷開始です。
滋賀県って、実は話をしやすいんですよね。なんというか、反応がいいんです。ネタには反応してくださるし、ネタに反応してくださいます(笑)。
今日もひと声出した瞬間、そこから反応がありました。ところどころにはさんだ小ネタもそれなりにウケて、ますます調子に乗って話します。しかし、わたしのネタは年齢層としては薄いんですよね。わたしと同年代にはウケるけど、そうでない人にはなんのことかわからんネタとか、関西の人にはウケるけど、そうでない人にはなんのことかわからんネタとか、そんなんが多いんですよね。まぁでも、それはそれでええかと思ってます。「なんのこと?」って思ってる人の隣の人が笑ってくださっていたら、それはそれでおもしろいじゃんと。
なので、今日もそんな感じでしょーもない話で1時間半走りきりました。
でも、わたしよりもっと走られたのは、手話通訳の人と要約筆記の人でしょうね。たぶん今日はぐったり疲れられただろうなぁ^^;。

お座敷のあとは打ち上げです。気がつくとわたしのテーブルはムラの人ばかりだったのかな。運動やってる人のプライドというか矜持というか、そんなのを垣間見させていただいたひと時でした。
が、みなさん、よう呑まはるわ。わたしも調子に乗って焼酎呑んだけど、明日大丈夫か?

実践ベースの呑み会

今日は朝から病院です。まぁなにがなんということなくて、デュピュイトラン拘縮の予後を見せるためなんですけどね。
相変わらずみなさん、朝が早いです。予約をとってるはずなのに、メッチャたくさん並んではります。まぁそれを知ってるわたしも朝が早いんですけどね。
で、予後はまぁまぁ。でも、ほんとはあと1回ザイヤフレックスを打ったほうがいいらしいです。1年以内なら再診とのこと。どうしようかなぁ。
で、昼前にガッコについて、あとは淡々と授業です。それにしても、クラスの半分くらいが寝るんだな。まぁ、小声で授業をするし、子守唄みたいな授業ですからねぇ。ただ、ブリントを配った時の反応がなぁ。片方のクラスは賑やかにブリントやるけど、もう片方は無反応。こわいな。
で、放課後は体育館の放送施設のチェック。ミキサーが壊れてるので、放送部にころがってる古いミキサーを代替品でかませてるんですけど、なんかワイヤレスマイクの出力が小さいらしいです。おかしいな…。
いろいろ見てたら、チューナーの出力の切り替えスイッチが悪さをしてることが判明。やれやれ。

で、夜は年に1本共同でおべんきょ成果を出してるセンセとか仲間と呑みです。
いちおう今年度のネタを考えるのが目的です。前回いろいろ話しあったけど、センセがうまくまとめてくださったおかげで、なんとなく書けそうな気がしてきました。
それにしても、話をしながらあらためてわかったのは、小中と高は別世界だということです。今どきの高校なんて、昔の中学校だと思ってたけど、やっぱり高校は高校なんだなと。フリーダムさがまったく違います。それでも窮屈なんですけどね(笑)。
で、タイトルの「実践ベース」ってなんやねんということですが、これの対語は「分析ベース」です。
今日はほとんど半日T田さんとメールのやりとりをしていました。そこで出てきた言葉です。
どうも分析ベースの人間と実践ベースの人間は折り合いが悪いというか、話が通じないというか。これ、なんとなくわかります。
「教育現場って、いろんな不確定な要素があって、人間相手でドロドロしてて、そんなのが学者にわかるはずがない。ケッ」なんていう現場至上主義が実践ベースの最悪のパターンかな。
まぁでも、折り合いは悪そうです。たぶん、分析ベースの人って、世界の見方が分析的なんでしょうね。それも、かなり細かく分析してしまう。
「そんなに細かったら全体はわからん!」
って言われても、わかっちゃうんですよね。そういう感じなのかな。
あるいは車の運転か。
「クランク入る時は、コーナーが背中を過ぎたらハンドルを切る」
とか習ったけど、ほんとは上から俯瞰して、前輪の位置と後輪の位置がどんな感じになっててタイヤがどれくらい切れるからこうこうってやったほうが、たぶんわたしにはわかりやすい。まぁ、感覚よりも理解で車の運転してる感じです。
「そんなんやったらとっさの時に間に合わん」
って言われそうだけど、理解してるから正確な動作ができて間に合うと思ってるんですよね。
で、今日の呑み会は、現場感覚豊かな人たちなので「実践ベース」だったというわけです。まぁでも、それはそれで楽しい。あまりにも楽しくて、帰ったのは終電でしたとさ。
明日、どうすんねん。

回復擁護運動や公衆衛生から考える新しい薬物乱用防止教育

今日は、某人権教育研究会の総会です。事務局員なので、早めに会場に行って、机移動です。事務局って偉そうにふんぞり返ってるように見えるかもしれませんが、実態は肉体労働をやってます。要はパシリです。
午前は、まぁ総会です。大切なんですけど、こっちは会長とか副会長とか事務局長とか会計の出番です。わたしは特に役目もなく。
ただあれやな。まぁ人権教育「研究」会やからかもしれないけど、オチがなんとなく「心がけ」になりそうなのがモヤっとするな。でも、それでも、攻めてはいるんですよね。なんとなく「口だけ人権大切」な動きに必死で抗ってはいるんですよね。まぁ、そんかことを感じる午前。
午後は記念講演です。こちらがわたしの出番です。いや、もちろん講師じゃないです。来てもらう講師を考えるのがわたしの役割です。
今回は木津川ダルク加藤武士さんです。
加藤さんとのつきあいはどれくらいになるかなぁ。はじめてリビングライブラリをやったのが5年前ですね。でも、その時は、わたしは加藤さんのことをあまり知りませんでした。ただ、「書庫」の自己紹介の時にひっくり返りかかりましたけどね。でも、とにかく「ダルクの人に来てほしい」だけでした。その後、子どもに話しておられる内容を知ったり、それゆえに東九条マダンでお会いしたり、facebookでつながったりする中で「すごい人だな」と思いはじめました。一方、「薬物乱用防止教育をやれ」という声があちこちからかかってきて、まぁうちのガッコでもやるわけですが、なんだかなと。簡単に言えば
「薬やった人間は落伍者」「依存の人間は落伍者」
という扱いなわけです。そうすると、わたしの友だちが何人か否定されちゃう。
たぶん依存の話で大切なのは、「なぜ依存になるか」って話で、そこに人権の問題が絡んでくる。
そんなことを考えて加藤さんに来ていただいたんですが、おもしろかった!
もちろんある程度わかってはいたけど、そういう漠然とした感じじゃなくて確信を持たせていただいたことがいくつか。
まずは「依存」のとらえ方のリフレーミングは、障害の医療モデルから社会モデルへのパラダイムシフトと同じであるということ。なので、依存の問題を合理的配慮と結びつけて考えられるということ。そして、ダルクがやってることは当事者研究であるということ。てことはパラムの会ともつながるということ。
そして、ダルクがやってることの対局にあるのが「学校」だということ。間違いを許さず、間違えたら怒る。つながりではなく競争。もしかしたら学校が依存をつくるんじゃないかって思いました。
最後の質疑応答で、さらに加藤さん個人の話をしていただいて、たぶん聞いてた人は、いろんなことがつながったんじゃないかな。
うん、今回来てもらってよかった。てか、明日はうちのガッコに来ていただくんだわ。10月の終わりのリビングライブラリにも来てもらえるし、うちの子らは幸せだぞ(笑)!

で、帰りについ角打ちに寄ってしまいました。
もちろん、理由は玖伊屋明けの話をしに行くためなんですが、そんなことやってるヒマはあるのかと。でも、日程を考えると、今日しかないなと。

なごみます。今日も全力でとばしてるおっちゃんがいます。そのおっちゃんに文句を言うための愛犬「小鉄」とははじめての対面です。

つい頼んでしまった「スジ大根」。

うまいわ…。
幸せな午後に続いて幸せな夕方を過ごして、さあ帰っておべんきょだ!
と思ったけど、できるわけないよな(笑)。

コンパ

朝、目が覚めたのは6時過ぎ。朦朧としてて二度寝。再び目が覚めたのは8時過ぎです。
とにかくコーヒーを淹れてパンを食べて、再びおべんきょ成果と向き合います。今日のテーマは「接続詞の刈り込み」です。
わたしの文章のクセとして、どうも「接続詞を多用する」というのがあるみたいです。特に、前に書いてあることを批判的に乗り越えようとするときに、つい接続詞をつけてしまいます。なぜなんだろうと思ったのですが、たぶん話し言葉で考えて、それをそのまま書いているからかなという気がします。なので、一定のリズムがありますが、くどい。というか「それいらんやろ」というところすらあります。
てことで、バサバサ接続詞を刈りとっていきました。おかげさまでスッキリ。

で、午前の最後から午後は某在日外国人教育関係の会議です。今回は、わたしが連絡するのを忘れてた人のために、きっちりとメモをとらなきゃならず、かなり集中してたのですが、それでも会議中にあちこちと連絡をとったりして、なにをやってるんだか状態です。
それにしても、「4時前に出なくちゃならんです」と事務局長に言ったら、ちゃんと4時前に終わってもらって感謝です。まぁでも、「オレ、その人、知ってるねん」みたいなところからよもやまな話をしたくなる人がいて、瞬間どうしようかと思いましたけどね(笑)。

で、電車に飛び乗って向かうは「おべんきょ場所」です。おかげさまで、少し早めに着いたので、センセの部屋へ。すると、なにやらメールでテンパッておられました。いや、土曜日だというのにたいへんだわ。
で、飲み屋に向かう道々、「おべんきょ成果」の話。
い「接続詞が多いことに気づきましてね」
せ「あー、前から思ってました」
い「で、今日刈り込んだら100字くらい浮きました」
せ「えー、そんなにあったの?」
い「だって「○○○○○○、」で7文字でしょ」
せ「ほんとだ」
い「それが10ヶ所あったら70文字」
せ「そんなにあったの?」
みたいな会話。で、
せ「推敲は大事ですね。いつもギリギリに出すから」
いや、そんなことは…。あるな(笑)。
その後、おべんきょ仲間のコンパ。
「コンパ」とかいう言葉、いったいいつ以来聞いてないだろうと思うのですが、今も現役の言葉で、そこに自分がいるというのが、なんだか不思議ですが、これも「おべんきょ」つながりってもんです。
これが楽しい!今回は先輩も4人来られて、そんな人たちとかと、おべんきょにまつわる話で盛りあがるのは楽しい!あまりにも楽しくて、どうも飲み過ぎたみたいです。
帰り道、道を間違えかけたから、ヤバイヤバイ。

呑んだ

今日は前のおべんきょ場所でお世話になった岡部せんせいと呑みです。もうひとかた、かつてわたしにインタビューをされてマスターをとったSさんもいっしょです。
岡部さんのゼミはとても刺激的でした。例えば貝原益軒を読んだり、その前は読書会があったり。ああ、そう言えばM論の心構えも教えてくださいました。
てことで、12時に天六の地蔵蔵大阪なるお店へ。岡部せんせいは日本酒が大好きなので、おいしい日本酒を置いてる店じゃないとダメです。ちなみに、わたしはスー◯ードライしかない店はダメです。そういう条件で岡部せんせいが選んでくださいました。
あたりが明るい時間帯に呑むお酒はおいしい!おいしいお酒を呑みながら、いつしかSさんの悩み相談へ。たいへんやなぁ。そうこうするうちに、なぜかKよぽん登場。
結局呑み終わったのは閉店時間でした。てことは、12時間呑んだのか。

心の強さ

今日は健康診断の日です。なので、授業はなし。ひたすら聴力検査をしたり、眼科検診の補助をしたり。はたしてこれが教員の仕事かとは思いますが、どうやら教員の仕事らしいです。でもま、ライトワークです。健康診断のあとは文化祭の打ち合わせ。それが終わるとすでに4時半です。なにもできない1日です。
で、いつも通り定時の5時に職場を出て、京都駅でA久○さんと合流。久しぶりのサシ飲みです。お店に向かう途中、京都府人教の前会長と伏見工業高校定時制元生徒指導部長のペアと出会ってビビるなど(笑)。なんでこんなところで…。
で、阿○Zさんと「10年前だよー」とか言いながら、積もる話をしてみたり。

そんな1日だったのですが、そんな1日を送れるのも「心の強さ」を持ってるからなのかな。
いや、ある若手教員が「5時に帰れる「心の強さ」がほしい」って言ってて、「わたし持ってまーす」って言ったら「いいですねぇ」って言われたんですよね。
ちなみにその若手教員はうちのセクションの部長です。ほんとによく仕事をするし、できる人です。だから仕事をしちゃう。そして、うちのセクションは仕事が終わらない。てか、他動的なのかな。まぁかつてわたしも「24時間365日アイドリング状態」な仕事のしかたをしてたから、わからんわけでもないです。
でも、そういう仕事のしかたを、たぶんこの日を境に変えました。5時に職場を出て、電車に乗って、おべんきょ場所に行く。それでも仕事はまわる。それでまわる仕事のしかたにする。そうしたら、仕事以外の世界が広がりました。そしてそれはわたしが豊かになることだったし、それは子どもたちにフィードバックされてます。
その若手教員、人間的にも仕事的にもすごい人だから、なんとかならないかなぁ。なんとかしなきゃなぁ。

なんの取材だったか(笑)

今日はなんとなくしんどいというかだるいというか。わたしもだけど、子どもたちもだろうな。なので
えらい欠席が多かったり。まぁええっちゃええんやけど、困るっちゃぁ困るんですよね。
なので、少しイラッときたり。

で、夜はN○Kの人の取材です。なんでも「カメラはまわしません」とのことなので、おべんきょのつきあいかな。
とりまイノダコーヒーで待ち合わせですが、JRは安定の遅延です。少し遅れて、コーヒー飲みながらの取材です。まずは
「どうやって、わたしにアクセスされたんですか?」
と質問すると、京都産業大学の渡邉泰彦さんからの紹介だとか。し、知らない^^;。なんだか、最近動きが早すぎて、まったくついていけてません。でも、あちらがご存知とは^^;。
で、話の内容は、法的な問題から社会的な人間関係の問題、さらには子どもたちの問題と、メッチャ幅広いです。もちろん昨今のTERFのこととか、手術要件を是とする論なんかも、社会的な側面から話をしてみたり。まぁ元ネタは鶴田さんのこれですがね。
そんなこんなで、2時間ほど話をして、ようやく一段落。記者さんがなぜ性の多様性に興味を持たれたかというあたりの話を聴きはじめたところで
「あとはビールを飲みながらにしましょうか?」
と提案したら
「行きましょうか」
と(笑)。でも長居はしたくないから、ここは立ち飲みでいきましょう。
と思ったけど、結局閉店まで粘って、あれやこれやと話。
でもま、おもしろかったな。なんでも、アート系から入られたみたいで、「ダムタイプ」の影響がすごかったらしいけど、それはそれとして「変態ワールド」に来てもらえたら、またおもしろいかも。

議論をしてきたからだよ

今日は出張のない出張日です。なので、いろんなことやる時間があります。とりま、1時間目が教科会議で、ゴールデンウィークの共通課題を出すことになったので「つくるよ」と。できるときに仕事をやるのが吉というものです(笑)。
その後、あちこちにメール。なにせ、やりわすれのことが多々あります。
午後は新入生の住民票記載事項証明書のチェック。わたしの妖怪アンテナに引っかかる子どもがチラホラ。とある担任から「うちはどうでした?」って言われたので「キミのところはひっかからんかったなぁ」みたいな会話。いろいろおかしいです。でも、わたしの妖怪アンテナは「その子をとりわけ大切にする」ためにあるから、まぁいいでしょう。

夜は恒例の会議。ほんとにつつがなく粛々と進んでいきます。
会議のあとは恒例の飲み会。いつもT田さんとわたしが先発隊で飲むんですが、今日、T田さんがひとこと
「なんか、あんなふうにすっと流れてええんやろか」

と、至極まっとうなことを言われます。確かにそのとおりなんですよね。でも、違うんですよね。
わたし、この会議のメンバーになってどれくらいだっけ。最初に会ったのは2011年の守山まで乗り越した日かな。それから1年後、2012年の佐藤かよさんのトークの時はまだメンバーじゃなかったのかな。でも、なんか「中の人」的な扱いを受けてたし。でも、その翌月は会議に出てますね。
まぁ簡単に言うなら、7年くらいかかわってきたってことです。その7年間、ほんとにいろんな論議をしてきました。そして、O島さんのあとを継いでメンバーになったT田さんも、ほんとに暴言とも言える意見を言いながら論議をしてきました。そうやって論議をしてくることで、この場は「落ち着いて」きたんだと思います。もしも新たな論議をやろうとするなら、かつての自分を超えるくらいの暴言を吐かなきゃならんってことです。
そんなことを考えてたけど、気がつくと他愛もないいつもの楽しい飲み会になってました。と、10時過ぎだ。〆のカレーをいただいて、帰りましょう。